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2004年04月 第 4週( 26日〜5月2日迄)

 2004年04月26日(月)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 14℃15℃
風 向 き  南西4m 透 明 度  15m
気 温 (最高:最低) 21℃:14℃ 波 高  2,0m
日中の降水確率     10% 流 れ 少々
満潮:干潮 (小潮) 07:10 14:52
 気持ちよく晴れ渡り、秋の浜もベタ々の状態でした。しかし、水温は上がらず厳しい海です。このままGWに突入してしまうのでしょうか?チョット心配です。午前中に荻島がコンシボリガイを見付けたとの情報を受け、”右砂地際”から”正面””左の砂地”へと一周してきました。数ヶ月前にゴージャスなヒシガニが居た付近を15分ほど捜しましたが、残念ながら見つかりませんでした。2時間近く経っていたので、かなり移動してしまったのでしょうね。正面でオグロベラの♂を確認しました。しかし、水温が低い為か?黒ずんで体色に鮮やかさは感じられませんでした。イトヒキベラの♂は婚姻色に近付きつつあるのですが・・・。25の岩近くでは、この時期定番のイズカサゴが居ました。何気なく横を見た途端、大きな頭が目に飛び込んできたので、一瞬ドキッ!としました。見慣れている魚ですが、あの巨大な顔は迫力があります。左砂地ではカスザメ探しをしました。しかし、探すと目に入ってこないものですね。数日前には5個体も確認したのですが・・・。際のオレンジイロイザリウオは相変わらず、カイメンに寄り添っていました。水深12mのイロイザリウオbaby も健在です。
(担当 柳場)


 2004年04月27日(火)
天 候 大雨 ポイント:/秋の浜 水 温 16 ℃
風 向 き 南南西13 m 透 明 度 12 m
気 温 (最高:最低) 19 ℃: 13℃ 波 高 6,0 m
日中の降水確率  70% 流 れ なし
満潮:干潮 (小潮) 07:36 16:06
 台風並み低気圧のせいで、大荒れの天気になりました。午後の船は全て欠航し、午前の船も繰上げ出帆してしまいました。元町港には大きな波が打ち寄せ、乗り上げた波が桟橋を覆っていました。さすがの秋の浜にも回り込んだウネリが入って来ていました。今日はちょっと深場に行ってきました。目当ては名前の無いベニハゼの仲間です。昔、オカワリに出たのと同じタイプです。(ハゼガイドブックP43下) 今日は穴の奥に隠れあまり姿を見せてくれませんでしたが、頭の紫色がとても綺麗でした。少し浅い所に戻ると今度は違うタイプのベニハゼの1種が、これは前々から正面の際で観察されている奴同じタイプです。黄色い体に目の周りにピンクの模様が入ります。すごくシャイな種類なのですが、今日は結構長く観察出来ました。浅場に戻って来る途中目の前に巨大なタカベの群れが現れました。この天気のせいで非常に暗い水中だったのですが、その数千というタカベの群れは大変美しく見えました。そしていつまでも途切れる事はありませんでした。段落ちにはキホシスズメダイの2cm程のygがいました。大島にもそんなに数は多くないですが、キホシの成魚がいます。大島産かとも思ったですが、アマミスズメダイ等が流れて来ている事考えると、このキホシも同じ様に流れて来たのかもしれません。今日のお魚クロマスクです。ついこの間いろいろな方の力で種類が判明した魚です。詳しくは画像掲示板をご覧下さい。画像も貼り付けてあります。その後、毎日の様に探しに行っていたのですが、ことごとく不発に終わっていました。しかし、今日やっと発見しました。話に寄れば水深1〜2m位を好んで生息する種らしく、今日発見した水深は−80cm。少し南からのウネリが入って来ていたのでとても撮影出来る状態ではありませんでした。この間まで見ていた場所とはまた違う場所で発見しました。こう場所を動かれると継続観察するのもかなりやっかいです。赤茶色の海藻が付いた岩の上に居たせいか体の色がこの間と全然違っていました。魚を体色や模様で区別してはいけないという事は百も承知なのですが、こうころころ変わられると見慣れて無い私としては戸惑ってしまいます。様々な図鑑にクロマスクの写真が載っていますが、どれ一つ納得いく写真を見た事が無い理由が、この物凄い体色変化にあると今日実感しました。
(担当 有馬)


 2004年04月28日(水)
天 候 晴れ ポイント:/秋の浜 水 温 15℃
風 向 き 南西7m 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 18℃:10℃ 波 高 5m
日中の降水確率 0% 流 れ なし
満潮:干潮 (小潮) 08:21 05:33
 昨日からの南西の風がやまず西側はかなり荒れてます。船は全便欠航してしまいました・・・しかしながら秋の浜は南西のうねりにはめっぽう強く全然問題なくはいれました!!透明度もそこそこ良く快適な海です。今日は正面から左の砂地へいってきました。際の20mくらいのところではオグロベラのオカマ、正面よりではクレナイイトヒキベラ♂などを確認しました!!クレナイの♂は水温が低いせいか色がいまいちでてないような気がします・・・左の砂地ではタマガシラがまだ頑張ってくれていますしカスザメセミホウボウなどがみられました。浅場のお勧めの被写体はオレンジ色の薄いカイメンみたいなものに時たま乗っているイチモンジハゼです。なかなか写真栄えすると思うので機会があれば是非ご覧になってください。段落ちの壁にイロイザリウオがいます。クマノミ城の近くの岩から動いたのでしょうか?それとも別個体でしょうか?エスカを一生懸命振っている姿が印象的でした。(担当 荻島)


 2004年04月29日(
天 候 晴天 ポイント:秋の浜 水 温 14℃15℃
風 向 き  南西6m 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 21℃:8℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率  0% 流 れ 少々
満潮:干潮 (長潮) 11:58 08:05
 連休初日は、とても良いお天気に恵まれ、秋の浜も凪ぎで最高のコンディションでした。しかし相変わらず水温は低いままです。そして気になるのは、白いプヨプヨしたものが目立った事・・・。せめて連休中は今のコンディションが続いて欲しいですね。さて今日は、”アサヒの根”から”正面際”を潜ってきました。”アサヒの根”は多少流れが掛かり、その分魚達の動きは活発に感じました。根の中央付近では、ナガハナダイの♂が一生懸命♀にアタックしていました。それほどどぎつい婚姻色は出ていなかったのですが、たまたまでしょうか?個体数は多く、パッと見渡しただけで5〜6個体の♂が目に入ります。逆に、先日目立っていたヤリイトヒキベラが、1個体しか確認できませんでした。”右のハゼ地帯”では、久々にヤシャハゼが出ていたそうです。しかし、水温が低いせいでしょうか?砂穴からチョコンと顔を出す程度だったそうです。”25の岩”の近くでは、ネコザメのbaby も確認されました。浅場では、コンシボリガイも出ていたそうです。この他には、イロイザリウオ2個体セミホウボウハナタツ6個体、美女と野獣との異名を持つ?カイメンガニ等も観察されました。
(担当 柳場)


 2004年04月30日(金)
天 候 晴れ後曇り ポイント:秋の浜 水 温 13℃〜15℃
風 向 き  南南西7m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 21℃:14℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (若潮) 13:49 08:35
 午前中は良いお天気でしたが、午後から薄雲が掛かってしまいました。しかし、海の方は凪ぎで良い状態です。今日は、”正面から際”を上がってきました。際の水深32には相変わらずフタイロハナゴイが健在です。しかし、少し痩せて色合いが悪く感じたのは気のせいでしょうか?水温が低いですからね。南方系の魚には辛いと思います。ホシベニサンゴガニを2箇所で確認したのですが、どちらも単体になっていました。しかも、1箇所の個体は、片爪でした。比較的甲殻類は低水温に強いと思われるのですが、こちらも元気が無かったですね。活発に動かないので、写真を撮るにはチャンスかも知れませんが・・・。黄イロイザリbaby が大分移動していました。同じ岩の上なのですが、海藻の陰に隠れ見つけるのに一苦労しました。”段落ちの壁”には、薄い朱色のイロイザリウオが付いているそうです。”オーバーハング”では、ベニイザリウオが定位置で頑張っています。”右のトサカ林”では、テングダイが20匹以上群れていたそうです。水は冷たいのですが、透視度が良いのでワイドで迫ってみたいですね。エキジットの梯子には、カゴカキダイの幼魚1cmサイズが数個体付いています。まだ体の縦縞が出ていないステージで、とても可愛いです。昼頃にセルフで潜っていたチームがマンボウと遭遇しました。今年に入って二度目の出現ですが、私は20年近く経っても未だ見た事が有りません。大島は単なる通過点なので、探して見られる訳ではなく運任せなのです。そろそろ私にもその運が回ってこないかな〜と切に感じる此の頃です。(苦笑)
(担当 柳場)


 2004年05月01日(土)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 14℃〜15℃
風 向 き 北東5m 透 明 度 13m〜15m
気 温 (最高:最低) 25℃:14℃ 波 高  2,0m 
日中の降水確率  10% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 14:49  09:03
 今日も凪ぎの良いお天気でした。しかし水温は相変わらず冷たいです。例年ならば平均して16〜7℃ある筈なのですが・・・・・。この水温は甲殻類にとっても厳しいのでしょうね。少し前まで観察されていたアカホシカクレエビイソギンチャクモエビも、見かけなくなってしまいました。しかし徐々に今まで観察されていた生物が減ってくる反面、浅場の幼魚達は増えてきます。これが季節の変わり目の特徴かも知れませんね。さて今日は”右から正面””左砂地”を潜ってきました。”25の岩”付近では、オグロベラの♂を確認しました。このベラもどちらかと言うと南方系なので何時まで居てくれるか心配です。浅場のゴロタの下にまだ透明のタコの子供が居ました。大きさは東芝ミニライトの電球ほど、頭部分には銀色の内臓が見え、足には茶色い斑点が入っていました。


 2004年05月02日(
天 候 曇り ポイント:秋の浜 水 温 15℃〜16℃
風 向 き  北東8m 透 明 度 13m〜15m
気 温 (最高:最低) 15℃:11℃ 波 高  2,5m
日中の降水確率  10% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 15:37   09:32 
 いきなり肌寒い一日になってしまいました。そして秋の浜も、ナライが吹いてバシャバシャ状態・・・しかし水温が1〜2℃上がり水中はとても楽でした。さてそんな秋の浜に、午前中クラゲが大発生しました。観察されたのは、アカクラゲが8割、ミズクラゲユウレイクラゲ名前の判らない綺麗なクラゲ多数・・・場所によってはクラゲで水面が見えなくなる程でした。そして40cm近い完品のゾウクラゲも観察されました。この手の浮遊物体は色々な魚の餌食となるので、中々綺麗な状態では見つかりません。セルフで潜っていたK・Iさんに手渡された時には、思わずそのサイズと綺麗さに感動し、「ウオォォォォ〜!!」と叫んでしまいました。今日は、右のクダゴンベ、正面のジョー、左砂地際イロイザリウオをメインに潜ってきました。正面ではオトヒメベラ♂と一緒にシロタスキベラを確認しました。側にはヤマシロベラも居て、流石にベラは寒さに強いな〜と実感しました。寒さに強いと言えばクダゴンベの近くで、ヘラヤガラの20cmサイズも確認しました。正面のジョー(アゴアマダイの仲間)は、何故か?巣穴が掘られリフォーム中と言う感じでした。お陰で、時折全身出てきて面白かったです。又、今までず〜っと観察していた巣穴がもぬけの殻になってしまい、1m程離れたところに新しい個体が居ました。5月に入り繁殖に向け動きが活発になってきたのでしょうか?段落ちのカイメンガニに、1cm弱のベニイザリウオbaby が乗っていました。ひと月ほど前に観察されていた黄色いベニイザリ(6mm位)と言い、一体何時何処で繁殖した個体なのでしょう?(大島では通常繁殖は、5月〜9月頃までなのですが・・・)浅場のゴロタの下から、1cm程のヒメセミエビの子供3個体も出てきました。手の平にチョコン!と乗って、とても可愛かったです。