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2003年04月 第 2週( 7日〜13日迄)

 2003年04月 7日(月)
天 候 晴天 ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜17℃
風 向 き 西風4m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 19℃:10℃ 波 高  2,0m
日中の降水確率     0% 流 れ 有り(西側)
満潮:干潮(中潮) 06:57 13:53
  昨日に引き続きいい天気になりました。海もいつになく穏やかです。今日は正面から左に行ってきました。正面に前からいる黄色いコケギンポのそばに真っ赤なコケギンポが入っていました。一見アライソコゲギンポの様なのですが、眼上皮弁の形状が少しと違う様に見えました。今日はあまりじっくり見られなかったのですがちょっと調べてみようと思います。25の岩のそばにオグロベラの♂♀中間の個体がいます。この個体、結構前からオカマなのですがいっこうに♂になりません。水温のせいでしょうか?左の砂地ウミテングのペアは相変わらず仲良く砂地をはっていました。その他ミナミギンポ・チビハナダイ等が見られました。今日のお魚クレナイイトヒキベラです。このベラは3年前に新種として記載されたベラで大島では4年程前から確認されています。クレナイといわれるように♀の体は綺麗な紅色で、鼻先の黄色と吻端から目を通る4〜5本の線が目立ちます。大島では過去♂も確認され求愛行動もしていました。ここ最近は♂の姿が見られないのがとても残念です。今、正面に大きクレナイが1匹います。背鰭後半に黒色斑が薄っすらと見えるので、♂♀中間ではないかと思われます。なかなか長生きな奴で去年の秋位からはこの場所にいるのではないでしょうか。それが今日右半身に大きなケガをしていました!!鰓蓋の近くを何かにかじられた様です。この傷が元でもし死んでしまったらと思うと心配です。「こいつは絶対に♂になる!!」と確信を持っていた個体なのですが・・・ どうにか元気になってもらいたいですね。また大島でディスプレイするクレナイイトヒキベラを見たいものです。
(担当 有馬)


 2003年04月 8日(火)
天 候 ポイント:/秋の浜 水 温 16℃〜17℃
風 向 き 南南西9m 透 明 度 10m〜15m
気 温 (最高:最低) 20℃:13℃ 波 高 3m
日中の降水確率 70% 流 れ 無し
満潮:干潮(小潮) 07:18 14:31
  天気は悪いものの昨日に引き続き凪な状態で透明度も良くいいコンディションです。真沖の30mでは相変わらずツキノワイトヒキベラ・クジャクベラが多く見られます。付近には2.5cmほどのかわいいヤリイトヒキベラも見られ賑やかです。左の砂地ではカスザメが2個体見られました。今日の収穫はオオエラキヌハダウミウシの捕食シーンです。以前から何度かは見ていますが、今日の餌はクロスジウミウシでした。午前中スタッフから30cm程はなれてこの2匹がいるという情報でお昼に潜ったところ、やはりクロスジウミウシを食べ始めていました。キヌハダウミウシの仲間は貪欲で同じウミウシの仲間を捕食します。以前も30cmほど離れた場所のイロウミウシの仲間が10分後には捕食されていたのを見かけました。相手の大きさは関係なく1pサイズのオオエラキヌハダウミウシでも10cmサイズのニシキウミウシを襲うこともあります。かわいいオレンジの模様で旺盛な食欲・・・ちょっと見る目が変わりますよ。ちなみにクロスジウミウシは今年は多く見られています。他にも浅場ではサガミミノウミウシ・ニセイガグリウミウシなどが見られました。 (担当 星野)


 2003年04月 9日(水)
天 候 晴れ ポイント:/秋の浜 水 温 14℃〜17℃
風 向 き 西南西4m 透 明 度 15m〜30m
気 温 (最高:最低) 19℃:9℃ 波 高 3m
日中の降水確率 10% 流 れ 無し
満潮:干潮 (小潮) 07:39 15:29
  西側のポイントは相変わらず波が高く潜れませんでしたが、秋の浜はベタ凪です。午後は水温が低かったものの素晴らしくぬけていました。右の奥ではテングダイが7匹群れ、他の個体も合わせて15匹以上は見られました。25cm程のサイズから成魚までさまざまです。最近それほど小さな個体は見かけなくなりました。その周りにはかなりの数のネンブツダイや、25cm程に育ったムツの子供たち、イサキの子供達が群れて見られます。いつものトゲトサカには10cmサイズまで育ったクダゴンベが2個体見られました。かなり小さいときから観察しているのですが、2倍くらいには育ったでしょうか。午後の収穫はなんといってもメガネウオでしょう。左の砂地21mで見られました。今日の個体は愛想がよく、全然逃げません。砂に潜るときにはめいっぱい舌(?)を出しながらサービスしてくれました。いつも数個体はいるのでしょうが、なかなか出会う機会は少ないのです。他にもカスザメや2万円位のヒラメ、立派なワカヨウジなどが見られました。浅場ではイワシやサッパ(?)、メバルの子供も混じって賑やかです。 (担当 星野)


 2003年04月10日(木)
天 候 晴れ ポイント:/秋の浜 水 温 15℃〜16℃
風 向 き 東北東6m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 16℃:7℃ 波 高 2,5 m
日中の降水確率 10% 流 れ 無し
満潮:干潮 (小潮) 08:02 17:15
大島の今日の朝はわりと冷え込みました。風も北東に変わり秋の浜は少々波が立っている状態です。昨日に比べれば水温も多少あがってきました。とはいえ16度前後ですが・・・さてさて本日の情報はというと・・・正面の際の近くの砂地、水深は32mくらいにいるキラキラハゼです。秋頃にはそこそこ見かけるのですがこの時期はあまり見かけません。久しぶりだな〜っと思って秋の浜の仙人に聞いてみるとこの時期でも深いところではそこそこいるそうです。 またこの近くでハワイトラギスが頑張っています。水温が上がるまで頑張って欲しいものです!!際の30mくらいのところではダイダイヨウジもいますよ〜とっても綺麗な色をしているヨウジウオで一見の価値ありです。ヨウジウオといえばタツノイトコのペアーも増えてきました。水玉イロイザリも健在だったそうです。G・Wまでは頑張ってくれるといいんですけど。最近、浅場で魚をくわえたアオリイカをよくみかけます。そろそろ産卵行動にはいるため栄養を蓄えているのでしょうか?今年はアオリイカの産卵の当たり年になるといいのですが・・・楽しみです!!(担当 荻島)


 2003年04月11日(金)
天 候 曇り ポイント:/秋の浜 水 温 14℃〜16℃
風 向 き 南西5m 透 明 度 12m〜20m
気 温 (最高:最低) 12℃:17℃ 波 高 2m〜2.5m
日中の降水確率 20% 流 れ 無し
満潮:干潮 (長潮) 02:22 18:58
昨日に引き続き本日も過ごしやすい1日でした。秋の浜はベタ凪状態で水温もそこそありなかなかのコンディションです。午後は水深25mくらいまで冷たい潮があがってきていたのですが透明度は素晴らしく気持ちのいい海です。本日は左の砂地にいってきました。砂地に目をやる小さい個体のホウボウらしきものが目に入りました。しかし良く見るとトゲカナガシラでした。近寄るとすぐ逃げてしまうシャイな奴です。モンガラドオシも水玉イロイザリの辺りをうろちょろしております。又正面の際25m付近ボブサンウミウシニセイガグリウミウシなどがみられました。落っこちそうな岩のすぐ下には30cmくらいのネコザメがいたそうです。浅場ではタカベの子?がけっこうな数で群れており春を感じさせてくれます。ケイカイへいったスクーター組はくエ、ヒゲダイ、ドチザメなど大物三昧の海を満喫してきた模様です。だったそうです。さて明日はいつもの週末の通りあまり天気はよくないみたいです。でも日曜には回復するみたいなのでちょっと安心しています。(担当 荻島)


 2003年04月12日(土)
天 候 曇り後雨 ポイント:秋の浜 水 温 14℃〜16℃
風 向 き 南西7m 透 明 度 13m〜18m
気 温 (最高:最低) 19℃:13℃ 波 高  2,5m 
日中の降水確率  60% 流 れ 無し
満潮:干潮 (若潮) 13:18  08:41
 お天気は予報どおり雨になってしまいましたが、秋の浜はベタ凪ぎで透明度も良く、まずまずのコンディションでした。今日は殆どのゲストの方が、”水玉イザリコース””正面際コース”を潜られました。やはりキュートな水玉ちゃんは人気が高いですね。しかし同じ岩に一月以上居るのですが、退屈しないのでしょうか?取り合えず小さいので餌には事欠かないと思いますが、何時まで居てくれるのでしょう?体色が変わってくるまで観察できると面白いですね。でも、体色が変わってしまったら、可愛くなくなるのかな?それは困りますね・・・。さて正面では、相変わらずマダラハナダイが人気です。近くにはアサヒハナゴイの子供も居て、人気を二部してる感もあります。このラインでは、ホシベニサンゴガニアヤトリカクレエビ・イソコンペイトウガニ等も観察され、甲殻類ファンにも見逃せないと思います。このところ、ギンポの仲間達も赤や黄が出現し、浅場に戻って来てからのお楽しみになっています。又、暫く独身だったヌマコ(ハナタツの♀)に、どうやら男が出来たかも知れません。今まで見掛けなかった非弁の沢山付いた赤い♂が近くに現れました。ヌマコと比べると一寸小振りなのですが、”ノミの夫婦”(こんな事言っても判らない・・・?)誕生かも知れませんね。水曜日にミミイカの卵を確認したのですが、7粒のまま一向に増える気配がありません。ミミイカは計7個体以上居るのですが、毎回々覗かれるので警戒しているのでしょうか?しかし覗かないと変化が観察出来ないし・・・困ったものです。(苦笑)
(担当 柳場)


 2003年04月13日(日)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜17℃
風 向 き 南南西7m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 22℃:12℃ 波 高  2,5m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 14:35   09:10 
 Tシャツで過ごせる程、とても暖かな一日でした。秋の浜も昨日に引き続き、最高のコンディションです。海況の心配をせずに過ごせた週末は、一体何ヶ月振りでしょう・・・?さて今日は、右のゴロタからハゼ地帯に降りて正面を上がってきました。ハゼ地帯では久し振りにヒレナガネジリンボウミナミダテハゼを確認しました。昨日はヤシャハゼも出ていたそうですが、水温が高目なので、共生ハゼも一寸一息と言ったところでしょうか。相変わらず中層にはアオリイカが沢山群れています。♂と思われる個体は50cm以上に成長し、近付くとかなり迫力が有ります。あと数週間程で繁殖シーズンに入るので、産卵場所を探しているのかも知れませんね。昨日ヌマコの所に現れたハナタツ♂は、やはりフェロモンに引き寄せられて来たようです。(笑)早朝観察に行った A・I/M・K 嬢達によると、かなり激しく求愛行動を繰り広げていたそうです。私が観察した日中も人目憚る事無く、二匹で仲良く絡みつきベタベタしていました。もしかすると、数日中に産卵行動が行われるかも知れません。今日この他に観察されたものをご紹介します。コケギンポSP・ガラスハゼ・オニハゼ・ハワイトラギス・ヒメダテハゼ・ベニイザリウオ・トウシマコケギンポ・イレズミハゼ・ノコギリヨウジ・カエルウオ・テングダイ・ホウキハタ・タカベの群れ・クダゴンベ・アサヒハナゴイ・トサヤッコ・クレナイイトヒキベラ・タツノイトコ・イズカサゴ・イワアナコケギンポ・キラキラハゼ近似種・マダラハナダイyg・サクラダイyg・ムスメベラ・ヤマシロベラ・ダイナンウミヘビ・イズヒメエイ・フトスジイレズミハゼ・ホソウバウオ・ヤリイトヒキベラyg・アカエイ・ウミテング2匹・カイワリyg・ヘビギンポSP・ミスジスズメダイ・アヤメカサゴ・ジョーフィッシュ・スケロクウミタケハゼ・ミミイカとその卵・サメジマオトメウミウシ・ミレニアムマツカサウミウシ・アオウミウシ・ハナミドリガイ・ミドリアマモウミウシ・オオエラキヌハダウミウシ・メリベウミウシ・オキウミウシの仲間・キモガニ・アナモリチュウコシオリエビ・ヨツバネジレカニダマシ・クシノハカクレエビ・コワタクズガニ・アヤトリカクレエビ・ナカソネカニダマシ・ホシベニサンゴガニ・ミズヒキガニ・オルトマンワラエビ・ウミカラマツエビ・マルハナシャコ・イソコンペイトウガニ等など・・・・・。
(担当 柳場)