過去のログ

HOMEに戻る → 今日の海へ戻る → 2003過去ログmain 前の週を見る 次の週を見る

2003年06月 第 3週(16日〜22日迄)

 2003年06月16日(月)
天 候 曇り時々雨 ポイント:/秋の浜 水 温 20℃〜21℃
風 向 き 南南西5m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 24℃:18℃ 波 高  1,5m
日中の降水確率     60% 流 れ 有り
満潮:干潮(大潮) 05:00 12:13
 今日も透明度がスッキリせず、流れも少しかかっていました。先週末引っ込みがちなヤシャハゼも今日はでていました。浅場ではヘビギンポの産卵が続いています。近くにはヘビギンポより気の強いヘビギンポ属の一種が綺麗な婚姻色を出して産卵しています。ヘビギンポが近づくとかなり強気に追い払います。他にもミヤケヘビギンポゴマフヘビギンポも見られます。ヒメテグリが今年も多く見られていますが、大きい個体はもう卵をもっているものも見られます。もしかしたら産卵も始まっているのかもしれませんね。アカオビコテグリも産卵しているようですし。オキナワベニハゼもペアでみられるのですが、卵をもっているので通常よりもかなり近づくことが可能です。他にもシャープアイピグミーゴビーアワセイソハゼなどのハゼたちも元気です。昨日お客さんが見つけたハナオコゼ(yg・2cm)はきょうの午前中まで確認されていましたが、午後は残念ながら見つかりませんでした。 担当 星野


 2003年06月17日(火)
天 候 曇り・雨 ポイント:/秋の浜 水 温 21℃
風 向 き 南南西4m 透 明 度 12m
気 温 (最高:最低) 24℃:20℃ 波 高 1,5 m
日中の降水確率 60 % 流 れ なし
満潮:干潮(中潮) 05:41 12:57
 南西の風のおかげで、まるで湖の様な海でした。今日は左の砂地をじっくり潜ってきました。前にご紹介したクロユリハゼ属の1種が今日は2個体いました。両方ともカワリオニハゼ(仮称)の穴に逃げ込みます。そのそばでは大きなヒレナガネジリンボウがペアでホバリングしていました。最近、テンスモドキの子供をよく見かけます。大人はかなり近づいても砂に潜りませんが、子供の時は結構敏感です。ヒメジョーも穴から顔を出していました。しかし、非常に神経質でいくら待っていても顔を出してくれませんでした。正面には30cm程のソウシイザリウオがいたそうです。その他シャープアイ・イソコンペイトウガニ・ハナゴイ等が見られました。今日のお魚ダルマガレイです。一見コウベダルマガレイに見えますが、尾鰭に2つの黒点があります。日本には、この様な黒点を持つダルマガレイの仲間は3種類います。この内、ダイバーが見れる水深で温帯域に生息しているのは2種類です。ダルマガレイチカメダルマガレイです。この2種類の差は、体高と体長の比率・各鰭の軟条の数・側線鱗の数等です。この手の魚はどうしてこんなに区別が付きづらいのでしょう??この2種の差で水中で一番区別の付く差と言えば、両眼の感覚が近いか狭いかというところでしょうか。比べてみた訳ではないので、本当に大島にいるのがダルマガレイなのかはっきりしませんが、尾鰭の黒点の位置、大きさ等を図鑑で見るとダルマガレイに一番近いと思われます。今日、求愛と思われる行動をしていました。♂が♀の後を追いかけ、そして前に回り込んだりしていました。属が違うので100%同じではないかと思いますが、コウベダルマガレイは午後に産卵をします。もしかしたらダルマガレイも似たようなものなのかもしれませんね。<訂正・・・この間ブダイは日本の固有種ではないか?と書きましたが、どうやらインド・大西洋にも分布しているようです。失礼しました〜〜 しかし、そんな所まで行ってブダイを見たらがっかりしそうですね。>
(担当 有馬)


 2003年06月18日(水)
天 候 ポイント:/秋の浜 水 温 19℃〜20℃
風 向 き 南南西5m 透 明 度 10m〜15m
気 温 (最高:最低) 25℃:22℃ 波 高 1.5m
日中の降水確率 50% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 06:22 13:40
 波も無く穏やかなのですが、透明度があまりすっきりしない日が続いています。ベラの幼魚たちがかなり増えてきています。ブチススキベラ(1p)をはじめ、コガネキュウセン(2cm))・シロタスキベラ(2cm)・モンツキベラ(1p)・スミツキベラ(1p)・ツユベラ(1p)・カンムリベラ(1p)と1pサイズのチビたちが盛りだくさんです。今年は水温が例年より高く魚も早いですね。正面の20m付近では最近よくオグロベラを見かけます。幼魚やメスはずっと見られるのですが、最近はオスも数個体、体色が半分黒いオグロベラ属の一種もオスが見られるようになりました。最近ではどちらもメスと一緒に泳いでいます。真沖の20mでは30cm弱のソウシイザリウオを確認しました。ここ最近見られなかったので、少し根付いてほしいものです。真沖の18mではベニイザリウオが2個体確認されました。最近幼魚の確認の声も多いです。右の砂地18mではオドリカクレエビ(4cm)が見られたようです。最近アカホシカクレエビもチビが多いですが、オドリカクレエビは久しぶりかもしれません。
担当 星野


 2003年06月19日(木)
天 候 晴れ ポイント:/秋の浜 水 温 20℃〜21℃
風 向 き 南南西6m 透 明 度 10m〜12m
気 温 (最高:最低) 26℃:22℃ 波 高 2.5 m
日中の降水確率 20% 流 れ なし
満潮:干潮 (中潮) 07:06 14:23
ミンガラパー(こんにちは:ビルマ語) 相変わらず南西の風が強く吹く状態が続いています。おかげさまで秋の浜はとっても穏やかです。今日は久々に陽が入り暑い1日となりました!!透明度は若干、落ちてきたようです・・・そのかわり水温は少々上がったようです。おかげで共生ハゼが元気にホバーリングしてる姿を観察できます。お勧めは正面の共生ハゼ地帯にいるネジリンボウヒレナガネジリンボウのペアー?です。共生エビはランドールズピストルシュリンプですしなかなか写真映えする被写体じゃないかとおもわれます。しばし眺めていると警戒して巣穴から半身しか出していないネジリンボウをエビが巣穴から押し出していました。なかなか度胸のあるエビなのかそれともとても仕事熱心なエビなのでしょうか?例年に比べると今年はネジリンボウが多いような気がします。ベニイザリウオも段々と姿を現し始めました。これからフェロモンを撒き散らし自分のペアーを見つけるのでしょう!!頑張って欲しいものです。25mの岩の近くにニシキウミウシの幼体と思われるものがいました。同じ場所にいてくれるといいんですけど・・・成長過程を見てみたいものです。最近、ワレカラの仲間をよく見ることができます。大きいものから小さいものまで・・・かなりの数です。結構、お勧めですよ〜(担当 荻島)


 2003年06月20日(金)
天 候 曇り ポイント:/秋の浜 水 温 20℃
風 向 き 南南西6m 透 明 度 8m〜10m
気 温 (最高:最低) 25℃:22℃ 波 高 3,0 m
日中の降水確率  40% 流 れ あり
満潮:干潮 (中潮) 07:56 15:03
 昨日に引き続き南西の風が強い一日でした。という訳で今日の秋の浜も実に静かでした。正面からをのんびり回ってきました。水深20mにイシガキリュウグウウミウシがいました。珍しいな〜と見ているとそのすぐ側にもう1匹似た様なウミウシがいました。そいつは一見サガミリュウグウウミウシなのですが、点々の色は蛍光のピンクです。小さいサイズでこのタイプは何度も見た事がありますが10cm近いサイズでこの大きさは初めて見ました。ツキノワイトヒキベラの♂がガレ場にもいます。ここが一番浅く見れるところではないでしょうか?そばには♀も居て求愛もしていました。際にはいつものハナダイ達が今日もみられました。その他大きなアナモリチュウコシオリエビ・ダイダイヨウジ・スミツキベラyg等が見られました。今日のお魚は、コケギンポの属の1種です。前にも何度かこの種類については御紹介しています。大島で見られるコケギンポSP大きく2タイプに別れます。背鰭に点が有るものと無いものです。体色はそれぞれ赤と黄色がいます。今日紹介するのは黄色・点有りタイプです。今日、今まで見ていたのとは全く違う場所でこのタイプのコケギンポを見ました。これで点が有るタイプは3匹になりました。しかも全て違う岩です。一時期、点の無いタイプは数個体一つの岩に集まった事があります。しかし、点無しタイプは集まった事はありません。繁殖時期とか関係あるのかもしれませんが、それでもかなり近くに居るのも関わらず、他の個体のそばには寄っていかないのは有る意味不思議に感じます。しかし、点の有る無しに関わらず眼上皮弁の出かた、眼の下の白い模様などが共通点も多々あります。この背鰭の点が雌雄を意味するのか?それとも別種という事なのか?はたまた個体差というだけなのか?全く予想も付きません・・・・ この謎、一体いつ解けるのでしょうか??
(担当 有馬)


 2003年06月21日(土)
天 候 晴れ ポイント:/秋の浜 水 温 20℃
風 向 き 南西5m 透 明 度 3m〜15m
気 温 (最高:最低) 27℃:22℃ 波 高 2,0 m 
日中の降水確率 0 % 流 れ なし
満潮:干潮 (小潮) 08:59  15:51
 梅雨の晴れ間のいい天気になった一日でした。秋の浜は相変わらず静かで多くのダイバーに賑わっていました。今日は透明度が非常に悪くなり、ひどい所は3m程しかありませんでした。正面の際では、マダラ・アサヒ・フタイロ・ナガハダイ・サクラダイ・ケラマ等が見られ、ツキノワ・クレナイ・オグロベラ♂・キツネベラの中成魚等もいました。モンツキベラyg・シャープアイも同じ所でまだ見られます。チビベニイザリを2匹発見しました。体色は黒と白で白い方はまだ3cm程しかありませんでした。しばらく同じところに居てくれるといいのですが。岸近くに流れ着いた流れ藻に3匹のハナオコゼ・スジハナビラウオが着いていたそうです。これからの時期、流れ藻には要注意ですね。今日のお魚キンセンイシモチです。その名の通り金色の線が体に入る実に綺麗なイシモチの仲間です。今、他のネンブツダイ科の魚がそうである様にキンセンイシモチも口内保育をし始めています。このイシモチ伊豆方面と沖縄方面では少し違いがあります。体側に走る縦線の一番下のラインがこっちの方では途中から破線になります。沖縄の方では途切れること無く直線のままです。(詳しくは図鑑を見てください) この2種今の段階では同一種という事になっています。しかし近々、別種扱いになるらしいという話も小耳にはさみました。どうやらDNA鑑定で別種という事になるらしいですよ。一体どっちがTHEキンセンイシモチになるのでしょうか??沖縄型がキンセンイシモチになってしまったら伊豆型は一体どんな名前になるのでしょうね?この件で詳しい情報持っている方がいたら是非、教えて下さ〜〜い。そのうちハナハゼも名前が変わったりするかもしれませんね。
(担当 有馬)


 2003年06月22日(
天 候 曇り ポイント:秋の浜 水 温 18℃〜20℃
風 向 き 北風2m 透 明 度  8m〜12m
気 温 (最高:最低) 28℃:21℃ 波 高  1,5m
日中の降水確率  10% 流 れ 無し
満潮:干潮 (小潮) 10:22   05:07 
 今日は曇り空でしたが、この二日間雨に降られずに済み、秋の浜も凪でまずまずの週末を過ごす事ができました。これで透視度が良かったら”申し分無し”なのですが、欲張り過ぎかも知れませんね。さて、今日も秋の浜2DIVE・・・右から正面と正面際をゆっくり潜ってきました。1本目はハゼ狙いだったのですが、ヤシャハゼの大きな個体を確認できただけで他は不発でした。しかし砂地では、やたらとシャコが目に入りました。彼らも繁殖期で動きが活発なのでしょうね。クマノミの卵に、黒い目が出来始めました。しかし、今シーズン初めての卵なので、数は少なめです。正面のガレ場では、カワハギ♂が二匹で絡み合うように追いかけっこをしていました。おそらく縄張り争いと思われます。際のナシジイソギンチャクに付いている、シンイボテガニも真っ赤な卵を持っていました。浅場の中層に群れているタカベマアジの子供達も大分育ってきました。例年に無く数の多いイワシの群れ達も10cm以上に育ってきて、大きな群れはかなり見応えがあります。
この他に今日スタッフがお客様にお見せしたものです。ヒメテグリ・レンテンヤッコ・オキナワベニハゼ・ハナハゼ・ベニイザリウオ・ヒラメ・卵を守るマツバスズメダイ・ヤマドリ・コロダイ成魚・アカスジウミタケハゼ・クダゴンベ・ワニゴチ・ホシテンス・ホオジロゴマウミヘビ・ハナタツ・ダルマガレイ・ブチススキベラ・フタイロハナゴイ・ケラマハナダイ・スジハナダイ・イズハナダイ属・ツキノワイトヒキベラ・ヤリイトヒキベラ・テングダイyg・抱卵中のダイダイヨウジ・アサヒハナゴイ・モンツキベラ・シャープアイドワーフゴビー・ハナゴイ・ミナミハナゴイyg・ゴマフヘビギンポ・シロタスキベラ・アカオビコテグリ・キツネベラ・ミヤケヘビギンポ・ブチススキベラ・カンムリベラ・アカホシカクレエビ・イソギンチャクモエビ・モクズショイ・フトユビシャコモドキ・ヒトデヤドリエビ・コノハガニ・オドリカクレエビ・イソコンペイトウガニ・ホシベニサンゴガニ・ビシャモンエビ・ムチカラマツエビ・タツナミガイ・キイボキヌハダウミウシ・リュウモンイロウミウシ・イガグリウミウシ・ハナミドリガイ等など・・・。
(担当 柳場)