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2003年06月 第 4週(23日〜29日迄)
| 2003年06月23日(月) | ||||
| 天 候 | 雨 | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 19℃〜20℃ |
| 風 向 き | 東北東3m | 透 明 度 | 5m〜8m | |
| 気 温 (最高:最低) | 22℃:19℃ | 波 高 | 1,5 m | |
| 日中の降水確率 | 50 % | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(小潮) | 12:02 | 17:58 |
| 北東の風のせいで少し荒れた海になりました。潮が暗いのに加え天気も悪いので非常に暗い海でした。今日は右から正面を回ってきました。オドリカクレエビはいつも通り同じイソギンチャクにいます。ヒレナガネジリンボウ・アワセイソハゼSP・ホシテンスyg等が見られました。いつものトサカには白いコシオリエビの仲間がペアと卵を持ったプロポントニア・ペルシダが着いていました。今日泳ぐアカイシカニダマシを見ました。進行方向の片手を横に開き、もう片手は折り曲げて泳いでいました。可笑しな事に逆に進む時は手も逆に変えるのです。結構見ていて笑えました。また、サガミリュウグウウミウシ似の謎のウミウシがいました。イボの色はまたピンク色でした。一体何者なのでしょう??今日のお魚はマツバスズメダイです。今、産卵時期を迎えているこのスズメダイは、水底の小さな岩の周りを掘り剥き出しになった岩肌に卵を産みつけ、ハッチアウトするまで♂が守ります。大変気が強くうっかり近づこうものなら足だろうがフィンだろうが容赦なく噛み付いてきます。そんな凶暴なマツバですが、実は産卵前にとても面白い行動をするのです。まず♂が産卵床を綺麗に作ります。そこに♀を誘い産卵をするのですが、産卵をする前に必ず2匹はキスをするのです。キスと言ってもそのシーンだけしか見ていない人には、♂同士の縄張り争いと勘違いしてしまう程激しく噛み付き合うのです。その後、♀は産卵床に卵を産みつけ、♂が精子をかけて行きます。産卵が終わると♀はまたどこかへ行ってしまうのです。今日、このキスシーンを見ました。「あっ」と思いライトを当てたら♀がびっくりして逃げ出してしまいました。やっと捕まえた彼女だったろうに・・・・ ♂には悪い事をしてしまいました。みなさんも機会があったら観察してみてください。しかし、このキスにはなんの意味があるんでしょうね?? (担当 有馬) |
| 2003年06月24日(火) | ||||
| 天 候 | 雨 | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 19℃〜20℃ |
| 風 向 き | 東南東4m | 透 明 度 | 5m〜8m | |
| 気 温 (最高:最低) | 24℃:19℃ | 波 高 | 2,0 m | |
| 日中の降水確率 | 70 % | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(長潮) | 13:45 | 07:28 |
| 昨日に引き続き少し荒れた秋の浜になりました。今日は正面に行ってきました。ヤシャハゼ・ネジリンボウが顔を出していました。水中が暗いのであまり期待はしてなかったのですが出ていてよかったです。あるネジレカラマツにビシャモンエビが♀1匹・♂2匹がついています。この間までここには♀2匹・♂1匹だったのですが、何故か♀が1匹どこかに行ってしまいました。フタイロハナゴイは同じ所で見られます。浅場でまたセグロヘビギンポを見つけました。今回はなんと♂です。2本目また同じ場所に見に行くと♂の姿はそこには無く、となりの岩に♀がいました。一度に両方見れなかったのが残念ですが、次回にまた期待したいと思います。左の砂地で死んでいるキンギョハナダイを見ました。初めは2匹の貝がついていただけなのですが、周りを見渡すと無数の貝達がキンギョ目掛けて進んできていました。その数と速さにはびっくりです。臭いでも感じ取れるんですかね?今日のお魚はニシキベラです。大島ではもっとも多くいるベラの仲間です。この時期産卵シーズンを迎えいるニシキベラは、野田浜のアーチの上で集団で産卵しているのをよく見ます。秋の浜では集団で移動して行くの目にします。これもどこかで集まって産卵する為だと思われます。本にはニシキベラは集団産卵とぺア産卵、両方とも行うと書いてあるのですが、いままで僕はペアでの産卵は見た事ありませんでした。今日、段落ちで1匹水底から4m程上を泳いでいる大きな♂と思われる個体を見つけました。しばらく観察していると1m程下に居る2回り程小さい個体に求愛をし始めました。♂が少し水深を上げると、まるでそれに引っ張られる様にして♀も水深を上げて行きます。その瞬間♀が水面目掛けてダッシュで泳ぎ始めました。それに合わせる様にして♂が体を寄り添わせ、水深3m程の所で産卵を行っていました。やはり力のある大きな♂は群れずに産卵するものなのですね。集団産卵も迫力があって楽しいですが、ペア産卵もいろいろなドラマがあり楽しいですよ。これから1匹でうろうろしているベラの♂は要チェックですね。 (担当 有馬) |
| 2003年06月25日(水) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 19℃〜20℃ |
| 風 向 き | 南6m | 透 明 度 | 10m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 25℃:21℃ | 波 高 | 2.5 m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (若潮) | 15:02 | 08:16 |
| ゴーザンダイン(こんにちは:アイスランド)今日の秋の浜はなかなかのコンディション、透明度もあがり潜っていて気持ちいい海になりました。午前中は水温もそこそこ高く魚の動きも活発です。最近、ツキノワイトヒキベラ♂をよく見かけます。正面の際、アサヒの根、正面の28mくらいのところで観察できます。これからもっと増えていくかも!!正面の28mのツキノワイトヒキベラの近くにはクレナイイトヒキベラのオカマもいます。コウリンハナダイも今日はとてもご機嫌でした。その他は・・・そういえば浅場でおもしろいフトユビシャコの仲間を見ました。体を半身以上?それ以上かな?だしているのでしばらく観察しているとおもいきりもがき始めたのです。尻尾の方を何かにつかまれているのか穴からも出れない状態でもがくだけもがいているのです。シャコの仲間を引っ張って穴の中を覗きたかったのですが・・・やめておきました。その他の主な魚はヤシャハゼ、ヒレナガネジリンボウ、カシワハナダイ、ケラマハナダイ、チビハナダイ、ツルグエ、ベニイザリウオ、フタイロハナゴイ、アカオビコテグリシャープアイドゥワーフゴビーなどなど。(担当 荻島) |
| 2002年06月26日(木) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:/秋の浜・野田浜 | 水 温 | 20℃ |
| 風 向 き | 西3m | 透 明 度 | 8m | |
| 気 温 (最高:最低) | 26℃:20℃ | 波 高 | 2,0 m | |
| 日中の降水確率 | 10 % | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (潮) |
| 西側にはまだ大きなうねりが入ってきています。秋の浜にも少し波が回り込んできていました。正面では、いつもようにフタイロハナゴイやアカオビコテグリ・コケギンポの仲間(赤・黄色)等が見られます。あるサビカラマツではウミカラマツエビが卵を持っていました。段落ちにはセグロヘビギンポ♀が同じ岩に着いています。今日も♂の姿は確認出来ませんでした。浅場に回ってくるマイワシとタカベの群れは何度見ても実に気持ちの良いものです。もっと透明度が良ければ最高なのですが・・・ 野田浜にもスミツキベラyg・クリアクリーナーシュリンプが現れました。野田浜では珍しくクロフチススキベラygを見ました。結構深場の魚という印象があったのですごく意外でした。今日のお魚はカモハラトラギスです。トラギスの中では比較的大きくなる種類で、大島では通年見られるトラギスです。図鑑では何故か稀種と書いてあります。確かに最近大島でも(特に秋の浜)あまりその姿を見なくなった様な気がします。雌雄の差は頬の模様で容易に区別する事が出来ます。4〜5本の横線が入るのは♂、目の下でLの字に曲がるのが♀です。今、野田浜にいるペアは♀の方はお腹が大きく膨らんでいるので、もう産卵しているものと思われます。もうコウライトラギスも産卵を始めているでしょうから、期待は大です!!今度見に行ってみたいと思います。 (担当 有馬) |
| 2003年06月27日(金) | ||||
| 天 候 | 薄曇 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 19℃〜20℃ |
| 風 向 き | 南5m | 透 明 度 | 13m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 26℃:20℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 16:35 | 09:34 |
| 時折薄日が射すお天気で、蒸し暑い一日でした。海は西も東も凪で、透視度も多少回復しました。このまま安定してくれると良いですね。今日も正面から際を潜ってきました。浅場は12cm程に成長したマアジが凄い数で群れていました。見上げると頭上は全てアジの天井・・・排気の泡の部分だけがポッカリと穴が開いた様になっていました。その群れを追って来たのか?50〜60cm以上有りそうなマダイが5〜6匹現れました。段落ちでこんな大きなマダイに出逢ったのは初めてで、一瞬ビックリ!してしまいました。”アサヒの根”のコウリンハナダイは今日も元気でした。上からライトを当てる分にはあまり隠れない様な気がしたのですが・・・。際の少し深めの所では、イトヒキベラが活発に放精放卵していました。”正面のガレバ”にもイトヒキベラは沢山居るのですが、♂♀共に個体数が多すぎて放精放卵を確認するのが容易ではありません。♂同士がお互いを牽制するのに忙しくて、中々♀とのその行為まで進まないのです。しかし、今日の所では♂1個体に対し、♀20個体位が固まって居ました。♂はまるでオハグロベラの様に、次から次へと♀を誘っては放精していました。近くに他の♂が居ないので、”ナニ”に集中できるようです。”際の水深24”付近では、ペアで泳ぐオグロベラを確認しました。♀のお腹が大きかったので、こちらも放精放卵が見られるかと暫く観察していたのですが、振られてしまいました。”左砂地の際”にはソウシイザリウオが居ました。多分♂と思われる、ピンクがかった個体です。今シーズン観察を続けているハナタツペアは2組とも健在で、順調にbaby達も育っているようです。次回は何時頃ハッチするのか?とても楽しみです。”オーバーハングの壁”に付いているベニイザリウオのお腹が少し大きくなってきた様に感じます。昨年は、この時期すでに産卵を観察していたので、おそらく卵を持っているのでしょう。浅い所に群れているハタンポのbabyがとても可愛いです。まるでヘリコプターが編隊を組んで飛んでいる様に見えます。(私だけ・・・?)エキジット間際の楽しみの一つです。 (担当 柳場) |
| 2003年06月28日(土) | ||||
| 天 候 | 雨後曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 18℃〜20℃ |
| 風 向 き | 南南西7m | 透 明 度 | 10m〜13m | |
| 気 温 (最高:最低) | 23℃:20℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 50% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 17:11 | 10:11 |
| 相変わらずの梅雨空でしたが、思っていた程降られずに済みホッとしました。夕方には西の空が明るくなっていたので、明日はお天気も期待できそうです。さて今日も秋の浜2DIVE。浅場はタカベ・マアジ・イワシの子供達が交互に回ってくる感じで、とても楽しいです。陽の光が入れば、もっと素晴らしいのですが・・・・。際のベラ天国では、ツキノワの♂が一生懸命♀を誘っていました。近くではクレナイも負けじとディスプレイを誇示していました。この所、ケイウウミウシの仲間とキイボキヌハダウミウシが妙に目立ちます。一緒に潜ったお客様の話では、2匹のキイボが大きなニシキウミウシを襲っている所を目撃したそうです。正面の砂地では2箇所でヤシャハゼを確認しました。巣穴から半分ほど身体を出しているだけだったのですが、かなりジックリと観察できました。ネジリンボウ類はこの所不調で全然目に入ってきません。水温が少し下がったせいでしょうか?水深20m付近に居たザラカイメンカクレエビが溢れんばかりの卵を付けていました。クマノミの卵がギンギンに輝き、ハッチアウト寸前の様です。壁のベニイザリウオも今日は♂♀寄り添っていました。産卵が近いのかも知れませんね。タツナミガイがとても活発?です。以前は夕方頃から出てきてHを始めてたのですが、最近は昼間から交尾しています。昨日は”段落ちの壁”の所で、3個体が連なってH していました。梯子の近くではセダカスズメダイが卵を守っていました。それぞれ産み付け時期の違う黄色・薄グレー・銀色の三色の卵が、ビッシリと岩肌を覆っていました。 (担当 柳場) |
| 2003年06月29日(日) | ||||
| 天 候 | 薄曇 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 18℃〜20℃ |
| 風 向 き | 西風2m | 透 明 度 | 10m〜13m | |
| 気 温 (最高:最低) | 27℃:20℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 17:45 | 10:48 |
| 今日も秋の浜は凪ぎで、とても良い海でした。透視度は相変わらずでしたが、薄日が差す分明るくて気持ちが良かったです。今日の1本目は、”右トサカ林”・・・潮の加減でしょうか?ウミトサカは皆元気無くうなだれ、魚の数も少なかったです。唯一、キンギョハナダイだけが目立っていました。2本目の際は、やはりベラが面白いです。際の縁を上がってくるだけで、オグロベラ・タヌキベラ・フタホシキツネベラ・イトヒキベラ・ツキノワイトヒキベラ・クレナイイトヒキベラ・クジャクベラ・ムスメベラ・モンツキベラ・コガネキュウセン・クロフチススキベラ・キツネベラ・オハグロベラ・ホンベラ・カミナリベラ・ホンソメワケベラ等がコンスタントに観察できます。どの仲間も今が繁殖のピークを迎え、♀のお腹はパンパンです。今シーズン初のクマノミの卵は、予想通り昨夜ハッチアウトしました。運がよければ、数日中に産卵シーンを目撃できるかも知れませんね。セルフのA・Iさんにキンチャクガニを見せてもらいました。久し振りの対面でしたが、甲長5o以上有りそうな立派な個体でした。 (担当 柳場) |