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2004年02月 第 1週(02日〜08日迄)

 2004年02月02日(月)
天 候 ポイント:秋の浜 水 温 15℃〜16℃
風 向 き 北北東7m 透 明 度 10m〜13m
気 温 (最高:最低) 12℃:4℃ 波 高  2,0m
日中の降水確率     80% 流 れ 無し
満潮:干潮(中潮) 13:32 08:35
 久し振りに朝から小雨がパラつき、午後には本格的な雨になってしまいました。秋の浜もかなり風波が立ってきました。お天気が悪い上に透視度が落ちて、海の中も暗かったです。さて今日は”右ゴロタ”から”左の飛根”へ行ってきました。テーブルサンゴの隣にはまだホシゴンベが頑張っていました。ゴロタの駆け下りにはトゲチョウの成魚、砂地の縁ではアマミスズメダイも健在です。しかし、南の魚にとってかなり厳しい水温でしょうね。正面ではこの時期ポピュラーになりつつあるイズカサゴを確認、この魚・・・頭が身体の三分の一程もあり、ゴツゴツした感じが何とも言えません。昨日見つかったフリソデエビペアも健在でした。昨日このエビの近くにオオアカヒトデが居たのですが、今日見るとボウシュウボラに襲われてボロボロになっていました。その近くには、10cm程に千切れた腕を飲み込もうとしている貝も居ました。貝のくせにもの凄い食欲と獰猛さを持った奴ですね。相変わらず際にはフクイカムリが2個体、有馬の水玉イロイザリ黄色いイロイザリも健在でした。”段落ち”ではイワシの群れを追ったスマ?らしき魚も10匹程確認しました。この時期としては珍しい光景でした。
(担当 柳場)


 2004年02月03日(火)
天 候 晴れ ポイント:/秋の浜 水 温 15℃〜16℃
風 向 き 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 13℃:7℃ 波 高 3m
日中の降水確率 10% 流 れ 無し
満潮:干潮(中潮) 14:45 09:31
  昨日と比べてとても明るい海で、透明度も回復していたように思えます。中層にはアオリイカが大きな群れをつくっています。今日はブリも1匹回っていました。”落っこちそうな岩”の下でニタリが見られたようです(荻島チーム)。サイズは2mとの事です。右の駆け下りでは相変わらずニセクロスジギンポアカヒメジトゲチョウチョウウオの成魚オナガスズメダイ(これは通年)などがまだ確認できます。右の30mでは5cm程に育ったクダゴンベが定位置に見られます。まだ小さいので赤い模様もはっきりしていて被写体には最適です。周りのトゲトサカには数は少なくなりましたがスケロクウミタケハゼも付いています。周辺にはキンチャクダイの3cmサイズなども見られました。25m付近ではフタホシキツネベラの2cmサイズのかわいい個体が最近見られ、あまり動かないのでじっくり観察することができます。成魚と違い透明感があってとてもかわいいです。その他はカスザメホシザメヤシャハゼのペアーなどがみられました!!ヤシャハゼもニタリもかなり近くまで寄れたのでなかなかのショットをものにしたようです。(担当 荻島)


 2004年02月04日(水)
天 候 晴れ ポイント:/秋の浜 水 温 14℃〜16℃
風 向 き 西南西9m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 10℃:3℃ 波 高 3m
日中の降水確率 0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (大潮) 15:33 10:12
  久しぶりに西風が強く西側のポイントは大荒れでした。明日以降も西風が強いらしく水温が少し心配です。秋の浜はかなり穏やかで透明度もよく最高のコンディションです。相変わらず正面の25m付近ではホシザメらしきサメが今日は2個体うろついていました。以前もお伝えしましたが、70cmサイズのかわいい個体です。今日は機嫌が悪かったのか近づくとアサヒの根の下のほうへ消えていきました。正面では水温が低いにもかかわらずまだフタイロハナゴイが3個体、カシワハナダイがたくさんいて賑やかです。近くにはアサヒハナゴイスジハナダイなど被写体もたくさんです。お勧めの被写体は2個体いるタスジウミシダウバウオです。かなり撮りにくいときもありますが、とても写真栄えのする魚です。冬の人気者といえばウミウシですが、最近はウデフリツノザヤウミウシやコガネミノウミウシ・ルージュミノウミウシなども多いようです。 (担当 星野)


 2004年02月05日(木)
天 候 晴れ ポイント:/秋の浜 水 温 15℃
風 向 き 西南西14m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 10℃:3℃ 波 高 4m
日中の降水確率 10% 流 れ 多少有り
満潮:干潮 (大潮) 16:12 10:47
  今日もかなり西風が強かったのですが、秋の浜はとても穏やかな海でした。毎日のように見れるシザメは今日もうろうろしていました。イロイザリウオたちは皆元気です。今日は同じ岩で3cmサイズのハナタツが見られました。現在確認されている中では多分最小です。左の砂地では6cm程に育ったタマガシラミノカサゴカスザメなどが見られます。正面の際の30m付近ではネコザメ(1.2m)が見られました。お腹の膨らみ具合をみてみたのですがそんなにはふくらんではいませんでした。。産卵する時期はもう少し後でしょうか?際の33m付近に近寄るとすぐ隠れてしまいますがシテンヤッコyがいます。浅場のお勧めはアオスジテンジクダイです。顔の先からはいるブルーのラインがとても綺麗ですよ〜是非ご覧になってください。右の20m付近の岩にもカイメンは黄色で体色は白色のフクイカムリがついています。(担当 荻島)


 2004年02月06日(金)
天 候 晴れ ポイント:/秋の浜 水 温 14℃〜15℃
風 向 き 西南西7m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 9℃:3℃ 波 高 3m
日中の降水確率 0 % 流 れ なし
満潮:干潮 (大潮) 16:47 11:19
 昨日かなり強く吹き続けた西風はだいぶおさまってきました。西風がふいたせいか秋の浜の水温は若干さがってしまったようです。でも透明度も良くうねりもなく最高のコンディションの海でした。ちょっと深めですがクマドリイザリウオがでた模様です。2月とはいえフリソデエビといい各種イザリウオ等のアイドルがまだまだ健在です。正面の際にはシマヒメヤマノカミがついていました。落っこちそうな岩の周辺には3匹のムレハタタテダイがいました。大きな群れからはぐれてしまったのでしょうか?またその近くでまわりを見渡すと海鵜が突っ込んできました。スピード感がありなかなか見ごたえがあります。水深10mオキナワベニハゼも寒さに負けず頑張ってくれています。浅場のお勧めはキビナゴの群れとカイメンガニです。新しいカイメンガニが出現したらしく3角関係を形成しているとのこと。機会があればチェックしてみてください!!(担当 荻島) 


 2004年02月07日(土)
天 候 晴れ ポイント:/秋の浜 水 温 14℃
風 向 き 西11m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 7℃:3℃ 波 高 4 m 
日中の降水確率 0 % 流 れ なし
満潮:干潮 (大潮) 06:16  11:50
 西風が吹き続けているおかげで水温はどんどん落ちてきています。今日は浅い所から14℃台でした。今日はに行ってきました。クダゴンベは相変わらず同じカラマツについています。あまり逃げる事も無く非常に性格のいい奴です。今日も中層にいっぱいアオリイカがいました。その中の1匹がキンギョハナダイを捕まえました。そこまではよかったのですが、すかさず隣にいた別のアオリイカがそれを奪い取ろうとしたせいで、あたりは2匹が吐いたスミでいっぱいになってしまいました。結局、はじめに捕まえたイカが逃げて行きました。そりゃ〜獲るだけでも大変だろうに奪われるわけにはいきませんよね〜トゲチョウチョウウオの成魚もまだ頑張っていました。 その他、イロイザリウオ・フクイカムリ・ツマジロオコゼ・カイメンガニ等が見られました。 今日のお魚カンムリベラです。毎年必ず姿を現す死滅回遊魚で、幼魚は非常に可愛く、白い体に赤い鞍状の模様が入り、頭部には黒い点が入ります。あまり移動はせず、結構同じ場所で長く見る事が出来ます。和名の由来は老成したオスの額が大きく張り出す所からきています。当然、大島ではオスの姿は見ることは出来ません。しかし、メスの成魚はたまに出ます。つい一ヶ月前ほどにも現れました。私も何度か目撃した事があります。しかし、行動範囲が広いのか何日も同じ場所で見る事はありません。今、2cm程の幼魚がいます。こんな時期に非常に珍しい話です。今の水温を考えるとこんな所に流れて来ちゃって・・・・ ちょっと同情していまいます。
(担当 有馬) 


 2004年02月08日(
天 候 はれ ポイント:/ 水 温 14℃
風 向 き 南西6m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 9℃:2℃ 波 高 3 m
日中の降水確率 10 % 流 れ なし
満潮:干潮 (中潮) 06:41   12:22 
 いつになく静かな秋の浜になりました。浅い所でもサージは感じられない程です。今日は正面から左に行ってきました。この時期には、珍しく数の多いタスジウミシダウバウオを見ながら沖へと進んで行くとベラの仲間がよく目に付きました。大きく育ったシロタスキベラセジロノドグロベラ、中にはアオスジオグロベラの雌雄中間と思われる個体まで見る事が出来ました。午前中にはアサヒの根ニタリが出現しており、少しばかり期待はしていたのですが不発に終わりました・・・ 。 ある岩を見るとイモガイが6個程乗っかっていました。良く見ると中には全部ユビナガワモンヤドカリが入っていました。ユビナガワモンはオレンジ色の足に白い縞を持つ、なかなか綺麗なヤドカリです。すごく警戒心が強く一回引っ込むとなかなかその姿を現しません。しかし、今日はすぐに足とハサミを見せてくれました。どうやら今はこのヤドカリにとっては恋の季節らしく♂と思われる個体が一生懸命♀を離しまいとはさみで相手のイモガイを掴んでいました。6匹ものユビナガワモンが集まっていた理由は♀の奪い合いにあったみたいです。水玉イロイザリは元の岩に戻っていました。セルフのお客様の話では、ヤシャハゼが出ていたそうです。この水温では非常に珍しい事です。 今日のお魚オグロベラです。大島ではすっかり普通種になってしまったこのベラは、ほぼ通年通して♂・♀・yg・雌雄中間が観察出来ます。水深は20m前後から見る事が出来ます。行動範囲が非常に広いのか逃げ始めるとなかなか寄らしてくれません。♂の体色は非常に美しく緑の体に青と黄色の縦線が入ります。尾鰭には和名の由来にもなっている黒い横線が入ります。♀は実にシンプルな体色で体は薄いヒピンク色、吻端から頭部にうかけて黄色くなります。大島で通年見られるようになっていると言っても、やはり基本的には熱帯種らしく水温が下がってくると動きが鈍くなってきます。今日見た個体も岩の陰から全然逃げようとしませんでした。この手のベラを撮影するのは今がチャンスかもしれませんね。
(担当 有馬)