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2004年10月 第 1週( 04日〜10日迄)

 2004年10月04日(月)
天 候 雨時々曇り ポイント:トウシキ 水 温 25℃〜26℃
風 向 き 北東 9m 透 明 度 20m〜30m
気 温 (最高:最低) 19℃:16℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率    50% 流 れ 有り
満潮:干潮 (中潮) 08:18 13:28
 北東の風が吹き秋の浜は大荒れになってしまいました。北東の風に弱い大島は、こう強く風が吹くとその他のポイントも潜れなくなってしまいます。そんな訳で珍しい事にトウシキに行ってきました。しかも2ダイブもしてしまいました。エントリー口からロープをたどって段落ちまで行くと、息を呑むような美しい海が広がっていました。どこまでも見えそうな程の透明度で、海はやっぱり青いんだな〜と心底思い知らされました。ゲストの方も海外に来ちゃったみたい!!と喜んでくれていました。亀根と呼ばれる根に向かうと、その名の通りカメがいてくれました。なんと2匹!! カメ好きの私は大興奮。その根を越えるとなんともう1匹。1ダイブで3匹も見たのは久し振りです。細かい魚も非常に多く、ニシキキュウセンやシロタスキベラ、ノドグロベラ、キツネベラ等の定番のベラ達にヒメスズメダイやロクセンスズメダイ等のスズメダイ類、驚いたのはシコクスズメダイの数の多さです。今日、ソラスズメダイの次に多く見たのはシコクでした。他のポイントでは非常に珍しいヒメゴンベもいたる所で見る事が出来ました。アケボノチョウチョウウオの成魚も2匹見られたそうです。タカベやイサキの群れも多く、実に気持ちの良い海でした。私は大島で始めて見たのですが、亀裂にヌリワケカワハギが入っていました。体の後半がオレンジ色で非常に綺麗な魚でした。2本目はじっくり小物探すつもりで入ったのですが、ついつい亀根まで行ってしまいました。2本連続は居ないだろうと思ったのですが、さすが亀根と呼ばれるだけあって、ばっちり居てくれました。おかげで1日で4匹もカメに会う事が出来ました。今日のお魚ハコフグです。大島にはごくごく普通に見られる魚です。♂の背中には綺麗な青のスポットが入ります。♀の体には青点は無いので雌雄の区別は容易につきます。幼魚なかなか愛らしく黄色い体に黒い点々を持ちます。その他に青白く見える点々も入ります。これがミナミハコフグとの差なのですが、ちょっとした事であまりハコフグには人気が出ません。この2種長い事混同されていた過去があります。確かに成魚は良く似ているかもしれません。トウシキの1匹餌付けされているハコフグが1匹います。ダイバーを見ると近くによって来るから非常に面白いです。今日も側にきてはペンなり指なりを突付いてきました。初めのうちは可愛がっていたのですが、あまりのしつこさにちょっと腹が立ち指でツンツン突付いてやりました。しかし、これでも逃げません。やはり皮膚から粘液毒を出せるからでしょうか?人間なんて全然怖くないんですね〜。
(担当 有馬)


 2004年10月05日(火)
天 候 暴風雨 ポイント:トウシキ 水 温 25℃〜26℃
風 向 き 北東 9m 透 明 度 20m〜25m
気 温 (最高:最低) 18℃:16℃ 波 高 3,0m
日中の降水確率 80% 流 れ 有り
満潮:干潮 (小潮) 09:12 13:46
 昨日にも増して、大荒れの天候になってしまいました。当然北部のポイントは全滅・・・という訳で今日も”トウシキ”に行ってきました。昨日に比べると多少透視度が落ち、雨まじりのお天気という事もあって、少し暗かったです。さて、このポイントは大島で唯一タイドプールが有る場所です。私達も外海を潜った後、少し遊んでみました。一番沖側の大きなタイドプールは、両サイドが外海と繋がっていて多少水の動きがあります。水深4mの壁にはビッシリと、イソギンチャクが付着し壮観でした。コンクリートで仕切られた場所では、イワサキスズメダイ・ミヤコキセン・メガネスズメダイ・イソスズメダイ・ハクセンスズメダイ・シマスズメダイ・ロクセンスズメダイ等が観察されました。
(担当 柳場)


 2004年10月06日(水)
天 候 晴れ ポイント:/秋の浜 水 温 25℃
風 向 き 南西4m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 22℃:17℃ 波 高 2m
日中の降水確率 0% 流 れ なし
満潮:干潮 (小潮) 10:37 13:52
 昨日とはうって変わって天気に恵まれ風もなく青空が広がりすごしやすい1日となりました!!秋の浜も少々うねりが残ってましたが水温も透明度も高くなかなかのコンディションでした。今日は正面にいってきました。ハゼ地帯ではヤシャハゼヒレナガネジリンボウなどが観察できます。水温が高く明るいのでホバーリングしてくれますしその間に共生エビのコトブキテッポウエビがせっせ働いている姿も観察できます。。ようやく緑のサンゴにはアカスジウミタケハゼのチビが確認できるようになりました。まだかなり小さいですけども・・・段落ちではミヤケテグリygがみられました。これもちょっと小さめです。ニセボロカサゴもうねりに負けず定位置にいましたが少し汚れてきたようです。脱皮はまだでしょうか?今日はオシャレハナダイもペアーで観察できたそうです!!伊勢エビ漁が始まりました。潜っているところにエビ網が落ちてくることもあるのでボートがはしっている音が聞こえたら注意してくださいね〜また台風が発生してしまいました。今後の進行方向が気になります・・・・連休にあたらないことを祈るばかりです。   (担当  荻島)


 2004年10月07日(木)
天 候 晴れ ポイント:/王の浜 水 温  25℃
風 向 き  東3m 透 明 度  15m
気 温 (最高:最低) 24℃: 19℃ 波 高 2 m
日中の降水確率 0 % 流 れ なし
満潮:干潮 (小潮) 15:37 04:43
 嵐の前の静けさでしょうか?何処の海でも潜れるような静かな海でした。久し振りに王の浜トリプルアーチに行ってきました。アーチの中に魚が群れているのを期待して行ったのですが、なんだかいまいち魚影が薄く感じました。回遊魚系はイサキやツムブリの群れが回って来てくれました。V字の根に戻って来る途中に大きな亀を見ました。今まで見た中では最も大きなサイズです。多分私と同じ位の大きさはあったでしょう。V字の右側の根の上でもを見ました。これはなかなか可愛いサイズでした。V字の根の中の方が魚は多く見られました。真ん中の根にちょっと変わったベラがいるという情報をもらい、早速見に行きました。そのには言われた通り今まで見た事の無いベラがいました。体は一様に黒く尾柄部だけ黄色いベラです。しかし、けしてクロフチススキベラじゃありません。文字で説明しても分かりませんよね。一応デジカメで撮ったピンボケ画像があります。使えるようならアップしておきますね。秋の浜情報も少しだけ、人気のニセボロカサゴは定位置に居たそうです。黒いイロイザリウオも相変わらず同じ岩に付いていたそうです。透明度は秋の浜の方は良かったようです。今日のお魚メガネゴンベです。過去に一度だけトウシキで出た事がありましたが、私は大島で見るのは初めての魚です。名前の通りメガネの様な丸い模様が目の周りにあります。過去にトウシキに出た時の話ですが、何故かその時はスタッフだけでトウシキに潜りに行きました。潜って上がって来ると、一緒に行った非常勤スタッフのKさんが「メガネゴンベって大島いるんだね〜」とにこやかに話しかけてきます。一瞬、場の雰囲気が止まったのを覚えています。なんせその時まで大島でメガネゴンベなんて話は誰一人聞いた事が無かったんですから、スタッフ一同ビックリです。しかし、デジカメにはちゃんと証拠写真が・・・。そんな思い出深い魚に今日初めて出会ってしまいました。写真を撮りたかったのですが、なかなかシャイですね。すぐに逃げてしまいます。私も早く証拠写真を撮らなくては!!(笑)
(担当  有馬)


 2004年10月08日(金)
天 候 ポイント:秋の浜 水 温 25℃
風 向 き 北北東7m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 19℃:16℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率 80% 流 れ 無し
満潮:干潮 (長潮) 15:08 06:29
 朝から雨が降り、夕方には風も加わって早くも大荒れの天候となってしまいました。さて海の方は・・・・朝から秋の浜には赤旗が上がっていました。取り合えず様子を見る為に潜ってみましたが、海の中は殆どサージも無くとても快適でした。特に変わった出物はありませんでしたが、左のハゼ地帯で10cm程のセミホウボウが観察され可愛かったです。午後には波も高くなりダイビングは自粛、スタッフは明日からの暴風雨に備えて器材片付けに専念しました。秋の連休を楽しみにしてたお客様も多いと思います。台風22号、本当にいや〜なタイミングで発生しましたね。ここ数週間、温かくて潮も綺麗で安定していたので、とても残念です。夜の船は条件付で出航するようですが、大島に着岸できるのでしょうか?とにかく関東地方には10年ぶりで上陸する台風だそうですが、大きな被害が出ない事を祈りたいものです。
(担当 柳場)


 2004年10月09日(土)
天 候 ポイント:クローズ 水 温  ℃〜 ℃
風 向 き  m 透 明 度  m〜 m
気 温 (最高:最低)  ℃: ℃ 波 高  m 
日中の降水確率  % 流 れ
満潮:干潮 (若潮) 15:20  07:43
 16:00現在、大島は暴雨風の真っ只中です。もの凄い風で事務所も揺れるほどです。外では折れた木の枝が降ってきます。外は本当にヤバイ・・・と言う感じです。いや〜〜〜初めての経験かも知れません。
17:00・・・台風22号は、瞬間風速51.5mと言う大島の観測史上最大の記録を残し、通り過ぎて行きました。今現在、風は止み北側の空にはポッカリと青空も見えています。しかし・・・先ほどまでの凄まじい風が嘘の様ですね。元町では、足場パイプを組んで屋根を付け営業していた”焼き鳥や”がぶっ飛んで道を塞いでいました。空港前団地に有った広い藤棚が完全に崩れ落ちていました。大きな木も何本かなぎ倒されていますが、思いの外被害は少なかったようです。16:00にほんの数行このログを更新しましたが、PCを閉じた瞬間に停電となりました。危機一髪でした。しかし、停電も40分ほどで回復しました。
さて、明日はどの程度影響が残るのでしょう?気になりますね。


 2004年10月10日(
天 候 曇り時々雨 ポイント:秋の浜 水 温 25℃〜26℃
風 向 き 北東3m 透 明 度 18m〜20m
気 温 (最高:最低) 22℃:18℃ 波 高 3,0m
日中の降水確率 40% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 15:36   08:35 
 昨日の台風、大荒れだったのは1時間半程度・・・しかし、魔の1時間半でした。今朝出勤して見回ったところ、グローバルでは換気扇の内側のカバーが落ちた・・・枯葉や小枝の散乱・・・程度で済みました。”ホッ”としています。さて、海の方ですが・・・AM 7:00現在、秋の浜を含め何処も潜れる状態です。(南部方面は判りませんが・・・)海を眺めた感じでは、何故???高速船(JF)が出ないのだろう?という感じです。 しかし、台風の及ぼす影響って本当に判りませんね。直撃でなくても何日も潜れない日が続いたり、今回の様に真っ只中を経験しても通り過ぎてしまえば殆ど影響が残らない場合も有る・・・朝の天気予報でも波高6メートルになっていましたが、今現在は、白波もない静かな海です。(AM 8:00)
さて本日のログです。
 秋の浜は朝のうち多少白濁りしていましたが、透視度はまずまず、温かくて気持ちの良い海でした。今日は正面をゆっくり周ってきました。2DIVEしたのですが、何と!2本ともニタリにヒット!どちらも中ニタリでしたが、午後に遭遇した時はゆっくりと中空を回っていたのでしっかり観察できました。かなり荒れたと思うのですが、砂地の共生ハゼも段落ちのニセボロカサゴも健在でした。しかし、流石に左ハシゴ近くで観察していたヒメテグリは、消えてしまった様です。上がり際の楽しみだったので、ちょっと寂しいですね〜。段を上がった所で面白い光景を目にしました。15cm程のギンガメアジの子供が、浅場でミヤケスズメダイに纏わり付いていました。どちらかと言うとスズメダイの方が小さいにも関わらず、スズメダイの動きに合わせて擦り寄っていきます。しかも、3固体・・・南の島から流れてきて、心細かったのでしょうか?何となく迷惑そうなスズメダイが可笑しかったです。”25の岩”の下にシンイボテガニが付いていました。お腹には真っ赤な卵を抱いていました。
(担当 柳場)