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2004年01月 第 1週( 5日〜11日迄)
| 2004年01月05日(月) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 16〜18℃ |
| 風 向 き | 北東6m | 透 明 度 | 13m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 12℃:4℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(大潮) | 15:01 | 09:37 |
| 雲は多かったものの、まずまずのお天気でした。海の方は北風に変わり、秋の浜は多少波立っていました。水中は透視度が落ちて、少し白濁りしています。さて、ここ数日のイワシ(何イワシかは判りません。とにかく子供・・・)の量は半端ではありません。もしかして白濁りの原因は彼らのせいでは?と思われるほどです。大袈裟ではなく360度イワシ・イワシ・イワシ・・・。そして移動している群れの後方を見ると、必ずカタクチイワシの10cmサイズが追いかけています。普段ブリやカンパチに追われる身の彼らも、更に小さなイワシにとっては獰猛な捕食者なのですね。今日はセルフのお客様の、「シ○オビが居るよ〜」。の一声に誘発されて、オカワリをしてきました。サクラダイやキシマ・イトヒキ等を横目にしながら進んで行くと、居ました!体側に白い帯の入った大きな個体が・・・婚姻色でしょうか?鰭の縁には鮮やかな紫色が出ていました。エキジット間際、何処かで呼ぶ声がしました。振り向くと有馬がボードに何やら書いています。近付いて見ると”ヒョウモンダコがH中”とありました。急いでビデオのスイッチを入れ、指差す先のゴロタを見るとヒョウモンダコが2匹で絡み合っていました。♂と思われる方が上になって、完全にもう片方の頭上から覆いかぶさってるのです。ビデオライトに反応してか?一旦は離れたのですが、またすぐに覆いかぶさっていきました。間違いなくHだと思いますが、何本もの足がクネクネと絡み合っているので肝心の部分が判りません。しかし、相手は猛毒を持つヒョウモンダコ、こちらはうかつに手が出せません。結局絵的には、ただ2個体が重なっているという状態しか撮れませんでした。早く気付いていれば、2匹の駆け引きの様なものも観察されたかも知れませんね。Hと言えば、ササノハベラの放精放卵を有馬が確認しました。また”落っこちそうな岩”の処では、ニタリとも遭遇したそうです。これで5日連続の出現です。 (担当 柳場) |
| 2004年01月06日(火) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 15℃〜16℃ |
| 風 向 き | 東北東6m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 11℃:4℃ | 波 高 | 2,0 m | |
| 日中の降水確率 | 10 % | 流 れ | あり | |
| 満潮:干潮(大潮) | 15:40 | 10:18 |
| 今日は実に静かな秋の浜でした。なんといっても人がいなくて空いています。ゆっくり潜るなら今からが狙い目ですよ〜〜 昨日の柳場さんの話に触発されてという訳でもないのですが、深場にいってきました。もちろん狙いはシ○オビです。しかし、オカワリした途端に結構強いダウンカレントに出会ってしまい遭えなく撤収!! シ○オビまでは到達しませんでしたが、ヤリの立派な♀やキシマ・サクラダイ等が見られました。ベニハゼの1種(ハゼガイドブックP43 右下)が数個体見られました。正面ではいつものチビドチザメが回っていました。どうやら2個体いるらしいのですが行動範囲は結構広そうです。右にはホタテツノハゼ属の1種やセナキルリスズメダイ・チゴハナダイが3個体見られたそうです。今日のお魚はアカササノハベラです。その昔、内湾型・外洋型というわけ方をされホシササノハベラと同種とされていましたが約7程前に2種に分けられました。図鑑を見るとアカの方が深場に生息するとありますが、大島では比較的ホシの方が深場に生息しているような気がします。アカは背側に白点を持たず、眼の下を通る暗色線が胸鰭の付け根近くまで到達する事でホシと区別出来ます。昨日のログに書いてありましたが、こんな時期にも産卵行動が見られました。もちろん秋にも見られています。それも昨日は夕方とかではなく正午近くに産卵をしていました。魚の産卵時期というものは一体どうなっているのでしょうか??確かに盛んな時期とというのは存在すると思われますが、基本的には(種類にも寄りますが)産卵出来る相手と出会った時にはいつでも産卵が出来る様にいつも準備万端なのかもしれませんね。 (担当 有馬) |
| 2004年01月07日(水) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 16℃〜17℃ |
| 風 向 き | 北北東6m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 10℃:5℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 16:15 | 10:54 |
| 今日は朝から北東の風が吹いたため秋の浜は少々荒れていました。お昼過ぎには風もだいぶおさまり海も落ち着いてきました。今日は浅場をまわってきました。イロイザリウオ2匹とクマドリイザリウオは相変わらず健在です。オレンジ色のイロイザリウオは相変わらずエスカをよく振っています。機会があれば観察してみてください。捕食シーンに出会えるかも?おはぎの岩にはドチザメのチビがまだ確認できるようです。水深15mにいたオオアカヒトデには真っ白なヒトデヤドリエビが2匹ついていました。なかなかお勧めの被写体です。その近くのトゲトサカには小さなイソコンペイトウガニ2匹、ナカソネカニダマシ2匹が同居しています。キンチャクガニもハシゴの近くでみられました!!早朝ダイブではニタリがみられたそうです。最近はとても確立が高いですね〜同じ個体だと思われるのですが捕食しにきてるのでしょうか?(担当 荻島) |
| 2004年01月08日(木) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 17℃〜18℃ |
| 風 向 き | 北4m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 12℃:7℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 有り | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 06:09 | 11:27 |
| 今日も北風が吹きました。そのわりには暖かく過ごしやすい1日でした。透明度もとてもよく水温も暖かくなかなかのコンディションです!!大潮のせいでしょうか?朝早くはかなり流れがあったようです。今日は正面の際からさみしい根のトップの辺りまで流してきました。チゴハナダイの近くにはホタテエソが3匹確認できました。際には赤いカミソリウオがまだ頑張っているそうです。さみしい根のトップにはツキノワイトヒキベラが♂を含め数個体みられ25mの岩の近くではカンナツノザヤウミウシをよくみかけます。右のクマドリイザリウオ(ブラックバージョン)は少し移動したようです。右の8mくらいのサビカラマツにはクモガニ属の1種がついているそうです。白いクマドリイザリウオの岩にはホソウミヤッコもついています。浅場のお勧めはイワシの群れです。近くではヒレナガカンパチ30匹くらいやアオリイカがイワシを狙っている姿を観察できます。(担当 荻島) |
| 2004年01月09日(金) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:/ | 水 温 | 17℃ |
| 風 向 き | 東北東5m | 透 明 度 | 15m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 11℃:2℃ | 波 高 | 2,0 m | |
| 日中の降水確率 | 0 % | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 06:38 | 12:00 |
| 連日、北寄りの風が吹いているわりに静かな海が続いていたのですが、今日は荒れた海になりました。明日には落ちついてもらいたいですね。今日は(も?)深場にいってきました。ガイドでお連れ出来ないオカワリの話はさておき、正面の際の情報を。 週末から見られているカミソリウオはまだ健在でした。オオモンイザリウオもいつものカイメンにちょこんと乗っかっていました。いつものチビドチザメを今日は際で見ました。私は結構25の岩の辺りで見る事が多いのですが、本当に行動範囲の広い奴ですね〜 水温が一時期に比べ若干上がったせいかアサヒハナゴイ・フタイロハナゴイは亀裂の外に出ていました。浅場でカザリサンゴヤドカリを見ました。ヤドカリストの僕としては結構お気に入りのヤドカリです。今日のお魚は、クロヘリイトヒキベラです。大島には毎年のように死滅として流れてくるイトヒキベラの仲間です。2003年は特にその数が多く、未だに結構な数が生き残っています。大抵、♂まで成長した姿を見る事が出来ます。♂の体色はすごく美しく頭側は少し青味がかり、尾鰭側は赤味がかかります。その2色の間に綺麗な黄色の三角形の模様が入ります。大島の魚は何でも色が濃くなる傾向があるため、お客さんから南の島で見るより色が綺麗だと言われるほどです。しかし、そんな綺麗なクロヘリですが、最近下がってきた水温のせいか体がボロボロになってきているものをよく目にします。成魚までなると低水温にも比較的強いのですが、やはり動きが遅くなってきたり鰭が痛んできたりと影響が出てきます。なるべく多くの数が越冬してくれると嬉しいです。 (担当 有馬) |
| 2004年01月10日(土) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 17℃〜18℃ |
| 風 向 き | 西南西m | 透 明 度 | 15m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 13℃:4℃ | 波 高 | 3,0m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 07:08 | 12:33 |
| 良いお天気に恵まれ、秋の浜にも凪ぎが戻ってきました。今日は一段とイワシ(何イワシかは判らない)の子供達が多く、その数に圧倒されてしまいました。水深12m付近まで、右も左もキラキラ輝くイワシで埋め尽くされていました。それをアオリイカや時折カンパチ等も現れて追いかけます。もの凄い密度で群れが固まったと思うと、四方八方に川の流れの様に散っていきます。そして又集まります。一斉に向きを変える時の瞬間が私には堪りません。10分以上、”段落ち”の上で見とれていました。さて今日は”正面際”をゆっくり潜ってきました。相変わらず、カシワハナダイやスジハナダイ・フタイロハナゴイにアサヒハナゴイ等がキンギョに混ざり、とても華やかでした。ベラ類も元気で、イトヒキベラ等は数匹が婚姻色を出していました。この時期に、メタリックブルーの体色を観察したのは初めての様な気がします。水深15m付近では、体色に横縞が入ったかなり成魚(♀)に近いシロタスキベラやオグロベラ・セジロノドグロベラ等も観察されました。 (担当 柳場) |
| 2004年01月11日(日) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 17℃〜18℃ |
| 風 向 き | 北風2m | 透 明 度 | 12m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 11℃:4℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 07:39 | 13:08 |
| 今日も青空が広がりましたが北風が吹き気温は上がらず、おまけに変なウネリが入ってきました。西も東もかなりサージがきつかったです。秋の浜の浅い所はウネリの影響で白濁りし、全体的に透視度が落ちてしまいました。さて今日は”右のトサカ林”へ行ってきました。ゴロタ斜面には相変わらずセナキルリスズメが居ます。しかし、このセナキかなりシャイな奴で、近付くとすぐに直径4cm程のゴロタに開いた丸い穴に逃げ込んでしまいます。水深27mのクダゴンベも健在でした。下のチビクダゴンベも元気です。黒いクマドリand ホカケツノハゼは姿が見えませんでした。黒クマは、一昨日確認したスタッフの話に依ると、1m程移動していたらしいので消えてしまったかも知れません。ホカケは水温が下がってきたからでしょうか?出現率が落ちてしまいましたね。帰り際”ハゼ地帯”をゆっくり上がってきたのですが、ヒレネジもヤシャも確認できませんでした。唯一、オニハゼが数匹目に付く程度で砂地はとても寂しかったです。正面のクマドリイザリウオ(赤白)は、定位置に付いています。”段落ちの壁”に、体中にウミトサカとイソバナの欠片を付けたカイメンガニが居ます。赤や黄色にピンクと実に鮮やかです。カモフラージュの為に付けているのに、それが反って目立つ結果になると言う、当に”過ぎたるは及ばざるが如し”を地でいってるとても変なカニです。一見のカニ有りですよ。・・・失礼。 (担当 柳場) 追: 四日振りに有馬がニタリと遭遇しました。しかし・・・ゲストの方にはお見せできなかったとの事・・・ ウ〜ン!! |