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2002年12月 第 1週(02日〜08日迄)

 2002年12月02日(月)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 17℃〜18℃
風 向 き 東北東3m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 12℃:09℃ 波 高  2,0m
日中の降水確率     10% 流 れ 少々
満潮:干潮(中潮) 15:00 09:10
 朝のうちは北風が吹いていましたが、徐々に和らぎ、秋の浜は中々良いコンディションでした。相変わらず透明度も良く、多少水温も高い様な気がしました。今日は、明日から3日間大島を留守にするので、一通りの出物に挨拶をしてきました。特に白イロイザリ黄クマドリには念入りに挨拶をして、「帰ってくるまでしっかり残っている様に・・・」と、言い聞かせてきました。(笑)
 (この先、有馬情報⇒)左砂地のムチカラマツに付いているガラスハゼが、ポリプの削り取られている所に腹部をチョンチョンと当てる様な見慣れない行動を取っていました。「オオッ!!産卵か〜?」と思ったのですが、その場では卵が小さすぎて判らず、後でカメラを持っているお客さんに聞いたところ、レンズ越しには卵の産み付けがはっきり確認できたそうです。又、クマノミ岩の近くでは、ササノハベラが真昼間から数匹の♀を相手に放精放卵していたそうです。多くの魚達が夕暮れから繁殖行動に入る場合が多いのですが、彼らはホンソメ等と同様昼間からなんですね〜。
 さて、そろそろヒメギンポの繁殖シーズンがやってきます。またオビアナハゼ等の産卵もこれからです。カサゴのハッチアウトももうじき始まるでしょう。昨シーズン見逃したシーンを今年は是非押さえたいものです。水温が下がり徐々に生物は減ってきますが、冬ならではの出物も有り、海の中の興味の対象は一向に無くなりません。と言う訳で、大島を出るのもちょっと後ろ髪を引かれますが(3日間なのに大袈裟?)、社員研修で留守にします。スタッフログも止む終えずお休みしますので、よろしくお願い致します。
(担当 柳場)


 2002年12月03日(火) クローズ
天 候 ポイント:/ 水 温 ℃〜℃
風 向 き 透 明 度 m〜m
気 温 (最高:最低) ℃:℃ 波 高  m
日中の降水確率  % 流 れ
満潮:干潮(大潮) 15:34 09:57
 


 2002年12月04日(水) クローズ
天 候 ポイント:/ 水 温 ℃〜℃
風 向 き 透 明 度 m〜m
気 温 (最高:最低) ℃:℃ 波 高  m
日中の降水確率  % 流 れ
満潮:干潮 (大潮) 16:08 10:41
 


 2002年12月05日(木) クローズ
天 候 ポイント:/ 水 温 ℃〜℃
風 向 き 透 明 度 m〜m
気 温 (最高:最低) ℃:℃ 波 高  m
日中の降水確率  % 流 れ
満潮:干潮 (大潮) 16:42 11:23
 


 2002年12月06日(金)
天 候 曇り ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜17℃
風 向 き 東北東7m 透 明 度 20m〜22m
気 温 (最高:最低) 13℃:8℃ 波 高  2,5m
日中の降水確率  10% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 06:47 12:03
 3日振りに大島に戻ってきました。知らない所は新鮮で楽しいのですが、やはり自分のフィールドは落ち着きますね。いつもの中間達に逢うと、ホッ!!とします。さて久々の秋の浜、(と言っても空いたのは3日間だけですが・・・)水温は又少し下がってしまい冷たかったですが、透明度はメチャ良かったです。今日は、”右のゴロタ斜面”から”正面”をゆっくり潜ってきました。ネコザメの卵は、殆ど全てが何時でもハッチアウトできる状態でした。しかし中の子ネコザメは、まだ少し出る為の心の準備?が必要なようです。(笑) 冷たい潮にも関わらず、正面のオグロ・クジャク・ツキノワ・クレナイ等、ベラの子供達は皆元気でした。コガラシエビもしっかり3個体残っています。近くには相変わらず1cm程のアマミスズメダイニシキフウライウオ♂・タテジマヤッコ・カミソリウオ♂♀も健在でした。クマドリイザリウオは10m以上場所が動いていて、ちょっとドッキリ!しましたが・・・・・。先週末発見されたライチちゃん(白いイロイザリウオ baby)は、残念ながら姿が見えませんでした。今年の春先、出産を見逃してしまったカサゴの♀が、前回と同じ岩の下で佇んでいました。もしや?と思いお腹を覗き込むと、案の定プックリ膨らんでいました。これからの観察が楽しみです。 
(担当 柳場)


 2002年12月07日(土)
天 候 ポイント:秋の浜 水 温 18℃〜19℃
風 向 き 北東7m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低)  9℃:8℃ 波 高  2,5m 
日中の降水確率  60% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 07:32  12:42
 雨降りの肌寒い一日でした。気温と海水温の差が10℃以上も有るので、波打ち際に立っているだけでモワァ〜っと周辺が暖かく感じられました。今日も正面をゆっくり潜ってきました。水温が高い為か?ベラの子供や他の魚達も、昨日より数倍多く感じられました。水深28m付近では、シテンヤッコチャイロヤッコも、ゴロタの影から出たり入ったりしていました。浅場に戻って来てフト!岩陰を見ると、イトフエフキが可笑しな動きをしていました。近付いて更に良く見ると、口先からはタコの足が出ていました。一生懸命飲み込もうとするのですが、まだ捕らえられたばかりらしくタコは墨を吐いたり口先に絡みついたりと大暴れ、イトフエフキは吸盤で吸い付かれるのが嫌なのか?何度も岩肌に口先を擦り付けていました。結局、何回か咥え直しながら数分でタコは飲み込まれてしまったのですが、きっとお腹の中でも暫く暴れてたのでしょうね。この他に今日スタッフが確認したものです。ヘラルドコガネヤッコ・レンテンヤッコ・フエヤッコ・ゴマチョウ・ミゾレチョウ・トゲチョウ・クビアカハゼ・ミナミダテハゼ・ダンダラダテハゼ・ヤノダテハゼ・ヒレナガネジリンボウ・ヤセアマダイ・コクテンベンケイハゼ・ベンケイハゼ・オシャレカクレエビ・オルトマンワラエビ・イソギンチャクモエビ・カザリギンチャクエビ・イソギンチャクエビ・ホシベニサンゴガニ・クシノハカクレエビ・イズカサゴ・ツキノワイトヒキベラ・クジャクベラ・オグロベラ・ニラミアマダイ・モンハナシャコ・カミソリウオ♂♀・コガラシエビ・タテジマヤッコ・クマドリイザリウオ・フクイカムリ・ベニイザリウオ・イソコンペイトウガニ・イサキ群れ・ブリ・ウミテング・タツノイトコ・ワニゴチ・オニゴチ・サツマカサゴ・ツマジロオコゼ・カエルウオ・トウシマコケギンポ・イワアナコケギンポ・アカオビコテグリ・ガラスハゼ・黄コケギンポSP・ウデフリツノザヤウミウシ・ニシキウミウシ・タツナミガイ・ベッコウタマガイ仲間・アカホシカクレエビ・モクズショイ・コヨツバモガニ 等など・・・・・。
(担当 柳場)


 2002年12月08日(
天 候 ポイント:/野田浜・ケイカイ 水 温 20℃
風 向 き 北東6m 透 明 度 20m
気 温 (最高:最低) 7℃:6℃ 波 高  3〜4m
日中の降水確率  60% 流 れ 有り
満潮:干潮 (中潮) 08:15   13:22 
 昨日から吹き続いてるならい(北東の風)のおかげで、秋の浜には大きな波が打ち寄せ、今日は残念ながら秋の浜はクローズになってしまいました。というわけで今日は西側のポイントを2ヵ所潜ってきました。野田浜はメイズウミウシ・シロタエイロウミウシ・ムカデミノウミウシなどのウミウシ達がちょこちょこ顔を出し始めました。アーチに向かう根の上には大きな(約1m)イズヒメエイが横たわっていました。大きいと言えばタカノハハイツに巨大なイシダイが2匹入っていました。体長80cm以上はありそうな大きな個体でした。いつもは穴の奥にいることが多いのですが、今日は入り口近くにいてくれたので真っ黒の大きいな目まではっきりライトを当ててみることが出来ました。ケイカイは結構流れが速く、ゆっくり物を探しながらというわけにはいきませんでしたが、その分ホウライヒメジ・ミヤケスズメダイ・メジナ等が、流れが当たる壁の周りに多く群れ実にケイカイらしい雰囲気をかもし出してくれていました。テングダイコロダイ等の定番はもちろんコガネキュウセン・ブチススキベラなどの死滅回遊魚もまだ元気にいます。EX寸前、水深1、5m位の所でメジナの子供アカエソに尾鰭側からバックリと食べられていました。多少、風が回り込んできていたせいか浅いところは多少揺れて白くなっていたのですが、こんな状況でも獲物を捕まえられるとは、本当にすごいですよね〜エソって、感心してしまいました。明日も今日以上に海が荒れるという予報です。どうにか早くおさまって欲しいものです。(担当 有馬)