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2003年07月 第 2週(07日〜13日迄)

 2003年07月07日(月)
天 候 曇り後雨 ポイント:秋の浜 水 温 19℃〜20℃
風 向 き 南風5m 透 明 度  6m〜10m
気 温 (最高:最低) 26℃:20℃ 波 高  1,5m
日中の降水確率     20% 流 れ 無し
満潮:干潮(小潮) 10:14 04:18
 午前中は薄曇りだったのですが、午後から物凄い雨になりました。グローバルの前の道は瞬く間に川の様になり、秋の浜の左側も茶色い雨水が流れ込んでしまいました。ただでさえ透視度が悪いのに堪ったものではありませんね。今日は2本とも”アサヒ根”から”際”に出て上がってきました。コウリンハナダイ狙いで行ったのですが、薄暗い中で目を凝らして見ると見慣れない魚が・・・同じ場所に何と!ミナミハナダイが付いていました。際は相変わらずベラが目的だったのですが、あまりにも暗い為ライトに反応しとてもゆっくり観察できる状態ではありませんでした。正面を上がってきて、水深7mの所では大きなブリorヒラマサと遭遇しました。体長は1m以上有りそうで、丸々と太った個体が5本?暫く目の前をウロウロと回っていました。
(担当 柳場)


 2003年07月08日(火)
天 候 曇り時々雨 ポイント:秋の浜 水 温 18℃〜20℃
風 向 き 東北東7m 透 明 度  6m〜13m
気 温 (最高:最低) 23℃:20℃ 波 高  1,5m
日中の降水確率  20% 流 れ 無し
満潮:干潮(小潮) 11:50 05:38
 昨日までの最悪の透明度は少し回復し、深場では10m以上の透明度でした。相変わらず浅場にはゴマサバの群れやマアジの大きな群れが見られています。正面の30mではヤシャハゼやヒレナガネジリンボウなどの共生ハゼが出ていました。真沖の18mではシュンカンハゼの3.5cmサイズのかわいい幼魚がずっと見られています。大きな個体は浅場などに多いですが、あまり見かけないサイズです。段落ちではお腹を大きくしたオキナワベニハゼ・フトスジイレズミハゼなどが数個体ペアで見られ、近づいても逃げる気配がありません。真沖の20mではアジアコショウダイの幼魚(2.5cm)がいて今年もどんどん増えて欲しいものです。クマノミが2回目の産卵をして、まだ新しい卵を守っています。他にもミヤケスズメダイ・セダカスズメダイなどが卵を必死に守っています。良く見ると卵の中で目が輝いていてとても感動的です。担当 星野


 2003年07月09日(水)
天 候 曇り ポイント:/秋の浜 水 温 18℃〜20℃
風 向 き 東北東4m 透 明 度 10m
気 温 (最高:最低) 24℃:19℃ 波 高 1,5 m
日中の降水確率 20 % 流 れ 少々
満潮:干潮 (長潮) 13:36 06:54
 相変わらずいまいちな透明度が続いています。水温もいまいち上がってきません。黒潮は結構寄って来ているはずなのですが・・・ 今日は左の砂地を回ってきました。イバラタツは少し場所を変えたもののあまり移動はしていませんでした。ソウシイザリウオは全く同じ場所で全く同じ格好でいました。卵を守っている魚が多数増えてきました。スズメダイ系はもちろん、セホシサンカクハゼ・フトスジイレズミハセ・クマノミ(ま〜これも一応スズメダイですが)等の姿が見れます。 その他アジアコショウダイ・スミツキベラ・イソコンペイトウガニ・マルガザミ等が観察できました。今日のお魚タナバタウオです。数少ないタナバタウオ科の魚のうち大島では2種類が見られます。そのうちの1種類がこのタナバタウオです。いつもは岩の下に身を隠している事が多く、あまり全身をしっかり見た事ある人も少ないのではないでしょうか?しかし、産卵シーズンには綺麗な婚姻色を出した♂がうろうろしている姿を見る事が出来ます。今まさに、産卵シーズンを迎えているタナバタウオは、スズメダイの様に岩の下に産み付けられた卵を♂がハッチアウトまで守ります。今、ある卵はもうここ数日でハッチアウトしてしまいそうな程キラキラと輝いています。このタナバタウオによく似た種類にナカハラタナバタウオという魚がいます。見た目で分かるタナバタウオとの差は頭部と胸鰭基部近くに多数の白点がある事です。しかし、この白点もライトを当てたり観察しようと岩をめくったり(少しだけですよ〜)しただけでス〜ッと消えていってしまいます。そうなってくると大島にナカハラタナバタウオ本当にいるのだろうか?という気にもなってきます。やっぱり今度、ビデオで撮って背鰭の棘数を数えなければいけないかもしれませんね。このネタ出来れば一昨日にやりたかったものです。
(担当 有馬)


 2003年07月10日(木)
天 候 曇り ポイント:/秋の浜 水 温 20℃〜21℃
風 向 き 南6m 透 明 度 10m
気 温 (最高:最低) 25℃:22℃ 波 高 2m
日中の降水確率 20% 流 れ 無し
満潮:干潮 (若潮) 15:10 07:57
ヨーナポトキバノーク(ハンガリー:こんにちは)今日もすっきりしない秋の浜でした。しかしながら透明度は若干、あがってきたような?気がします。午後からはそこそこつよい雨が落ちてきました・・・濁りが入ってこないことを祈るばかりです。今日は正面にいってきました。水温が高かったせいかヤシャハゼヒレナガネジリンボウ等の共生ハゼは元気にホバーリングしていました。こういったときは結構、近寄れます。共生ハゼを狙う時は水温が高めの時がお勧めです。25mの岩の下にはクチナシツノザヤウミウシが砂地をはっていました。その近くにはロイトハゼのチビ(2cm)がいます。最近、成魚は全然みかけません。どこからか流れてきたのでしょうか?段落ちにツユベラのチビが1匹増えました。育ってくれるといいのですが。右の砂地にはセミホウボウのチビ(7cm)がいたそうです。最近のお勧めはブダイの喧嘩です。体を大きく見せるとか口を大きく開けるとかいうよりももの凄い噛みつきあいをします。この間みた喧嘩は片方のブダイの歯がボロボロになるまで噛み付きあいをしていました。あんなに固そうで丈夫そうな歯をしているのに・・・機会があれば是非、観察してください。あと浅場のお勧めはゴマサバの群れです。今日は大きな塊になっていました。時たま渦をまく時もありました。迫力ありますよ〜(担当 荻島) 


 2003年07月11日(金)
天 候 薄曇り ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜20℃
風 向 き 南風7m 透 明 度 10m〜20m
気 温 (最高:最低) 25℃:20℃ 波 高  1,5m
日中の降水確率  20% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 16:16 08:52
 時折薄日が射す蒸し暑い一日で、元町周辺は昼頃まで濃いガスが掛かっていました。三宅のガスとは違い、雲が低いだけですが・・・・。海の方は、透視度が多少回復傾向にあります。今日は”アサヒの根”に行ってきたのですが、水深25mを過ぎた辺りから徐々に冷たくなり下の方はスコーンと抜けていました。しかし、濁った潮と冷たい潮の二者択一は嫌ですね・・・。コウリンハナダイの所には今日もミナミハナダイが居ました。正面のニラミアマダイ(ジョーフィッシュ)は卵を持っているようです。かなり神経質ですぐに巣穴に蓋をしてしまいます。砂地のイバラダツは今日も健在でした。水深23m付近の際ではソウシイザリウオ♂も確認しました。今年も♀が現れるのを待っているのですが、なかなか出現してくれません。昨年はすでに産卵が始まっていたと思うのですが、今年はベニイザリウオのペアも少なくチョット寂しいですね。段を上がった所では、相変わらずナカハラタナバタウオが卵を守っていました。卵は半分ぐらいに減っていて、今日の夕方には全てがハッチアウトするでしょう。浅場はタカベの子供達が凄い数で群れていました。それを捕食する為か?大きなブリも4〜5匹で回ってきます。体長が1m近くあり、丸々としているのでかなり迫力があります。左の梯子には、お腹の大きいカエルウオが付いています。時折パイプから出て、パイプの表面に付いた苔をこそげ落として食べています。パイプの中からチョコンと顔を出している姿もなかなか可愛いくて、遂、ホッペタが緩んでしまいます。先週末にお客様に教えてもらったキンチャクガニも健在です。近くではカンムリベラも二匹で仲良く泳いでいました。マツバスズメダイの産卵床と化してしまったアオリイカの枝に6〜7本の卵が産みつけてありました。一応、中でbabyも育っている様なので、少し観察を続けてみようと思っています。しかし、アオリイカは何処へ消えたのでしょう?二年続けての不作・・・寂しい限りです。(苦笑)
(担当 柳場)


 2003年07月12日(土)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜21℃
風 向 き 南西4m 透 明 度  8m〜20m
気 温 (最高:最低) 28℃:24℃ 波 高  2,0m 
日中の降水確率  30% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 17:07  09:44
 お天気には恵まれましたが、蒸し暑い一日でした。夜中にも寝苦しくて目が覚めてしまった程です。夏は好きですが、南の島と違い湿度が高いのが難点ですね。今日は軽〜く3DIVE・・・。秋の浜”正面”と、”右側”・・・野田浜と潜ってきました。秋の浜の水深20m付近までの海底は、おびただしい数の稚魚で埋め尽くされています。海底に腹這いになると、前が見えなくなる程です。右のゴロタ地帯では、ミヤケスズメダイが繁殖の相手を探しているのでしょうか?数百匹が入り乱れて泳ぎ回っていました。今日も”クマノミの岩”付近で大きなブリが3個体回ってきました。野田浜ではアーチの中にテングダイが入っていました。”タカノハハイツ”を回り込んだ所では、大きなアオブダイがウロウロしていました。
(担当 柳場)


 2003年07月13日(
天 候 ポイント:秋の浜 水 温 17℃〜20℃
風 向 き 北東6m 透 明 度 10m〜15m
気 温 (最高:最低) 22℃:20℃ 波 高  2,0m
日中の降水確率  30% 流 れ 無し
満潮:干潮 (大潮) 17:50   10:34 
 昨日の夏を思わせる様なお天気とは打って変わって、完璧な梅雨空に戻ってしまいました。風も北風で、海から上がると少し肌寒く感じます。水中同様、気温もなかなか安定しませんね。さて、今日も秋の浜2DIVE、”右から正面””際”を潜ってきました。際のテングダイ幼魚は、最初に見つけた時と比べると、倍ぐらいに成長しました。多少背鰭などが縦に長く感じますが、柄は完璧に成魚と一緒です。相変わらずマダラハナダイは、同じ亀裂の周辺をホバーリングしていました。こちらも発見当初と比べると3倍ぐらいになっています。この所、左の梯子沿いの壁に気なるメジナが居ます。40cm位有りそうな立派な個体なのですが、目が白濁していてどうやら両目とも見えない様なのです。何時も壁の決まった場所でジ〜ッと動かずにいて、近付いても逃げようとせず、でも何となく緊張してる様子は伝わってきます。その場所は壁が少しくぼんでいて、その窪みには何時もベニイザリウオが入っています。今日はそのベニイザリウオを見せる為にちょっとメジナにどいてもらったのですが、手が触れそうになってからやっとその場所を動くという感じでした。普通魚達は、側線等の感覚によって水の動きを察知し行動していると思うのですが、このメジナを見るとかなり目の感覚にも頼っている事が判ります。目が見えない事で捕食者からも狙われ易い事が判っているのでしょう。(こんな大きな個体を襲う奴は、そう居ないと思われるのですが・・・)壁に張り付くようにして身を守っている姿を見ると、相手は魚なのですが何故か哀れみを誘ってしまいます。何時も塩焼き等、美味しく食べてるのにね・・・矛盾してますね。(苦笑)
(担当 柳場)