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2003年06月 第 1週(02日〜08日迄)
| 2003年06月02日(月) | ||||
| 天 候 | 晴天 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 20℃ |
| 風 向 き | 南南西5m | 透 明 度 | 10m〜12m | |
| 気 温 (最高:最低) | 26℃:18℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(中潮) | 05:13 | 12:14 |
| とても静かでいい海でした、しかしまだ少し白濁りが入っています。今日はコウリンハナダイを見に行ってきました。明るかったおかげて今日は全然隠れる事なく、結構長く観察出来ました。ヤシャハゼ・ネジリンボウ・カワリオニハゼ(仮称)も相変わらず元気です。段落ちでは♂と思われるセホシサンカクハゼが巣作りをしていました。去年と同じ場所です。そばにお腹の大きな♀と思われる個体も確認出来ました。近々産卵するかも知れません。産卵中のヘビギンポのそばに大き目のメシマウバウオがついていました。多分、産み付けられたばかりの卵を食べてしまっているのでしょう。いつも不思議に思うのですが何故ヘビギンポはメシマを追い払わないのでしょう?今日のお魚はオナガスズメダイです。大島では通年見られるスズメダイで、水深は大抵20以深からしか見られないやや深場のスズメダイです。体は黄色っぽい茶色で尾柄部にフカミスズメダイの様な白い淡色部分があります。先日、3cm程の小さな個体を見つけました。一見フカミかと思ったのですが、体の色からオナガであると判断しました。こんなに小さな個体は初めて見ました。幼魚の時は頭が青っぽく見えるのですね。すごく可愛いですよ〜 一体いつ何処で産卵しているのでしょう??今このサイズの幼魚がいると言うことは、時期的にはあまり他のスズメダイと変わらない様な気もします。予想では♂が卵を守っていると思うのですが・・・ 地味な魚なのであまり注目していなかったのですが、これからちょっと探してみようと思います。 (担当 有馬) |
| 2003年06月03日(火) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 17℃〜19℃ |
| 風 向 き | 西南西3m | 透 明 度 | 10m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 25℃:17℃ | 波 高 | 1,5 m | |
| 日中の降水確率 | 10 % | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(中潮) | 05:42 | 12:49 |
| 昨日に引き続き素晴らしいお天気の一日でした。少し水温が落ちてしまいましたが、その分透明度は良くなっていました。今日は正面をのんびり回っていました。シロタスキベラ・モツキベラ・ブチススキベラ・コガネキュウセン等、南方系のベラの幼魚がよく目に付くようになってきました。今のところ毎年流れて来る常連のベラ達が多いです。マツバスズメダイは本格的に産卵を始めています。うっかり近づこうものなら噛み付かれるので皆さん御注意下さい。昨日、紹介したオナガスズメダイの幼魚は今日も同じ場所にいました。お気に入りの隠れる穴があるのですが、どうやら隣の穴と繋がっているようで、出てくるのを待っていたら横の穴の側を泳いでいました。やや深場のツキノワ&クレナイの♂・クジャクベラも元気です。段落ちのオルトマンワラエビがまた卵を抱えています。今日のお魚はコクテンサザナミハギです。大島では毎年多くのニザダイの仲間が見られます。しかし、常時大島にいるのはニザダイだけです。その他は全て死滅回遊ハギ達です。その仲間の1種がこのコクテンサザナミハギです。毎年必ず出現するこのハギはもちろん幼魚のままその姿を消していきます。幼魚の特徴は体は黒に近い茶色で背鰭、尻鰭の基底後端に1個づつの黒点を持ちます。その他はTHEサザナミハギに似ているらしく(サザナミハギは過去に1度しか見た事ありません) この黒点がコクテンサザナミハギの名前の由来になっています。大抵の図鑑には幼魚も成魚も載っているこの魚なのですが、大島で見るような体は黒、尾鰭は黄色とまさにそのままの写真は何故か載っていません。初めてこの魚を見た時は答えが分からず悩んだものです。しかし、ある時ちゃんと図鑑の説明文には「幼魚の尾鰭は黄色」と書いてあるのに気が付き一件落着!! 日本は実に図鑑が充実しているので(写真も綺麗だし)眺めているのだけでも、かなり勉強になるのですが、この魚のおかげでやはり説明文もキチンと読むべきんだと認識させられました。と言う訳でこの魚は、僕にとってある意味思い出深い魚なのです。 (担当 有馬) |
| 2003年06月04日(水) | ||||
| 天 候 | 曇り・雨 | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 20℃ |
| 風 向 き | 北北西2m | 透 明 度 | 5m〜10m | |
| 気 温 (最高:最低) | 22℃:17℃ | 波 高 | 2,0 m | |
| 日中の降水確率 | 50 % | 流 れ | 有り | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 06:13 | 13:27 |
| 昨日の透明度はどこに行ってしまったのでしょう??と思ってしまう様な海になってしまいました。今日は右のトサカ林を目指して行きました。しかし、進むにつれて思った以上に流れがかかって来たので、僕のチームはこれはやばいと引き返して来てしまいました。クダゴンベを見に行った他のチームはやはり帰って来るのが大変だったみたいです。その為、右の砂地を中心に遊んで来ました。相変わらず同じ場所にホタテウミヘビが顔を出していました。タツノイトコはお腹がパンパンに膨れていました。今年、初めて1cmのセジロノドグロベラygがいました。実に可愛い個体でした。駆け下りにはヒラメ・コロダイの成魚等がいました。ホタテツノハゼ・ヤシャハゼ・ヒレナガネジリンボウ等のハゼ達も顔を出していたそうです。今日のお魚・・・・は〜〜〜 このコーナー本来は僕が今日見た魚の中で印象に残った魚を1匹詳しく御紹介するコーナーなのですが、今回はちょっと番外編という事で、トピックスに出している、あのクラゲに着いていた謎の魚を御紹介します。いろいろと調べた結果あの魚は、シマガツオ科のマンザイウオ(学名 Taractes asper)の若魚という結論がでました。背鰭・尻鰭が伸びていないのは、やはりまだ成長途中だからだそうです。多分生態写真初!!という事になるのではないでしょうか?しかし、何故、クラゲに着いていたのかは不明で、ハナビラウオ等の様にこの種の仲間も幼魚の時にはクラゲに着いて身を守るではないかと想像されます。そう考えると今、大沼さんのフォトルームにで出ている「アカクラゲと魚」という写真の「魚」はこのもっと小さいサイズではないかとも考えれらます。(個人的には、ちょっと背鰭から吻端にかけてが丸過ぎる様な気もするのですが)ま〜あれもシマガツオ系の幼魚になるのではと思います。この科の魚、特に深海魚という訳ではないので、今後も会える機会あるかもしれません。そんな出逢いを期待しながらこれからもダイビングをしていきたいと思っています。正体が判明してとても嬉しかったのですが、なんと言っても一番残念なのは、このマンザイウオをスタッフが誰もみていないという事です。(苦笑) (担当 有馬) |
| 2003年06月05日(木) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 19℃〜20℃ |
| 風 向 き | 南南西6m | 透 明 度 | 5m〜10m | |
| 気 温 (最高:最低) | 25℃:18℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 06:49 | 14:11 |
| ジェンドブリー(こんにちは: ポーランド)昨日とはうってかわりとても天気の良い1日でした!!Tシャツ、短パンで過ごせるし湿度も低く快適な大島です。海はというと水温と透明度が若干落ちてきましたが例年に比べると魚達はとても多いような気がします。相変わらずハナダイは多く、アサヒハナゴイ、カシワハナダイ(14mにも居る)、フタイロハナゴイ、ケラマハナダイなどなど。さて次は何が流れてきてくれるのか?楽しみです。ハゼもレギュラー陣は全部でていました。正面の30mのキラキラハゼ(近似種)はわりと大きく近づきやすいです。ハゼといえばガラスハゼのお腹がパンパンです。そろそろ産卵すると思われます。オーバーハングのベニイザリウオは今日はペアーになっていました。他の奴らもカップリングを始めることでしょう!!梯子の近くの壁では相変わらずヘビギンポが産卵しているのですが近くでそれをうらやましそうに見ているはぐれミヤケヘビギンポがいます。婚姻色をだして頑張っているのですがヘビギンポには見向きもされません(当たり前)・・・ちょっとかわいそうな奴です。浅場のお勧めはミナミハコフグの幼魚です。岩の隙間にいて少々見づらいのですが・・・・でもそういう隙間からこっちを伺っている顔がなんともいえません。(担当 荻島) |
| 2003年06月06日(金) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 20℃ |
| 風 向 き | 南西6m | 透 明 度 | 3m〜5m | |
| 気 温 (最高:最低) | 25℃:17℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (小潮) | 07:33 | 15:01 |
| 透明度の悪い状態が続いています。今日は午後になるにつれてどんどん濁りが強くなってきました。正面をじっくり潜ってきました。シロタスキベラ・ブチススキベラのyg達、お腹の大きなアカオビコテグリの♀・求愛するイトヒキベラ♂等が見られました。今年、孵化した個体でしょうか、5mm程のセホシサンカクハゼygがいました。体はまだ透明で、かろうじて目と背鰭の模様を見ることができました。ゴマフヘビギンポの♀と思われる個体が大きなお腹をしていました。他のヘビギンポの仲間が産卵に明け暮れる中、この種だけは一向に産卵しようとしないのでおかしいな〜?と思っていたのですが、これでやっと期待が持てるようになりました。実に楽しみです。その他、ヤシャハゼ・シャープアイ等が見られました。今日のお魚はフタイロハナゴイです。大島は言わずと知れたハナダイ王国で、出てないハナダイを数えた方が早い位、いろいろな種類のハナダイが出現しています。その中でもここ最近コンスタントに毎年出現し、僕達を楽しませてくれているのが、このフタイロハナゴイです。体の上半分は黄色・下半分は赤紫色と文字通り「二色」のこのハナダイは、その美しい姿からダイバーには人気の高い魚です。先日カナさんが際で1匹見つけてきたばかりなのですが、今日、新たにもう1匹確認する事ができました。この魚以外と深場好きで、ちょっと初心者の方には・・・・と言った感じだったのですが、今回のは浅いですよ。是非、皆さんもこの綺麗なハナダイを見に来て下さい。余談ですが、今まで〜〜ハナゴイと付く魚は全て、大きくなると吻端がとがってくるものだとばかり思っていました。しかし、フタイロは違うみたいです。属は全てナガハナダイ属と同じ属の仲間なのですが。「〜〜ハナゴイ」と「〜〜ハナダイ」の違い・・・・一体どこにあるのでしょう??誰か知っていたら教えて下さ〜〜い (担当 有馬) |
| 2003年06月07日(土) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 20℃〜21℃ |
| 風 向 き | 南西4m | 透 明 度 | 5m〜 8m | |
| 気 温 (最高:最低) | 26℃:19℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (小潮) | 08:42 | 16:02 |
| 季節外れの春濁りでしょうか?相変わらず透視度は回復しません。水温は高めで嬉しいのですが、せっかく魚影が濃いのに見えないのは寂しいですね。今日も正面から際をゆっくり潜ってきました。ヤシャハゼは今日も元気にホバーリングしていました。ランドールーズもペアでいて、2個体で一生懸命巣穴掘りに精を出していました。マツバスズメダイはすでに産卵をしていて、卵のお世話に余念がありません。際では、ツキノワイトヒキベラの♂が目一杯鰭を広げて♀に魅力をアピールしていました。暗い割にはハナダイ達も勢揃いし、マダラにアサヒ・フタイロのコンビ、カシワにケラマと全て観察できました。浅場では、あちらこちらでいちゃつくネンブツダイの仲間達が目に入ります。すでに銀色に輝く卵を咥えた、オオスジイシモチも居ました。気付かなかったのですが、意外と早くから産卵していたのですね。産卵と言えば、・・・今朝、早朝観察を始めてから8日目にして、やっとハナタツ(タツノリ)のハッチアウトに立ち会うことができました。今回はタツマ(44匹)よりも大きい個体だからでしょうか?56匹のbaby が巣立っていきました。babyのサイズも多少大きく思えたのですが、やはり親となる個体の大きさと比例するのでしょうか?もしくは水温や保育日数???なのでしょうか?そして旅立った赤ちゃんハナタツは何処に行くのでしょう・・・?色々疑問が多すぎて、まだまだハナタツ観察は続きそうです。数日前に潰れてしまったホタテツノハゼの巣穴はまだ回復していません。近くにはチビジョーの穴も数箇所あったのですが、判らなくなってしまいました。どちらも中々気のいい個体だったので、とても残念です。また再会できると良いですね。 (担当 柳場) |
| 2003年06月08日(日) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 19℃〜20℃ |
| 風 向 き | 西南西4m | 透 明 度 | 8m〜10m | |
| 気 温 (最高:最低) | 24℃:18℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (小潮) | 10:28 | 17:14 |
| 相変わらず潮は悪いのですが、波は無くお天気も良いのでストレスは感じません。やはり静かな海は良いですね。さて今日は久しぶりに”左の飛び根”に行ってきました。いつもは群れているイサキの姿も見えず、魚は寂しかったのですがヤギ類やトサカ類・ウミシダ等、腔腸動物は多く、景観はとてもカラフルでした。浅場に戻りながら、水玉イロイザリに寄ったのですが殆ど水玉模様は消えて、只の黄色いイロイザリウオになっていました。この所”段落ちの壁”ではアオウミウシがやたらと目に付きます。殆どがペアで中には3匹で絡み合っている個体も居ました。段落ちでハナタツを観察していると、頭上でざわめきが・・・・見上げると物凄い数のイワシが川の様に流れていきました。お客様がハナゴイを見つけました。3cm位の個体で、パープルの体色がとても綺麗です。 今日この他にスタッフがお客様にお見せしたものです。ニセカンランハギ・オナガスズメダイ・フタイロハナゴイ・ビシャモンエビ・キミシグレカクレエビ・ヤシャハゼ・アヤメカサゴ・アカオビコテグリ・シロタスキベラ・ゴマフヘビギンポ・ベニイザリウオ・ブチススキベラ・カンムリベラbaby・ヒレナガネジリンボウ・ムラクモキヌヅツミ・ホタテウミヘビ・ウミウサギガイの仲間・イソコンペイトウガニ・クロアナゴ・フトスジイレズミハゼ・タカサゴスズメダイ・メシマウバウオ・ヒメテグリ・クロフチスズキベラ・ウイゴンベ・スジハナダイ・カイエビス・ホオジロゴマウミヘビ・ハナミノカサゴ・メイチダイ幼魚・コウベダルマガレイ・ウバウオ・オグロベラ・クレナイイトヒキベラ・ツキノワイトヒキベラ・クジャクベラ・テングダイyg・マダラハナダイ・ホシベニサンゴガニ・モンツキベラ・ケラマハナダイ・ナカソネカニダマシ・オキナワベニハゼ・ムスメウシノシタ・ミサキスジハゼ・ヘビギンポSP・イワアナコケギンポ・シロタエイロウミウシ・イソギンチャクモエビ・ニラミアマダイ・フタイロハナゴイ・カシワハナダイ等など・・・。 (担当 柳場) |