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2003年03月 第 4週(24日〜30日迄)
| 2003年03月24日(月) | ||||
| 天 候 | 薄曇 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 15℃〜16℃ |
| 風 向 き | 西南西7m | 透 明 度 | 8m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 17℃:8℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(小潮) | 07:45 | 15:05 |
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今日は、南風が吹き静かな秋の浜になりました。なぜか透明度が少し落ちてきました。春濁りにしてはちょっと早い様な気がするのですが・・・ 左の砂地ではケイウウミウシに似たオオミノウミウシ科の仲間がいたそうです。残念な事に名前は分かりませんでした。そのそばには、ウミテングが3匹。今日は3匹ともバラバラになっていました。久しぶりに田中マサキの岩にソウシが入っていました。昨日まで右のゴロタにいた個体と同じ個体です。100m以上の距離はあるのですが、昨夜の内に移動したのですね。イロイザリウオは同じ岩に2匹着いていたそうです。今日のお魚はボラです。日本にボラはちゃんと和名の付いているもので15種います。その内温帯に生息するとされているものは7種程です。川で大量発生したボラがニュースで取り上げられていますが、殆どの種類が淡水でも海水でも暮らす事が出来ます。今日、野田浜で40cmサイズのボラの大群に会いました。数十匹のボラが砂地で餌を漁っていました。ボラと言えどもあれだけ数がいるとその迫力は凄いものです。ボラの大群と言えば秋のボラ壁をイメージしていまいますが、この時期でもあんなに群れる事があるんですね。この文章を書くにあたってちょっとボラについて調べたのですが、こんなに数がいるものなのかと驚きました。大島にいるのははたしてTHE ボラなのか??それとも!!そして一体何種類のボラがいるのでしょう?? いつかボラもじっくり調べてみたいと思います。 |
| 2003年03月25日(火) | ||||
| 天 候 | 雨 | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 15℃〜16℃ |
| 風 向 き | 北北東4m | 透 明 度 | 7m〜12m | |
| 気 温 (最高:最低) | 14℃:8℃ | 波 高 | 2,5 m | |
| 日中の降水確率 | 50 % | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮(小潮) | 08:11 | 16:25 |
| 今日は大雨の一日になりました。透明度が落ちた事と陸上の暗さが重なり、まるでナイトダイビングの様でした。今日は正面と左の砂地に行ってきました。星野さんがグレーのイロイザリウオを発見しました。昔、アラジン君と呼んでいた個体と同じ色です。ツキノワイトヒキベラ・クレナイイトヒキベラ・ヤリイトヒキベラyg等も元気でした。クジャクベラもかなり大きな♀が見られます。このまま水温が上がってくれば♂の姿も期待出来るかもしれませんね。左の砂地ではウミテング・イズヒメエイ・ネコザメの赤ちゃん等が見られました。今日のお魚はイボオコゼです。大島初確認の魚であると思います。お客さんに教えていただいたのですが、一瞬カゴシマオコゼかと思ってしまいました。カゴシマは過去に一度だけ見た事があるのでてっきりそう思ってしまいました。しかし、図鑑で調べたところどうやらイボオコゼの方だったみたいです。分布域的には大島にいても全くおかしくない魚のようです。動きは非常にとろく、ツマジロオコゼに似たよう動き方です。ただ体高が非常に低く、尾鰭がまるで何かにかじられてしまっているかのように変な形に見えました。閉じていたせいもあって背鰭と繋がっているように見えたからでしょう。明日も同じところにいてくれるといいのですが・・・ お客さんの持っていたデジカメ画像があったおかげで同定することが出来ました。いや〜デジカメって素晴らしいですね!! (担当 有馬) |
| 2003年03月26日(水) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 15℃〜16℃ |
| 風 向 き | 南西5m | 透 明 度 | 15m〜18m | |
| 気 温 (最高:最低) | 17℃:9℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (小潮) | 08:47 | 18:28 |
| 晴れと曇りの日が交互にやってくるような、可笑しなお天気が続いています。と言う訳で、今日はとても良いお天気に恵まれました。海も凪いで何処も素晴らしいコンディションでした。さて今日は”右のトサカ林”から”左砂地際”へと潜ってきました。三色トサカのクダゴンベは二匹とも健在でした。3年程前にムラサキのヤギに付いていた個体と同じだとすると、倍位の大きさに成長しています。”30mの岩”には、相変わらずアナモリチュウコシオリエビやチビハナダイが付いています。昨日有馬チームのお客様が見つけたイボオコゼは、残念な事に消えてしまいました。しかしその近くで再びCerberilla affinis(ケイウウミウシの仲間)が出現しました。まるでパイプウニの様な太いミノを持ったウミウシで、凄いスピードで砂地を移動していました。更に有馬は、そのウミウシが砂に潜って行く所を目撃したそうです。(一応砂地に頭から潜り込んでいくシーンはビデオに入りましたので、機会があったら見てくださいね。)砂地からゴロタに入った所では、イイジマフクロウニに大きなゼブラガニが付いていました。甲長2cm程、足先まで入れると4cm近く有り、思わず「おおおぉぉ〜!!」と叫んでしまいました。 (担当 柳場) |
| 2003年03月27日(木) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 15℃〜15℃ |
| 風 向 き | 南南西7m | 透 明 度 | 8m〜10m | |
| 気 温 (最高:最低) | 18℃:19℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | ||
| 満潮:干潮 (長潮) | 10:50 | 07:53 |
| ヒュバーパイバー(フィンランド:こんにちは)暖かい日が続いています。おかげでエキジット後も寒さに震えるということがなく快適です。今日の秋の浜は透明度が下がってきましたがうねりもなくなりベタ凪状態です。さてさて今日は正面の際をおかわりしてきました。ちょっと?深いのですが婚姻色?をだしておりメチャクチャ派手(昔の山本寛斎よりも)なマダラハナダイの成魚をみてきました。一瞬、マダラハナダイ?と思うくらい毒どくしい色をしています。正面の根の上のトサカにはイソコンペイトウガニと赤みがかったキレイなスケロクウミタケハゼ(4cmと2cm)がついておりトサカの周辺にはアオサハギがうろちょろしています。浅場でのおすすめはイバラカンザシにはさまれてる黄緑っぽい色をしたトウシマコケギンポやヒラミルの上をあるいているタカラコゴメガイ、段落ちのベンケイハゼなどなど・・・・段落ちのベンケイハゼはよくタカノハダイをクリーニングしています。遠くからそっとよっていくと2匹でタカノハダイの両側面をクリーニングしているところを観察できます。なかなかおもしろいですよ〜(担当 荻島) |
| 2003年03月28日(金) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:/秋の浜 | 水 温 | 14℃〜15℃ |
| 風 向 き | 南西4m | 透 明 度 | 8m〜10m | |
| 気 温 (最高:最低) | 16℃:9℃ | 波 高 | 3m | |
| 日中の降水確率 | 10 % | 流 れ | なし | |
| 満潮:干潮 (若潮) | 14:11 | 08:57 |
| 今日もとても暖かい1日です。しかしながら透明度も水温もおちてきてしまいました・・・おまけに午前中は北東の風が吹いており昨日のベタ凪の海から一転、そこそこのうねりがはいっていました。さてさて今日は正面に際から左の砂地へいってきました。暗かったせいもありますが各種ベラ類の数が減った来たように思われます。でもまだクジャク、ヤリイトヒキ?、ツキノワイトヒキなど見ることができます。他の魚たちはシマヒメヤマノカミ、トサヤッコ♀、チビハナダイ、カシワハナダイなどが観察できます。またレンテンヤッコのチビ(みんなとてもシャイ)をよく見かけます。左の砂地でモンガラドオシを久々に確認しました。顔だけだしていたのですが私に気づき顔を引っ込めてしまったのでハナアナゴをだす勢いで砂をえぐってみたところすでにその場所には姿、形もありませんでした。失敗したぁと思っていたところそこから2m先くらいの砂地がゴニョゴニョ動いているのでこんなところに逃げてると思い動いている砂地の辺りを手で払ってみるとものすごい勢いで砂地からとびでてきました。あまり砂地深くもぐらないのでしょうか?それとも砂泥底で生活をする魚なので秋の浜の砂は重すぎたのでしょうか?砂地に潜る魚をみたら砂地の周辺を見渡すと結構おもしろいかも!!明日はまた北東の風が吹くらしい・・・ちなみに波の高さは2mという予報です。GW、5月3日からの宿泊の予約がタイトになってきています。予定されている方は早めにご予約をいだだければ幸いです。(担当 荻島) |
| 2003年03月29日(土) | ||||
| 天 候 | 曇り後雨 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 14℃〜15℃ |
| 風 向 き | 北東6m | 透 明 度 | 8m〜10m | |
| 気 温 (最高:最低) | 12℃:6℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 15:10 | 09:32 |
| 昨日と比べると数倍肌寒く、ドンよりしたお天気になってしまいました。秋の浜も相変わらず透明度が悪く、水中も暗く感じました。今日も”右のゴロタ”から”正面〜際”と潜ってきました。右ゴロタでは真新しいネコザメの卵を3個確認しました。まるで水で戻した昆布の様にツルツルで、殆ど同じ岩の隙間に挟まっていました。本によると『一回に2個づつ産む』とあるのですが、一度に3個産む事もあるのでしょうか?正面では、久しぶりにヘリシロウツボを確認しました。このウツボは基本的に水深30以深に生息し、あまりダイバーの目に触れる事が無い珍しい種類です。10年ほど前初めて見た時にはまだ名前が判らず、皆で大騒ぎした思い出が有ります。”オハギの岩”の下で、お客様がマスダオコゼを見つけたそうです。このオコゼも海藻の陰等に居る事が多く、あまり目に付かない稀少な種類です。ハナタツのヌマコの近くでは、オレンジベニイザリウオも確認されました。浅場のゴロタの下では、キマダラハゼやキンチャクガニが観察されます。水温が低いせいか?一時期に比べキンチャクガニは動きが鈍く、とても写真が撮りやすいです。 (担当 柳場) |
| 2003年03月30日(日) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 14℃〜15℃ |
| 風 向 き | 西南西5m | 透 明 度 | 8m〜10m | |
| 気 温 (最高:最低) | 17℃:8℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 15:50 | 10:03 |
| お天気は回復しましたが、水温は低く透視度も良くありません。プヨプヨした浮遊物が漂う春濁りとは少し違うような気がしますが、困ったものです。今日も”右ゴロタ”から”アサヒの根”へと回ってきました。右ゴロタでは先日と同じ場所で、前回と同じソウシイザリウオを確認しました。移動して居なくなっても又同じ場所に戻って来ると言う事は、やはり此処もお気に入りの”ひとつ”なのでしょうね。アサヒの根には、小振りのイサキが沢山群れていました。又、シラコダイも100匹近くが数グループに分かれ群れていました。際のベラ達はかなり少なくなってきました。3月の始めには山ほど居て、ツキノワやクジャクの♂が観察できるかと期待したのですが、今日はクジャクは1個体も確認できませんでした。ツキノワも居たらしいのですが、私は確認できませんでした。ベラ達が見えないとガレ場がとても寂しいですね。正面のウミトサカにイソコンペイトウガニが付いています。その向かい側にはオレンジのベニイザリウオが付いていました。何気にベニイザリウオは数が多く、今日は1DIVEで5個体確認できました。繁殖シーズンを迎える前ですが、そろそろ追跡調査を始めなければと思っています。この所、水深15m付近のゴロタ地帯がホソジュズモという海藻に覆われ、グリーンの草原の様です。名前から想像できるように、細い糸が絡み合った様なちょっと変わった海藻です。昨年ミミイカを観察していた穴に、今年も数個体が潜んでいます。まだ産卵は始まってないので、これからが楽しみです。 (担当 柳場) |