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2003年10月 第 2週(06日〜12日迄)

 2003年10月06日(月)
天 候 ポイント:秋の浜 水 温 22℃〜23℃
風 向 き 北東5m 透 明 度 13m〜18m
気 温 (最高:最低) 18℃:16℃ 波 高  2,0m
日中の降水確率     50% 流 れ 無し
満潮:干潮(若潮) 15:39 08:26
 朝からシトシトと雨が降り、気温も上がらず肌寒い一日でした。水中に居た方が暖かく感じます。今日はスクーターを出して”ニタリ”狙い!、かなり気合が入っていました。しかし、大失敗をしてしまいました。スーターを2台出し、タンデムでトサカ林まで行き星野とお客様を降ろし、更に私とニタリ狙いのお客様は先へと行きました。イサキの群れ大きなクエ、クエにも匹敵するようなブリ等を見たのですが、ニタリは出ませんでした。しかし、帰り掛けには大きなコブダイと遭遇したり、段落ちでは数百匹のカンパチツムブリに囲まれ、それなりに満足のいくダイビングでした。しかし・・・エキジット間際、星野がボードにニタリの絵を描いて指し示すのです。???「見たの?」・・・・。マスク越しの目がニンマリと笑っていました。何と言う事でしょう!私達が行きに引っ張っていった二人は、私達を見送った直後にニタリと遭遇していたのです。トサカ林に少し居れば(本来のスクーター組)出遭えたのです。いや〜、ショック!でした。しかし、先に書いた”段落ち”で出遭った群れは凄かったです。スクーターで群れの中に入ると、群れが私の後に着いてくるのです。グルグル回っていると群れも輪になり、八の字を描くと真後ろに数百匹がピッタリと着いて、一緒に八の字を描きます。かなりの時間群れと遊んでしまいました。ホタテツノハゼを確認に行ったのですが、巣穴が潰れていました。復活すると良いのですが・・・・・。
(担当 柳場)


 2003年10月07日(火)
天 候 曇り・雨 ポイント:/秋の浜 水 温 23℃
風 向 き 北東5m 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 17℃:16℃ 波 高 2,5 m
日中の降水確率 20 % 流 れ あり
満潮:干潮(中潮) 16:02 09:14
 北東の風が吹き秋の浜はバチャバチャの荒れ模様になりました。ヤマシロベラ♂・和名の無いオグロベラの仲間♂(日本産魚類生態大図鑑 P264右上)・クロヘリイトヒキベラ♂・ニシキイトヒキベラ♂♀中間等のベラ達が目に入ります。ヤノダテハゼ・ヒレナガネジリンボウ・ヤシャハゼも元気に姿を見せていました。際ではカシワハナダイの♂がなんと放精放卵をしていたそうです。とうとう大島で繁殖しはじめました。周りのキンギョハナダイを蹴散らし、♀3匹に求愛をした末の産卵だったそうです。しかし、キンギョと同じく卵は目には見えないそうです。砂地にはまだオオグチイシチビキのygと思われる魚がうろうろしています。いまいち正体不明なので今後じっくり観察して報告致します。他メガネスズメダイ・キツネアマダイ・トゲチョウチョウウオの成魚等も見ることが出来ました。段の上では今年もボラ天井が現れたそうです。千匹近いボラが一気に水面近くを泳ぎ過ぎる姿は物凄い迫力です。残念ながら僕は見れませんでしたが、この連休は中層から目が離せません!! 今日のお魚ホカケハナダイです。1998年に伊豆に現れ名前が付いた魚です。その後、数年は大瀬崎等でその姿が確認されたそうですが、伊豆半島以外からの出現報告を僕は聞いた事がありません。しかし、大島にもとうとう出ました!! 大島に出ているくらいなので伊豆半島でも出現しているのでしょうか?? 大きさは3cm程の♀でミヤケスズメダイソラスズメダイと混泳しています。たまにイトヒキベラに混ざる事もあるのですが、こうなると見つけるのはかなり困難です。先日、このコーナーで紹介したPseudocoris ocellata(シラタキベラダマシ属の仲間) もそうですが、(ちなみにこれも今日確認できました) 1匹出たら他に居ても可笑しくないだろ〜と思い必死に探しています。 伊豆に百匹も出た位ですからせめてあと数匹位は出て欲しいものです。帆を掛けた♂が秋の浜で泳ぐ日はくるのでしょうか? しかし、これで秋の浜に出現してしないハナダイの仲間は、出てない方を数えた方が早い程です。次はなんのハナダイが出るのでしょう? 今から実に楽しみです。
(担当 有馬)


 2003年10月08日(水)
天 候 曇り ポイント:秋の浜 水 温 22℃〜23℃
風 向 き 北東5m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 17℃:15℃ 波 高  3,0m
日中の降水確率  40% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 16:23 09:53
 日中も全然気温が上がらず肌寒い一日で、秋の浜も毎日吹き続ける北東の風の為に大荒れでした。とても右側からはエントリーできず、2DIVE共、左からジャイアント・・・・。しかし、大荒れの海の割には暖かく、透視度もまずまずでした。今日は、”正面際””アサヒの根”の2DIVE。際には相変わらず、クジャクベラクレナイイトヒキベラ・オグロベラ等が観察されます。しかし、不思議な事にツキノワイトヒキベラ♂の姿が確認出来ませんでした。一時期、沢山居たのにどうした事でしょう?際の砂地側には、相変わらずフタイロハナゴイアサヒハナゴイキンギョに混ざり、昨日婚姻色バリバリだったカシワハナダイ♀7〜8匹と一緒に群れていました。正面のヤノダテハゼも健在でした。15cm位まで寄ってライトを当てても全然引っ込まない、肝の据わった奴です。2本目の”アサヒの根”は、とても魚が少なくちょっと寂しかったです。一月ほど前には凄い数で群れていたイトヒキベラ系が、全然目に入ってきませんでした。仕方が無いので際へ又戻り、シテンヤッコチゴハナダイのbabyを見に行ってしまいました。しかし、ここまで行くとかなり”ダイコン”が騒ぎだします。ササッと見て、すぐに際に添って浮上を開始しました。(これが又々、失敗!)何と!私が浮上し始めた時、横から3m程のニタリが登場したらしいのです。(後に付いていた丁稚ドン、談)一昨日に引き続き、またもや”やってしまいました!!”ニタリ好きの私としては、かなりショックでした。(苦笑)
(担当 柳場)


 2003年10月09日(木)
天 候 晴れ ポイント:/ケイカイ・野田浜 水 温 22℃
風 向 き 北東10m 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 20℃:16℃ 波 高 4,0 m
日中の降水確率 10 % 流 れ あり
満潮:干潮 (大潮) 16:44 10:28
 毎日吹き続ける北東の風のせいでとうとう今日は秋の浜には入れませんでした。しかし、昨日程西側の海は荒れていませんでした。という訳で今日は西側を2本潜って来ました。ケイカイでは、これといって大物も出ませんでしたが、タキゲンロクダイ・ムスメハギ・トカラベラ・クギベラ・ヨコシマクロダイ等の死滅達が多く目に入ります。中でも、ニシキキュウセンの成長の仕方にはびっくりしました。大きさは6cm程でもう立派な♀の成魚といった感じです。個体数さえいれば♂も期待出来るかもしれませんね。野田浜も死滅が多くスカシテンジクダイ・ミヤケテグリ・アブラヤッコ・ツユベラ・ムスジコショウダイ・クログチニザ・テングチョウチョウウオ・ムレハタタテダイ等が出ています。セルフのお客さんに教えて頂いたのですが、カミソリウオが出現しました。まだ♀が1匹だけですけどそのうちペアになってくれるといいのですが。ケイカイと野田浜、2ポイントともボラ天井が現れました。約500匹のボラが頭の上を一気に走り抜けていきました。15年目にして初めて見たカナさんはもう大感動していました!!初めてじゃなくてもあれは絶対に感動するシーンです。しかし、その後カナさんが「でも、次はもっと大きな群れが見たいな〜」と言っていました。多分、私も同じ事を思うでしょう、人間って欲張りですね〜 今日のお魚リュウキュウヤライイシモチです。この非常に長ったらしい名前のテンジクダイは、細身の体に8本の縦線を持ち、尾柄部には大きな黒点を持ちます。良くみると頭部は黄色味を帯びています。この魚犬歯が非常に発達しており、口を開けた時のその口からは鋭い歯が何本も見えます。見る度にこれに噛まれたら痛そうだな〜と思っていたのですが、今日面白い場面に遭遇しました。ガイドで見ていたこのイシモチが目の前に居た2,5cm程のソラスズメダイを尾鰭からパクっと食べてしまいました。その鋭い歯で噛まれたソラスズメダイはもう逃げる術も無く、ほんの30秒程の間にすっかりお腹の中に収まってしまいました。イシモチの類が他の魚を捕食するシーンを見たのは初めてだったので、可愛いそうながらも感動していまいました。
(担当 有馬)


 2003年10月10日(金)
天 候 晴れ ポイント:/秋の浜 水 温 23℃〜25℃
風 向 き 北東8m 透 明 度 10m〜18m
気 温 (最高:最低) 13℃:24℃ 波 高 4 m
日中の降水確率 20 % 流 れ 無し
満潮:干潮 (大潮) 17:03 10:59
今日も北東の風(ならい)の風が吹き荒れました・・・朝、海を見にいったら昨日より悪くなっていました。しかしながら午後、だめもとで秋の浜にいったら少し落ち着いてきていたので秋の浜にはいってきました。しかしながらハシゴの近くでは大きい波がはいってくると水底にいるのに頭の上辺りまで白い泡がおりて来るかんじのうねりでした!!でも水温はそこそこあり10m以深までいけばサージもなくなり快適?な海でした。25mの岩の近くではオヨギトラギスが頑張っています。共生ハゼ(ヤシャハゼヒレナガネジリンボウオニハゼ属の1種)なども元気にホバーリングしていました。アサヒの根の上にはヤセアマダイ(結構シャイ)が2匹います。キツネアマダイも今年は多く見られています。浅場のお勧めミヤケテグリygクロヘリイトヒキベラのオカマなどです。野田浜ではヨスジフエダイトモシビイトヒキベラygヤセアマダイキツネアマダイがでたそうです。明日もならいの風が吹くそうです・・・でも西側の海もおもしろいですよ〜  (担当 荻島)


 2003年10月11日(土)
天 候 曇り後雨 ポイント:野田浜 水 温 24℃〜25℃
風 向 き 北東7m 透 明 度 13m〜15m
気 温 (最高:最低) 21℃:17℃ 波 高  3,0m 
日中の降水確率  60% 流 れ 少々
満潮:干潮 (大潮) 17:22  11:28
 週の中頃まで出ていた週間予報は、どうなってしまったのでしょう?3連休はお天気に恵まれ、気温も上がる(当然 南西風)。青空の下、凪ぎの秋の浜で思う存分”秋の海”を満喫する筈だったのですが・・・・・。またもや週間予報に騙されてしまいました。降水確率よりも、週間予報の的中率を出してもらいたい位です。(苦笑)  さて、この所吹き続ける北風の影響で、午前中の秋の浜は大荒れの状態でした。と言う訳で、今日の1本目は、全員野田浜に集合。車の置き場も無い物凄い混雑でした。海の中もダイバーだらけ、なかなかゆっくり物探しもできません。しかし、そんな状態でも充分に楽しめる素材がありました。大物?、ハマフエフキコロダイアオブダイ群れ、カンパチツムブリキンメモドキ南方系、スミツキベラアカハチハゼヌノサラシツマジロモンガラクログチニザモンツキハギオヤビッチャミナミハコフグツユベラヤセアマダイキリンミノネッタイミノムレハタタテダイスカシテンジクダイキンメモドキシコクスズメダイ・等々。西側の海でヤセアマダイの出現や、10個体近いツマジロモンガラの確認は珍しい事です。この他には、ヨスジフエダイカミソリウオクロハコフグアオスジテンジクダイオオメハゼシマハタタテダイトモシビイトヒキベラコウワンテグリミヤケテグリアブラヤッコ等の確認情報も寄せられています。野田浜でこれだけ南方系の魚が観察できる・・・流石に秋の海ですね。
(担当 柳場)


 2003年10月12日(日)
天 候 曇り ポイント:秋の浜 水 温 23℃〜24℃
風 向 き 南南西4m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 26℃:20℃ 波 高  2,0m
日中の降水確率  20% 流 れ 少々
満潮:干潮 (大潮) 17:40   11:55 
 一週間以上吹き続いた、北東の風がやっと収まりました。午前中は多少波が残っていましたが、秋の浜も昼過ぎには凪ぎの良い海となりました。水温も透視度も申し分なしです。今日は”正面””右トサカ林入り口”の2DIVE。正面では、エビ・カニを中心にゆっくりと潜ってきました。浅場では、コウワンテグリを確認しました。まだ”段落ち”ミヤケテグリも健在です。あんなに海が大荒れだったのにも関わらず、左梯子間際のイロイザリウオbabyも無事に残っていました。寂しい事にゴマサバが数えるほどに減ってしまいました。数日前の大荒れで私達が潜れなかった時、釣り師が7〜8人来ていたそうです。入れ食い状態で、釣られてしまったのかも知れません。(有馬目撃?)上がり際の楽しみだったのに、残念です。右トサカ林では、久し振りにソウシイザリウオを確認しました。紫のヤギにはクダゴンベも付いていました。ゴロタ斜でには、ハタタテハゼを確認しました。しかし、側に居たソラスズメダイに威嚇されていて、チョット可愛そうでした。セルフで潜っていたお客様が、ニタリと遭遇したそうです。野田浜で早朝潜ったショップの方達は、ハンマーを目撃したそうです。サメ好きの私としては羨ましいかぎりです。(苦笑)
(担当 柳場)