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2004年05月 第 4週(24日〜30日迄)
| 2004年05月24日(月) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:ケイカイ/南部 | 水 温 | 16℃〜21℃ |
| 風 向 き | 北西3m | 透 明 度 | 8m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 23℃:15℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 強 | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 06:30 | 13:51 |
| 気持ちの良い青空が広がり、昨日までのお天気が嘘の様でした。逆なら良かったのですが。さて今日は、3DIVEしたのに1本も秋の浜に潜っていない・・・珍しい日です。その訳は、朝一でダイビング協議会会長から電話が入り、「海況が良いので、南部でボート出しましょうよ!」とのお声が掛かったのです。皆さんご存知と思いますが、大島では7月3・4日にイベントを企画しています。その準備として、協議会メンバーで南部の海を潜ってみましょう・・・とのお誘いでした。午前中、ケイカイに入ったので、秋の浜に潜る機会を逸したと言う訳です。ケイカイは、陸から見ても海面がザワつきかなり流れがキツイのが感じられました。さて、私はこんな時、必ずビーチドリフトをするのです。まずエントリー口から、延々と流れの掛からない浅場を左に移動します。そして頃合を見て一気に真沖へ出て潮に乗るのです。上手く潮に乗れば数分間流れに身を任せて、ケイカイの複雑な地形を堪能する事ができます。そして真沖の水深24付近から根の間を縫うようにして岸に戻って来るのです。当然、ドリフト中は細かい観察はできませんが、景色を眺めてるだけでも充分満足できます。と言う訳で、1本目見たものは、イシガキフグ・メジナ・イサキ・ホウライヒメジ・ゴイシウミヘビだけでした。さて本日のボートDIVEは、”八磯”and”トウシキ” 、”八磯”は大きなアーチのあるポイントで、中々地形が面白かったです。”トウシキ”は、ビーチコースの多少外側を潜るという感じでした。しかしこれが、正真正銘ドリフトDIVE。北部では見掛けなくなったアントクメの生い茂る海底を、ひたすら流れる事30分、見たものは小タカベの群れ、ドチザメ・大きなヒラメ・・・以上でした。(苦笑)南部は、ケイカイよりも水温が5℃以上高く楽だったのですが、透視度が今ひとつだったのが残念でした。水が綺麗ならばダイナミックな地形だけで充分楽しめたのですが・・・。正直私としては、行く機会の少ない南部なので、当たれば良いのですが外した時が怖いですね。(苦笑)南部のポイントは、”南部のサービスで案内してもらう”と言うのがベターかも知れません。 (担当 柳場) |
| 2004年05月25日(火) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 14 ℃〜18 ℃ |
| 風 向 き | 西北西4 m | 透 明 度 | 7 m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 23 ℃: 18℃ | 波 高 | 1,5 m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (小潮) | 07:04 | 14:35 |
| 昨日に引き続き良いお天気になりました。しかし、海の方は相変わらず冷たい水が深場を陣取っていました。ここ数日ちゃんとした目撃情報を聞かないコウリンハナダイを探しに行ってきました。しかし、結果はまた不発に終わりました。低水温の為岩の隙間でジッとしているのか、それとも何かに捕食されてしまったのか・・・ 前者であること祈るばかりです。その周りにはサクラダイやナガハナダイのチビがおり、その下にはヤリイトヒキベラの♂が♀の周りをウロウロとしていました。イトヒキベラと言えばクレナイの♂がいい色になってきました。婚姻色とまではいきませんが、かなりビカビカしてきました。段落ちのイチモンジハゼのお腹がパンパン膨れてきています。今日観察していたところ♂と思われる2個体がその♀を牽制しながらグルグルと回っていました。♀の気を引こうとしていたと思われます。その他にもフトスジイレズミハゼのお腹も大きくなってきています。去年産卵が行われた穴に今年もペアが入っていました。また観察しやすい所に卵を産み付けてくれれば良いのですが。いろいろな種類の魚が徐々に繁殖行動またはそれに伴う縄張り争い等を始めています。今日はカミナリベラの♂が縄張り争いをしていました。30cm位の距離を保ちながら2匹で直径3m程の円を描きながら同じ所をグルグルと周り続けていました。何週するか数えようかと思ったのですが、いつまで経っても終わりが見えないのでやめてしまいました。本人達は真剣にやっているのでしょうが、傍から見ていると実に面白い光景でした。今日のお魚はカエルウオです。大島では普通にいるイソギンポの仲間で、ダイビングというよりイソ遊びでよく見る魚です。なので主にタイドプール等を好んで生息しています。大きな目玉に鼻の下の長いその顔は実に愛らしく普通種ながらついつい見入ってしまいます。秋の浜では良くハシゴのパイプに入って居る所を目にします。パイプの端から顔だけを出し、まるで物思いに耽るかのように空を見つめる姿は大変可愛いです。今日久しぶりにパイプに入っているカエルウオを見ました。縦に付けてあるパイプの上の穴から顔だけ出していました。いつもならなんの問題も無くEXのついでにじっくり観察し「可愛かったね〜」で済むのですが、今日はちょっと違いました。時間的に潮が引き始めて来ている時で、波が引くとパイプの上が水面から出てしまうのです。当然そこに入っているカエルウオの顔も水面から出てしまいます。通常水中から見るカエルウオの顔が上半身水面からでた状態で観察出来るわけです。今までこんな事は見た事がなかったのでついつい笑ってしまいました。2本目は完全に潮が引いていました。当然ですがそのパイプにカエルウオの姿はありませんでした。しかし、分かっていながらもついついパイプの中を覗いてしまう自分に今度は可笑しくなってしまいました。 (担当 有馬) |
| 2004年05月26日(水) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 16 ℃〜18 ℃ |
| 風 向 き | 南5 m | 透 明 度 | 10 m〜15 m | |
| 気 温 (最高:最低) | 25℃:18 ℃ | 波 高 | 1,5 m | |
| 日中の降水確率 | 10 % | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (小潮) | 07:47 | 15:30 |
| 昨日よりは少しだけ水温が上がってしました。と言っても16℃。まだまだ例年に比べれば2℃程低い水温です。今日は右に行ってきました。ENしてすぐの岩に綺麗な紫色の海藻をいっぱい付けたコワタクズガ二がなんと4匹もいました。結構フカフカした海藻でいつもならなんとなく居る場所が分かるカニも、すっぽり海藻の中に隠れ見つけるのが大変なくらいです。駆け下りにはネコザメの卵がいくつか産み付けられていました。フタイロニシキウミウシのチビやキイボキヌハダウミウシ、カンザシウミウシ等今日はウミウシが良く目に入りました。砂地には大きなヒラメがいました。・・・・・まるで真冬の様なログですね。昨日、今日のお魚に書いたカエルウオがまた同じパイプに入っていました。もちろん潮が引いても入っていました。今日は昨日よりも潮は引いていて波が引くとパイプの先端が10cm程水面からでてしまっていました。昨日は見事に逃げ出していましたが、今日はなんとこの状態でもまだ中に入っていました。なんて間抜けなカエルウオなのでしょう。久しぶりにキヌバリが出現しました。伊豆半島や三浦半島等では全く珍しくない魚ですが、大島では何年かに一度出るか出ないかの珍しい魚です。今日のお魚はセナキルリスズメダイです。大島では死滅回遊魚として見られるスズメダイで、その名の通り背中側が綺麗な黄色で縁取られます。結構深い所で発見される事多い種類です。珍しい事にこんな時期に3cm程の幼魚が出現しました。しかも、水深は浅目です。大抵性格はすごくシャイで人が来るとすぐに岩の亀裂に隠れてしまいます。この性格のせいか、なぜかいつも我々がその存在に気が付くのは結構大きくなってからです。その大きさは約10cm程、大きさから言えばもう立派な成魚の大きさです。もしかしたら毎年この時期に幼魚が流れて来ているのかもしれません。そして成長してから私達の目に触れているのかもしれませんね。しかし、もしそうだとしたら毎日潜っている私達の目って一体・・・・ まっ隠れるのが余程上手いのでしょう。という事にしておきましょう。 (担当 有馬) |
| 2004年05月27日(木) | ||||
| 天 候 | はれ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 17 ℃〜18℃ |
| 風 向 き | 南4m | 透 明 度 | 12 m | |
| 気 温 (最高:最低) | 25℃:17 ℃ | 波 高 | 1,5 m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (小潮) | 09:08 | 16:40 |
| 昨夜の話ですが、遊びでナイトダイビングに行って来ました。水深15m程まで降りると目の前に赤と白の物体が多数現れました。オキノスジエビです。1ヶ月前にも同じ場所で確認していますが、その時より数は確実に増えていました。ナイトでオキノスジエビ観察なんて言うのも楽しいかもしれませんね。この本隊が何処に居るのか深場に確認しに行きたい気持ちもあったのですが、今日は浅場をのんびり潜ってきました。目的はキシマハナダイのygです。今居る個体が発見されて今までまともに近くでその姿を見た事が無かったのですが、今日はばっちり写真を撮る事が出来ました。あの淡い体色と腹鰭の美しさには何度見ても見入ってしまいます。昨日発見されたセナキルリスズメダイも健在でした。段落ちには相変わらずオレンジのイロイザリウオが観察されています。段の上に前々からミミイカの入っている穴があります。ちょっと棒で砂地を突くとピョコっと砂から飛び出してきます。面白いのはその後、自分で砂をかける仕草です。上手に砂をかける姿はちょっとした見ものです。昨日出現したキヌバリはもうその姿を消していました。かなり浅い方まで探したのですが見つからず、しょうがないのでクロマスクを観察してきました。今日も完全にタンクが水面から飛び出る水深でた。今日のお魚はマスダオコゼです。通年大島に生息しているのでしょうが、石の下や海藻の下にうまく隠れているためなかなか見つかりません。しかし、そんなに動きの激しい魚ではないので、1回見つかるとその後しばらく同じ場所で見られる事の多い魚です。今日も海藻をめくっていたら飛び出してきました。まるでツマジロオコゼの様な平べったい体にビシッと立ち上がった背鰭を持ちます。この背鰭が目の真上から出ているのがマスダオコゼ属の特徴です。マスダオコゼを含むイボオコゼ科の魚は日本に7種類確認されています。まだまだ研究の進んでいない種類の一つでもあります。大島でも顔付きのちょっと変わったSPが発見されています。この科の魚、今後もっと新しい種類が増える可能性がありますね。この属の魚は鰓蓋の有る棘の形状で種類を区別することが出来ます。種類を判断したい方は真横から顔のアップを撮ってみるといいでしょう (担当 有馬) |
| 2004年05月28日(金) | ||||
| 天 候 | 曇り時々雨のち晴れ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 17℃ |
| 風 向 き | 南3m | 透 明 度 | 10m | |
| 気 温 (最高:最低) | 25 ℃: 17℃ | 波 高 | 1,5 m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (長潮) | 11:15 | 06:24 |
| またまた昨日話から、先日も書いたオキノスジエビの続報です。先日カナさんが夕暮れに潜ったところ浅場へと移動してくるオキノスジエビに遭遇しました。まっ初めからこれを狙って入ったのですが。一昨年、右から上がって来ていた数に匹敵する程の迫力だそうです。前回惜しくも見られなかった方またチャンスがやって来ましたよ〜〜〜 岩やトサカをシャカシャカしながら自分の方に向かって来るエビを想像して下さい。是非、一目見たくなったはずです。ガイドのご希望はお早めに〜〜 さて今日の話に入りましょう。天気のせいか昨日に比べ薄暗い海でした。こういう日はあまり深場に行く気にならなったので、またじっくり浅場を潜ってきました。おはぎの岩周辺にいつもウロウロしているクレナイイトヒキベラをじっくり観察してきました。遠目に見ていると他の♂と縄張り争いを始めます。ベラリストの私的にはこの魚の尻鰭を是非見て頂きたい。縄張り争いをしている時には、この赤く大きな尻鰭を広げて2匹泳ぎます。これはなかなかの見物です。周りには結構立派な♀が何個体もいます。その内ここで求愛行動も目撃出来るかもしれませんね。その時も是非、尻鰭に注目して下さいね。浅場で昨日見つけたマスダオコゼを探してみました。案の定同じ場所にいてくれました。その他セナキルリスズメダイ、フタイロハナゴイ・アサヒハナゴイ・イロイザリウオ・クロマスク等いつも通りの魚達を見る事が出来ました。今日のお魚はキシマハナダイです。ハナダイフリークならば一度は見たいハナダイの1つでしょう。たまに浅場で確認出来る事もありますが、確実にこの魚が見られるのは50m以深です。初めてこの魚が発見された時には「カゴカキダイ似たハナダイがいる」と噂になったいう逸話もあります。その黄色とピンク縞々の美しい体色は見るものを必ず虜にしてしまう程です。深い暗い環境だからこそ、こんなに美しい体色が出るのかもしれません。今、浅場に可愛い幼魚がいます。今まで見ていた個体のすぐそばでもまた1個体発見されました。深い水深では幼魚なんて別に珍しく無いのですが、浅ければそれに越した事はありませんよね。それに幼魚ならでは美しさを見るにはじっくり寄らなきゃ見れません、これは深場ではちょっと難しいかもしれませんね。今日ビデオで撮影を試みたのですが、やはりライトをずっと当てながら撮影するビデオではどうもうまく撮れませんでした。もう少し光に慣れさせてから再度挑戦したいと思います。 (担当 有馬) |
| 2004年05月29日(土) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 16℃〜18℃ |
| 風 向 き | 南南西8m | 透 明 度 | 8m〜12m | |
| 気 温 (最高:最低) | 26℃:18℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (若潮) | 13:03 | 07:29 |
| とても良いお天気に恵まれました。しかし透視度は相変わらずです。さて今日は早朝DIVE
and セミナイトを含め4DIVEしてきました。早朝は言わずと知れた”ハナタツ放仔狙い”・・・かなり確立は高いと思ってたのですが、残念な事に外してしまいました。さて、残タンで再度ハナタツを観察した帰り道、水面近くに沢山のクラゲが漂っていました。殆んどが10cm程の可愛いアカクラゲやユウレイクラゲだったのですが、3割位の確立で傘の中にはハナビラウオが入っていました。又、久し振りにバレンクラゲも観察されました。このクラゲ、形が版画で使うバレンに似ているので命名されたらしいのですが、形がユニークな上に刺激を与えるととても面白い動きをします。この動きはスタッフログでお伝えできないので、機会があったら是非映像でご覧下さい。又、クラゲの中に3cm程のゾウクラゲも隠れていました。一生懸命身をくねらせて泳ぐ様は中々可愛かったです。”いや〜、浮遊生物は面白い!”と、再認識しました。2本目は、”正面際”で、ハナダイ観察。しかし、水が暗いせいでしょうか?観察できたのは、カシワ・フタイロ・スジ・キシマbaby と少なく、チョット寂しかったです。3本目は、右から正面へのんびり潜ってきました。”オハギの岩”でアカオビコテグリの立派な♀を確認しました。お腹がプックリ!と膨れ卵を持っているのは一目瞭然です。昨年は数が少なく、産卵もあまり観察できませんでしたが、今年は沢山集まると良いですね。夕方は、お客様20名近くとオキスジ観察に行きました。一昨年観察された個体と比べ小振りですが、もの凄い量です。暫く留まって成長してくれると嬉しいのですが・・・。夕方、”落っこちそうな岩”の所でテングダイ6匹を確認しました。もしかすると、上がって来たエビを捕食する為移動してきたのでしょうか?気になりますね〜。 (担当 柳場) |
| 2004年05月30日(日) | ||||
| 天 候 | 曇り時々小雨 | ポイント:秋/ケイ/野 | 水 温 | 15℃〜18℃ |
| 風 向 き | 南南西6 m | 透 明 度 | 8m〜30m | |
| 気 温 (最高:最低) | 29℃:21℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | 有り(西側) | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 145:20 | 08:12 |
| 気温もうなぎ登り、蒸し暑い一日でした。さて今日は、体験を含め4DIVE・・・段々”オンシーズンが近付いてきたぞ〜”ってな感じですね。1本目、”右のトサカ林”へ行ってきました。ゴロタ斜面を降りていくと、水深20m付近からメッチャきれいな潮に変わりました。水は上下で完全に2層に分かれ、あたかも頭上に雲が掛かっている様でした。水が冷たいので魚は少ないのですが、眼下に広がるウミトサカ林を眺めていると、時間の経つのを忘れてしまいそうです。水温の高い濁った潮の中には、イサキやムツがかなりの数で群れていました。しかし、少し離れるとすぐシルエットになってしまいます。魚も冷たい潮は嫌なのか?テングダイ以外は下に降りてきません。ケイカイは、軽快に流れていました。と言う訳で、今日も左から正面へビーチドリフトをしてきました。途中、根の影では1m近いクエを観察、5〜60cmは有りそうなアオブダイも数個体確認できました。ケイカイは、ホウライヒメジが多いですね。特に流れの掛かっている時には、数十匹が根の谷間で休んでいます。又、メジナの数と大きさにも圧倒されます。野田浜もきれいでした。砂地では、”マツカサの根”が見えるのでは・・・?とマジで思いました。水温も18℃ぐらい有り明るかったので、水に入ってるだけで満足できるダイビングでした。 (担当 柳場) |