過去のログ

HOMEに戻る → 今日の海へ戻る → 2002過去ログmain 前の週を見る 次の週を見る

2003年03月 第 1週( 3日〜 9日迄)

 2003年03月03日(月)
天 候 曇り ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜17℃
風 向 き 南々西14m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 16℃: 6℃ 波 高  4m⇒6m
日中の降水確率     50% 流 れ 無し
満潮:干潮(大潮) 17:05 11:26
 昼過ぎから猛烈な南風が吹き始め、歩くのが辛いほどでした。元町港は桟橋まで完全に波が被り、台風の様な雰囲気です。お陰で?秋の浜はベタ凪ぎ・・・・多少水温は落ちたものの、なかなかのコンディションでした。今日は”正面〜際”をゆっくりと回ってきました。水深35付近に沢山群れていたベラ達(クジャクベラ・ツキノワイトヒキベラ・ヤマシロベラ・クレナイイトヒキベラ 等々)が少し減ってきた様に感じました。ここ暫く水温が高いので、元気な筈なのですが?暗めだったので隠れてただけでしょうか?ちょっと気になります。水深23m付近に綺麗なウミウシが居ます。週末に有馬が見つけたのですが、まだ和名も無いらしく日本の図鑑には見当たりません。洋書(ウミウシ図鑑)に載っているChromodoris geminus が、一番似ているのですが・・・他にも似た様なのが数種類いて、なかなか見分けるのが難しいです。昨年繁殖を観察していたハナタツの♀(ヌマコ)に、また体色の変化が見られます。ここ暫くは黄色に近かったのですが、今日見ると白っぽく(まだグレーに近い?)なっていました。昨年初めて観察された時も白みが強かったので、元の色に戻ったようです。自然の中で、1年近く同一個体を観察できるチャンスは滅多に無いので今まで気付きませんでしたが、四季の移り変わりと共にかなり体色変化があるんですね。因みにこのハナタツは、白・グレー・黄色・赤茶・黄色、そして今回白へと変化しています。今年も同じ場所で又♂と出会い、繁殖をしてくれると良いのですが・・・。浅場に居る何時ものカサゴも、相変わらず腹ボテ状態です。是非、出産に立ち会って見たいものです。・・・無理かなぁ〜〜〜。(ちょっと弱気)


 2003年03月04日(火)
天 候 曇り ポイント:/秋の浜 水 温 17℃
風 向 き 北東3m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 10℃:3℃ 波 高 4、0 m
日中の降水確率 10 % 流 れ なし
満潮:干潮(大潮) 17:38 11:56
 昨日に吹き荒れた南風のせいで、西側の海は夕方になっても大きなうねりが入ってきていました。しかし、風向きは北東・・・ 秋の浜にも時折嫌らしい波が入っていました。 今日は正面左の砂地に行ってきました。甲殻類が多く、イソコンペイトウガニ・アカホシカクレエビ・ホシベニサンゴガニ・クリアクリーナーシュリンプ・ムチカラマツエビ・ナマコマルガザミ等がいました。先日見つけた綺麗なウミウシ(geminus)は今日も同じ場所にいました。小さい貝殻に乗っているのですが一体ここで何を食べているのでしょう??砂地のウミテングは相変わらず元気でいます。最近、ザラカイメンの近くでチビハナダイをよく見ます。1度見つけるとしばらくは同じカイメンにいてくれる事が多いです。カイメンに付いている時はあまり動かないので撮影しやすいですよ。今日のお魚メシマウバウオです。大きくなっても2cm程のこのウバウオは大島ではあまり見られることは多くありません。3月に見られるくらいですから、大島で繁殖しているのではないのかと思います。しかし、これからの時期、浅場で観察されることが多くなります。この魚、実は他の魚の卵が大好物らしくヒメギンポやヘビギンポが産卵するシーズンに合わせて目撃されます。たいてい見るのはヒメギンポやヘビギンポが産卵しているそのすぐそばで、多分産みたての卵を捕食していると思われます。産みたてでなくてもギンポが産卵していた場所に数日後に現れたりします。一生懸命産んだ卵をそばから食べていくなんてなんて魚なんでしょう!!しかし、潰れた鼻先と可愛い目、実に憎めない愛嬌のある顔をしています。余談ですが、メシマウバウオ 眼縞ウバウオかと思っていたら女島ウバウオ(長崎県 男女群島の女島)だった様です。図鑑はよく読んでみるものですね。
(担当 有馬)


 2003年03月05日(水)
天 候 晴れ ポイント:/ 水 温 16℃〜16℃
風 向 き 北北東m 透 明 度 12m〜16m
気 温 (最高:最低) 9℃:6℃ 波 高 2.5 m
日中の降水確率  10% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 06:27 12:25
ランナニム(チューク:こんにちわ)今日は予想に反し北東の風が吹いており秋の浜は水深10mくらいまでは底揺れが気になる程度のうねりがはいっていたいました。今日は右方面にいってきました。相変わらず群れが多くワイドな海を楽しめます。イサキのチビ、ネンブツダイ、ムツ、タカベ、少し足を伸ばせばテングダイも群れて?いますよ〜小物も新しい発見はなかったのですがレギュラー陣はまだ元気にしています。お勧めはアサヒハナゴイです。わりと近づけますしひっこんでもすぐ出てきてくれるサービス精神旺盛な奴です。 正面の際にはかなりシャイなアカハラヤッコのチビがうろちょろしているのをみかけます。まだ頑張っているんですね〜それとも黒潮が近かったので最近流れてきたのでしょうか?まだまだ何か流れついてくれればいいのですが。香奈さんは正面の際の27mくらいのところでエムラミノウミウシを確認したそうです。ナイトではわりと浅いところで見かけるのですが大島では昼間はあまりみかけないウミウシです。明日からも北東の風が吹き続けるそうです。ちょっと憂鬱です・・・担当 荻島


 2003年03月06日(木)
天 候 ポイント:/秋の浜 水 温 16℃
風 向 き 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 9℃:2℃ 波 高 2,5 m
日中の降水確率 70 % 流 れ なし
満潮:干潮 中潮) 06:46 12:54
 北東の風が続き今日も荒れた海になりました。しかし、透明度は良くイサキ・タカベ・アオリイカ等の群れはよく見えました。今日は正面の際にいってきました。暗いせいかマダラのチビは出ていませんでしたが、アサヒハナゴイのチビは今日も同じ場所にいました。アヤトリカクレエビ・シンイボテガニはセットで見ることが出来ます。その他トゲトサカテッポウエビ・ムチカラマツエビ等の定番も元気でした。クレナイイトヒキベラとヤリイトヒキベラのygは、今日はすごくサービスが良く隠れることも無くじっくり観察出来ました。ニュースと言えば水玉のイロイザリウオが出現しました。大きさ1,5cm位で白地に黄色の水玉だそうです。週末まで是非、居ていただきたいものです。浅場のイロイザリウオ(黒&オレンジ)も健在です。次こそは黄色が出てくれると嬉しいのですが・・・ 今日のお魚ハリセンボンです。今日、4匹ものハリセンボンに出会いました。珍しい魚では無いのですが、4匹も1ダイブで出会うとつい書きたくなってしまいます。ハリセンボンと言えば、外敵に襲われた時、大量の水を飲むことにより体を大きく膨らませます。それにより体にある針を立てるのです。実際、千本も針は無く数百本程です。昼間はダイバーを見ると脱兎の如く逃げていくものの、ナイトでは寝ぼけてフラフラとライトにぶつかって来たりします。いくら近くに寄って来るからといっても、絶対に口に指は入れないほうがいいですよ〜歯は凄く鋭くグローブ位じゃなんの役にも立ちません。最近ニュースで中部日本を中心に大量発生したハリセンボンが定置網等を傷つけ漁業に大きなダメージを与えているというのをやっていました。大島ではそういった被害は今のところ無いようですが、何百匹のハリセンボンが入っている定置網なんて想像するだけでも鳥肌が立ちますね〜 いくら可愛いといってもその数じゃ・・・ ハリセンボン毒を持つ部分を取り除くと身はほんの一握りしかないそうです。そんなちょっとじゃいっぱい取れても商売になりませんよね。被害を受けている方の事を思うと本当に気の毒です。
 (担当 有馬)


 2003年03月07日(金)
天 候 大雨 ポイント:/秋の浜 水 温 16℃
風 向 き 東北東5m 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 12℃:6℃ 波 高 3,0 m
日中の降水確率 60 % 流 れ あり
満潮:干潮 (中潮) 07:04 13:23
 毎日書いていますが、今日も荒れた海になりました。ENの時は東よりだった風がEXの頃には北東に変わり、左の梯子の下では時折、真っ白で何も見えなくなったりしました。しかし、水中は思ったよりサージは無く水深15m程ではあまり揺れを感じませんでした。昨日発見された水玉イロイザリウオを見に行きました。昨日聞いた説明通りの場所に着いていました。あまり人が行かなそうな所なので、しばらく楽しめそうです。他にはカスザメ・ウミテング・タツノイトコ等もいましたが、暗いせいかはっきり言って魚は少なく感じました。段落ちではハナタツのヌマコがうねりに負けじと必死にイソバナにしがみついていました。最近マイブームのフトスジイレズミハゼもライトを当てるとすぐに逃げてしまい、今日はほとんど姿が見えずがっかりでした。今日のお魚ホシテンスです。ご存知の方も多いと思いますが、今まで我々がテンスのygだと思っていた魚は全てホシテンスのygという事が判明しました。目から鰓蓋に向かって伸びる2本の斜め線が特徴です。では、テンスの幼魚は?というとダイバーがお目にかかるのは珍しいと言われるほどのレアな魚になってしましました。ほぼ1年通して大島で見る事に出来るホシテンスは図鑑などではテンスよりも南方系であるとされています。はたしてどうなのでしょうか?確かに私は今まで1度しか成魚を見た事がありません。成魚が多くいないという事はもしかして本当に南方系なのではとも考えてしまいます。この成魚を初めて大島で見た時はイラ顔嫌いの私もついつい喜んでしまいました。危険が迫ると砂に潜るホシテンス、何度やっても掘り出せないのはどうしてでしょう??砂の中も泳げるのでしょうかね?
(担当 有馬)


 2003年03月08日(土)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜℃
風 向 き 南風2m 透 明 度 18m〜20m
気 温 (最高:最低) 15℃:6℃ 波 高  4m 
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 07:23  13:52
 朝から気持ちの良い青空が広がりました。秋の浜は、まだ多少ウネリが残っていましたが、明るく澄んだ海で、とても気持ちが良かったです。ゆったりと中層に浮かんでいるだけで幸せを感じられる海って、ホント!良いですね〜。今日は左砂地から正面ガレバを上がってきました。左砂地には60cm程のカスザメが2個体、15cm程のカナド、50cm位有りそうなイズカサゴ等が居ました。小さな転石地帯には、あちらこちらにメイチダイの若魚が3〜4匹づつ固まっています。又、同じサイズのマダイ若魚もよく目に付きます。正面では、久し振りにアカオビコテグリを確認しました。大きさ(5cm)からすると、昨年産まれた個体のようです。この所正面や際で、ウミトサカミドリイシ類の小さなサイズが良く目に付きます。ミドリイシの仲間はまだ10cm足らずですが、ポリプの色も生き々としていて、成長が楽しみです。楽しみと言えば、正面の際に60cm程に成長したエナガトゲトサカが有ります。小さいながら、スクッと立ち上がった姿は、凛々しくもあり、傍を通る度に「大きく育てよ〜」と声を掛けていました。今日見ると枝の所に何かが巻き付いています。始めは、ヒラムシ???と思ったのですが、何と!それはウスアカイソギンチャクでした。イソギンチャクに巻きつかれた枝先?(ポリプ)は、まるで壊死したように色が悪く千切れかかっていました。海の中では魚のみならず、様々な生物が生きる為にしのぎを削っているのですね。仕方が無い事とは言え、楽しみにしていたウミトサカが傷付いてしまい、ちょっと残念です。
(担当 柳場)


 2003年03月09日(日)
天 候 曇り後晴れ ポイント:秋の浜 水 温 15℃〜16℃
風 向 き 北北東4m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 11℃:7℃ 波 高  3m
日中の降水確率  20% 流 れ 無し
満潮:干潮 (小潮) 07:43   14:25 
 朝のうちは曇り空で、おまけに秋の浜は大荒れ!!梯子5〜6段海面が上下し、時折滝のように海水がパイプの所を流れ落ちる状態でした。しかし、水中は思いの他影響が少なく、少し沖に出ると殆どサージも感じませんでした。又、左梯子の下は、例の如く水面で砕けた波が雲の様に頭上を覆いますが、安全停止中?(減圧停止?)に物探しができる程度の揺れで済みました。さてそんな中、今日は今話題のミズタマイロイザリ(BBSにお客様の写真をアップ)を確認に行ってきました。しかし、その場に着いて・・・「良くまぁこんな所で、こんな物(1,5cm程)を見つけたなぁ〜。」と、大沼氏の行動範囲の広さと眼力に、ホトホト感心してしまいました。以前、私も右ゴロタ斜面でこのタイプを見つけた事が有り、その時は、たまたま居合わせた某水中カメラマンがとても気に入ってくれました。5〜6年前の出来事だったので、久し振りに同じタイプと対面しとても懐かしく感じました。この所、水深20〜25m付近にコガネスズメダイシラコダイがグチャ〜っと群れています。大島では特に珍しくない魚ですが、数百匹が混泳していると、中々見応えがあります。”段落ち”の沖のサンゴに、テンクロスジギンポが2個体住み着いています。黄緑色に赤みがかったポリプがとても映えるサンゴに住んでいて、絶好の被写体になりそうです。有馬情報で、右ゴロタ斜面にソウシイザリウオ(40cm位)が居たそうです。
(担当 柳場) 《昨日、大沼氏の写真を更新しました。是非ご覧になって下さいね。》