過去のログ

HOMEに戻る → 今日の海へ戻る → 2003過去ログmain 前の週を見る 次の週を見る

2004年03月 第 3週( 15日〜21日迄)

 2004年03月15日(月)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温  14℃
風 向 き  北風4m 透 明 度  15m〜20m
気 温 (最高:最低)  16℃:8℃ 波 高  1,5m
日中の降水確率     10% 流 れ 無し
満潮:干潮 (長潮) 09:11 18:53
 今日は、雷で目覚めてしまいました。仕方なくそのまま起きて、早朝DIVE・・・・。目的は言わずと知れたアカグツでした。同じ場所には居ないだろうと思ってはいたものの、実際その場に行くまでは色々構図を考えたりライティングの心配をしたり、内心ワクワクしていました。(苦笑)しかし、そう甘くは無いですよね。相手は生き物、ましてや根付きの魚と違って一ヶ所に何時までも留まって居る筈がありません。30分以上、水深20〜30m付近を探しましたが、やはり見つかりませんでした。それでもなお諦めの悪い私は、2DIVE目もアカグツ探しを断行。”アサヒの根”から”左飛び根”へと少し深場を捜索してきました。しかし、結果は×・・・。 さて、早朝の砂地は、カワハギがあちらこちらで食事を摂っていました。数十匹のカワハギが広い範囲にちらばって、皆で砂を突っついている光景もなかなか面白いものです。浅場ではキタマクラのbabyが目立ってきました。1cm位の個体でとても可愛いです。右の砂地でもウミテングが確認されました。お客さん曰く、とても美形のウミテングだそうです。クマノミ城の下では、イロイザリウオベニイザリウオの新しい個体が見つかったそうです。段を上がった所の5〜6mmのベニイザリウオbabyも健在でした。
(担当 柳場)


 2004年03月16日(火)
天 候 はれ ポイント:/秋の浜 水 温 15 ℃
風 向 き 南南西6 m 透 明 度 20 m
気 温 (最高:最低)  18℃: 10℃ 波 高 1,5 m
日中の降水確率  0% 流 れ 少々
満潮:干潮 (若潮) 11:39 08:11
朝から実に暖かい穏やか一日になりました。透明度も良いのでスクーターを使い久しぶりに暴走してきました。上から降って来るようなタカベの群れを見ながらキビレの根に向かいました。キビレの根には物凄い数のキンギョハナダイ・ミヤケスズメダイが群れていました。その中に最近新しく別種に分かれたスズメダイ属の1種と思われる魚が数多く見られました。キホシスズメダイやノーマルのスズメダイに似たこの種の成魚だと私は思っています。ただ幼魚の姿は図鑑や実際の海で見た事があるので確証があるですが、成魚はあまり認識していませんでした。しかし、多分間違いないと思います。写真やビデオではっきりしたら今日のお魚コーナーでご報告します。テングダイの数が多く今日は24匹同じところに集まっていました。浅場ではまた黄色のコンシボリを見ました。何度見ても見とれてしまう美しさです。今日のお魚ソウシイザリウオです。イザリウオの仲間の中ではかなりの大型種で体長45cm位まで成長します。大島ではコンスタントに出現してくれる魚ですが、他のポイントでは珍しい魚になるのではないでしょうか?こんなに簡単にビーチからこの魚見られるのは秋の浜位ではないでしょうか?今日見た個体も非常に大きく30cm以上はありました。一応イザリウオの仲間なので岩の亀裂にはまっているのですが、そのデカさのせいですごく目立ってしまいます。しかし、見慣れていないお客さんは、僕らが指で指してもなかなか認識出来ないこともある程、体色は岩肌そっくりです。たまにその体にハゼが乗っかってクリーニングしている姿を目にします。そんなに移動する魚ではなく居心地がよければしばらく同じ場所に居てくれます。僕らにはあまり珍しい魚ではなくなってしまっていますが、実は一見の価値有りの魚です。今回の個体もししばらく見られるといいのですが。
(担当 有馬)


 2004年03月17日(水)
天 候 晴れ ポイント:/秋の浜 水 温 15℃〜16℃
風 向 き 南西9m 透 明 度 18m
気 温 (最高:最低) 21℃:16℃ 波 高 2.5m
日中の降水確率 10% 流 れ なし
満潮:干潮 (中潮) 14:22 09:11
 今日は物凄くあたたかい日でした。陸上でドライスーツを着ると汗ばんでしまうくらいです。。水温も若干あがってきました!!さてさて今日は右から正面にながしてきました。右のゴロタには越冬したオナガスズメダイがみられました。小振りですがタカベの群れもなかなか見ごたえがあります。正面ではオグロベラ(オカマバージョン)をよくみかけます。水深14mにはまだタスジウミシダウバウオが頑張ってくれてます・・・今年は個体数が多かったのですが水温が下がってからはあまり姿をみかけませんでした。浅場ではシラタキベラダマシ属の1種♀も確認できました。。ときたまみかける奴なので行動範囲がかなり広いのではないかとおもわれます。今日は水面近くにはかなりのクラゲの仲間が漂っておりギンカクラゲも確認しました。とてもきれいなクラゲですよ〜機会があれば是非見て頂きたいクラゲです。コンシボリガイベニイザリウオygも健在なようです。     (担当 荻島)


 2004年03月18日(木)
天 候 ポイント:/秋の浜 水 温 14℃〜15℃
風 向 き 西南西9m 透 明 度 20 m
気 温 (最高:最低) 19℃:6℃ 波 高 3 m
日中の降水確率 40 % 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 15:22 09:49
前線の通過に伴いJF・シーガル共に欠航という荒れた天気になりました。しかし、吹いているのは西風。秋の浜はというとベタ凪ぎでした。午後になり少し波が回り込んで来ましたが、それでも静かな物でした。今日は正面を周って来ました。なぜか今日は甲殻類が良く目に入り、ナカソネカニダマシ・カザリサンゴヤドカリ・ホシベニサンゴガニ・ムチカラマツエビ等をじっくり観察しました。前々から見られているコケギンポ属の1種(赤・白まだら模様)が最近どんどん黄色くなって行っている様な気がしています。写真で比べても体の白い部分が黄色味を帯びてきているように思われます。現に昔1匹赤から黄色に変化したパターンをこの目で見ているだけに異様に気になってしかたありません。この種類はかなり体色・斑紋共に謎が多い種類なので、もしなにか変化があればまた一つ貴重なデータになるはずです。浅場のベニイザリは今日も健在でした。しかし、これから風が北東に変わるという予報が・・・ 飛ばされなければいいのですが。ヤリイカの卵がかなりボロボロになってきていました。今日はなんと卵にノコギリガ二の仲間がくっ付き卵を食べていました。僕がいじるとバタバタと足を動かし抵抗していました。その体には多くの卵が付着し中にはちゃんと子イカが入っていました。あのまま食べられてしまうのでしょうか?今日のお魚シマガツオです。実は昨日の話なのですが貴重な事なので書いておきます。野田浜にENすると足元に銀色の物体が落ちています。覗いてみると見慣れない魚が転がっていました。どうやら死んでいるようですが、実に綺麗な死骸でした。その独特の形からシマガツオ科の魚だと判断が付きました。張り出した頭部に長い胸鰭、実に面白い形をした魚でした。写真を撮り図鑑と見比べるとまさにTHEシマガツオ以外の何者でもありません。同種のマンザイウオが昨年出現し話題になりましたが、今回のは残念ながら死んでしました・・・ ダイバーが見れても可笑しくない水深から生息している魚なのでいつか生きたシマガツオに出会いたいと思います。
(担当 有馬)


 2004年03月19日(金)
天 候 はれ ポイント:/秋の浜 水 温 16 ℃
風 向 き  東5m 透 明 度  15m
気 温 (最高:最低) 10 ℃: 5℃ 波 高 2,5 m
日中の降水確率  40% 流 れ なし
満潮:干潮 (大潮) 16:05 10:22
北東の風のせいか少し荒れた秋の浜になりました。しかし、中はそれほどではなく静かなものでした。正面をのんびり周ってきました。いつものオオモンやイロイザリウオ2匹も見られ、水温がちょっと上がったせいかなんとネジリンボウ・ヒレナガネジリンボウ・ヤシャハゼ等も見る事が出来ました。チャンスと思って餌でも食べる為に顔を出したのかもしれませんね。浅場の小石の下にはキンチャクガニが見られます。今日見たのは結構大きな個体でした。天気が良いおかげで水中にも太陽が差し込んでいました。見上げると何百という数のイサキが上を泳いでいました。そのイサキ達が一気に水底近くまで降り、我々の目の前をグルグルと泳ぎ周り始めました。いつも見慣れているイサキの群れなのですが、この光景にはついつい私もお客さんも見とれてしまいました。週末天気が崩れるという予報ですが、少しでも晴れて欲しいものです。今日のお魚ムスメベラです。大島で通年見られる普通種です。通常水深20m以深から見られます。白い体に黒い太い縦線が入ります。吻端から体側背鰭側に沿って濃い赤のラインも入ります。成魚では体側の縦線の腹側がギザギザ模様になるのも特徴です。黒と白だけの地味なベラに見えますが、オスが婚姻色を出すともの凄く綺麗です。体のラインは薄く緑がかり胸鰭基部や尾鰭等には黄色も模様が浮き出ます。ベラ好きとしては要チェックの婚姻色です。ちょっと前までオーストラリア等に生息しているよく似たベラと混同されていましたが、今は別の種類という事になっています。学名はなんとCoris musume で和名のムスメがそのまま使われています。ヤシャハゼ等もそうですがこういうのもあまり見られない例です。このベラ実はクリーナーで結構いろいろな魚をクリーニングしています。今日もタカノハダイをクリーニングしていました。こう考えるとベラというのはほとんどがクリーナーの様な気がします。幼魚の頃は特に。ムスメベラは結構大きくなってもクリーニングしていますが。そう見るとどことなくホンソメワケベラに似ている様な気がしてくるのは私だけでしょうか・・・
(担当 有馬)


 2004年03月20日(
天 候 ポイント:王の浜 水 温  17℃〜18℃
風 向 き  北北東7m 透 明 度  15m〜20m
気 温 (最高:最低)  6℃:10℃ 波 高  2,5m 
日中の降水確率  60% 流 れ 無し
満潮:干潮 (大潮) 05:09  10:54
 今日は久し振りに早朝リサーチに、秋の浜へ行ってきました。しかし、浜に着いて”唖然”、なんと駐車場まで波が被る大時化になっていたのです。丁度、満潮と重なった事もあって左右の梯子とも滝の様になっていました。数分悩んだ末、左から慎重にエントリー・・・。海底は、時折泡で真っ白になり、更に千切れた海藻が舞い視界数mと言う状況でした。段を落ちた辺りでやっと一息付ける状態になりましたが、それでも2m近く前後に振られるサージが有りました。さてそんな中、水深12m付近を泳いでいると、いきなり横を泳ぎ去る大きな影・・・一瞬ドキッ!として振り向くと、1m以上有りそうな銀色の魚が通り過ぎて行きました(ブリorヒラマサ?それともカンパチ)。さて、目的のジョーフィッシュの所に着くと、今度は例のホシザメが2個体泳ぎ回っていました。しかし、水深25mまで降りてもまだサージを感じるのにはビックリしました。ジョーの近くのアカホシカクレエビスケロクウミタケハゼ等に挨拶をして早々に退散。浅場ではコンシボリを確認したかったのですが、とてもとても10m以浅では、物探しができる状態ではありませんでした。30分程でエキジットし、今度は野田浜へ・・・岸から見た感じは何とか行けそうだったのですが、入ってみるとロープの所まで真っ白になりとんでもない状態でした。当然すぐに引き返したのは言うまでもありません。そんな訳で、今日のガイドは”王の浜2DIVE”と言う、年に一度有るか?無いか?の珍しい展開となってしまいました。久し振りに潜った王の浜は、海底一面ホンダワラの新芽(10cm程)に覆い尽くされ、まるで黄色い絨毯を敷き詰めた様でした。水温は高く水も綺麗だったので、陽が差し込めば最高だったかも知れません。流石にこの時期魚は少なめですが、クエマダラエイ20匹以上のコロダイ群れ等、中々見応えがあり楽しかったです。しかし、陸上は寒かったですね〜。午前中は小雪交じりの雨が降っていました。桜も咲いて、もうすぐ4月だと言うのに・・・明日もナライが吹くそうです。多少気温は上がりそうですが、何処が潜れるのか?気掛かりです。
(担当 柳場)


 2004年03月21日(
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温  16℃〜℃
風 向 き  北東6m 透 明 度  15m〜20m
気 温 (最高:最低) 12℃:8℃ 波 高  2,0m
日中の降水確率  10% 流 れ 無し
満潮:干潮 (大潮) 05:30   11:25 
 昨日に引き続き北東の風が吹いて、秋の浜には大きなウネリが入っていました。しかし、昨日に比べるとパワーは半減・・・と言う訳で、今日は目出度く??秋の浜に潜る事ができました。それでもエントリー口は、かなり海藻が舞い上がり白濁していました。陽が差し込む分、明るくて救われたと言う感じでしょうか?今日は”右のトサカ林”へ行ってきました。ゴロタ手前の水面にはメジナが沢山群れて、シラコダイ等に混じり浮遊するクラゲの仲間を捕食していました。水深27mで週始めに確認したソウシイザリウオは、姿が見えませんでした。−33mのクダゴンベは健在でした。水温が多少下がり、泳ぐ魚は少な目ですが、相変わらずアカホシカクレエビアナモリチュウコシオリエビナカソネカナイダマシ大きなゼブラガニカイメンガニ等、甲殻類は豊富です。浅場では、ベニイザリウオハナタツ等を確認して上がってきました。明日から又海が荒れそうです。ベニチビとコンシボリが心配ですね。
(担当 柳場)