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2003年12月 第 3週(15日〜21日迄)

 2003年12月15日(月)
天 候 晴れ後曇り ポイント:秋の浜 水 温 18℃〜19℃
風 向 き 西南西m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 14℃:4℃ 波 高  1,5m
日中の降水確率     40% 流 れ 無し
満潮:干潮(小潮) 09:35 14:54
 午前中は多少波が有りましたが、午後には凪いでとても良い海になりました。降水確率40%の割には、陽も差し込んで明るかったです。今日は、1ファンDIVE、講習の仕上げで1本、秋の浜に潜ってきました。ファン(私の場合には、記録を残すと言う重要な役目)では、ニラミギンポハナゴイタスジウミシダウバウオクリーム色のオオモンイザリウオbaby等をビデオに収めてきました。ハナゴイはセルフのH・Oさんに教えて頂いたのですが、実によく泳ぎ回りファインダーで捉えるのにひと苦労しました。南の島に行けば嫌と言うほど群れてるんですが、大島ではとても貴重なのです。オオモンは相変わらずザラカイメンに張り付いてて、良い被写体になってくれました。講習の仕上げでは、何と!ニタリと遭遇してしまいました。2,5m位の小振りな個体でしたが、間近で旋回してくれたのでメタッリクな雄姿をしっかり観察する事ができました。又、正面の水深16m付近では、ムレハタタテダイ200匹程にも囲まれました。その他にもカンパチ20匹の登場や、砂地に降りてくる滝の様なイサキの群れ等など・・・仕上げの1本とは言え、講習には勿体無い(講習生の皆さん失礼!)1DIVEとなってしまいました。いや〜講習でこれだけ見てしまうと、この先のファンDIVEが思いやられますね。(苦笑)
(担当 柳場)


 2003年12月16日(火)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 18℃〜19℃
風 向 き 北北西4m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 14℃:4℃ 波 高  2,5m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮(小潮) 10:27 16:18
 朝のうちは雲が多かったのですが、お昼ごろには雲ひとつ無い青空が広がりました。秋の浜は多少波が有りましたが、まずまずのコンディションでした。水中は相変わらず透視度も良く、気持ちの良い海です。今日は”右のゴロタ駆け上がり”から”正面際”を潜ってきました。ゴロタ付近ではネコザメの卵を2個体確認しました。この所抜け殻しか見てなかったのですが、今日は2個体ともbaby入りでした。しかし大分数は少ないようです。このゴロタの縁が、最近南方系ベラ類の良い観察場所になっています。かなり成長したノドグロベラブチススキベラシロタスキベラナメラベラムシベラ等が混泳しています。成長した個体は見慣れていないので、一瞬これは何??と名前が浮かばないものも居ます。ベラ類はステージ毎にどんどん体色が変化して、本当に判別が難しいですね。昨日撮影した2cmのオオモンイザリウオは消えてしまいました。暫く観察されていた浅場の大きな黄イロイザリウオも見当たりませんでした。最近左の梯子にカエルウオが住み着いています。パイプから身を乗り出すようにチョコンと縁に乗っている姿は、何とも言えず可愛いものです。エキジットの際には、皆さんも是非見てから上がりましょう。愛嬌の有る顔に思わず頬が緩みますよ。
(担当 柳場)


 2003年12月17日(水)
天 候 ポイント:/ 水 温 ℃〜℃
風 向 き 透 明 度 m〜m
気 温 (最高:最低) ℃:℃ 波 高  m
日中の降水確率  % 流 れ
満潮:干潮 (小潮) 11:20 18:07
  すみません、お休みしてしまいました。


 2003年12月18日(木)
天 候 晴れ ポイント:/秋の浜 水 温 18℃
風 向 き 西5m 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 14℃:6℃ 波 高 4m
日中の降水確率 0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (長潮) 12:12 05:42
  昨日はお休みしてすみませんでした。せっかくニタリが出ていたのに・・・。それもイワシを狙って尾鰭でたたく動作をしていました。上空(?)を旋回してかなりの至近距離で見られました。小さな個体でしたけどね。念のため昨日の話でした。今日も最高の天気と透明度に恵まれ、トサカ林も綺麗にみえました。右下33mウシエイ??に遭遇しました。全長は2.5mはあったと思われます。今年は大物によくあたりますね。振り向くと数百匹のイナダに囲まれていました。クダゴンンベの幼魚もまだ元気に見られました。右の30mではカスザメが、正面の27m付近ではセミホウボウの20pサイズが撮り易かったです。近くにはカンナツノザヤウミウシやウデフリツノザヤウミウシも見られかなり冬を感じるようになりました。浅場に戻る途中ではシラタキベラダマシ属の一種がまだ確認できたようです。浅場では極小サイズ(3o)のキンチャクガニも見つけられたようです。 (担当 星野)


 2003年12月19日(金)
天 候 晴れ ポイント:/秋の浜 水 温 18℃
風 向 き 西11m 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 12℃:4℃ 波 高 4m
日中の降水確率 10 % 流 れ なし
満潮:干潮 (若潮) 13:01 07:00
 相変わらず西風が強い状況が続いています。おかげで秋の浜は静かでいいのですが、明日の船が心配です。JFは大丈夫なのしょうか?今日は(も?)スクーターを使い、キビレの根に行ってきました。スクーターに乗りイサキ・タカベ・ムツの群れの中を泳ぐのは大変気持ちのいいものです。キビレの根には凄い数のキンギョハナダイが群れており、その中にカシワハナダイ・ミナミハナダイ・ケラマハナダイ等が混ざっていました。ケラマハナダイは♂で♀相手に求愛行動をしていましした。岩の亀裂にはシテンヤッコがチョロチョロしていました。キビレの根のそばに今日もアヤタスキベラがうろうろしていました。大島では、4年振りの出現です。あまり目撃例のない珍しい魚だと思われます。駆け下りには可愛いニラミギンポがいます。穴の中に隠れているとだたの黒い魚にしか見えないのが残念です。今日のお魚は、レッドストライプト・フォグフィッシュです。大島には7〜8年振りの出現になります。一見シマキツネベラによく似ているのですが、赤・黄色の縦線の代わりに赤・白の縦線が尾鰭まで入ります。鰓蓋の上部には黒点を持ちます。たいてい同じ場所におり、素早く逃げる事はありません。岩陰を縫うようにして移動して行きます。そばには同じタキベラ属のモンツキベラがウロウロしています。やはり同じ属通し仲がいいのでしょうか??インド洋に主に分布する魚がなぜこっちの方にいきなり現れるのかは不思議ですが、なるべく長く観察していたいものです。しかし、水深がやや深いので撮影に没頭するとちょこっと痛い目に合います。
(担当 有馬)


 2003年12月20日(土)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 17℃〜18℃
風 向 き 西風8m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 8℃:4℃ 波 高  5m 
日中の降水確率  10% 流 れ 少々
満潮:干潮 (中潮) 13:48  08:06
 本格的な西高東低冬型の季節配置になり、西側は大荒れとなってしまいました。お陰で、船は大型船以外全て欠航、お客様も殆んどがキャンセルとなってしまいました。今年はこのパターンで何度泣かされた事でしょう?荷物を送って、いらっしゃる予定だったお客様や、あれやこれやアクセスを変えて来ようと努力して下さったお客様、ありがとうございました。今回が潜り納めの方も居たと思うのですが、海が良いだけにとても残念です。来年はもう少し天候に恵まれたいですね。あと・・・JFになって便利になったのですが、欠航が増えたのは困ったものです。
 さて、秋の浜は多少波が回り込んでいましたが、透視度は良く明るい海でした。今日も”キビレの根”に行ってきました。相変わらず根の周りはキンギョハナダイがグチャ〜っと群れ、その中にカシワハナダイケラマ・スジハナダイ等が混ざってとても賑やかでした。時折、タカベの群れも根を取り囲みます。根から少し上がった所に、大きなアオウミガメが居ました。甲の大きさが1m程、皆で取り囲むと面倒くさそうに周囲をギョロリと見渡してのっそりと泳ぎだしました。ゴロタ斜面にはテングダイが10匹ひと固まりになり、水深−30の処では4cm程のクダゴンベ(セルフのH・Oさん発見)も確認できました。以前から居たようですが、セルフの A・I さんがクマドリイザリウオを見つけてきました。2cm程の可愛いサイズとの事です。この他にも黄色いイロイザリ(大)やオレンジイロイザリも健在です。午後の3DIVE目に、やはりセルフのM・Kさんがニタリと遭遇したそうです。この所頻繁に目撃されている小ニタリと同一個体と思われますが、頭上を2週程して泳ぎ去ったとの事でした。まだ出遭うチャンスは有りそうですね。
(担当 柳場)


 2003年12月21日(
天 候 晴天 ポイント:秋の浜 水 温 17℃〜18℃
風 向 き 南西5m 透 明 度 m〜m
気 温 (最高:最低) 14℃:5℃ 波 高  2,5m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 14:34   09:03 
 今日も暖かく、とても素晴らしいお天気に恵まれました。秋の浜は多少波が有りましたが殆んど気にならない程度、昨日の船の欠航が悔やまれました。さて午前中、臨時スタッフM・KさんからBIGニュースが入ってきました。おそらく大島初記録となるヒレナガヤッコが出現したのです。今まで、トサタテジマヤイトチャイロ等あらゆる種類が出現し、特に昨年ヤイトヤッコが出た時には、「次はヒレナガだね!」等と言う会話がスタッフ間で囁かれたものでした。その話題のヒレナガが遂に出現したのです。3cm程の個体でとてもシャイでしたが、岩の隙間から淡いブルーの体色が見えた時には、思わず「オオォー!!」と、感嘆の声を上げてしまいました。只チョット心配なのは、周囲のスズメダイ達がやたらとチョッカイを出すのです。特に同じ岩場をテリトリーにしているナガサキスズメダイが、何とも嫌な存在でした。やはり毛色の違った魚はイジメの対象になってしまうのでしょうか?しばらく観察できると良いのですが。さてこの他には、昨日のクマドリを確認してきました。又、浅場ではハナタツ5個体を確認、その内の1匹は、昨日の早朝、ハナタツフリークのA・Iさんにより産卵が確認されています。昨日のM・Kさんが、又してもニタリと遭遇したそうです。今日は右の”トサカ林”との事でした。
(担当 柳場)