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2004年09月 第 5週( 27日〜10月3日迄)
| 2004年09月27日(月) | ||||
| 天 候 | 雨 | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 21〜26℃ |
| 風 向 き | 北東6m | 透 明 度 | 15〜30m | |
| 気 温 (最高:最低) | 20℃:18℃ | 波 高 | 2.5 m | |
| 日中の降水確率 | 60 % | 流 れ | ややあり | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 16:46 | 10:15 |
| 秋雨前線の影響で今日も北東の風が吹き、おまけに雨も降り肌寒い1日でした。午後にはけっこう大きなうねりがはいってきています。1本目はスクーターでキビレの根にいってきました!!やっぱりスクーターはとても楽チンです。あっというまにキビレの根についてしまいますのでキビレの根までだとちょっともの足りないくらいです・・・キビレの根にはキビレマツカサやカシワハナダイ♂や婚姻色をだしているスジハナダイ(かなり大きい)などが見られました。根の周辺を一回りしたあとニタリが登場してくれました!!帰り際にはウメイロ、テングダイファミリーなどが観察できました!!2本目は正面へ・・・ベラ地帯ではクジャクベラyg、ツキノワイトヒキベラyg、オグロベラyg等がみられます。ようやく個体数も増えてきましたしどれもかわいいサイズなので是非ご覧になってください。今日のお客さんはとてもついていたようで左に流している途中にまたニタリに遭遇しました!!そういえば水深15m付近で秋の浜ではあまり見かけないドチザメにも出会いました!!なぜか元気に泳ぎまわっていました。 (担当 荻島) |
| 2004年09月28日(火) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 24 ℃〜20 ℃ |
| 風 向 き | 北北東4m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 25 ℃: 20℃ | 波 高 | 2,5 m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | あり | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 17:08 | 10:51 |
| 昨日に引き続き北東の風が吹き少し波のある秋の浜になりました。久し振りにシロオビの岩に行ってきました。駆け下りを遥か下に見ながら右に流していくと目の前にはもの凄い数のイサキが群れていました。右も左もイサキです。流れが非常に強くトサカ林に入るとトサカがみんな倒れて横を向いていました。いつものイトヒキハナダイ・キシマハナダイ等を見ながら降りて行くと30cm程の可愛いホウキハタがいました。これ位でも十分可愛いサイズです。あるラインを境に水温が2〜3℃程落ちていました。面白い事に水温の低い所は流れがピタッと止まっていました。水温のせいか何故か魚が非常に少なく感じました。砂地にはヤシャハゼがホバリングしていました。クラカケベラygはいつも所でヒョロヒョロしていました。正面の砂地に今年初のクビアカハゼが出現したようです。その他オシャレハナダイ・ニセボロカサゴ等のレア魚達もまだ健在です。前回少し書いた謎のヘビギンポはまだ同じ場所にいます。画像を掲示板に入れておきます。皆さんのご意見をお待ちしております。今日のお魚はヒメオニハゼです。最近結構数を見るようになって来たオニハゼの仲間で。大島には名前が付く前から確認されていた種類です。一見オニハゼにそっくりなのですが、第1背鰭の1棘、2棘が伸長する事でオニハゼと区別する事が出来ます。大きい物で8cm程になります。あまり大きさはオニハゼと変わりません。一体何処がヒメなのでしょう?? オニハゼは大抵ニシキテッポウエビと共生していますが、今日見たヒメはコトブキテッポウエビと共生していました。他にもコシジロテッポウエビとの共生を見た事があります。やはりオニハゼよりもちょっと南方系なのでしょうか?なんだかヒレネジやヤシャ、その他の死滅回遊ハゼはコトブキやコシジロが多いのは事実です。一体なんの基準を持ってエビはハゼを選ぶんでしょうね?? (担当 有馬) |
| 2004年09月29日(水) | ||||
| 天 候 | 雨 | ポイント:/ケイカイ | 水 温 | 25℃ |
| 風 向 き | 北東4m | 透 明 度 | 20 m〜 | |
| 気 温 (最高:最低) | 22 ℃:20 ℃ | 波 高 | 3 m | |
| 日中の降水確率 | 50 % | 流 れ | あり | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 17:28 | 11:24 |
| 台風の影響で荒れた秋の浜になりました。ちょっとゲストを連れて入るの躊躇する海です。と言う訳でケイカイに行ってきました。もちろんハンマー狙いです。浅い所はさすがにウネリが強く少し濁っていましたが、少し進むと実に透明度の良い海が広がっていました。流れもそんなに強くなく大物を待つには良い感じでした。まっほとんど匍匐全身していましたけど。相変わらずキンギョハナダイやホウライヒメジ、ミヤケスズメダイ、メジナ等はもの凄い数が根の側で群れていました。なんと言ってもイサキが凄い数です。18の砂地には大量のイサキが周っていました。死滅回遊魚はと言うといまいち数は少なく、トカラベラ、モンツキハギ、ツユベラ、アマミスズメダイ、カンムリベラ位しか目に入りませんでした。エアーにも余裕があったので、18の壁の亀裂を丹念に覗いてみました。するとヤドカリストの私にはちょっと驚く様な発見がありました。亀裂の中にはゼブラホンヤドカリやオガサワラヒメホンヤドカリ等お隣の野田浜では見た事の無いヤドカリ達を見る事が出来ました。ちょっと見た事の無いヤドカリも発見する事が出来ました。このヤドカリを手に取って、出てくるのをジッと待っていた時です。突然大ハサミ脚がポロッと取れてしまいました。触ってもいないのに突然取れたのです。これにはビックリ!!これが甲殻類に見られるという自切行為という奴なのでしょうか? 甲殻類は身の危険を感じ、危険から逃れる為に脚を自ら切り離す事があるという話を聞いた事があります。しかし、目の前で見るのは初めてでした。しかし、これだけの数(種類)のヤドカリがケイカイに居たなんて・・・・う〜ん全くノーマークでした。えっハンマーは?ですか・・・ 聞かないで下さい。今日のお魚はギンガメアジです。ギンガメアジと言えばモルディブ等の南の島で大きい群れがグルグルと回っている所を想像する事でしょう。しかし、このアジ大島には毎年のように必ずと言っていいほどやって来る常連さんです。水温が上がり黒潮が寄ってくるこの時期、結構頻繁に見られます。時には野田浜に大きいな群れを作る事もあります。私が大島に来て初めてこのアジに出会った時には本当に驚かされました。なんと野田浜のロープを降りた所からアーチまでずっとギンガメアジに埋め尽くされていたのです。正にギンガメアジを掻き分けて進んで行くようでした。今日はそんなに数はいなくたったの2匹でした。こいつらもカンパチと同じでライトを振ると光に反応して寄って来ます。特徴はなんと言っても鰓蓋の上にある黒点です。またいつか昔の様な大きな群れに出会いたいものです。 (担当 有馬) |
| 2004年09月30日(木) | ||||
| 天 候 | はれ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 25℃ |
| 風 向 き | 南南西3 m | 透 明 度 | 20m〜 | |
| 気 温 (最高:最低) | 30 ℃: 21℃ | 波 高 | 3m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | あり | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 05:41 | 11:53 |
| 台風も無事に大島を過ぎ去り、台風一過の青空が広がりました。南西の強い風のおかげで秋の浜は静かになってくれました。海の中はどうかと言うと入ってその綺麗さにビックリしました。透明度も素晴らしく水温も温かい海でした。相変わらず流れがかかり、中層には多くの魚が群れていました。あまりにも気持ちの良い海だったのでついつい90分も潜ってしまいました。オシャレハナダイは変わらず同じ場所にいます。よほどここが気に入っているのでしょう。その周りを見るとクジャクベラのygが数多く見られるようになってきました。通称モンナシキラキラハゼと呼ばれている、ヤツシハゼ属の1種が2個体見られます。両方とも非常に大きな個体です。浅場の魚達も全く変わらず観察できました。昨日の荒れ方位魚にしては屁でもないと言った所でしょうか。黒いイロイザリやカンムリベラ、ハナタツのチビ、ニセボロカサゴ等が見られました。ニセボロなんて目の前でソラスズメを2匹も捕食しました。ハシゴの壁のコクテンニセヘビギンポと思われる魚は、なんだかだんだんシャイになって来たようです。今日なんてちょっと近寄っただけで亀裂に逃げ込んでしまいました。これからまた風が北東に変わるという予報です。この気持ちの良い海が週末まで続いてくれると良いのですが。今日のお魚はカガミチョウチョウウオです。「今日のお魚」と言うよりもう「今年のお魚」と言っても良い位、今年は数多く流れて来ています。どのポイントのどこに潜っても見られる位です。体側には3本の黒い横線を持ちその間は網目模様で覆われます。華やかな色が多いチョウチョウウオの中では結構地味な体色をしています。学名の種小名は「銀」という意味を持つらしく、言われて見れば銀色に見えないことも無い様な気もします。カガミチョウチョウウオ漢字で書けば多分「鏡蝶々魚」となるのでしょう。体色が銀色に見える所からこの「鏡」という和名がついたのでしょうか?そう思いながら図鑑を見てみると、だんだん銀色の魚に見えてくるから不思議なものです。観察していると、暇さえあれば岩やサンゴ等を突付いてなにかを捕食しています。食べれる物ならなんでも食べちゃうんでしょうね。特定の種類が異様に数多く出るという現象は、毎年必ず何かしらの種類で起こっています。大抵そういう年の次の年には、その種類は流れて来る数が少なかったりするものです。自然とはどこかでうまくバランスが取っているのでしょうね。 (担当 有馬) |
| 2004年10月01日(金) | ||||
| 天 候 | はれ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 24〜27℃ |
| 風 向 き | 北北西4m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 27℃: 20℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | あり | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 06:18 | 12:20 |
| 午前中は少し秋の浜に風波が入っていましたが、午後にはすっかり静かになっていました。今日は野田浜と秋の浜に潜ってきました。野田浜はもの凄く水温が高く、ちょっと冷やっとする所でも25℃程ありました。左の溜まり辺りからイサキの数が非常に多く見られました。その他はヌノサラシやオオメハゼ、オビテンスモドキ、カスザメ等を見る事が出来ました。2本目の秋の浜では、なんとニタリに遭遇しました。今回のはなかなか大物で、軽く3m以上はありました。やはりこのサイズになると泳ぎ方にも迫力があります。距離も結構近く、しかもゆっくり泳いでくれたのでじっくり観察出来ました。ゲストはなんと大島初という方と経験本数8本という方の2名。いや〜本当に巡り合わせなんですね。こればっかりは。小物はアカハラヤッコやタテジマヤッコ、ハナタツのチビ、ニセボロカサゴ、カンムリベラ等が見られました。段落ちにちょっと変わったネズッポの仲間がいます。今までにちょっと見た事無い感じのするネズッポです。有馬予想はセソコテグリでは無いかと思っています。今度写真を掲示板にアップしておきます。今日のお魚はコクテンニセヘビギンポです。掲示板でいろいろな方にご意見を頂いた例のヘビギンポです。やっとコクテンだと納得しました。コクテンは今までにも大島に出現している魚で、そんなに珍しい!!という印象は無い魚です。じゃ〜なぜ今回分からなかったのかと言うと、婚姻色という物を見た事が無かったからでしょう。今まで単独でもう少し小さい個体しか見た事がありませんでした。いや〜勉強不足ですね。詳しくは掲示板でのやりとりを見て頂ければ分かると思います。今日早朝潜った時の事です。掲示板でご指摘されている通り、産卵行動を見る事が出来ました。昼間は全く姿の見えない♀が朝には♂の側にいるではないですか!!これにはちょっと驚きました。最近凄くシャイになってきたこのヘビも産卵中は逃げずに、一生懸命Hしていました。ここに来てなぜコクテンと決めたかというと顔のアップの撮影に成功したからです。コクテンとTHE二セヘビとの差には眼上皮弁が分岐しているか、そうでないかの違いがあります。当然、肉眼で見える物ではないでしょう。ピントばっちりという訳ではありませんが、朝撮った画像ではしっかり分岐しているのが確認できました。どうやら変わった魚を見るとどうしても新しい種類では無いかと疑ってしまう癖があるようです。ま〜そこから新しい発見もあるんですけどね。このアップ画像はのちほど掲示板にアップしておきます。 (担当 有馬) |
| 2004年10月02日(土) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 24℃〜26℃ |
| 風 向 き | 南西4m | 透 明 度 | 18m〜25m | |
| 気 温 (最高:最低) | 28℃:22℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 06:56 | 12:45 |
| 秋晴れの良いお天気になりました。海も綺麗で温かく、潜っているだけで幸せを感じます。さて今日も秋の浜・・・”アサヒの根”と”右から左砂地”and セミナイトの3DIVEしてきました。アサヒの根は相変わらずキンギョハナダイやマツバが沢山群れ、とても賑やかです。オシャレハナダイも定位置で観察され、ホシベニサンゴガニ・ツリフネキヌヅツミガイやキシマハナダイbabyも健在でした。上がり際のガレバでは、ベラの極小サイズが色々出始めました。5〜6ミリのクジャクベラやオグロベラ・2cm程のツキノワや クレナイイトヒキベラ等、正面際では、ベニヒレイトヒキベラも確認されたようです。この中でもクジャクベラの可愛さは特筆物です。クリクリ目玉に蛍光ブルーのアイシャドウが何とも言えません。左砂地の黒いイロイザリウオbabyは、数週間で倍ぐらいに育ち体の斑紋が大分目立ってきました。体色も黒からグレーっぽくなりつつあります。二本目はニタリ狙いで、右から左へ流しました。しかし、結果はハズレ・・・更に初めから最後まで潮に逆らいながら泳ぐというしょうも無いダイビングになってしまいました。お付き合い下さったゲストの方々・・・申し訳ありませ〜ん。さて、問題のセミナイト、何が問題かと言うと、昨日・一昨日とナイトでオキノスジエビが確認されてなかったのです。昼間深場に居る事は確認済みなのですが、何故か?際に上がってきません。結局今日も際から右の砂地までオキノスジエビを求めて彷徨いましたが、発見できませんでした。ただのナイトとしてはそれなりに楽しめましたが、ちょっと残念です。際のアカオニナマコにウミウシカクレエビが付いていました。ノリピーチームが左砂地で大きなニタリ and 1m強の小ニタリと遭遇したそうです。毎日誰かしら見るニタリ、今年はまずまずの出現率ですね。 (担当 柳場) |
| 2004年10月03日(日) | ||||
| 天 候 | 雨 | ポイント:秋/王 | 水 温 | 25℃〜26℃ |
| 風 向 き | 北東4m | 透 明 度 | 20m〜25m | |
| 気 温 (最高:最低) | 24℃:19℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 70% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 07:35 | 13:08 |
| 朝から雨降りの冴えないお天気となってしまいました。しかし海は相変わらず温かく透視度も最高です。陽差しが無いので暗いのですが、それでも充分に楽しめる海でした。今日はニタリ狙いで秋の浜1本、南方系来遊魚狙いで王の浜に行ってきました。秋の浜は、右のトサカ林へ遠征・・・まさに伊豆の海を代表する景色を眼下に眺めながら、イサキやタカベの群れに囲まれるのは至福のひとときです。しかし目的のニタリ殿は現れず・・・、止む無く正面のハゼ地帯に場所を変えました。私が砂地に腹這いになってヒレナガネジリンを見せていると、「ニタリ〜〜〜〜〜!!!」と叫ぶ大きな声!一瞬顔を上げると、右斜め上を銀色の巨体が通り過ぎるところでした。いや〜・・・お客様が気付いてくれなければ、完全に見逃すところでした。丁度100DIVE目のお客様も居たので、良い記念となりました。段を上がった所では、昨日からリクエストがあったキンチャクガニ探し。今日は比較的早くゲットする事ができました。しかし、肝心のカニバサミイソギンチャクが片方だけ・・・しかも着けているイソギンチャクが小さく、ちょっと残念でした。二本目の王の浜は、通常コースを周りながら当初の予定通り南方系来遊魚探し。潮の当たり具合が影響してか?今年はここに南方系の魚が大集合したと言う感じです。大島では過去に数回しか出現記録の無いシチセンチョウチョウウオや、手のひら程に成長したアブラヤッコ等見所満載です。因みに今日の王の浜で確認した南方系のお魚達です。カンムリベラ・ツユベラ・ノドグロベラ・セジロノドグロベラ・モンツキベラ・スミツキベラ・ケサガケベラ・ブチススキベラ・タキベラ・シマタレクチベラ・カマスベラ・ヨコシマクロダイ・ウメイロ・ハナミノカサゴ・クログチニザ・トゲチョウ・ニセフウライチョウチョウウオ・カガミチョウ・ヤリカタギ・ミナミハコフグ・ササスズメダイ・ヒメスズメダイ・クロユリハゼ・ヘラヤガラ等など・・・。秋の浜では、ハナゴイやミカドウミウシ等も見られたそうです。 (担当 柳場) |