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2004年09月 第 3週( 13日〜19日迄)
| 2004年09月13日(月) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:野田浜 | 水 温 | 24℃〜26℃ |
| 風 向 き | 北東2m | 透 明 度 | 15m〜25m | |
| 気 温 (最高:最低) | 29℃:22 ℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 有り | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 16:59 | 10:26 |
| 今日は、水・木・金と予定されているNHKの生放送の下見で、野田浜に3DIVEしてきました。午前中は水温25℃透視度20m以上、気持ちの良い海でした。しかし午後には逆潮となり、徐々に濁った水が入り込んできました。潮の入れ替わりで数時間でこれほど変わってしまうのか・・・と実感してしまいました。さて久々にジックリ潜った野田浜、しかし、例年に比べ南方系の魚が少なく感じられました。珍しかったのは、ハシナガウバウオがアーチの先端に居た事ぐらいで、他にはブチススキベラとミナミハコフグだけ、小アーチに群れていたキンメモドキも消えてしまいました。ネコザメは相変わらず多く、今日は合計4個体確認しました。アーチの周辺ではハマフエフキが8匹、大きなアオブダイも数匹回っていました。アーチの中に居た、身体中にウミトサカを付けたカイメンガニは、中々見応えがありました。この他に観察したものは、ミナミゴンベ・イシヨウジ・イタチウオ・オトメウシノシタ・テンクロスジギンポ・オキエソにヒラタエイ等など・・・。ちょっと寂しかったですね〜〜〜〜。 |
| 2004年09月14日(火) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 25 ℃〜22 ℃ |
| 風 向 き | 南南西7m | 透 明 度 | 12 m | |
| 気 温 (最高:最低) | 29 ℃:21 ℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 04:29 | 10:59 |
| 急に西風が強く吹き、秋の浜しか潜れませんでした。という訳で3本秋の浜に潜ってきました。珍しい事に3本とも浅場をのんびりと行くダイビングでした。ゆっくり潜るとなかなか新しい発見も多くあります。今年はやはりチョウチョウウオ系の当たり年らしいです。しかし、もともと流れてくる絶対数が少ないせいかいっぱいには感じない所がちょっと悲しい所です。それが証拠にいつもは少ないカガミチョウ等どこに行っても見る事ができます。段落ちには先週末発見されたニセボロカサゴがまだいます。こいつもなかなか難易度が高い魚です。ハシゴの壁ではハナタツのチビが2匹見られました。新発見と言えば、今年初めてメガネスズメダイに出会いました。しかし、ちょっと水深が浅すぎて落ち着いて見れませんでした。もう1つシマタレクチベラのygを見ました。この種はなぜかいつもイソギンチャクのそばで良く目にします。しかし、結構もう大きく育っていました。一体いつからいたのでしょう・・・ 段々と死滅の数も増えてきました。そろそろ大島が熱くなってくるはずです。今日のお魚はフタスジタマガシラです。体は上半分は黄色、下は白とはっきりと2色に別れ、その黄色域に頭部から後方に向けて3本の黒線を持ちます。大抵、毎年必ず流れてくる定番の死滅回遊魚です。面白いのはその泳ぎ方で、ピョンピョンとは泳ぎ回らず、その場でホバリングをしています。進む時にはゆっくりス〜ッと移動しまたピタッと止まります。この幼魚と時の体色と泳ぎ方はヒゲニジギンポを擬態していると考えられています。しかし、大島でヒゲニジって言われても・・・・といった感じです。ヒゲニジギンポも出た事無いわけじゃないんですよ〜。ヒゲニジもちゃんと大島にも出現している魚です。一回だけですが・・・ しかし、「フタスジタマガシラ」 すごい名前だと思いませんか〜二筋ですよ。玉頭ですよ〜 初めて聞いた時にはちょっと笑ってしまいました。だって二筋玉頭ですからね。ちょっとしつこいですね。 (担当 有馬) |
| 2004年09月15日(水) | ||||
| 天 候 | はれ | ポイント:/秋の浜・野田浜 | 水 温 | 23℃〜25 ℃ |
| 風 向 き | 東7 m | 透 明 度 | 15 m | |
| 気 温 (最高:最低) | 26℃: 19℃ | 波 高 | 2,5 m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 05:05 | 11:32 |
| 北東の風に変わりちょっと荒れた秋の浜になりました。透明度も少し落ちていました。なんと言っても今日のニュースは秋の浜のイルカ出現情報です。水中で他ショップのスタッフの方が何人か目撃したそうです。その時私はと言うとちゃんと海の中に居たんですけどね〜 もう15分遅く入ってればばっちり出会えたそうです。全く残念!!まっ運ですからしょうがないですよね・・・でも、悔しい。秋の浜は正面を周ってきました。流れがかかっていたせいか、魚達が非常に元気に泳ぎまわっていました。イトヒキベラやキンギョハナダイの群れの中でちょっと変わった魚がいました。ヤマシロベラの♂です。前にはもう少し浅い所で見たのですが、さすが雄ともなると行動範囲が広くなるんですね。しかし、ハナダイはそうでもないらしく、カシワハナダイの♂はいつも同じ所にいます。婚姻色を出すと実に綺麗で、体に赤い横縞が入り、腹鰭も黄色く色付きます。浅場にはいつものツユベラのyg、ヒメスズメダイ、ヨコシマクロダイ等が見られました。2本目は野田浜に行ってきました。思った程の流れはなく気持ちよく潜れました。透明度も良く上からは明るい太陽光が射しこみ実に明るい海でした。目的はなんと言っても今日の朝全国ネットで登場したカイメンガニです。TVを見た方ならお分かりかと思いますが、ちょっと変わったカイメンガニです。カイメンガニと言うくらいですから、通常はカイメンが付いてそこにイソバナやウミトサカが付いているのが普通です。しかし、このカイメンガニの体には全部ウミトサカが付いているのです。薄ピンク色のトサカに覆われたこのカニ、本当に綺麗ですよ。後は、定番のネコザメを3匹見ることが出来ました。今日のお魚はヤマトカマスです。水温が上がって来ると浅場にカマスの仲間が多く集まります。一番ポピュラーなのはアカカマスで、王の浜等では結構な数で群れているのを目にします。今秋の浜の浅場に十数匹のカマスの仲間が集まっています。なかなかいいサイズで大きさ20cmと言った所でしょうか。この手も魚も我々ダイバーにとっては種の判別が付き辛い魚です。体の色が黄色く無い事、腹鰭が背鰭のやや後方に位置している事から、ヤマトカマスであると判断しました。結構寄らせてくれるの鰭の位置まで良く見せてくれます。顔をみるとその鋭い歯と強そうな顎まで良く見えます。最近、カマス観察がちょと楽しくなってきました。ヤマトだと決めているのには実はもう一つ理由があります。実は前にカマスを釣ったという人から実物を見せてもらった事があります。体の模様も今秋の浜にいる種と同じ物でした。種類を判別した後、そのカマスは美味しく頂きました。(笑) (担当 有馬) |
| 2004年09月16日(木) | ||||
| 天 候 | はれ | ポイント:/秋の浜・野田浜 | 水 温 | ℃〜 ℃ |
| 風 向 き | 南南西3m | 透 明 度 | 20m〜15 m | |
| 気 温 (最高:最低) | 27℃: 21℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | あり(野田浜) | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 05:42 | 12:03 |
| 今日は秋の浜・野田浜・秋の浜と3本潜ってきました。秋の浜1本目はヤシャハゼを狙って正面のハゼ地帯へ行きました。4つの巣穴から計7匹のヤシャハゼが顔を出していました。際ではフタイロハナゴイ・キシマハナダイ・コガネキュウセンygがいました。2本目野田浜では、これといって珍しい魚を見たわけではないですが、昨日と同じく綺麗な海に光が射しこみ実に美しい景観でした。ネコザメはなんと5匹も見られました。観察しているとネコザメが突然口をパカッと開けます。なんでだろうと思って良く見るとオトヒメエビがクリーニングしていました。気持ちよかったのでしょう。3本目は再び秋の浜に行ってきました。右の駆け下りにニタリを狙って流しに行きました。アカスジウミタケハゼの所でふと見上げると、銀色の物体が!!なんとニタリです!! こんなに予定通りに出るとは思わなかったので、見つけた僕が一番喜んでしまいました。小物はガガミチョウチョウウオ・ミナミハタタテダイ・ツノハタタテダイ等のチョウチョウウオ類。ウミシダには大島では少ないハクセンコマチテッポウエビが見られました。段の上ではまた同じ穴に白いアナエビの仲間が見られました。白い爪に白い突起が付いている、非常に華やかな爪をしています。お客さんにより「アミーゴなアナエビ」という名前が付けられました。今日のお魚はトゲヨウジです。大島初記録の魚です。大沼さんにより今日発見されました。ゴミとして流れ着いたロープにからんでいました吻は非常に長く、体の断面は台形をしています。尾は物にからめるようにか細長くなっていました。大きさは思ったより大きく20cm位はありました。色こそ違いますが、体が角ばり太い所や尾が急に細くなっている所等、まさに大きく育ち過ぎてしまったオクラみたいでした。茶色のオクラです。しかし、すごくインパクトのある魚でした。久々に魚類リストに新しい魚が増えました。しかし、一体どこから流れて来たのでしょう?? (担当 有馬) |
| 2004年09月17日(金) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 15℃〜26℃ |
| 風 向 き | 南西7m | 透 明 度 | 18m〜50m | |
| 気 温 (最高:最低) | 28℃:23℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 06:21 | 12:33 |
| 今朝の放映で、無事3日間のNHK生中継が終了しガイドDIVEに復帰しました。皆さんご覧頂けましたか?丁度出勤時間と重なる頃なので、なかなか難しいかも知れませんね。さて今日は、久しぶりに”アサヒの根”と”右のトサカ林”を攻めてきました。1週間ぶりの”アサヒの根”は、実に新鮮に感じられました。ウミトサカにムチヤギ、ウミカラマツにウミシダや各種カイメン、付着生物を見てるだけでも実にカラフルでした。ここの目的は、言わずと知れたオシャレハナダイ・・・数分探して諦め掛けた頃、ふと!右下を見ると岩の隙間からこちらの様子を窺う赤い顔。しかし、悲しいかな、すぐに石の下に隠れられてしまいました。せっかくリクエストを頂いてゲストをお連れしたのにとても残念でした。日によってじっくり観察出来る時もあるのですが、今日はシャイでしたね。正面の際を上がってきたのですが、流れが多少あったせいか?フタイロハナゴイがキンギョに混ざりガンガン泳いでいました。水温が上がって餌の食いが良いのでしょうか?全体的に太って色も鮮やかになった様に感じられました。帰り掛け”椅子の岩”でフクイカムリを観察していると、側にヤマドリが寄ってきました。10cm位の個体で♀だったのですが、鮮やかな赤にブルーの点々がとても綺麗でした。”段落ちの壁”には相変わらずニセボロカサゴno2が居ました。この所あまり活発に動かないのか?体に付着している藻が増えてきて、とても汚くなりつつあります。ますます見つけにくくなりそうですね。左砂地では、一昨日NHKのアシスト中に見つけた黒いイロイザリウオを見てきました。1cm程の大きさで、鰭先だけが爪の様に白く、とても可愛いです。2DIVE目は”右のトサカ林”・・・浅場も透視度はとても良いのですが、水深25を過ぎた所でまるで水面に出たのかと思うほど視界が開けました。(一寸?大袈裟・・・)しかし、いきなり指先がジ〜ン・・・何と!水温を確かめると15℃しかないのです。上との差は11℃。もの凄いサーモクラインが出来ていました。すぐにグローブをしていない指先はジンジンと痺れ、身震いが出てしまいました。しかしそれもつかの間、眼下に広がる海底の地形にしばし見惚れ寒さも直に吹き飛びました。でも、魚は居なかったですね。(苦笑)綺麗なのは良いのですが、明日からはこの潮、ちょっとご遠慮願いたいものです (担当 柳場) |
| 2004年09月18日(土) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 23℃〜25℃ |
| 風 向 き | 南南西6m | 透 明 度 | 15m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 28℃:24℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 07:04 | 13:03 |
| 連休初日の秋の浜は、プールの上までダイバーの車がビッシリ止まり、もの凄い混雑でした。タイミングが悪いとエキジットのハシゴは10分待ち・・・エアーを残して戻らないと一寸慌ててしまいそうな程です。しかし海の中は、暖かく青々とした気持ちの良い潮でした。さて今日も”アサヒの根”から”左砂地”へ出物は特に昨日と変わりませんが、流れが掛かっていたのでヒレネジとヤシャハゼが、ガンガン!ホバーリングし30cm近くまで寄る事ができました。近くにあった昨日の放送で使われた”マツバスズメダイの卵”は孵化していました。マツバスズメダイの子育ては、そろそろ終了が近い様ですね。右のウミトサカに5ミリ程のスケロクウミタケハゼ(だと・・・思う)が付いていました。完全に体は透明で、ライトを当てると目だけがキラキラ光ります。ゲストに人気のニセボロも定位置に居て、何時もエアーのカーテンに囲まれていました。左の黒イロイザリウオも健在でした。左のハシゴに近い岩には、ヒメテグリがペアで居ました。♀のお腹が大きかったのですが、まだ繁殖が続いているのでしょうか?それとも栄養が豊かなだけ・・・? (担当 柳場) |
| 2004年09月19日(日) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の・野田 | 水 温 | 18℃〜25℃ |
| 風 向 き | 南西8m | 透 明 度 | 18m〜25m | |
| 気 温 (最高:最低) | 28℃:23℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 07:51 | 13:32 |
| 朝のうち雲が多く「アララ〜・・・」という感じでしたが、1本目を潜り終えた頃には青空が広がっていました。海の中も昨日同様暖かく、綺麗な潮で気持ちが良かったです。秋の浜は今年一番の混み具合ではないでしょうか。遂に都道の方まで車を上げなければ動きが取れず、セッティング場所にも事欠く始末でした。さて今日は、秋の浜3DIVEと野田浜1DIVE・・・1本目は”正面の際”へニタリ狙いで行ってきました。際でハナダイ達を観察していると頭上に銀色に光る影が・・・狙い通りいきなりニタリが出現したのです。一寸遠くて小振りでしたが、透視度が良いのでハッキリ見る事ができました。今日は比較的ニタリの出現率が高く、ショップさんを含め5チームが遭遇しました。久し振りにキンチャクガニを確認しました。小さな個体でしたが、手には立派なカニバサミイソギンチャクを付け、一生懸命振っていました。しかし、何時見ても可愛いカニですね。野田浜の”左の溜まり”にベニイザリウオが居るのですが、今日見ると、右側の胸鰭が食い千切られていました。まるで片腕を失くしてしまった様に見え、とても痛々しかったです。体を支える大事な鰭を失くし、バランスを取るのが大変そうでした。いったい何に食べられたのでしょう?”アオブダイの穴”の前に居るイロイザリウオを、ノリピーに教えてもらいました。2cm弱の黄色い個体で、とても可愛いです。相変わらずアーチへ向かう壁の始まりには、大きなネコザメが入っていました。小アーチの方では、小ネコザメを3個体確認しました。しかし、このネコザメ達何時も同じ体勢で同じ場所に居るのですが、同一個体なのでしょうか?と、したらそれぞれ好みの場所が決まってるのでしょうね。因みに、岩の上に鎮座している個体は、まるで置物の様に見えて笑ってしまいます。 (担当 柳場) |