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2003年11月 第 2週(10日〜16日迄)

 2003年11月10日(月)
天 候 ポイント:秋の浜 水 温 20℃〜21℃
風 向 き 北東8m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 19℃:13℃ 波 高  2,5m
日中の降水確率     70% 流 れ 無し
満潮:干潮(大潮) 05:45 11:30
 今日は物凄い荒れた海になりました。これで本当に波高2,5mなのかと天気予報を疑ってしまいそうな位でした。水中も非常に暗くライトが無いと何も見つからない状態です。しかし、ライトを当てると魚がビックリして逃げて行ってしまいます。まったくガイド泣かせの海でした。久し振りにアサヒの根に行ってきました。浅い所ではあまり見られなくなってしまった。ツキノワイトヒキベラクレナイイトヒキベラの成魚達が結構まとまって泳いでいました。そばにはベニヒレ・クジャクベラも居てベラリストの僕には実に楽しい空間でした。側にはサクラダイの成魚もいました。暗いながらもハゼ達は元気に姿を出しており、ヒレネジ・ヤシャ・ホタテツノハゼ属の1種等が見られました。今日のお魚ホタテツノハゼです。大島で初めて確認されたのは約4年程前で、今観察されているもので4個体目になります。最近よくなれて来たせいか結構近寄る事が出来る様になってきました。最短で撮影する事が可能な時もある程です。鰭を閉じているとただの黒い棒にしか見えず、「誰だ〜こんな所にカリントウ落としたのは」と勘違いしていまいます。(しないか・・・) しかし、その大きな鰭を広げると実に美しく、少し黄色味がかった中に細かい網目模様が見えます。一昨日なんとその美しい鰭に大きな穴が開いてしまいました。誰にそんな事をされたのは分かりませんが、鰭の一部は欠けまん丸の穴が開いてしまったのです。「これじゃ〜こいつもホカケツノハゼだね」なんて冗談が飛ぶほど無残な姿でした。しかし、一夜明けた昨日なんとその大穴がすでにふさがっていると言うではないですか!!今日改めて見にいってみたら若干の傷はあるのものの穴は本当にふさがっていました。昔、ケイカイに出たアサヒハナゴイの尾鰭が何者かにかじられ、数週間で復活したの見た事がありますが、こんな一日、二日でほぼ完璧に復活するとは驚きです。しかし、まだ一部欠けてしまった所は治っていませんでした。やはり写真を撮るなら完品がいいですよね〜 早くこの部分も復活してくれるといいのですけど。ちなみにこの子まだヤシャハゼと暮らしています。
(担当 有馬)


 2003年11月11日(火)
天 候 ポイント:/秋の浜 水 温 17℃〜21℃
風 向 き 北北東7m 透 明 度 10m
気 温 (最高:最低) 14℃:11℃ 波 高 3,0 m
日中の降水確率 50 % 流 れ なし
満潮:干潮(中潮) 06:19 11:58
 昨日にも増して大荒れの天気になりました。大きな波はハシゴの上までかかっていました。今日もアサヒの根にベラを見に行きました。しかし、あまりの海の暗さに昨日以上に魚が少ない状態でした。帰り道イズカサゴに出会いました。水温が下がってくると浅場に姿を現すこの魚を見ると「あ〜もう冬だな〜」と思ってしまいます。浅場に戻っ来る途中上を80cm程のマグロの仲間が2匹通っていきました。種類は分かりませんがなかなか迫力がありました。その後ゴシキイトヒキベラ・ウスバノドグロベラ等を見つつ浅場に戻ってくると目の前にタカベの大群とイサキの大群が現れました。そんな風景に見とれていると大きなブリが1本現れました。悠然と泳ぐその姿もマグロに負けず劣らず立派でした。ブリはまるでタカベ達をからかうかの様に少し追い回しては離れ、また追いかけを続けていました。私が側にいるのなんて気にも止めていませんでした。浅場のお腹パンパンのハナタツ♂はまだハッチアウトしていません。(ハナタツと言えば皆さんダイビンワールド12号P208見ましたか〜〜??) 今日のお魚ヒメゴンベです。大島で通年見られるゴンベの仲間は4種類います。その他のゴンベは当然ですが死滅回遊魚です。ヒメゴンベもこんな死滅の仲間に入ります。秋の浜に限らず他のポイントでも出現した事があります。大抵サンゴやイソバナの周りにいて、あまりジッとせずチョコチョコと動き回っている事が多いゴンベです。その姿は、ミナミゴンベによく似ています。しかし、サラサゴンベの様に尾鰭にも赤点をもっています。鰓蓋上部の点はミナミの様に眼状斑と言うほど大きくなく、数も多数見られます。私の中ではミナミとサラサを足して割った様な魚だな〜という印象があります。毎年、大抵姿を見る事が出来ますが、その数はけして多くありません。どちらかと言うと珍しい部類に入るのではないでしょうか??今浅場に大小2個体見られます。小さい方はまだ4cm位です。こんな風に2個体まとめてと言うのも珍しいように感じます。しかし、ゴンベといういまいちアイドル性にかける種類であるが故、ガイドで見せても「ふ〜〜ん」位で終わってしまいます。こう考えると珍しくても地味な魚って可哀そうですよね〜。
(担当 有馬)


 2003年11月12日(水)
天 候 晴れ ポイント:/秋の浜 水 温 18℃〜20℃
風 向 き 北東8m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 16℃:12℃ 波 高 2.5m
日中の降水確率 20% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 06:54 12:25
  相変わらす北東の風が強く荒れた秋の浜でした。ひさし振りに天気も良く潮も変わっていたように思えます。陸からみる波とはうらはらにかなり明るく透明度の抜けた海でした。ただ水深20m付近から水温が下がっていて深場ではもう少し冷たい潮です。今日のヒットはなんといってもフリソデエビ(荻島発見!)でしょう!正面で1個体、アカヒトデについて見られました。前回の2個体は私は見ていないのですが、今回はしっかり見ました。1.5cm程のなかなかいいサイズです。前回はすぐ消えてしまいましたが、今回は週末までいて欲しいものです。正面の20m付近コブダイがペアで見られました。大島ではコブダイは通年見られるのですが、個体数はあまり多くありません。たまに立派な雄に出会っても、ほとんど近寄ることが出来ません。今日は1m以上ある立派な雄の後を少し小さめの雌がゆっくりと泳いでいました。正面から右の駆け下りまでじっくり観察することができました。浅場ではトゲチョウチョウウオの成魚がまだ確認されています。数ヶ月前から居ついているのですが、この個体も育ったわけではなく、いきなり成魚で現れたものです。正面の18mではカモハラギンポが1個体見られました。今年はあまり多くないのですが、数個体は秋の浜で見られています。他にもイロイザリウオ(黄色1.5cm)、コウワンテグリ(1p)などは引き続き確認できています。 (担当 星野)


 2003年11月13日(木)
天 候 曇り ポイント:/秋の浜 水 温 19℃〜21℃
風 向 き 北北東5m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 15℃:11℃ 波 高 2.5 m
日中の降水確率 30% 流 れ なし
満潮:干潮 (中潮) 07:31 12:51
またまた今日も北東の風が吹きました・・・月曜からずっと北東の風が吹きっぱなしです。今年は北東の風が吹く日が多いような気がします。秋の浜は荒れてはいますが昨日に引き続きなかなかの透明度です。潮自体もなかなか明るい潮が入ってきています。今日は正面のコースにいってきました!!25の岩の近くにバラハタyg(オジロバラハタかも?確認しておきます)がいます。ちょっとシャイなので一回、岩の亀裂に入ってしまうとなかなかでてきません・・・イロイザリウオも増えてきました!!20mの岩にオレンジ色のイロイザリウオ(3cm)がついています!!左の砂地の共生ハゼはでていることはでているのですがライトをあてるとすぐ引っ込んでしまいます。。段落ちヒメゴンベが2匹になりました。1匹は3cmくらいのかわいい奴です。最近ミギマキタカノハダイのペアーをよく見かけるようになりました。そろそろ産卵の準備にはいっているのでしょう。でもかなりお腹の大きい個体もいるのでもう産卵しているのかも?キンチャクガニのチビも出始めました!!(担当 荻島)


 2003年11月14日(金)
天 候 晴れ ポイント:/秋の浜 水 温 19℃〜20℃
風 向 き 東3m 透 明 度 12m〜18m
気 温 (最高:最低) 17℃:10℃ 波 高 2m
日中の降水確率 0% 流 れ なし
満潮:干潮 (中潮) 08:14 13:20
今日は大島にもやっと陽がはいりました!!雲ひとつないとってもよいお天気でした。北風もおさまり海もだいぶ凪いできました。明日は南西の風がふくようなので秋の浜は今日より凪ぐとおもわれます。今日はトサカ林方面にいってきました。ホタテツノハゼ属の1種は元気にでていました。ホタテツノハゼはどうやらヤシャハゼに巣穴を奪われたのか姿をみかけません。普段はヤシャハゼは人気物なのに今回はすっかり悪役になっております。それともホタテツノハゼはただ巣穴のなかから出てこないだけなのかもしれませんが・・・クダゴンベは青紫色のフトヤギについておりフトヤギのポリプが開いていたのでなかなかの被写体でした。以前から確認されていた黒と赤のカミソリウオのペアーは20mの岩の近くに移動しています。このカップルはどこまで移動するのでしょうか?なかなか落ち着かないカップルです。左の砂地にはおおきなセミホウボウもいます。他ではおもしろい生態がみられたそうです。ホンベラの♀同士がしばらくの間キスをしていたそうです。見た感じでは喧嘩しているわけではなかったとのこと・・・なんのための行動なのでしょうか? (担当 荻島)


 2003年11月15日(土)
天 候 曇り後雨 ポイント:秋の浜 水 温 22℃〜23℃
風 向 き 東北東2m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 18℃:12℃ 波 高  2,0m 
日中の降水確率  50% 流 れ 無し
満潮:干潮 (小潮) 09:06  13:55
 昨日は気持ちの良い青空が広がったのですが、今日は一転して曇り空。昼前から雨に変わってしまいました。風は穏やかで海は静かなのですが、残念ですね〜。しかし、水温は多少上がり、水も綺麗です。さて今日は、右ハゼ地帯から正面、右ゴロタ入り口から左砂地際へと2DIVEしてきました。今日のメインもホタテツノハゼ属の1種、ターゲットライトを当てても全然隠れる様子が無く、とても良い奴です。やはり水深17mのホタテツノハゼは出てきません。今日も巣穴の入り口はヤシャハゼがを陣取っていました。ホタテ君は巣穴の中に居るのでしょうか?気になりますね〜〜〜。今シーズン個体数のやたら多いシロタスキベラ、遂に大島では今まで見た事の無いステージ(体色)が出始めました。何処まで大人の体色に迫れるか?楽しみです。以前から観察されていたのですが、今日はじめてニラミギンポを確認しました。数年ぶりの出現で、3〜4cmのとても可愛い個体でした。近くには、タスジウミシダウバウオも居て、セルフのお客様に教えて頂きました。正面に居たカミソリウオ♂♀は20m以上移動していました。普通ペアで居る個体は、あまり動かないのですが、余程居心地が悪かったのでしょうか?しかし、昨年に比べこの手の魚・・・今年は少ないですね〜。結局ニシキフウライウオもペアで居る所は確認できずでした。
(担当 柳場)        


 2003年11月16日(
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 20℃〜22℃
風 向 き 南西9m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 22℃:16℃ 波 高  3,0m
日中の降水確率  10% 流 れ 無し
満潮:干潮 (小潮) 10:15   14:56 
 夜中にもの凄い雨が降ったのですが明け方には上がり、暖かな南風の一日となりました。お陰で秋の浜はベタ凪ぎ、水温も高めでとても良い海でした。今日は久し振りに”お代わり”をしてきました。目的は勿論ハナダイ達。○○マハナダイ○ダ○ハナダイ等の他に、シマキツネベラツルグエ・サクラダイ等を見てきました。上がり際、有馬からフリソデエビ登場の伝達を受けたのですが、通ってみると他のダイバー達が取り囲んでいました。2本目はホカケツノハゼ(グローバル呼称)狙い、取り合えず出て居たのですが、近付くとすぐに巣穴の中へ・・・10分近く粘ったのですが姿を見せず、いい加減諦めて戻り始めたらヒョッコリと出てきました。しかし、減圧も出始めて早々に退散。上がり際には、フォトジェニックなアカホシカクレエビに、1本目確認したフリソデエビを探しに行きました。しかしフリソデは場所を移したらしく、始めに見た付近には見当たりませんでした。セルフで潜っていたお客様が水深20m付近でニタリと遭遇したそうです。何周も目の前を旋回していたらしく、デジカメビデオにしっかり写っていました。一昨日は星野が目撃してるので、まだ岸近くを回ってはいるようですね。しかし・・・遭えないな〜〜〜〜〜。
(担当 柳場)