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2003年08月 第 2週(11日〜17日迄)
| 2003年08月11日(月) | ||||
| 天 候 | 晴れ後曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 19℃〜21℃ |
| 風 向 き | 南西6m | 透 明 度 | 10m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 29℃:24℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(大潮) | 17:35 | 10:28 |
| 今ひとつすっきりしないお天気でしたが、あまり暑過ぎず過ごしやすかったです。しかし、海の中も連動?して水温が少し下がってしまいました。暫く水面水温24〜25℃で潜っていたので、飛び込んだ瞬間「ありゃ〜!冷たい・・・」と、思わず叫んでしまいました。今日は体験で野田浜2本。秋の浜ガイドは、”正面”を1本潜ってきました。秋の浜は何処に居ても、稚魚だらけです。上を見上げると、自分の吐き出した泡の部分だけがポッカリと穴が開いたように見えます。水深20m付近のアカホシカクレエビが、アカエソとシマウミスズメをクリーニングしていました。あちらこちらに点在するホンソメワケベラのクリーニングステーションも大賑わいです。お腹が大きな♀のホンソメも一生懸命働いていました。水温が上がり、魚達に付く寄生虫も活発なのでしょうね。クリーナー達にとっては、食に困らない良い季節かも知れません。昨夜のベニイザリウオはやはり産卵した模様です。同じ場所には姿が見えませんでした。”御美-1”君(ハナタツbaby)が大分成長してきました。発見当初と比べると倍近くになり、かなり見付け易いです。野田浜のアーチの中は、型の良いイサキがギッシリと詰まっています。アーチの先端では、数百匹のニシキベラが放精放卵の為に集まっていました。”タカノハハイツ”の近くにはネンブツダイとキンメモドキ(まだ半透明)が凄い数で群れていました。何処も魚影の濃い、楽しい季節がやってきましたね。これで透視度と水温が安定したら最高なのですが・・・・・。 (担当 柳場) |
| 2003年08月12日(火) | ||||
| 天 候 | 雨後曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 18℃〜22℃ |
| 風 向 き | 南風6m | 透 明 度 | 10m〜12m | |
| 気 温 (最高:最低) | 27℃:24℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 30% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(大潮) | 18:04 | 11:12 |
| 朝から土砂降りの雨で一時はどうなる事かと思いましたが、午後からは止んで多少日の射すお天気になりました。海の方は、透視度が更に落ちてしまいました。水温も相変わらず低めです。今日は”正面際”と”右トサカ林” and セミナイトで、3DIVEしてきました。際は毎回おなじみの、オグロベラ♂♀・ムスメベラ♀・クレナイイトヒキベラ♂♀・ツキノワイトヒキベラ♂♀・クジャクベラ♂♀・ヤリイトヒキベラ♀の観察です。際を降りたフタイロハナゴイの亀裂には、2cm程の可愛いアサヒハナゴイも入っていました。トサカ林では、テングダイが10匹ほど群れていました。ゴロタ斜面の縁には、4cm程のセナキルリスズメも居ます。何時も見ている所より少し上のトサカで、クダゴンベを確認しました。1個体しか見当たらなかったのですが、お腹がプックリ!としていて、明らかに卵を持っている様です。セミナイトは、又してもコウライトラギスのH狙いです。ヒメテグリも観察したかったのですが、何時ものステージはニザダイの食卓と化していました。(ヒメテグリを観察する岩の海藻を、ニザダイが10匹程でついばんでいました。そのせいか?ヒメテグリは1匹も見当たらず・・・)今日もコウライトラギスは楽しませてくれました。2回ほど、縄張り内のマツバスズメダイに追い払われるというハプニングも有りましたが、4回の放精放卵を確認できました。しかしコウライトラギスの♂は、毎日々よく頑張りますね〜(♀もかな?)。同行したお客様の「人間の男も頑張らなくっちゃね〜」との言葉に、ちょっとドキッ!としました。(苦笑) (担当 柳場) |
| 2003年08月13日(水) | ||||
| 天 候 | 雨後曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 20℃〜23℃ |
| 風 向 き | 北東6m | 透 明 度 | 10m〜13m | |
| 気 温 (最高:最低) | 26℃:22℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 50% | 流 れ | 有り | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 18:30 | 11:50 |
| ドンヨリとした曇り空に時折パラつく雨・・・気温も上がらず、まるで梅雨に逆戻りしたような陽気でした。お盆に突入したと言うのに、秋の浜はガラガラ、子供用プールにも人っ子一人居ませんでした。大島に来て2年目位(16年前?)に、こんな夏を経験した事が有りますが、それ以来です。さて海の中は少し暖かくなりました。しかし透視度は相変わらずです。更に今日は右から左へ流れが掛かっていました。2DIVE目に”トサカ林”のテングダイへ行こうと思ったのですが、途中で断念した程です。スタッフログの出だしがいきなり暗いのですが・・・海の中はそれなりに楽しいです。相変わらず浅場は稚魚に埋め尽くされ、1cmほどのスズメダイの仲間達が、あちらこちらで大きな塊を作っています。南方系のスズメダイも徐々に増えてきました。綺麗どころでは、ミヤコキセンやクロメガネ・セナキルリ等が観察されます。しかし何といっても私が好きなのは、ソラスズメダイの群れ・・・着底してやっと色が着いた個体が、数百匹単位で群れています。中にはまだ半透明の個体も混ざって、一生懸命先輩達に遅れまいと泳いでいました。深場のベラは、薄暗かったせいか?不調でした。水深33mまで降りたのですが、クレナイイトヒキベラ♂が2個体観察されただけでした。夕方、コウライトラギスのH観察から上がる時、ナカハラタナバタウオの卵を確認したのですが、既に綺麗さっぱり無くなっていました。もう少し早い時間に覗いていれば、ハッチアウトが見られたかも知れません。惜しいチャンスを逃してしまいました。8日に産み付けられたクマノミの卵が半分ぐらいになっていました。何かに食べられたのでしょうか?不思議です。御美-1(ハナタツbaby)は、ヌマコが居た”イソバナの壁”に定着したようです。成長とともにますますタツマに似てきた様に思え、この2匹の間の子に間違いないと確信しました。(笑)今現在御美達以外に確認されているのは、カトコと黄♀の新顔だけです。早く成長して♂になる事を期待しています。そうすれば新たなカップル(死語?)の誕生も期待できるのですが・・・・・。(笑) (担当 柳場) |
| 2003年08月14日(木) | ||||
| 天 候 | 雨 | ポイント:秋の/野田 | 水 温 | 18℃〜22℃ |
| 風 向 き | 北東7m | 透 明 度 | 8m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 21℃:17℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 60% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 05:36 | 12:24 |
| とんでもないお天気になってしまいました。午前中は大ナライで西側にまで波が回り込み、当然秋の浜は大荒れ、王の浜湾内での、体験ダイビング敢行となってしまいました。2本目のファンダイブガイドは、上級者ばかりだったので秋の浜に行ったのですが、エントリーは左の梯子伝いに潜降、ベラ地帯タッチアンドゴー40分の潜水でした。浅場はサージが強く、ゆっくり観察どころではありません。深場は薄暗く、更に白濁りしていると言うガイド泣かせの海でした。一応、リクエストのあったクレナイ・クジャク・ヤリイトヒキ・オグロは観察できて良かったのですが・・・。 野田浜は、アーチを出た所に、サカタザメが居ました。しかし、逆潮で冷たい水が入ってきたせいか、全体的に魚は少なく何となく物足りない海でした。しかし、このお天気は一体何なのでしょう?日中も気温が17℃しか上がらず、海から上がってブルブル震えてしまう状態でした。
皆で、「これって11月頃の気候だよね〜」と口々に話していました。夏休みを楽しみにして来て頂いたお客様には、とても申し訳ない気がします。まぁ、お天気だけはどうしようも無いのですが、困ったものです。 (担当 柳場) |
| 2003年08月15日(金) | ||||
| 天 候 | 雨 | ポイント:トウシキ/秋の | 水 温 | 20℃〜22℃ |
| 風 向 き | 東風7m | 透 明 度 | 12m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 20℃:17℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 60% | 流 れ | 有り(トウシキ) | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 06:13 | 12:55 |
| 朝から土砂降りで、嵐の様なお天気でした。午前中は、秋の浜も大荒れで野田浜・ケイカイも潜水不可になってしまいました。と言うわけで、午前中は全員”トウシキ”へ潜りに行く事になりました。このポイントは、南部に位置してタイドプールが有る事で有名です。水中は、屏風状に大きな根が幾重にも岸に沿って立ち並び、基本的にはその根を乗り越えたりしながら根の間を潜ります。あまり細かい生物観察は出来ませんが、テングダイやイサキ・タカベの群れ、それにクエやウミガメ等、どちらかと言うと大物狙いのポイントです。又、流れが掛かる事も多く、私はビーチドリフトをよくやります。今日も屏風状の根の一番外側まで出て、潮に乗りました。壁を舐める様に流されていくとタカベの物凄い群れ、そしてウミガメやカンパチの群れが・・・(私は見ていない(苦笑)大きなアオブダイも数匹泳いでいました。午後は波が収まってきたので、秋の浜へ行ってきました。エントリー口の左側は泥水で茶色くなっていましたが、思いの他透視度は悪くなかったです。今日も昨日同様、ベラコースを潜ってきました。浅場では、以前から居る巨大キンチャクガニを観察、御美-1・御美-2(共にハナタツ)も確認する事ができました。ナカハラタナバタウオの産卵は終了した様です。何時もの石の下から、♂の姿も消えていました。 (担当 柳場) |
| 2003年08月16日(土) | ||||
| 天 候 | 雨 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 20℃〜24℃ |
| 風 向 き | 北東6m | 透 明 度 | 12m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 20℃:17℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 50% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 06:50 | 13:22 |
| とんでもない、お盆休みとなってしまいました。海は大荒れ、各地で洪水・・・船は止まる(JF故障?)は、新幹線も止まる・・・(おまけに海から上がると、大島も停電・・・シャワーも使えず、一時はどうなる事かと思いました。)。こんな8月を経験する事自体、貴重かも知れませんね。しかし、夏休みを楽しみにして来て頂いたお客様には、本当に申し訳ない気持ちです。夏空の下、青い海に潜って思いっきり楽しんで欲しかったですね〜。荒れた海に潜るストレスが無ければ、もっと楽しめた事でしょう。この3日間、道路を走っていて何時に無くタクシーが目立ちました。きっと島の観光タクシーと、レンタカー屋さんは大忙しだった事でしょう。さて海の方は、取り合えず西側は凪ぎ、秋の浜は一昨日と昨日の中間位の荒れ模様・・・。しかし、海の中は思いの他透視度も良く、暖かかったです。久し振りに秋の浜でアオウミガメを確認しました。それ程大きくは無かったのですが、ゆっくり前方から近付いてきて横を通り過ぎていきました。背中には大きなフジツボが付いていました。このところ、ハリダシエビスがよく目に付きます。全体に丸みがあり、体側に発光帯を持っている地味ですがちょっと変わった奴です。今までは水深30m以深でしか見た事が無かったのですが、−20m台で3箇所確認しました。段落ちの壁にある凹みに、ノコギリヨウジの2cm程のが入っていました。正面では、5mm程のアオサハギのbaby、浅場のゴロタの上では、1cmに満たない様なヒメテグリも確認しました。色々な稚魚が目に付き始めましたね。これからのシーズン、ロリコンダイバーには堪らない季節ですね。 (担当 柳場) |
| 2003年08月17日(日) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:秋の/ケイカイ | 水 温 | 22℃〜26℃ |
| 風 向 き | 北東4m | 透 明 度 | 15m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 24℃:20℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 07:29 | 13:47 |
| お天気は良くありませんが、雨は止んで風も落ちました。海は凪いで、暖かな綺麗な潮が入っています。もう数日早く、この海況になってくれれば良かったのですが・・・。 さて今日は、秋の浜”右トサカ林”とケイカイ、秋の浜ナイトをしてきました。トサカ林は、魚影は少なくちょっと寂しかったのですが、水が綺麗なので気持ちが良かったです。アヤトリカクレエビは何時ものウスアカイソギンチャクに、クダゴンベも同じウミトサカに付いていました。近くのゴロタ周辺では、トサヤッコが泳ぎ回っていました。ナカハラタナバタウオの産卵シーズンは、終わっていませんでした。一時期程の量ではありませんが、同じ岩の天井に卵が産み付けられ、今日も♂が守っていました。エキジットの梯子近くには、1cmにも満たない極小ミナミハコフグbabyが居ます。石の影に隠れながら、キョトキョトと周囲の様子を窺っている姿がとてもキュートです。セルフのお客様(A/Iさん)が、今シーズン初のニシキフウライウオを見つけました。8cm程の♂の個体で、まだ透けた部分が多く幼さが残っています。今年もペアが沢山観察できると嬉しいのですが・・・。ケイカイは多少流れが掛かり、イサキ・タカベは、そこそこ群れていました。”18の砂地”にはカスザメ2個体とコロダイ成魚が居ました。帰り際、”日本庭園”の裏側で2匹のイシガキフグがじゃれ合っていました。暫くするともつれ合う様にして水面の方へ上がって行きました。水面下1m程の所で二匹はパッ!と離れていったのですが、もしかすると産卵行動かも知れませんね。卵まで確認できなかったのが残念です。卵と言えば、ナイトダイビングで信じられない光景を目にしました。何と!!段落ちの上に有る赤いサンゴが産卵していたのです。目の前に漂う無数のピンクの小粒を見た時には、本当に目を疑いました。まさか?と思いながらサンゴに目を移すと・・・・・次から次へと押し出されてくるあのシーンが目の前に展開していました。 (担当 柳場) |