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2004年08月 第 4週( 23日〜29日迄)

 2004年08月23日(月)
天 候 ポイント:秋の・野田 水 温 22℃〜24℃
風 向 き 北東5m 透 明 度 12m〜18m
気 温 (最高:最低) 24℃:21℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率    50% 流 れ 少々
満潮:干潮 (小潮) 09:59 15:04
 一日雨模様、おまけに秋の浜はバシャバシャになってしまいました。波打ち際に立つと、ウネリで飛ばされそうになります。西側は体験DIVEが出来る程静でしたが・・・・・。さて今日は久々に”キビレの根”に行ってきました。しかし、お天気が影響してか?水中は暗くドンヨリしていました。ゴロタ斜面は寂しく、テングダイもまばら・・・”キビレの根”に近付くにつれイサキ・タカベは増えてきましたが、水中が暗いので今ひとつ精彩に欠けてしまいました。キビレの根にはその名の通り、キビレマツカサが3個体、カラフルな腔腸動物で周囲を彩られた根の周辺は、キンギョハナダイで覆われていました。帰り掛けに大きなクエが岩陰から出現!すぐ目の前だったので、チョット驚きました。浅場は海藻が舞い上がり物探しどころでは有りませんでした。野田浜はまずまずの透視度でしたが、やはり暗かったです。この所浅場にカンパチの子供(ショッパチと呼んでいる)がよく現れます。追われて逃げてきたイワシの子供を狙っているのですが、四方八方から群れにアタックして壁に追い詰め捕食する様は、当に”海の狩人”と言った感じです。これからのシーズン、光物に出遭う機会も増えてくると思います。水が明るい時には広角も良いかも知れませんね。
(担当 柳場)


 2004年08月24日(火)
天 候 はれ ポイント:/秋の浜 水 温  23℃〜 20℃
風 向 き 南西10m 透 明 度 20 m
気 温 (最高:最低)  29℃:22 ℃ 波 高 3 m
日中の降水確率 10 % 流 れ なし
満潮:干潮 (小潮) 11:53 16:03
 昨日荒れた海となった秋の浜も強い西風のおかげで静かになりました。1本目はヤリイトヒキベラの♂を見に行きました。相変わらず美しい体色でした。オシャレハナダイもついでに見ようかと思ったのですが、残念な事に今日は姿を現してくれませんでした。キシマハナダイのygも数が多く見られました。クロイトハゼのチビを久しぶりに見ました。4cm程の可愛い個体でした。しかし、水深が35mと深く、ここでクロイト見てもな〜といった感じでした。もう少しすればもっと数多く姿を現してくれるでしょう。ハゼと言えばヤシャハゼが今日は大サービスでホバリングしていました。2本目はじっくり浅場を潜ってきました。さすがにじっくり潜るといろいろいるもので、死滅も数多く見られました。タキベラygカガミチョウチョウウオ・ゴマチョウチョウウオ・ミヤケテグリ・コウワンテグリ等です。ベニイザリウオのチビを2匹見ました。やはり小さい時は岩の下に隠れているもので、岩をそうっとめくると下からピョコッと飛び出てきます。柳場チームはニタリにヒットしたようです。また最近私の前に姿を現してくれなくなってきました。今日のお魚ツマジロモンガラです。死滅回遊魚としてはかなり数多く流れて来る種類の1つです。早い物は夏前からその姿を見せ始めます。こういう風に早い時期から数多く流れて来る種類を、私はシーズン中にガイドネタから外してしまう癖があるようで、時間が経つにつれあまり指さなくなります。ハナキンチャクフグやブチススキベラ等もこの仲間に入ります。特にツマジロは隠れるのも早くなかなかゲストに見せられない事の多い魚です。あの穴の入り口で今にも「隠れるぞ〜」と言った風に身構えている姿を見ると「お前なんか絶対に指してやらん!!」と思ってしまいます。不思議な事に数多く流れてくるのに成魚または中成魚位のサイズも見た事がありません。あれだけ数がいて、しかも警戒心が強い魚です、中には生き残っていてもよさそうな物ですが。まっ♀の成魚は出てもあまり嬉しく無いほど地味ですけど・・・ 今日ハシゴの下でちょっと変わったモンガラ系の幼魚を見ました。一見ツマジロなのですが、背中の暗色部に無数の白点を持っています。こんな模様の魚は見た事ありませんでした。しかし、その他はツマジロそっくりです。「日本の海水魚」にメガネハギのygとして載っているものに非常に似ているのですが、その写真も本当にメガネなのだろうか・・・と言った尾鰭をしています。疑い始めたらきりがありませんが、実に納得がいきません。ツマジロ、メガネ一体どっちなのでしょう・・・ 今後の成長が楽しみです。
(担当 有馬)


 2004年08月25日(水)
天 候 くもり ポイント:/秋の浜 水 温  23℃〜19 ℃
風 向 き 北東7 m 透 明 度  20m
気 温 (最高:最低)  29℃:22 ℃ 波 高 2,5 m
日中の降水確率  0% 流 れ なし
満潮:干潮 (長潮) 15:00 06:08
 台風の影響で島の西側には大きなうねりが入っています。秋の浜はまだまだ静かですが、明日以降、台風の動きには注意したい所です。と言う訳で2本秋の浜に行ってきました。1本目はまた深場に行ってきました。オシャレハナダイを探しているとちょっと変わった魚を目にしました。岩陰から姿を見せたその魚はハリダシエビスでした。体長12センチ位はありそうな大きな個体でした。今まであまり大きな個体を見た事がなかったのでちょっと驚きました。昨日まで行方不明だったニセボロカサゴが復活しました。一番初めに見つけた所から考えるとかなり移動していました。それにしても大して泳げないのに良く動く魚です。その他ハゼ地帯ではヤシャハゼ・ヒレネジ右の砂地ではオニハゼSP・キシマハナダイyg・ネコザメの卵浅場ではミヤケテグリ・コウワンテグリ・ハナタツのチビ・ヒメスズメダイ等が見られました。目新しい所ではニセモチノウオを発見しました。南方系の魚らしいその体色は実に美しい物です。ニシキカンザシヤドカリが個体数を増やしています。大きいのが2匹、小さいのが1匹計3匹まで増えました。しかも同じサンゴにいるから不思議です。集まってくるのでしょうか?このまま大島で繁殖してくれれば嬉しいのですが。しかし、いくら探してもTHEカンザシヤドカリが見つかりません。昔、野田浜にいた時に写真を撮っておけばよかったと今更ながら後悔しています。今日のお魚テングハギモドキです。今年、大島に非常に多く流れて来ているテングハギ属の魚です。テングハギ属の幼魚は実に種類を見分けるのが難しい魚です。一時期凝って、毎日この手の魚とニラメッコしていた事があったので大体自分なりに予想は付く様になってはいますが、しかしそれがどこまで正しいのか採集でもしない限り謎のままでしょう。今回、この魚をテングハギモドキであると決めたのはいくつか要因があります。まず体長10cmはあるのに骨質板が青くならない事、尾柄部&尾鰭後縁に白線が入らない事、体側に目立った斑紋を持たない事などです。つまり消去法でテングハギモドキに結論付けました。今までの経験上、この方法での種の同定は結構、的を得ている事が多いのも事実です。今年は数が多いので中には元気に生き残る個体がいる事に今から期待をしています。せめて20cm位になってくれたらいいですね。
(担当 有馬)


 2004年08月26日(木)
天 候 曇り ポイント:/秋の浜 水 温 18℃〜24℃
風 向 き 東北東2m 透 明 度 15〜30m
気 温 (最高:最低) 26℃:23℃ 波 高 4m
日中の降水確率 20% 流 れ なし
満潮:干潮 (若潮) 15:53 07:39
 今日は暑くもなく寒くもなく過ごしやすい1日でした!!しかしながら大型台風の影響でウネリがはいってきており秋の浜だけ潜れる状態だったのですが秋の浜にもそこそこのうねりがはいってきています・・・しかしながら水は温かいし(水深25mを越えるとかなり水温が下がってしましいますが)メチャクチャ抜けています!!今日は正面の際コウリンハナダイygを見にいってきました!!いることはいるのですが少々シャイな奴で近寄るとすぐ隠れてしまうので写真を撮りづらそうです。。際の近くではペアーのホシベニサンゴガニがいます。とても綺麗なカ二なので機会があれば是非ご覧になって下さい!!その近くのキシマハナダイygは1匹増えて2匹になりました。今年は当たり年ですね〜正面のクマノミが産卵していました!!みんなで囲んでみていたのですがしばらく産卵を続けていました。水温のせいでしょうか成熟が進んだのでしょうかたくさんの卵を産み付けていました。右ではイサキの群れ、クダゴンベケラマハナダイ♀アマミスズメニラミギンポyg等がみられました。浅場ではベニイザリウオペアー(今日あたり産卵かも?)、カイメンガニカガミチョウチョウウオオキナワベニハゼなどが見られました!!  (担当 荻島)


 2004年08月27日(金)
天 候 薄曇り ポイント:秋の浜 水 温 21℃〜27℃
風 向 き 東7m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 27℃:22℃ 波 高 4,0m
日中の降水確率 40% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 16:27 08:48
 昨日に引き続き、過ごし易い一日でした。朝晩もかなり涼しくなり、もう既に秋の気配が漂っています。反面、水中は・・・かなり水温が上がってきました。水深25付近までは25℃以上、6半(6,5mmのウエット)で動き回ると暑いくらいです。下も22℃ぐらい有るのですが、上が暖かすぎてサーモクラインが立ち、そこを超えるとヒヤっとしてしまいます。水も抜けててとても気持ちが良いです。なのに、南方海上には台風16号、相変わらず大きいですね。お陰で今週末は殆んどキャンセル、しかし、それよりも四国・九州地方は大丈夫でしょうか?大きな被害が出なければ良いのですが・・・。
 さて今日の1本目、NHKスタッフ2名と、秋の浜下見ダイビングに行ってきました。そうなんです。前回同様、9月(8・9・10)に”おはようニッポン”の中で水中生中継が予定されているのです。今日は、その時に使うネタを一通り回って、周囲の状況などをリサーチしてきたと言う訳です。(私は案内しただけですが・・・)今ここで中身をばらすと楽しみが無くなるので、お魚情報は書けません。悪しからず・・・。さて2本目、近付きつつある台風16号の影響がどの程度進んだか?大事な水中リサーチの為、正面へ潜ってきました。(なんて偉そうに言ってますが、実態はファンダイビング)”アサヒの根”では、ツリフネキヌヅツミガイホシベニサンゴガニ、そして本命のオシャレハナダイを見てきました。オシャレの近くには1円玉位の小さなトサヤッコbaby が居て、とても可愛かったです。さて後半は、殆んどニセボロカサゴ探しに時間を費やしてしまいました。しかし、手強かったです。見つかってしまえば、「な〜んだ!こんな所にいたのかぁ」ってな感じなのですが。目に入るまで、50分以上掛かってしまいました。トホホ・・・。おかげで、残圧は10近くになってしまい、確認しただけで終わってしまいました。(本当は捕食のシーンをジックリ観察する予定だったのですが・・・)目的は次回に繰越となってしまったのですが、台風のウネリが心配です。水深が浅いので飛ばされなければ良いのですが・・・あまり荒れない事を祈りたいですね。
(担当 柳場)
追: あっ!水中の状況報告、忘れそうでした。これが目的でしたね。”段落ちの壁”問題なし。左梯子 下・・・撮影はかなりしんどい、時折水深の半分ぐらいまでが白い泡で覆われる。明日のダイビングは微妙なところですね。出来れば赤旗は揚げたくないけど・・・。


 2004年08月28日(土)
天 候 曇り時々雨 ポイント:クローズ 水 温  ℃〜 ℃
風 向 き  m 透 明 度  m〜 m
気 温 (最高:最低)  ℃: ℃ 波 高  m 
日中の降水確率  % 流 れ
満潮:干潮 (中潮) 16:57  09:45
 台風に刺激された前線の影響と、16号のウネリで何処潜れなくなってしまいました。朝、一通りポイントを回ってみましたが、西側はとんでもなく大きなウネリが入り、秋の浜も断続的に大波が押し寄せていました。船も大型船以外は全て欠航となりました。暫く海に入れない日が続きそうです。


 2004年08月29日(
天 候 ポイント:クローズ 水 温  ℃〜 ℃
風 向 き  m 透 明 度  m〜 m
気 温 (最高:最低)  ℃: ℃ 波 高  m
日中の降水確率  % 流 れ
満潮:干潮 (大潮) 17:25   10:32 
 昨日よりも西側は静かな気もしますが、入れる海ではありません。秋の浜は潮が引いている時間帯にも関わらず、梯子6〜7段位水面が上下していました。船も大型船以外は全て欠航となり、したがって本日も開店休業となってしまいました。明日・明後日と更に太平洋沿岸は波が高くなるそうです。まだ暫く潜れない日が続きそうですね。「参ったな〜〜〜〜〜・・・」