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2004年06月 第 2週( 7日〜13日迄)

 2004年06月07日(月)
天 候 雨時々曇り ポイント:秋の浜 水 温 14℃〜19℃
風 向 き 南風 5m 透 明 度 15m〜30m
気 温 (最高:最低) 25℃:19℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率    50% 流 れ 少々
満潮:干潮 (中潮) 06:36 14:03
 空模様が目まぐるしく変わる一日でした。さて今日も秋の浜”ハナダイの根”に行ってきました。水深20m付近にはサーモクラインが出来、いきなり5℃程水温が下がりました。思わず身震いが出て一瞬引き返そうか?と弱気になりましたが、思い切って降りてみました。下の透明度はすこぶる良く、暫くすると水の冷たさも感じなくなっていました。不思議ですね〜〜〜。この所、続けて何回か潜っているのですが、今日初めて、キシマの♀のお腹が大きい事に気付きました。キンギョハナダイの♂も夕方近くになると一生懸命♀を誘っているので、午後に潜ればキシマも繁殖行動が見られるのかも知れません。あまりキシマの婚姻色と言うのは意識した事が無いので、今度注意して見てみたいものです。”オハギの岩”近くでは、今日もお腹がパンパンのアカオビコテグリを確認しました。しかし、数年前と比べると個体数が少ないですね。浅場のヒメテグリは、順調に数が増えています。毎年観察している岩には、1cm前後の個体が10数匹集まっています。2ヵ月後には、立派に成長している事でしょう。しかし、毎年決まった場所に集まるというのも、不思議ですね。自分の産まれた場所に戻ってくるのでしょうか?・・・な訳無いですよね。今年もアオリイカの産卵は、外れてしまいました。これで3年連続です。水温のせいでしょうか?それとも枝の入れ方・・・?木の種類が悪い? だいぶ前に左に一房、最近になって右に一房産み付けられただけです。寂しいですね〜〜〜。寂しいと言えば、今年はミミイカの卵も確認できませんでした。ここ数年決まった場所で観察できたのですが、どうした事でしょう?”段落ちの壁”の亀裂や凹みに住んでいるフトスジイレズミハゼのお腹が、だいぶ膨らみ黄色くなってきました。産卵も間近の様ですね。
(担当 柳場)


 2004年06月08日(火)
天 候 曇り ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜19℃
風 向 き 南南西6 m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 25℃:19℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率 10% 流 れ 少々
満潮:干潮 (中潮) 07:27 14:53
 さて今日も秋の浜2DIVE、多少透視度が落ちましたが水温は高めでした。1本目は”正面の際”をゆっくり潜ってきました。”オカワリ”の手前の凹みには、アサヒハナゴイツルグエ、その周辺にはホタテエソが沢山居ます。少し上がった所では、コクテンカタギシマキツネベラの1,5cmサイズにクリーニングされていました。相変わらずキンギョハナダイの群れにはカシワハナダイが数匹混ざり、大きな個体には♂の婚姻色が出ていました。久し振りにお腹の大きなカイエビスも確認しました。際の上では、キイロウミウシキイボキヌハダウミウシに襲われていました。本当にキイボって綺麗なくせに獰猛な奴ですね。この所、”左砂地”に大きなセミホウボウが居ます。おっとりした奴で、いくら近付いても逃げようとしません。以前は憧れの魚だったのですが、今ではごく普通に見られる魚になってしまいました。浅場のメバルがだいぶ成長してきました。数百匹の塊になって群れると中々見応えが有ります。岩陰では、オオスジイシモチコスジイシモチの口内保育が始まりました。ネンブツダイもあちらこちらでペアになっています。左の梯子には、相変わらずカエルウオが住み着いています。笑ったような大きな口とクリクリした目玉は、癒し系でしょうか?エキジット間際の楽しみになっています。
(担当 柳場)


 2004年06月09日(水)
天 候 曇り時々雨 ポイント:秋の浜 水 温 17℃〜19℃
風 向 き 北風3m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 23℃:19℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率 50% 流 れ 少々
満潮:干潮 (小潮) 08:31 15:47
 今日の1本目は、”アサヒの根”イトヒキベラ狙いで行ってきました。根のトップには相変わらずクレナイ、根の中央付近ではヤリイトヒキの♂と♀が3個体確認されました。又近くには、ナガハナダイのbaby の群れ(5個体)に混ざって、1,5cm程の可愛いアサヒハナゴイも観察されました。周辺にはキシマのbaby も居ます。正面のガレ場では、オグロベラの♂が2個体確認されました。”段落ち”の下では、シュンカンハゼが2個体出ていました。普段は警戒心が強くなかなかゆっくり見る事ができないのですが、今は繁殖シーズンに入っている為か?中々隠れず良い子でした。(笑)同じ場所で、ホシノハゼ♂が一生懸命♀を誘っていました。お腹が大きい♀の前に回り込んでは、下半身をフリフリします。♀が向きを変えると又前に回り込み、フリフリします。何度もこの行動を繰り返しながら、最後は♀を自分の巣穴(砂地にある石の下を掘って巣穴を作る)に誘い込む事に成功しました。石の下に潜り込んだ♀は20秒程で出てきました。取り合えず、♂の顔を立てて巣穴の下見をしてあげた・・・と言う感じでしょうか?時間が早いせいか?産卵には至らなかった様です。壁の凹みを覗くと、あちらこちらにフトスジイレズミハゼのペアが居ます。♀と思われる方は黄色いパンパンのお腹をしています。繁殖と言えば、今アメフラシがとてもお盛んです。(苦笑)右の梯子の下では7個体がズラズラズラ〜っと連なってHをしていました。しかし、♂にも♀にもなれる雌雄同体って、変な動物ですね。
さて、今日この他に観察されたものです。ツルグエイサキタカベウイゴンベムスメベラヤシャハゼアカオビコテグリお腹の大きな♀・キイボキヌハダウミウシテナガダコアマミスズメダイbabyヒラメムナテンベラアカホシカクレエビベニイザリウオ・ムスメウシノシタザラカイメンカクレエビシンイボテガニウチウラタコアシサンゴカシワハナダイコクテンカタギbabyホシベニサンゴガニインターネットウミウシアケウスイボイソバナガニミノカサゴカスザメハナタツ♂♀クモガニの仲間カエルウオメシマウバウオ等など・・・・・。
(担当 柳場)


 2004年06月10日(木)
天 候 曇り ポイント:/秋の浜 水 温 19℃〜20℃
風 向 き 南6m 透 明 度 12m
気 温 (最高:最低) 25℃:19 ℃ 波 高 2m
日中の降水確率 20 % 流 れ なし
満潮:干潮 (小潮) 09:59 04:49
 今日は少しばかり陽が差し込んだ1日でした。秋の浜の水温も若干あがってきたようにおもわれます。正面にいってきました。先週末Yさんに教えてもらったキシマハナダイyg(水深25位)がまだ頑張ってくれています。根の際の個体よりとてもよい子で写真は撮りやすそうですし、周りの環境もあまりうるさくないのでカメラをお持ちの方は1度、挑戦して見てください!!水深18m付近にいるカシワハナダイygもあまり動かないし隠れないのでお勧めの被写体です。少々暗かったせいでしょうか?左の砂地ではウミエラが砂地から元気良くでていました。ウミエラカニダマシがついていますよ〜また左の砂地にもヒレナガネジリンボウが出始めました!!数がもっと増えてくれるといいのですが・・・段落ちではヒメギンポがまだ産卵していました。ときたま喧嘩しているようにも見えたのですが♀のお腹からはしっかりと産卵管がでておりまだ頑張っているんだ〜なんて感心してしまいました。浅場のお勧めはトゲトサカテッポウエビです。小さなトサカについていてトサカの色もエビも綺麗ですのでお勧めの被写体です!!ちょっと小さいですけども・・・(担当 荻島)


 2004年06月11日(金)
天 候 ポイント:/秋の浜 水 温 18℃〜21℃
風 向 き 東 m 透 明 度 10m〜15m
気 温 (最高:最低) 24℃:19℃ 波 高 1.5m
日中の降水確率 60% 流 れ やや有り
満潮:干潮 (小潮) 11:44 06:13
 今日までのところ台風4号の影響は全くありません。秋の浜はベタ凪ぎでした。西側もウネリは入って無い様子です。明日は南西の風が吹くみたいなので秋の浜はおそらく入れると思われます(あくまでも予想です)。今日はアサヒの根にいってきました!!根の上ではちょっと小振りのイサキ(ちょっと小振り)の群れが凄かったです。去年のゴマサバを思わせるような勢いでした!!特に新しいものはみなかったのですがクレナイイトヒキベラのフラッシングがなかなか見ごたえがありました。体色は綺麗?というかかなりハデハデの色をだしています!!左の砂地シマヒメヤマノカミygもまだ健在です。段落ちではイソバナをたくさんつけているカイメンガニも見られました。昨日セミナイトでアカオビコテグリの産卵を確認してきました。今年は♂があまり目につきません。そのためか♂はとても大変です。♀は合計4個体いたのですが♂一匹で全部の♀を面倒みなければなりません。なので各♀とは1発だけしかヤリません。1匹目と終えると次の♀のところまで移動し事を済ませます。終わると次の♀へと休む暇なしといった状態です。4匹目の♀は身体が♂より大きい個体でした・・・♀はやる気満々で♂のディスプレイを待たずに勝手に上昇していき♂がそれについていくといった状態でした!!♂は♀がどこにいるのか把握してるみたいです。♀が待っているところまで無駄なく素早く移動していくんですよ〜びっくりしましたし中々笑えました!!今年のアカオビの♂は羨ましいというよりもある意味大変そうです!!(担当 荻島)


 2004年06月12日(土)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 15℃〜19℃
風 向 き 南南西 7m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 26℃:20℃ 波 高 2,5m 
日中の降水確率 20% 流 れ 無し
満潮:干潮 (長潮) 13:27  07:19
 梅雨の晴れ間は嬉しいですね。何か?得した気分に浸れます。さて今日も秋の浜・・・比較的透明度も良く明るいので、とても気持ちよかったです。1本目は、”アサヒの根”に行ってきました。狙いはヤリイトヒキベラハナダイの子供達。根の上にはイサキの若魚が大きな塊りとなって群れていました。根の下半分は、もの凄い数のマツバスズメダイに占領されています。さて目的のヤリは、始め全然目に入ってきませんでした。減圧が出そうになり、ちょっとヤバそうになり掛けた時・・・まず♀が目に飛び込んできました。そして少し上には♂が・・・いつもの場所はマツバスズメダイが占拠しているので、居心地が悪かったのかも知れませんね。相変わらず、皆がゴージャスと呼んでいる場所には、ナガハナダイに混ざってキシマハナダイのbaby が2個体居ました。1,5cm程でとても可愛いです。近くには、ツルグエサクラダイ♂トサヤッコのbaby 等が居ました。夕方には、週末恒例となったオキノスジエビの大行進を観察してきました。次から次へと湧き上がる様に現れるエビの大群に皆大興奮、予定の時間があっ!言う間に過ぎてしまいました。今日は卵持ちの少し大きいサイズも確認されました。深場には、やはり幾つかのステージが棲息しているようです。暫く観察できると良いですね。
(担当 柳場)


 2004年06月13日(
天 候 曇り後晴れ ポイント:秋の浜 水 温 18℃〜20℃
風 向 き 東北東 6m 透 明 度 10m〜15m
気 温 (最高:最低) 25℃:20℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率 30% 流 れ 無し
満潮:干潮 (若潮) 14:46   08:09 
 午前中はドンヨリした曇り空でしたが、お昼過ぎから薄日が射し始め夕方には気持ちの良い青空が広がりました。もう少し、早く回復すれば良かったのですが。さて、今日は1本目群れ狙いで”右ウミトサカ林”へ行ってきました。しかし・・・・・海の中は暗〜く、斜面の上の方にイサキタカベが少しだけシルエットで見える程度でした。おまけに、普段群れているテングダイも1個体しか目に入らない始末、何とも寂しい結果となってしまいました。まぁ、もう一つの目的クダゴンベは定位置に居てくれたので良かったのですが・・・。クダゴンベの岩には、オレンジのベニイザリウオも付いていました。浅場では、お客様のリクエストに応え、キンチャクガニキマダラハゼ探しをしたのですが、こちらも完全に外してしまいました。キンチャクガニは、ここ2ヶ月程見ていないので仕方無いとしても、キマダラハゼまで見つからなかったのは、少しショックでした。なかなか上手くいかないものですね。2本目は、先の教訓?を活かし(苦笑)手堅く”正面の壁”を攻める事に。毎日の様に見ているハナダイ達ですが、何時見ても可愛いですね。1本目が寂しかっただけに、より彼女達の存在がありがたかったです。今日もカシワハナダイは婚姻色バリバリで、近くの♀にアタックしていました。岩陰には、お腹がプックリ!膨れた♀も2個体確認できました。キシマハナダイのbaby があちらこちらで確認されています。今年は例年より多い気がします。右の砂地では、マツバスズメダイヒラミル(グリーンの平たい海藻)の表面に、ビッシリ卵を産み付けていました。この所、急にソラスズメダイの数も増えたような気がします。浅場のゴロタ地帯に居たネンブツダイ達も、殆んどがペアになった様です。暫くの間、色々な海の生物達に熱々振りを見せ付けられそうですね。(笑)
(担当 柳場)