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2004年06月 第 3週(14日〜20日迄)
| 2004年06月14日(月) | ||||
| 天 候 | 晴天 | ポイント:王の浜/秋の | 水 温 | 14℃〜19℃ |
| 風 向 き | 西風 3m | 透 明 度 | 10m〜30m | |
| 気 温 (最高:最低) | 26℃:19℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 15:42 | 08:50 |
| 最高のお天気になりました。雲ひとつ無い青空が広がり、海は何処もベタ凪ぎ平日なのが申し訳ない一日でした。さて、今日は1本目、7月3・4日の”大島ダイビング祭り”リサーチの為、野増(王の浜)からボートダイビングに行ってきました。と言っても、私はビーチからスクーターで行って、ブイを揚げる役割だったのですが・・・。快適にスクーターを飛ばし、アーチ周辺に着くと周囲は透視度30m以上、メチャメチャ気持ち良かったです。しかし水温は14℃、これにはビックリ!してしまいました。アーチに向う間にウミガメに2回出遭いました。そしてブイを打っていると根の影から飛び出す大きな陰・・・振り向くと1m近いモロコがアーチをくぐって行きました。まだこの時期、大アーチの中に群れは居ませんでしたが、2つの小アーチにはドチザメやネコザメが入り、王の浜では定番のマツカサウオも10個体以上観察されました。結局、ドチザメは”トリプルアーチ”周辺で計8個体確認しました。しかし、このポイントは、何時潜っても気持ちいいですね。本当ならビーチから楽に行けると、最高なのですが・・・。2本目は、秋の浜へ通常ダイビング? ”右砂地”から”正面際”を潜ってきました。4月末に沈められたアオリイカの産卵床は、今年もマツバスズメダイのいい繁殖場所となってしまいました。結局、アオリの卵は、左右合わせて2房だけ・・・3年連続失敗、寂しい結果です。(何がいけないんでしょうね〜〜〜?)その代わり、沈められた木の枝には、沢山のマツバスズメダイがペアを作り、群がっています。尾鰭に婚姻色のブルーが出て、それはそれで綺麗なですが、何か?変ですね。(苦笑) (担当 柳場) |
| 2004年06月15日(火) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 19 ℃ |
| 風 向 き | 南南西6 m | 透 明 度 | 12 m | |
| 気 温 (最高:最低) | 26 ℃:18 ℃ | 波 高 | 1,5 m | |
| 日中の降水確率 | 0 % | 流 れ | あり | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 16:26 | 09:28 |
| 今日も素晴らしい天気になりました。ちょっと透明度は落ちましたが、ベタ凪ぎのいい海でした。正面に行ってきました。少し流れがかかっていたせいで、ハナダイ達は元気に泳ぎまわっていました。スジハナダイは婚姻色を出してる物も居て実に綺麗です。前回見たのと同じ穴でまたゼブラホンヤドカリを目撃しました。知られていませんが、ヤドカリも魚や他の水中生物と同じく、気に入った場所からあまり移動しないものなのです。なので結構同じ個体に出会う事も少なくありません。クレナイイトヒキベラの♂が相変わらず非常に綺麗です。若干婚姻色らしくなって来ましたが、まだまだ100%ではありません。浅場のトゲトサカをめくるとマルタマオウギガニが出てきました。入ってるトサカの割にカニのサイズが大きく体のほとんどが見えていました。そのすぐそばの別なトサカにもやはりマルタマが入っていました。こっちはちゃんと切り取ったトゲトサカの破片で蓋をしていました。実に賢いですよね〜 段落ちにはあまり隠れず、それでいてサイズも大きいミサキスジハゼがいます。たまに横を向いてくれたりとなかなかサービス旺盛な個体です。ヒメテグリの数が非常に多くなってきました。今年はヒメテグリの産卵を見に行くというのはどうでしょうか?今日のお魚はコミナトテンジクダイです。全体的にマニアック度の高いテンジクダイ系の中でも格別にマニアな種類の内の1つであると言える魚です。まず、陰影性が強く昼間は岩陰から出て来る事はありません。今日、目撃した個体も岩の隙間に隠れていました。次にライトの光を非常に嫌い、じっくり観察出来る程長い間見る事が出来ないのです。体は一様に茶色く、体高は低く尾柄部が長いのが特徴です。この魚をじっくり見たい!!という物好きな方にはなんと言ってもナイトダイビングをお勧めします。ナイトならばいくらでもじっくりと見る事が出来るのからです。この仲間の中にはアカネテンジクダイの様にナイトでも表に姿を現さない種類もいるので、まだ観察し易い種類ではあると思います。よく見るとこれでなかなか可愛い顔をしているんですよ。まだナイトを体験した事無い方も是非、そんな夜の魚に会いに潜ってみてください。 (担当 有馬) |
| 2004年06月16日(水) | ||||
| 天 候 | はれ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 17℃〜19 ℃ |
| 風 向 き | 東南東5m | 透 明 度 | 10 m〜12 m | |
| 気 温 (最高:最低) | 25 ℃:17 ℃ | 波 高 | 1,5 m | |
| 日中の降水確率 | 10 % | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 17:04 | 10:05 |
| 昨日に引き続きいい天気になりました。7月3・4日に行われる「大島ダイビング祭り」のリサーチの為ボートダイビングをする予定だったのですが、残念な事に土壇場で中止となってしまいました。ボートに行く気満々だった私は、その後普通のダイビングをする気になれずお客さんに付き合って頂き、キビレの根に行ってきました。キビレに行く途中には何百というキンギョハナダイの群れがいます。♂が相変わらず求愛行動しているのを横目で見ていたら、なんと産卵まで行っていました。午前中から産卵行動を見たのは初めてでびっくりしてしまいました。キビレの根には立派なカシワハナダイやエゾイソアイナメ、もちろんキビレマツカサもいました。行き帰りには沢山のテングダイが群れていました。多いところでは20匹以上の群れでした。ムツも駆け下りの群れはサイズが大きく見ごたえがあります。正面のハゼ地帯ではヒレネジ・ヤシャハゼが見られました。際に可愛いムスメベラのygがいます。大きさ2cm程で実に愛らしいです。久しぶりにシンイボテガニに登場してもらいました。登場してもらってなんなのですがいくら見ても地味な可愛くないカニですね〜 別に隠れて無くてもいいのに・・・と思うのは私だけでしょうか・・ 今日のお魚はキホシスズメダイです。大島には数は多くないですが通年見られるスズメダイです。最近、キホシスズメダイ似の新しいスズメダイが発表されました。今のところ学名はもちろん和名もありません。この魚については今度詳しく紹介する事にしますが、違いが分かってみると今までキホシと思っていた魚のほとんどがこの新しいスズメダイの方でした。冷静にキホシを探してみるとこれがなかなかいないんですよね〜実は。キホシ=黄星で、鱗に黄色斑を持つのが和名の由来になっています。今、段落ちに1匹卵を守っているキホシがいます。卵を守っているスズメダイの仲間は非常に凶暴でダイバーが近づこうが何しようが逃げることなく向かってきます。そんな時こそキホシの黄星を見るチャンスです。噛み付かれない程度に近づきじっくり観察するとやはり黄色斑がちゃんとあるのが見て取れます。今日もお客さんと一緒に観察をしていました。ふと気が付くとキホシの体の色が変わっていました。黄色かった尾鰭が体と同じ灰色になっているではないですか。こうなるとほとんど普通のミヤケスズメダイにしか見えません。魚を体色で判断してはいけないと分かってはいるのですが、ちょっと驚いてしまいました。 (担当 有馬) |
| 2004年06月17日(木) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | ℃ |
| 風 向 き | 南 5m | 透 明 度 | 8m〜12m | |
| 気 温 (最高:最低) | 25 ℃:19℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 17:38 | 10:40 |
| 雲は多かったのですがまずまずのお天気に恵まれ、海は凪いでとても良い状態でした。でも、透視度は良くなりませんね〜・・・。困ったものです。さて今日は、セミナイトを含め3DIVE秋の浜。1本目は”アサヒの根”に行ってきました。狙いはヤリイトヒキベラ・・・個体数が減ったのか?ちょっと見つけるまで時間が掛かりました。以前より少し浅い場所に移動したようですね。しかし、やっと目に入った♂は、とても立派な個体で体長12cm程有りました。近くでは♀も2個体泳いでいました。2本目は正面をゆっくり回ってきました。水深30付近では、ヤシャハゼを2箇所で確認 ”オハギの岩”付近では、久し振りにヒメヒラタイザリウオも見る事ができました。近くでは、アカオニナマコに可愛いウミウシカクレエビが付いていました。先週末から情報は有ったのですが、私は今年に入って初確認です。いつも出現するのは秋頃なので、ずいぶん例年より早いですね。”段落ちの壁”には、ベニイザリウオのペアが居ます。♀のお腹はだいぶ膨らんでいて、卵を持っているのは間違いなさそうです。(セミナイトの時には、しっかり♂が寄り添っていました。)近くには、もう1匹♂が居るのですが”あわよくば”と、隙(間男?)を狙っているのかも知れませんね。その内、♂同士の繁殖を掛けた戦いや、放精放卵が見られるかもしれないので、暫く観察を続けたいと思います。昨日は正面の水深23付近で、カミナリベラの放精放卵が観察されました。今日は”落ちそうな岩”付近で、ホンベラが放精放卵していました。皆さんもベラ達が固まって泳いでいたら少し観察して見てください。面白いシーン出遭えるかも知れません。ヤシャハゼの近くでは、今日もトラギスが喧嘩をしていました。お互い等間隔で平行になり、鰭を広げて海底から数センチ飛び上がります。ライトを照らして近付いても気にする様子も無く、喧嘩は続きます。テグリの仲間の様な派手さは有りませんが、なかなか面白いです。2本目、左の梯子に大きなカワハギが寄り添っていました。かなり老成しているのか?鰭はボロボロで目も少し白くなりかけていました。セミナイトの時にも居て煌々とライトを当ててもパイプから離れようとしませんでした。暫く見ていたのですが、何か一抹の寂しさを感じてしまいました。(これって歳のせい???(苦笑)相変わらずオキノスジエビは凄い数で上がってきます。卵を持った個体もだいぶ増えてきました。昼間は一体どの辺に居るのでしょう?確かめたい欲求に駆られる事もあるのですが・・・・止めておきましょう。 (担当 柳場) |
| 2004年06月18日(金) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 19℃ |
| 風 向 き | 南西7m | 透 明 度 | 12m | |
| 気 温 (最高:最低) | 26℃:20℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | やや有り | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 04:16 | 11:16 |
| 今日は朝から気温が高くとても暑い1日でした!!午後から南西の風が吹き、午前中の船は元町港についたのですが午後からは岡田についたようです。昨日に比べると透明度がいくらかあがってきました!!今日は25の岩から左の砂地へいってきました。。中層は相変わらず婚姻色をだしたイトヒキベラが忙しなく泳ぎまわっています。しばらく見ているとこの時期は?やっぱり縄張りがあるようで自分のテリトリーに違う♂がはいってくるとはいってくるな〜といわんばかりにテリトリーから追い出します。アカエソやワニゴチなどのペアーも見かけます。。オハギの岩には写真を撮りやすそうなアナモリチュウコシオリエビがいます。体をよく出しているので機会があれば是非ご覧になってください。段落ちではカシワハナダイはまだ元気に頑張ってくれていますしシュンカンハゼもよく見かけます。またメシマウバウオがかなり大きくなりました!!今日も元気にヒメギンポの卵を食べていました(目には見えないですけども)。なんでヒメギンポはメシマウバウオを追い払わないのでしょうか?とても不思議です・・・(小さい個体は攻撃されているところを見たことはありますが・・・)ニタリの目撃情報も増えてきました。明日は南の風のようです。(担当 荻島) |
| 2004年06月19日(土) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 22℃〜17℃ |
| 風 向 き | 南南西6m | 透 明 度 | 10m〜12m | |
| 気 温 (最高:最低) | 28℃:21℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 有り | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 04:49 | 11:52 |
| 今日も気持ちの良い青空が広がりました。しかし、南から近付いている台風6号の影響が少しずつ出始めています。と言っても、多少浅場でサージを感じる程度ですが・・・。さて今日は久し振りにマダラ狙いで、”オカワリ”をしてきました。結局、本命はすぐに隠れられてしまいお見せできなかったのですが、周辺で群れるスジハナダイやナガハナダイの婚姻色は、なかなか見事でした。相変わらずキシマは2個体、他にはイトヒキハナダイやサクラダイ等を見て上がってきました。2本目は、”右から正面のガレ場”をゆっくり潜ってきました。水深20m近辺のザラカイメンを覗くと、必ずと言ってよいほどザラカイメンカクレエビが入っています。丸々と太った個体は、お腹にグリーンの卵をビッシリ付けています。浅場のヒメセミエビもオレンジの卵を持った個体をよく見かけます。甲殻類も繁殖シーズンに突入ですね。数日前に、ヒメヒラタイザリウオが出現した事はお伝えしましたが、今日新たに2個体確認されました。1個体は”段落ち”で、もう1個体は、水深30m程の所です。最近、殆んどリサーチしていなかったのですが、意識してみると見つかるものですね。 (担当 柳場) |
| 2004年06月20日(日) | ||||
| 天 候 | 晴れ時々曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 17℃〜21℃ |
| 風 向 き | 南南西6m | 透 明 度 | 12m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 27℃:21℃ | 波 高 | 3m〜4m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 05:21 | 12:27 |
| 台風6号の影響で西側の海は、朝から赤旗が立ってしまいました。沖合いを見ると風波も無く静かなのに、岸からほんの100m程の所からざわついた感じになってきます。そして、岸から2〜30m付近で海面が盛り上がり岩場で大きな波が砕けます。まだ台風は沖縄に居るはずなのに・・・そのパワー恐るべしですね。秋の浜は問題なく潜れましたが、確実に影響が出てきました。1本目には海藻が前後してサージを感じる程度でしたが、2DIVE目には千切れた海藻が舞い上がっていました。船の方にも色々と影響が出てきました。午後のシーガルは欠航が決まり、JFも1隻は欠航、東京からの便も条件付となりました。明日は更に厳しそうですね。さてそんな中での今日のダイビング、1本目は”アサヒの根”に行ってきました。入り口付近のキシマハナダイbaby がなかなか良い子でジックリ観察できました。ヤシャハゼも出てはいたのですが、丁度その水深にサーモクラインが掛かり、こちらはちょっと観察しずらかったです。”段落ちの壁”では、新たにベニイザリのペアを I/Aさんに教えて貰いました。♀のお腹は、今にもはちきれんばかりに膨らんでいました。2本目は、”右トサカ林”へ行ってきました。前回あまりにも魚が少なくガッカリしたので、今回は何の期待もせずに行ったのですが、何とゴロタ斜面に差し掛かった所で大きなタカベの群れ、その先には同じく大きなイサキの群れが待ち構えていました。更に奥の方では、テングダイが計30匹程・・・・・そして足元にはニセイガグリウミウシやムラサキウミコチョウ。しかし、このウミウシ達に気を取られたのが失敗でした。何と!ニタリが登場したのです。私を含めゲストの方お二人は見逃してしまいましたが、3人のお客様が目撃しました。まぁ私は、久々の群れに囲まれ、それだけで充分に満足でしたが・・・・・。(苦笑) (担当 柳場) |