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2004年03月 第 4週( 22日〜28日迄)
| 2004年03月22日(月) | ||||
| 天 候 | 雨 | ポイント:野田浜 | 水 温 | 17 ℃ |
| 風 向 き | 北東4m | 透 明 度 | 15 m | |
| 気 温 (最高:最低) | 9℃:6℃ | 波 高 | 3m⇒5m | |
| 日中の降水確率 | 90% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 05:49 | 11:56 |
| 昨日に引き続き荒れた海になりました。朝一秋の浜に入ったのですが水深20mを越えてもサージがあり、しかもすごく暗い海でした。ガイドでは野田浜に行ってきました。秋の浜程のサージは無く、多少ロープ際が揺れている位でした。思ったより魚も多く、ベニイザリ・カスザメ・シュンカンハゼ・イシヨウジ3匹・アヤアナハゼのチビ等が見られました。チビちゃんと言えばまた今年もイダテンカジカの幼魚が浅場にいっぱいいます。すごく可愛い!!と言うサイズからは一回り成長してしまっていますが、十分可愛いです。しかし、水深1〜2m写真を撮るのはなかなか厳しいです。水温が上がったせいでハマフエフキも多く見られました。水温が冷たい時は一体どこにいるのでしょう??今日のお魚はアカネテンジクダイです。大島で見られるテンジクダイ科の魚の中では飛び切りデカイ種類です。15cm以上はありそうな大きさです。体長もさる事ながら体高が高いのがこの魚の特徴です。体の色は暗赤褐色と実に地味で、しかも穴のすごく奥に生息しているため、ほとんどガイドでは見せれません。この魚に気が付いている人も少ないのでは無いしょうか?初めてこの魚に気が付いたのは2年以上前で何度も写真を撮りにチャレンジしましたがまともに撮れた事がありません。まず穴の中にカメラが入らないのです。ナイトなら表に出ているのかと思い見に行った事もあるのですが、昼間と変わらず穴の奥にいました。図鑑では奄美諸島以南に分布とあり、専門家の話によると大島での出現はこの種の北限になると言われました。(ま〜2年以上も前の話ですが・・・) 昨年の話ですが口内保育も確認しました。アカネの幼魚って・・・なんか可愛く無さそうですね。 (担当 有馬) |
| 2004年03月23日(火) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 16℃ |
| 風 向 き | 北北東7m | 透 明 度 | 5m | |
| 気 温 (最高:最低) | 10℃:8℃ | 波 高 | 4m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 06:07 | 12:26 |
| 昨日からの強い北東の風も少しおさまりましたが、秋の浜のうねりは相変わらず大きく、最大でハシゴ7段程揺れていました。水中も30mを過ぎてもずっと白濁りがとれず透明度は5m程でした。真沖の30mでは相変わらず立派なカシワハナダイが見られます。数は少ないようですが、被写体には最適ですね。穴の中には4cmサイズのフタスジイシモチが溜まっています。普段気にしない魚ですが、小さいサイズはちょっと綺麗です。正面では一つのカラマツにホシベニサンゴガニとナカザワイソバナガニが同居していたり、アミメベニサンゴガニとホシベニサンゴガニが同居していたり、近くにある1つのザラカイメンには4つの筒に1個体ずつのクシノハカクレエビがいて、サイズも1pに満たない個体から3cm以上ある立派な個体まで同居しています。左では相変わらずオレンジのイロイザリウオが定位置についていました。もう2ヶ月くらいになるのでしょうか、よほど快適な場所なのですね。浅場ではヒメギンポの産卵が続いています。はちきれんばかりのお腹を抱えたメスとこのシーズンならではの綺麗なオスはおさえておきたいものです。ミドリアマモウミウシも例年のごとく、10個体以上集まっていました。しかしながら、とてもお客さんと潜れる海ではありませんでしたね。 (担当 星野) |
| 2004年02月24日(水) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 16℃ |
| 風 向 き | 北北東5 m | 透 明 度 | 20 m | |
| 気 温 (最高:最低) | 10 ℃:8 ℃ | 波 高 | 2,5 m | |
| 日中の降水確率 | 60 % | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 06:25 | 12:55 |
| 昨日の海からは想像もつかない程に回復していました。浅場の小さな石は昨日のうねりでみんな引っくり返ってしまっていました。しかし、そのせいか水底がとても白く見え、素晴らしく良い透明度をより良く感じさせてくれました。正面の際に行ってきました。相変わらずアサヒ・フタイロ・カシワは同じ亀裂の中で見る事ができました。35mの穴にはずっとベニイザリウオが入っています。甲殻類も多くフクイカムリ・ホシベニサンゴガニ・アナモリチュウコシオリエビ・フルセゼブラヤドカリ・イソコンペイトウガニ等がいました。イロイザリウオも2個体健在でした。浅場のヤリイカの卵はもうすっかりハッチアウトしてしまったのかボロボロになり、中に子イカの姿は見えませんでした。だんだんとキタマクラの子供が多くなってきました。それだけでなく野田浜ではハナキンチャクフグのygも現れたそうです。週末潜った王の浜では立派は成魚がいました。個人的な見解ですが、多分大島のどこかで繁殖が行われていると私は考えています。今日のお魚はトビギンポです。大島のどのポイントでも見る事が出来る魚で、通常は砂の中に潜って身を隠しています。手で砂を撫でると慌てて飛び出し、少し離れた砂の中にまた潜ります。移動距離はそんなに長く無いので何度も何度も飛び出せることが出来ます。なかなか面白いですよ。これを何度か繰り返していると疲れてくるかその内飛んでも砂に潜れなくなります。そうなったら観察のチャンスです。体の縞模様まで良く見えます。まっこれまた地味な魚ですが・・・ 日本では2属4種が知られています。しかし、いまいち研究が難しい種類なのか未記載種はまだまだいっぱいいそうです。大島にいるトビギンポの中にももしかしたら別種が混ざっているかも知れません。実際ミナミトビギンポという種類は大島に分布していても可笑しく無い種類です。目でわかる違いがはっきりしてくれればいいのですが・・・ (担当 有馬) |
| 2004年03月25日(木) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 14℃〜16℃ |
| 風 向 き | 北北東5m | 透 明 度 | 18m | |
| 気 温 (最高:最低) | 12℃:8℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 50% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 06:43 | 13:24 |
| 昨日に引き続き今日も1日中雲っていました・・・秋の浜も荒れておりトウシマコケギンポ団地の辺りではサージがかなり強く止まってられないくらいなでした。右ではタカベの群れがすごくテングダイも8匹まとまっていました。ソウシイザリウオも定位置から顔だけだしていました。水深18mくらいにレンテンヤッコygがいます。小さい割りにはあまり引っ込まないので写真を撮りやすいです。近くではフルーツポンチウミウシもみられました。25m付近の赤いウミシダにとても綺麗なコマチコシエリエビがついてます、お勧めの被写体ですよ〜その他の甲殻類は左の砂地ではイボイソバナガニ、シロガヤを背負ったミズヒキガ二、右のゴロタではゼブラガニなどがみられました。段落ちではオトヒメエビがタカノハダイをクリーニングしていました。観察をしているとオトヒメエビが胸足を激しく動かしています・・・何かの合図なのでしょうか?それとも寄生虫を落としていたのでしょうか?機会があればまた観察してみたいとおもいます。(担当 荻島) |
| 2004年03月26日(金) | ||||
| 天 候 | 雨 | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 16℃ |
| 風 向 き | 北東5 m | 透 明 度 | 15 m | |
| 気 温 (最高:最低) | 11 ℃:7 ℃ | 波 高 | 2,5 m | |
| 日中の降水確率 | 60 % | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 07:01 | 13:55 |
| 昨日に引き続き、いや昨日よりも荒れた海になりました。波は時折チューブをまいて浜に打ち付けていました。やはりサージもきつく、水深15m位までは揺れがひどかったです。右から左までをのんびり潜ってきました。ゴロタの駆け下りにはもう新しいネコザメの卵が産み付けられていたそうです。皮弁の長いハナタツも見られました。水中が薄暗いせいで探すのに苦労してしまいました。ウミウシも多く、ウデフリツノザヤ・ウィラニ・サガミリュウグウ・ルージュミノ・イガグリ等が見られました。イロイザリウオは2匹とも健在でした。段落ちではアカササノハベラがヒメセミエビを捕まえて食べていました。追いかけて観察すると何度も何度も岩にくわえたエビを叩き付けていました。しかし、私に一瞬気を取られたのか口からエビがするっと逃げ出し慌ててまた捕まえ直したりしていました。最後にはエビは動か無くなりベラはそのまま泳ぎ去って行きました。叩き付けるという行為には動けなくするのと甲羅を割るのと両方の役割があるのでしょう。魚って実に利口ですよね〜。今日のお魚はアゴアマダイ科の1種です。ジョーフィッシュと呼んでいる魚達のことです。ダイバーの間ではすっかりお馴染みのアイドル魚です。巣穴からまるでカエルの様な顔だけ出し、辺りをキョロキョロと見回す動きは実に可愛いです。大島では今までに3種類のアゴアマダイ科の魚が出ています。今日はその昔、ニラミアマダイと間違えて呼んでいた種類に付いて書きます。顔は赤と白のマダラ模様が入ります。大島以外に初島等でも出ている種類なので温帯に適応した種類なのでしょう。背鰭には大きな黒斑を1つ持ちます。何かの番組でこの魚がニラミアマダイとして紹介されていました。それで私も含めてみんな誤解をしてしまったのです。巣穴は自分で掘り、穴に落ちてきた小石等は口で銜えて吐き出します。今日、私がちょっといじったら小石が中に落ちてしまいました。いつも通り銜えて出てきたのですが、なんと落ちたのは小石ではなくクロシマホンヤドカリというヤドカリでした。ヤドカリは銜えられたままジタバタともがき、そのまま吐き出されてしまいました。まっジョーフィッシュは気づいていないようでしたが。日本にはこの仲間2属9種類が知られています。9種類しかと言った方が正確かもしれません。これも研究があまり進んでない種類なのです。いつか名前の付く事を期待しましょう。 (担当 有馬) |
| 2004年03月27日(土) | ||||
| 天 候 | 晴天 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 14℃〜16℃ |
| 風 向 き | 南西5m | 透 明 度 | 15m〜18m | |
| 気 温 (最高:最低) | 16℃:2℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮 (小潮) | 07:21 | 14:31 |
| 久し振りにとても良いお天気に恵まれました。日中は暖房も要らない陽気で、海から上がっても全然寒さを感じません。昨日までと比べると、雲泥の差があり天候に感謝々です。さて今日も秋の浜2DIVE。一本目は、右のクダゴンベに行ってきました。ゴロタ駆け下りの中層にはタカベの子供達が沢山群れていました。只、少し白濁りがあって綺麗に見えなかったのが残念でした。目的のクダゴンベは、水深27mと32mに計2個体確認できました。正面ではオグロベラ♂やクロフチススキベラ等の姿も見えました。際の水深30mには、相変わらずオオモンイザリウオの可愛いサイズが居ます。浅場のイロイザリの岩では、久々にベニイザリウオも確認できました。壁のカイメンガニも♂♀揃って健在です。左の梯子下では、フウセンウミウシが交尾をしていました。この所、キタマクラBABYやタカノハダイ・ミギマキ等の子供が良く目に付きます。段を上がった処では、100匹ほどのムツの子供達が数箇所で群れ固まっていました。この手の群れを注意して見ると、よくアジ系の魚が混ざっています。今日は可愛いシマアジの子供が3個体紛れていました。水温は低いですが、ポツポツと色々な幼魚が観察され始め、海の中にも春の気配を感じる今日この頃です。 (担当 柳場) |
| 2004年03月28日(日) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 15℃〜 ℃ |
| 風 向 き | 北東4m | 透 明 度 | 15m〜18m | |
| 気 温 (最高:最低) | 16℃:8℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (小潮) | 07:41 | 15:24 |
| 昨日に引き続きとても良いお天気でしたが、多少ウネリは残っていました。しかし、水中が明るいのは良いですね。さて今日は”ハゼ地帯”まで降りて、”アサヒの根”のトップをかすって”正面際”を上がってきました。途中ハナハゼを一個体確認しただけで、他の共生ハゼは目に入りませんでした。やはり16℃を割ると厳しいですね。”アサヒの根”の縁には、大きなイズカサゴが鎮座していました。この時期、特に珍しい魚では有りませんが、その風格には惹かれるものが有ります。際の何時もの亀裂には、フタイロハナゴイ・アサヒハナゴイが健在です。相変わらず、水深30付近の壁にはインターネットウミウシも着いていました。上がり際、水深23付近でネコザメbaby を発見!ゴロタの間に挟まっていたので、小さなウミトサカの根元に誘導・・・まるで桜の木の下に佇むかの様な構図で、しっかり収まってくれました。”落ちそうな岩”の下では、大きなタカベの群れも回ってきました。陽が射しているので、淡いブルーに黄色いラインがとても映えていました。”段落ち”に、ミニーと白モジャ君と呼んでいるハナタツのペアが居るのですが、26日に放仔した模様です。これから産卵をする可能性も有るので、注意深く見守りたいと思っています。このペアのすぐ側では、ヒメギンポの♂がバリバリの婚姻色を出して、近くの♀を誘っていました。 (担当 柳場) |