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2003年10月 第 4週(20日〜26日迄)
| 2003年10月20日(月) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 22℃〜23℃ |
| 風 向 き | 北東8m | 透 明 度 | 15m〜18m | |
| 気 温 (最高:最低) | 19℃:14℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(長潮) | 14:31 | 06:29 |
| 多少雲は多めでしたが、昨日に引き続き良いお天気に恵まれました。しかし、秋の浜は大荒れです。通常の右からのエントリーは、チョット遠慮したいかな〜?という感じです。さて今日の一本目は、そんな荒れた海でしたがスクーターを出して、ちょっと広範囲をリサーチしてきました。メインの目的は、アサヒハナゴイの群れと、ホタテツノハゼ・・・・・。噂どおり、アサヒハナゴイの群れは凄かったです。まだ幼魚ですが、30匹ほどが固まって居ました。今まで見た中で一番密度が濃かったような気がします。見た瞬間!思わず「おおぉぉぉ〜〜!」と、唸ってしまいました。ホタテツノハゼは、4cm位有りそうな立派な個体でした。時折大きな背鰭を広げ、サービス満点!おまけにコトブキテッポウエビも出てきて、なかなか良い被写体になりそうでした。正面では、久し振りにヘリシロウツボが確認されました。相変わらず右ゴロタ斜面ではタカベが大きな群れを作り、時折メーター級のブリor カンパチがその中に突っ込んでいきます。”左の飛び根”では、凄い数のイサキの群れに囲まれました。かなり型のいいイサキで、思わず”塩焼き”を思い浮かべてしまいました。浅場では、オレンジ色の卵をタップリ抱えたキンチャクガニを確認しました。例の岩のクマドリイザリウオも健在でした。 (担当 柳場) |
| 2003年10月21日(火) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 23℃ |
| 風 向 き | 東北東7m | 透 明 度 | 15m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 20℃:15℃ | 波 高 | 2.5m | |
| 日中の降水確率 | 60% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(若潮) | 14:56 | 07:41 |
| 相変わらず波が高く、満ち潮ではハシゴの上まで波が洗う程です。ちょっとエントリーエキジットが大変でした。真沖ではカシワハナダイが数個体まとまって泳いでいます。しっかりとオスは婚姻色になり、とても綺麗です。キンギョハナダイに混じっているのですが、カシワだけまとまって泳いでいます。良く見ると少し育ったアサヒハナゴイや5cmサイズのケラマハナダイもいっしょに見られます。近くにはベニヒレイトヒキベラの幼魚が2個体は居ついています。大島のベニヒレは体色が少しくすんでいて分かりにくいのですが、頭が黄色くてちょっとだけ綺麗です。左の駆け上がりでは4cmサイズのクレナイイトヒキベラが見られました。深場の成魚は最近あまり元気がないのですが、幼魚もしっかり”紅”で綺麗です。15m付近ではしっかりと成魚になったクロヘリイトヒキベラ、それもオスが数個体それをとりまくメスもかなり多く見られます。ニシキイトヒキベラもしっかりと成魚になりました。ヤマシロベラもオスが数個体ディスプレイする姿もよく見られます。でも、それにしてもベラ・・・撮れませんね。 (担当 星野) |
| 2003年10月22日(水) | ||||
| 天 候 | 大雨 | ポイント:/野田浜 | 水 温 | 22℃〜℃ |
| 風 向 き | 北北東7m | 透 明 度 | 10m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 23℃:15℃ | 波 高 | 2,5 m | |
| 日中の降水確率 | 20 % | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 15:20 | 08:35 |
| 今日も波の高い状態が続いています。昨日まではなんとか秋の浜に行っていたうちのガイドチームも、今日はとうとう断念してしまいました。しかし、野田浜もけして静かでは無く、潮が満ちてきた午後にはロープ際は真っ白になる程でした。水面はもの凄い波でしたが水中は水も良く、水温も高い状態が続いています。アカハチハゼ・ヨスジフエダイ・ミヤケテグリ・コウワンテグリ・テングチョウチョウウオ・ムスジコショウダイ等の季節来遊魚も多く見られます。沖のタイヤにはムレハタタテダイが11匹、その側には大小4匹のヒラニザがいます。(昔、謎のハギがなんてこのログで書いたハギはこのヒラニザの事です。)今日のお魚はスカシテンジクダイです。南の島では大きな群れを作っているスカテンですが、大島では数年に一度、数個体だけでる立派な季節来遊魚です。大抵、キンメモドキやネンブツダイのチビの中に混ざります。体はその名の通り透けて見え、吻端と尾鰭の先端が黒いのが特徴です。スカシテンジクダイ属の魚で和名が付いているのは、スカテンの他にはクロスジスカシテンジクダイの1種類だけです。しかし、この属の魚も不明な奴が多く、尾鰭先端が黒くならない奴などいろいろいるそうです。数年前、大島にもこのタイプが出現した事がありその時は頭を悩ましました。今日なんとスカテンが口内保育をしていました。大島にも数多くのテンジクダイ科の魚が出現していますが、死滅系のテンジクダイが繁殖をしているのを初めて見ました。ちょっと地味な魚なのですが気になってしまいました。 (担当 有馬) |
| 2003年10月23日(木) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 22℃ |
| 風 向 き | 西南西11m | 透 明 度 | 12m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 22℃:15℃ | 波 高 | 3m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 15:44 | 09:20 |
| 昨日とはうって変わって素晴らしい天気になりました。。午後からは雲ひとつないさわやかな秋晴れになりました。まだ少々うねりが残っていましたがかなり秋の浜も静かになり一安心といったところです。海の中はというとクマドリイザリウオは相変わらず同じ岩についております。ねばればアクビをするかもしれません。水深16mくらいのところにカミソリウオ(こげ茶色)がいます。その近くにヤマドリのチビもいました。オグロベラsp♂も元気にしています。目の下の赤のラインがとてもキレイですよ〜機会があれば観察してみてください。左の砂地にイロイザリウオygがでました。黄色バージョンで大きさは1.5cmくらいのかわいい奴です。しばらくはいて欲しいものです。浅場のお勧めはハシゴの近くにいるコウワンテグリです。サイズはそこそこ大きいのですが鰭を立てた姿がとても綺麗です。ハシゴの下にフリソデエビのペアーが出現したそうです。1匹はそこそこ立派な個体です。とりあえずは週末まで頑張ってほしいものです。(担当 荻島) |
| 2003年10月24日(金) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 21℃ |
| 風 向 き | 南南西3m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 20℃:16℃ | 波 高 | 2,5 m | |
| 日中の降水確率 | 10 % | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 16:09 | 10:02 |
| 秋の浜は相変わらずいい状態が続いています。しかし、南部にはもう台風の影響が出てきているそうです。今日は正面に行ってきました。クマドリはちょっと下の窪みに隠れていて写真はちょっと撮りずらそうでした。砂地には大きなミナミダテハゼがいました。今年流れて来て成長したとは思えないサイズです。クビアカハゼといい結構、越冬しているのかもしれませんね。今、レンテンヤッコのチビが多く見られます。その可愛さといったら何回見ても飽きません。25m付近でクリーニングされているブリがうろうろしていました。最近、秋の浜で人懐っこいブリがウロウロしているらしく、今日も結構近くまで寄ってきました。ハシゴの下のフリソデエビは今日も健在でした。しかし、台風が・・・全く心配です。今日のお魚はゴシキイトヒキベラです。とうとう出たか!!と言った感じですが立派な♀が現れました。先週末、発見され今日も元気に泳ぎ回っていました。しかし、行動範囲はかなり広く狙って行っても的中率はあまり高くありません。図鑑などで見ると一見普通のイトヒキベラの♀にそっくり見えますが、実物はそうではありません。体の色は普通のイトヒキベラより明るく、腹側は白に近いクリーム色に見えます。特徴である背鰭と尻鰭の暗色帯もちゃんと見ることが出来ます。普通のイトヒキベラにも似た様な暗色帯はあるのですが、ゴシキのそれははっきりと濃く現れています。今まで、こんなの出ても区別付かないよな〜〜と半分諦めていたのですが、これでこれからも区別が付きそうです。これで日本で見られるイトヒキベラの仲間は殆ど出たことになります。次はラボックスラスですね!! (担当 有馬) |
| 2003年10月25日(土) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 22℃〜23℃ |
| 風 向 き | 北東5m | 透 明 度 | 13m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 18℃:15℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 50% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 16:35 | 19:42 |
| 心配した台風17号の影響は、今の所あまり感じられません。かなり東側に逸れた為でしょうか?時折大きなウネリは来ますが、潜るのには全然問題ありませんでした。さて今日は、正面と際の2DIVE。正面の”−25の岩”付近では、オグロベラとオグロベラSPが激しいバトルを繰り広げていました。近くには双方の♀が数個体ウロウロし、右往左往していました。どちらかと言うとオグロベラの方が優勢に見えました。似た者同士なので、余計相手を牽制し合うのでしょうね。水深30m付近では、ネジリンボウとヒレナガネジリンボウの共生が観察されます。遠目に見た時には2個体並んでホバーリングしていました。ネジレカラマツの処では、ヤシャハゼも観察され、その10m位上では、ニシキオオメワラスボも確認されました。際のホシベニサンゴガニが、白い卵を抱卵していました。段を上がった処には、8mm程の真っ白なコウワンテグリが居ました。梯子のフリソデエビは小さい方が見つかりません。何かに襲われたのでしょうか?心配ですね〜。昨日までお腹がパンパンだった、オーバーハングの黄ハナタツが、今朝方放仔(ハッチアウト)しました。とても小さな個体だったので、何匹ぐらいbaby
が産まれ出るのか気になっていたのですが、見逃してしまいました。残念・・・。 さて、明日の朝台風17号が最も伊豆諸島に近付くとの予報です。果たして潜れるのでしょうか?とても気になりますね。色々な出物も有り、あまり荒れない事を祈ります。 (担当 柳場) |
| 2003年10月26日(日) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:王の浜/秋の浜 | 水 温 | 22℃〜23℃ |
| 風 向 き | 北北東7m | 透 明 度 | 15m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 21℃:15℃ | 波 高 | 3,0m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 17:01 | 11:20 |
| 大方の予想に反して台風の影響は少なく、今日も無事に2DIVE終了しました。しかし、午前中は波が高く秋の浜は断念、王の浜に入る事になりました。波打ち際は北からの波が湾内に入り込みバシャバシャしていましたが、湾を抜けると多少サージを感じる程度で透視度もまずまずでした。そして久し振りに潜った王の浜は、大物三昧・・・・・。先ずはU字の根の入り口で、いきなりアオウミガメとご対面、更に進んだ奥の穴では大きなネコザメの寝姿、そして極め付けは大きなクエ(モロコ)2個体の絡み・・・。普通クエは警戒心が強くあまり近付けないのですが、今日は数mまで寄ってカメラを構えても全然逃げる気配がありませんでした。時折2匹でもつれ合ったり、明らかにペアの行動と思われました。ラブラブで、ダイバーの事等眼中に無かったのかも知れませんね。その他、常連のハマフエフキにコロダイ数匹、根の上の大きなテーブルサンゴには、今まで見た事もない大きなカガミチョウチョウウオが着いていました。2DIVE目は、昼過ぎの干潮を狙って秋の浜に行ってきました。狙いはホタテツノハゼ、しかし・・・外してしまいました。近くでは、クロイトハゼやヤセアマダイ、オグロベラSPのH等も観察できたのですが、目的の物が居なかったのはチョット寂しかったです。相変わらずコウワンテグリのbaby やフリソデエビは同じ場所で健在でした。 (担当 柳場) |