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2003年11月 第 3週(17日〜23日迄)
| 2003年11月17日(月) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 17℃〜21℃ |
| 風 向 き | 北北東3m | 透 明 度 | 15m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 18℃:11℃ | 波 高 | 2,5 m | |
| 日中の降水確率 | 0 % | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(小潮) | 11:40 | 17:55 |
| 今日は、昨日とは打って変わり大きな波が入っていました。満潮時には、ハシゴの上まで波がかかっていました。今日はイトヒキベラ三昧の一日でした。今、大島ではTHEイトヒキベラ・クロヘリ・ニシキ・クレナイ・ゴシキ・ツキノワ・ヤリ・ベニヒレ・ピンテールです。中には深い所まで行かないといけない種類もいますが、うまくすれば2ダイブで全部見ることも可能です。今日は2ダイブでヤリを除いた8種類見ることが出来ました。イトヒキベラ好きにはたまらないニュースではないでしょうか?? 際にはカミソリのペアも健在です。ちょこちょこ動きはしますが、前のような大移動はせず落ち着いています。25の岩でホンソメワケベラがホンソメワケベラをクリーニングをしていました。初め求愛かとも思ったのですが、2匹で体を突き合いながらクルクルと回っていました。久し振りにアカオビコテグリを見ました。今年は数が少なく、最近ではあまり頻繁に姿を見れない魚になってしまいました。今日のは立派な♀でした。また数が増えてくるといいのですが・・・ 昨日、発見されたフリソデエビが今日もいました。もういないだろうと諦めていたのですが、偶然近くの海藻に乗っているのを発見しました。どこかで落ち着いてくれるといいのですけど。今日のお魚はシラタキベラです。大島では久し振りの出現です。今年は同属のヤマシロベラも数が多く、♂にもなっているので期待していたのですが、やっと出現しました。図鑑を見ると体の色はかなり緑色っぽく見えますが大島のは少しピンクがかっています。ヤマシロベラの♀によく似ているのですが、尾柄部にも黒斑があり、胸鰭基部ではなく胸鰭上部に黒斑を持ちます。ヤマシロベラの群れの中に混ざっているので発見するのはなかなか大変でした。もちろんいるのはまだ♀ですが、大きさは10cm位で成魚と言ってもいいのではないでしょうか。このまま成長すれば♂も夢では無いかもしれません。今年は通称大沼ベラ・シラタキベラダマシも出現しています。2ダイブでシラタキベラダマシ属の仲間を全部見るなんて事も可能かもしれませんね!! ま〜実に流行ら無さそうな企画ですけど・・・ (担当 有馬) |
| 2003年11月18日(火) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 19℃〜21℃ |
| 風 向 き | 北西4m | 透 明 度 | 18m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 17℃:12℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(長潮) | 12:53 | 05:27 |
| 今日は実に静かな海でした。2本とも正面に行ってきました。カンナツノザヤウミウシ・ウデフリツノザヤウミウシ等のウミウシ達が姿を見せ始めました。左目の近くに寄生虫をつけたテングチョウチョウウオygがウロウロしています。テングは大島では珍しい部類に入るチョウチョウウオなので可哀そうです。昨日のフリソデは今日も元気にしていました。毎回毎回場所を変えるので結構探すのが大変です。浅場のフリソデエビが帰ってきました。消える前は片袖エビでしたが、ちょこっと袖が生えて来ていて半袖エビになっていました。イロイザリウオ3匹・カミソリウオ(ペア)も健在です。今日のお魚はレンテンヤッコです。レンテンはキンチャクダイ科の魚の中では数少ない温帯種で、大島で通年通して幼魚から成魚まで確認出来る種類です。レンテンは漢字で「連点」と書かれ、オレンジの体に濃いブルーの点が無数にある事が名前の由来になっています。レンテンは全て雌性先熟です。つまり生まれた時はみんな女の子で、成長すると強い♀だけが立派な♂になります。雌雄の違いは背鰭と尻鰭の後縁に黒い縦線が入る事で見分けられます。産卵はペアでの放精放卵で夕方行われるそうです。私はまだ実際の産卵行動を見ていないので、来年にでも挑戦してみます。今、このレンテンのチビが大変多く至る所で見られます。幼魚は背鰭後部に眼状斑を持ち、目の後縁に可愛い縁取りを持ちます。少しシャイですが、実に可愛いですよ〜 (担当 有馬) |
| 2003年11月19日(水) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 19℃〜20℃ |
| 風 向 き | 北北東4m | 透 明 度 | 15m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 16℃:12℃ | 波 高 | 1.5m | |
| 日中の降水確率 | 60% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (若潮) | 13:41 | 06:48 |
| 天候も予報ほど崩れず、水中は透明度がかなり良いせいもあり、わりと明るく気持ちのいい海でした。右のトサカ林ではタカベやイサキの大きな群れが見られ、中には30cm近いウメイロが10匹以上見られたそうです。右の30mでは以前からチビハナダイが住んでいるのですが、最近3cmと1.5cmの2個体見られるようになりました。ちょっとハナダイらしくはないのですが、表情もかわいいので是非お勧めです。右の駆け下りではヨスジフエダイの大きい個体や成魚のトゲチョウチョウウオなども見られています。浅場では相変わらずフリソデエビが元気です。3cmはありそうな立派な個体です。餌のアカヒトデが小さく見えるほどです。ちょっと撮りにくい場所ですが、サイズ的にはいい感じです。イソコンペイトウガニも黄色やピンクのかわいいサイズが数個体いるようです。コウワンテグリはちょっと前まで5oのかわいいサイズでしたが、今では2cm近くに育ち、鰭にもしっかりと色が付いきています。ほとんど同じ場所から動かず、3個体以上は確認されています。少しずつ水温も下がってきてはいるものの、水の色はかなり明るいブルーで最高の海です。 (担当 星野) |
| 2003年11月20日(木) | ||||
| 天 候 | 雨 | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 19℃〜20℃ |
| 風 向 き | 北東6m | 透 明 度 | 18m | |
| 気 温 (最高:最低) | 14℃:11℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 50% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 14:16 | 07:51 |
| 今日もさえない1日でした。今年は雨が多いですね〜海のほうはちょっと暗いですけど透明度はなかなかです。北風が吹いたせいもあり少々うねりがはいっていました・・・今日は20m付近をゆっくり潜ってきました!浅場じゃないほうのフリソデエビ(連日この話題ですみません)がなんとペアーになっていました。やっぱりフェロモンで相手を呼び寄せるのでしょうか?かなり成長したシロタスキベラを見かけるようになりました。どれくらいまで成長してくれるか楽しみです。落っこちそうな岩の近くではかなりの数のイサキが群れなかなか見ごたえがありました。左の砂地から少し岸よりにはいったところでオオヒレテンスモドキygを見かけました。色は黄緑色です。ライトをあてると素早く海藻のなかに入って逃げてしまいます。写真はちょっと撮りづらそうです。浅場ではキマダラハゼ、ヒメフエダイygなどが観察できます。ハシゴの近くにはツマジロオコゼ(4cm位)がいます。(担当 荻島) |
| 2003年11月21日(金) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 20℃〜19℃ |
| 風 向 き | 南西9m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 21℃:11℃ | 波 高 | 3,0 m | |
| 日中の降水確率 | 0 % | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 14:49 | 08:44 |
| 昨日の雨が嘘の様ないい天気になりました。しかも南西の風のおかげで静かな秋の浜でした。今日は右に行ってきました。結構近い所にテングダイが8匹も群れていました。ホタテツノハゼ属の仲間は今日も馬鹿みたいに寄れました。よくこんなんで食われないものですね。ヨスジフエダイの成魚やシラタキベラダマシygも見ることが出来ました。ひさし振りにイナセギンポを見ました。いつもの場所に居ない時は一体どこに行っているのでしょう?? どこかお気に入りの穴でもあるのしょうか? 浅場では大きなネコザメがウロウロとしていました。こんな時期に昼間からウロウロしているのは珍しいと思われます。繁殖に関係あるのでしょうか?それともたまたまですかね。またまた新しいフリソデがでました。今年は本当に数が多いです。もちろんペアも健在です。今日のお魚はクマドリです。クマドリと言うとどうしてもイザリウオの方を思い浮かべてしまいますが、今日いたのはモンガラカワハギ科のクマドリです。4〜5年前野田浜と秋の浜になんと同じ日に出現し、そしてわずか数日で消えてしまいました。まるで一瞬芸の様な魚でした。お客さんからいるという話は聞いていたのですが、確認したのは今日が始めてです。大島3個体目ということになります。目から吻の間に模様があるまだ幼魚の個体です。大きさは10cm位あります。すごくシャイなのでライトをあてるとすぐに亀裂に逃げ込みます。写真撮るのはちょっと・・・といった感じでしょうか (担当 有馬) |
| 2003年11月22日(土) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 19℃ |
| 風 向 き | 西南西5m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 18℃:10℃ | 波 高 | 3,0 m | |
| 日中の降水確率 | 0 % | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 15:20 | 09:31 |
| 南西の風が強く吹き続いています。そのせいか若干水が冷たくなってきました。せめてまだ20℃は欲しいものです。今日は正面から左の砂地に行ってきました。フリソデエビはなんと2ペアいます。それにしても今年は本当にフリソデエビの当たり年です。いままでこんなに出た事は無いのではないでしょうか。私は未確認ですが、もう1匹ペアのそばに現れたようです。不思議な事にみんな同じような所に集まってきます。エビがエビを呼ぶのか、それともヒトデがエビを引き付けるのでしょうか?本当不思議です。左の砂地では、タツノイトコ・メガネハギ・ヤシャハゼ・ヒレナガネジリンボウ等をみました。大きなコウイカが砂地にボンと落ちていました。近づくとゆっくり逃げて行ってしまいました。イロイザリウオも3匹とも健在です。最近イソコンペイトウガニのチビをよく見ます。面白い事にトサカの色でカニの色も変わって来るのです。今、黄色と赤が見られます。段落ちでニグラ(学名)と言うベッコウタマガイの仲間を初めて見ました。よくいるイボベッコウタマガイとは違いなかなかインパクトがありました。今日のお魚はタマガシラです。イトヨリダイ科に属する魚ですが、この科で大島で一番有名なのはイトタマガシラでしょう。大島でみるタマガシラは大抵10cm以下の幼魚が多いです。昔、40m以深で30cm位の奴にであった事がありますが頻繁には見ない魚です。大抵秋にその姿を見ることが出来ます。白い体に赤褐色の横帯を4本持ちます。追いかけない限り勢い良く逃げては行きませんがピョコピョコと嫌らしく逃げ回ります。図鑑の生息水深を見ると深い所で200m以上と書いてあります。大島も成魚はその位の水深にいると考えていいのでないでしょうか。深場まで行って大きなタマガシラに会う・・・・・ あんまり嬉しくないですね。 (担当 有馬) |
| 2003年11月23日(日) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 19℃〜20℃ |
| 風 向 き | 北北東7m | 透 明 度 | 15m〜18m | |
| 気 温 (最高:最低) | 14℃:11℃ | 波 高 | 2,5m⇒3m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 15:52 | 10:15 |
| 昨日の夕方から風が変わり、秋の浜には大ウネリが入ってきました。午後には野田浜にもウネリが回り込んでいたそうです。と言う訳で、連休2日目はあまり良いコンディションではありませんでした。しかし、上級者が多かったせいもあり、取り合えず全員が秋の浜に潜りました。浅場のサージは結構強かったのですが、水深10mを越えるとあまり気になりません。さて今日は、右から左砂地へのコースを、ゆっくり2DIVEしてきました。水温が多少下がったせいでしょうか?全体的にハゼは不調でした。そして逆に、目に付くのはベラ類・・・浅場では、アカオビベラがとても目立ち、水深20m付近では、シロタスキベラとヤマシロベラ・オグロベラ等がよく目に入ります。フリソデエビは今日も定位置で健在でした。左砂地からゴロタに入った所に、体長30cm程のサザナミフグygが居ました。”段落ち”のグリーンモシャには1cm程の可愛いノコギリハギ baby が付いています。どちらもセルフのお客様情報です。”右のトサカ林”では、テングダイが10匹以上で固まっていたそうです。水深27mの紫のヤギには、今日もクダゴンベが付いていました。秋の浜でハナタツの継続観察を続けているお客様(A・Iさん)情報ですが、現在計16個体確認されています。そのうちペアが6組、それぞれ産卵、放仔(ハッチ)も続いている様です。しかし、これ程ハナタツが限られたエリアで数多く確認されたのは、初めての事です。これもひとえに継続観察のなせる業でしょう。ハナタツに掛ける情熱には、本当に頭が下がります。 (担当 柳場) |