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2004年08月 第 1週( 2日〜 8日迄)
| 2004年08月02日(月) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 22℃〜24℃ |
| 風 向 き | 南西6m | 透 明 度 | 10m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 30℃:25℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 05:12 | 12:11 |
| 夏空が戻ってきましたが、先月の様な蒸し暑さはあまり感じません。朝方は、涼しく思える程でした。さて今日も秋の浜へ2DIVE・・・台風直後に比べると若干透視度が落ちてしまいました。西側(野田浜)も多少白濁っていたそうです。しかし、水温が高いのは嬉しいですね。今日は下まで降りても20℃以上有り、とても快適でした。さて、これからの時期、伊豆を根城にする私達にとって楽しみの一つ、南方系の魚達との出遭いがあります。すでにスタッフログにも色々書いてきましたが、今年はなかなか出足が好調のようです。当然黒潮に乗って流れてくる訳で、黒潮が近くを通る年は当たり年となります。しかし、流れてくる方向等に依り、多少出現種に違いが出てくるようです。今年はすでにカガミチョウチョウウオが3個体確認され、ハタタテハゼやゴマチョウ等も観察されています。ベラの仲間たちも増えつつあり、ブチススキベラ・ツユベラ・セジロノドグロベラ・クロフチススキベラ・ケサガケベラ・シロタスキベラ・スミツキベラ・カンムリベラ・ヤマシロベラ等が出現しています。個人的には、ヤッコの仲間が色々見られると嬉しいのですが・・・。さて午後になって、オシャレハナダイが妖しい行動をしていないか?デバガメダイビングに行ってきました。♂♀共に定位置にいたのですが、どちらかと言うと♂の方が警戒心が強そうですね。大きなお腹をした♀は大胆にガレ場地帯を歩き回っていましたが、♂は重なり合った亀裂の隙間から時折顔を覗かせる程度で、ライトを当てると奥に引っ込んでしまいました。考えてみると、共生ハゼも♂の方が先に隠れてしまい、卵を持っている♀は意外と引っ込みません。♀は、卵を育てる為に栄養が必要なのか?それとも♂が根性無し??? (担当 柳場) |
| 2004年08月03日(火) | ||||
| 天 候 | 曇り時々晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 22℃〜24℃ |
| 風 向 き | 西南西4m | 透 明 度 | 12m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 30℃:23℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 05:56 | 12:49 |
| 今日も2DIVE、秋の浜です。水深15m付近が、孵化したての稚魚で埋め尽くされていました。海底に腹這いになると殆んど視界が有りません。おそらくスズメダイ達の稚魚だと思われるのですが、小さすぎて確かめようがありません。”落ちそうな岩”の近くでは、透明なネンブツダイの子供達が数百匹で群れていました。この時期ベラやスズメダイ等の魚以外に、甲殻類も殆んど卵を抱えています。梯子の近くでは、スベスベマンジュウガニが焦げ茶色の卵を重そうに抱えて、ヨロヨロしていました。先日、♀を誘っていたタナバタウオは無事産卵に持ち込めた様です。一生懸命卵を守りながら背鰭で新鮮な水を送っていました。オシャレハナダイは今日もペアで観察されました。♂が石に囲まれた間口20cm程の凹みを、一生懸命掃除する仕草が観察されました。まさか?付着卵を産むとは思えないのですが、♀を誘い込んだら面白いですね。昨日のログで南方系の稚魚達に触れましたが、今年はハギの仲間も多そうです。浅場ではニセカンランハギやテングハギの仲間・モンツキハギ等が観察され、今日は新たにノコギリハギとムスメハギを確認しました。エキジットの梯子の下に、15cm近いミスガイが居ました。貝の大きさが実測で6cmもある個体で、過去最大級です。よく育つものですね。しかしこれだけ大きいと、綺麗とか可愛いとか言う言葉が誰からも出てきません。かなり希少価値は有ると思うのですが・・・。 (担当 柳場) |
| 2004年08月04日(水) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 24℃〜25℃ |
| 風 向 き | 南 | 透 明 度 | 10m | |
| 気 温 (最高:最低) | 30℃:25℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 06:39 | 13:22 |
| 今日も天気に恵まれた1日でした!!秋の浜は水温が昨日よりさらに上がりついつい長々と潜ってしまいます。透明度はいまいちですが・・・秋の浜に限っては水温と透明度はなかなか両立してくれません。1本目はオシャレハナダイのリクエストによりアサヒの根にいってきました。探すのに時間がかかってしまってアサヒの根ではチゴハナダイ2匹とオシャレハナダイだけ確認しました。根の上ではカスザメやヤシャハゼなどが見られます。。2本目は正面の際へ。各種ハナダイやイバラタツなどなどが観察できます。水深15m付近にケラマハナダイygがいるのですがちょこちょこ動きまわるので写真は撮りずらそうです。左の砂地ではセミホウボウ、ヤシャハゼ、カワリオニハゼなどが見れました。浅場ではツマジロモンガラやメリベウミウシをよく見かけます。ハシゴの近くの壁にもヨコシマクロダイygがでましたしミスガイは今日も健在でした!! (担当 荻島) |
| 2004年08月05日(木) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 24℃〜25℃ |
| 風 向 き | 南 | 透 明 度 | 12m | |
| 気 温 (最高:最低) | 25℃:29℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 07:23 | 13:52 |
| 今日の午前中は曇りがちでしたが午後から晴れてきました!!今日も秋の浜に2DIVEしてきました。1本目はアサヒの根です。確認できた魚はキシマハナダイyg、オシャレハナダイ、ヤリイトヒキベラ♂、ツルグエ、ナガハナダイ♂等です。なかでもナガハナダイ♂は婚姻色を出しておりかなりキレイですよ〜個人的には光をあてないで見たほうがキレイに見えるような気がします(写真を撮る方は少々遊べるかも?)正面の際にもトサヤッコygがいます。まだ小さいサイズなので色もキレイですしアメ玉のようでかわいい奴です。ヤッコなだけに少々シャイですが。。オハギの岩の近くのクレナイイトヒキベラ♂はとても元気でした。イトヒキベラの♀に猛アタックをしかけていたのですがおかげで鰭全開の姿を何回も何回も拝まさせてもらいました。特にイトヒキベラ系はやっぱりヒレ全開の姿が一番のような気がします。浅場では段落ちの壁でゴミ系のハナタツの赤ちゃん2匹、ゴージャスなカイメンガニ、段をあがったところではコンペイトウコブシガ二とキマダラハゼyg(1cm)等が観察できました。キマダラハゼygは黒地に白のラインが2本はいっておりまだ体には白い点ははいっていません。とてもかわいい奴でした。また会えればいいんですけども・・・ (担当 荻島) |
| 2004年08月06日(金) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 24℃ |
| 風 向 き | 南西9m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 30℃: 25℃ | 波 高 | 1,5 m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 08:09 | 14:18 |
| 午前中海に飛び込むとびっくりするほどの透明度の良さでした。久しぶりに昼間秋の浜に行った私はそれだけでちょっと興奮していまいました。1本目という事でちょっと深場に行ってきました。クレナイイトヒキベラの♂が♀を追いかけていました。しかし、まだまだ婚姻色といった感じではありませんでした。他にはチゴハナダイが岩陰からその姿を見せてくれたり、キシマハナダイygが隠れもせず大サービスしてくれたりとなかなか大満足でした。しかし!!なんと我々がその場所を訪れるほんの少し前にニタリが出現していたそうです。私も少し気にはしていたのですが・・・水が良かっただけに残念です。卵を守っている魚もいろいろと見ました。セホシサンカクハゼもいつも通り岩の下で卵を守り、クマノミの卵は今日当たりハッチアウトしそうな程成長していました。浅場ではイソギンポがフジツボの死骸の中で卵を守っていますし、その横ではマツバギンポ(やはり何度見てもヒナギンポではありませんでした・・・残念)がまだ卵を守っていました。初めて見たのはクロスジギンポが卵を守っている姿です。クロスジギンポにちょっとどいて頂くとその穴の中には赤い卵を見る事が出来ます。昨日ナイトで出会ったチビハナタツを探して見たのですが、ちょっと根気が無いせいか見つける事が出来ませんでした。護美溜めにいる奴は確認してきました。やはりハナタツを探すならナイトかセミナイトですね。そのナイトの話ですが大島で初めてクダリボウズギスモドキを見ました。体が透けていて非常に面白い魚でした。今日のお魚はオシャレハナダイです。やはりこの魚を書かない訳にはいかないでしょう。今日ももちろん定位置にいました。オシャレと言えば柏島や伊江島等がよく聞きます。他には久米島等です。結構「へ〜大島にも居るんだ・・・」と思った方も多いのではないでしょうか。しかし、何を隠そうこの魚、大島・八丈島での発見が公式な記録としては日本初なのです。その後伊江島より標本が得られ和名が付いている魚なのです。まるでバカボンの様な頬の模様や白い色鉛筆でラフに書いた様な体側の模様、赤い体色に入る黄色い斑紋等どれを取ってもフォトジェニックな魚です。まさにお洒落なハナダイです。多分ぺアでいるため今は同じ場所で見られているのでしょう。繁殖時期が終わってしまえばまた深場に戻って行く事でしょう。とにかく今、近場でオシャレを見たいなら絶対大島です!!見たい方はお早めに〜〜 (担当 有馬) |
| 2004年08月07日(土) | ||||
| 天 候 | はれ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 22℃〜25℃ |
| 風 向 き | 南3m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 31 ℃: 23℃ | 波 高 | 1,5 m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (小潮) | 09:02 | 14:43 |
| 昨日に引き続きいい海が続いています。午前中ちょっと深場の水温が低かったですが、午後には上から下まで25℃と安定していました。1本目はオシャレハナダイを見に行ってきました。ビデオをお持ちのゲストを連れていたおかげで、ライトで照らされるその美しい体色をじっくり見ることが出来ました。際ではフタイロハナゴイやアサヒハナゴイ・キシマハナダイyg等の定番のハナダイ達を見る事が出来ました。2本目久しぶりに右下にクダゴンベを見に行ってきました。いつも着いているはずのカラマツのそばに、ベニイザリウオのペアがいました。しかし、クダゴンベの姿が見えません。もしかして卵を持った♀のいい栄養素になってしまったのでは!!と、ちょっと心配したのですが、そんな事は無くそのすぐそばに隠れていました。駆け下りにはイサキの数がもの凄く、水が良いおかげでその群れの大きさも良く分かり迫力があります。死滅回遊魚の数もコンスタントに増えてきました。今日はクギベラやミゾレチョウ・ゴマチョウ・カガミチョウ・ヨコシマクロダイ・ヒメスズメダイ等が見られました。私は見ていませんが、今日もニタリが大ヒットしたそうです。なんで私の前には現れてくれないのでしょう・・・ 今日のお魚はクロスジギンポです。数はそんなに多くないけれども、テンクロスジギンポに比べウジャウジャとはいなく、それと言って綺麗でも無いのでいまいち注目もされない。私の中ではそんな位置づけの魚です。穴の中からそのとぼけた顔を覗かせている時だけ「とぼけた顔のクロスジギンポ〜」なんてボードに書いて紹介する位です。あんなふざけた顔をしていますが、実は凶暴な肉食でクリーニングフィッシュの振りをし、他の魚の皮膚を食いちぎり食べてしまうのです。あのクネクネとした泳ぎ方はやはり魚にとってクリーナーを意味するのでしょうか?昨日発見した卵を守っている個体をまた観察しに行きました。よく見ると中には銀色の輝いた卵も発見する事が出来ました。ハッチアウトも間近といった感じです。私の予想では、今穴から顔を出しているクロスジギンポはかなりの高い確率で抱卵中だと考えています。今後いろんな場所で観察していくつもりです。さっきいまいち注目度が低いような書き方をしましたが、例外があります。それはクロスジギンポの♂です。♂の尾鰭はなんと糸状に長く伸びるのです。しかし、大抵途中で切れてしまったいる個体が多いのが残念ですが、3本とも長く伸びていると実にかっこいい物ですよ。 (担当 有馬) |
| 2004年08月08日(日) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 18℃〜24℃ |
| 風 向 き | 南西 | 透 明 度 | 15m〜30m | |
| 気 温 (最高:最低) | 31℃:25℃ | 波 高 | 1.5m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | ややあり | |
| 満潮:干潮 (小潮) | 10:07 | 15:06 |
| 今日も透明度に恵まれた1日となりました!!しかし秋の浜は水温がさがり18度をわってしまいそうな勢いです。今日は正面の際にいってきました。水深29m付近にタテジマヤッコygがいます。まだかわいいサイズです。その先で頭上をニタリが通過していきました。際のコウリンハナダイygは2匹とも健在でした!!1匹の個体は前にいた場所より若干水深を下げています。オカワリの手前ではアサヒハナゴイ、アサヒハナゴイyg共にみられますし30m付近のヤシャハゼも水温が低いのにも関わらず元気にホバーリングしていました。帰ってくる途中、水深20m付近でもニタリに出会いました!!しばらくの間ゆっくり回ってくれていたのでクリーニングされているのかな?と思ってみていると口もとでなにか光ったものが見えます。良く見てみると大きな釣り針でした・・・・かわいそうに釣られそうになった個体なのでしょう。。ニタリは小魚の群れを長い尾でたたき気絶させて小魚を食べているらしいのですがそれ以外のものにも食いつくみたいです。。セルフチームのO氏の話では右のウミトサカ林ではハンマーヘッドが出現したそうですし激流のケイカイにはいった板橋チームはハンマーヘッド10匹の群れにでくわしたそうです!!さすが黒潮、恐るべしって感じです。黒潮の蛇行はしばらく続くみたいです。西側の流れは当分おさまらないのかも・・・ (担当 荻島) |