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2002年11月 第 2週(04日〜10日迄)

 2002年11月04日(
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 19℃〜20℃
風 向 き 西南西12m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 15℃:10℃ 波 高  4,0m
日中の降水確率     0% 流 れ 無し
満潮:干潮(大潮) 16:15 10:22
 例年この連休は大ナライ(北東の強風)が吹き、ポイント選びに苦慮する事が多かったのですが、今年は秋の浜が問題なく潜れ、シーズンの締めくくりとも言えるこの3連休も、無事に終える事ができました。皆さんも楽しめましたでしょうか?さて、今日は久々に”左飛び根”に行ってきました。しかし結果は・・・・とても寂しかったです。(苦笑)見たものと言えば、ウミエラカニダマシぐらいでしょうか。何時もは、大きなクエが居たり、イサキの群れが根に絡んだり、あまり行かない場所だけにそこそこ雰囲気も変わって面白いのですが、今日はあまりにもガラ〜ンとしていてちょっと拍子抜けしてしまいました。結局早々に引き上げて、左砂地のウミテング地帯に上がってきてしまいました。ウミテングの近くでは、小さなテナガダコが砂地を這っていました。頭の大きさは小指ほどしか無いのですが、足を伸ばすと10cm近くになります。足を揃えて海底を滑る様に移動する様は、大人と同じで、「おおぉ!コウベダルマガレイの真似かぁ?」と思わず語り掛けてしまいました。右の駆け下りでシチセンチョウチョウウオが確認されました。南の島では珍しくないかも知れませんが、私の知る限りでは大島初記録です。以前から観察されていたのですが、クダゴンベの近くでキツネウオSPを見てきました。鮮やかな黄色と、濃い藍色がとても印象的でした。浅場の砂溜まりでは大きなコブカラッパも確認しました。(担当 柳場)


 2002年11月05日(火)
天 候 晴れ ポイント:/秋の浜 水 温 19℃〜20℃
風 向 き 西南西9m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 9℃:14℃ 波 高 4 m
日中の降水確率  0% 流 れ 有り
満潮:干潮(大潮) 16:43 11:03
 連休中に引き続き今日も強い西風が吹きました。という訳で今日も秋の浜は実に快適な海でした!陸上はもうすっかり冬の様な寒さになってしまいましたが、水中はまだまだ秋真っ盛りといった感じです。 今日は正面に行ってきました。正面では流れがかかっていたせいか、キンギョ・スジ・キシマ・フタイロ・カシワ・ケラマなどのハナダイ達が元気に泳ぎまわっていました。右の駆け下りではイサキ・タカベが大群をなして泳ぎ回りそこにブリがアタックをかけています。ブリはまるで手の届きそうな距離まで寄ってくるので、も〜大迫力です!!今日もシチセンチョウチョウウオが確認されました。しばらく居てくれるといいのですが・・・ 先日、少し面白い事に気が付きました。今まで大島でニセクロスジギンポを見た事がなかったのですが(私は)、今右の駆け下りに数匹かたまっているのです。しかも大きさは立派な成魚サイズです。この魚はホンソメワケベラにそっくりな体をしており、唯一違うのは口の位置だけというとてもいやらしい魚なのです。 ホンソメワケベラだと思ってクリーニングしてもらいに来た魚は、気持ちよくなると思って来たにもかかわらずウロコを食べられて痛そうに(本当は痛くないけど)体を震わせ逃げていきます。 そんな光景を遠くから見ていると結構面白いものです。 今までもずっと居たのでしょうがまったく気がつきませんでした。 本当お恥ずかしい話です。 (担当 有馬)


 2002年11月06日(水)
天 候 晴れ ポイント:/秋の浜 水 温 15℃〜19℃
風 向 き 東北東6m 透 明 度 10m〜15m
気 温 (最高:最低) 15℃:8℃ 波 高 2 m
日中の降水確率 0 % 流 れ やや有り
満潮:干潮 (大潮) 17:11 11:41
ボナセーラ。今日はさわやかな秋晴れの清清しい1日だったのですが海のコンディションは今ひとつでした・・・穏やかなのですが水温は低く潮自体も暗めです。午前中はなんと15度だったらしいです・・・まだ11月の初旬なんですけど。早く回復してほしいです。さてさて海の情報なんですがこれといったものはないのですが冷たい潮にも負けず越冬バージョンのヤシャハゼは元気にホバーリングしていました。よく見るとお腹が大きく卵をもっています。結構、近寄れますよ〜写真でみると卵が透けているのがわかります。たくさん繁殖してヤシャハゼだらけになったら面白いんですけど 。しかし共生ハゼは何故オスが先に巣穴に逃げ込むんでしょうね?ハナハゼヒレナガネジリンボウも。オスだけに穴がすきなのはわかりますが!そういえば左の砂地ホソウミヤッコのチビを見かけました。4cmくらいで真っ赤な色でとてもキレイですよ。赤いといえば最近、サンゴトラギスハワイトラギスをよくみかけます。ライトをあててやるととてもフォトジェニックな奴だと思うんですが・・目もくりくりしててカワイイです。ちょろちょろ動く姿も!!(担当 荻島)

 2002年11月07日(木)
天 候 曇り ポイント:/秋の浜 水 温 18℃
風 向 き 北東4m 透 明 度 10m〜15m
気 温 (最高:最低) 14℃:10℃ 波 高  1.5m
日中の降水確率 30 % 流 れ
満潮:干潮 (中潮) 06:48 12:18
 昨日に引き続き水温は低めで、潮はあまりよくありません。午前中から右から左へ強く流れていました。浅場ではキマダラハゼがササノハベラに捕食されるというショックなシーンが目撃されました。それほど個体数も多くないのでとても残念です。右の駆け下り−27mではヒシガニの1.5cmサイズが見られました。普段は砂地に見られるこのカニも、岩の表面被っている細かな砂の上に見られました。最近クシノハカクレエビも小さなサイズが多く見られます。このエビのつくザラカイメンの外側にはセボシウミタケハゼが付き、良い被写体です。あいかわらずタカベイサキの若魚も多く、ブリが捕食に行くシーンも多く見られます。右の30の岩のすぐ上でまだ20cm位のテングダイが9匹群れていました。いつもよりずいぶん手前で群れていました。右の駆け下りも小ものが多くクログチニザ2個体、ヤイトヤッコ、オナガスズメダイ、セナキルリスズメダイ、ニセクロスジギンポもまだ元気に見られています。
(担当 星野)


 2002年11月08日(金)
天 候 雨/晴れ ポイント:/秋の浜 水 温 19℃
風 向 き 南南西7m 透 明 度 10m〜12m
気 温 (最高:最低) 17℃:10℃ 波 高  2.5m
日中の降水確率  60% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 18:06 12:55
 潮のあまり良くない状態が続いています。特に午前中は雨が降っていたせいすごく暗い海でした。そんな中でも一部のハゼ(クビアカ・ヤシャ・ヤノダテ・ミナミダテ)は元気に巣穴から出ていました。右の駆け下りではタカベ・イサキ・ブリが回っています。しかし、いまいちの透明度のせいで、ちょっと見づらいのが残念です。同じく右の駆け下りにはシチセンチョウチョウウオ・クダゴンベ・モンツキハギなどが元気にいます。今日のニュースと言えば体盤幅2m程のマダラエイが、大きな岩の隙間でホンソメワケベラにクリーニングされて気持ちよさそうにしていました。体盤幅は確かに大きいのですが、尾びれが途中でちぎれていてちょっと迫力不足でした。「やはりここまで大きくなるのにはいろいろと苦労があったんだな〜」と水中で考えてしまいました。午前中、正面ではニシキフウライウオの♂カミソリウオの♀がペアになっていたそうです。共にペアを無くし慰めあっていたのでしょうか?もしかしたら雑種が生まれるかも!!な〜んて考えてみたのですが、午後から潜ったスタッフの話ではやはりバラバラになっていたそうです。残念・・・ (担当 有馬)


 2002年11月09日(土)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 18℃〜19℃
風 向 き 西風15m 透 明 度 10m〜13m
気 温 (最高:最低) 17℃:11℃ 波 高  4,0m 
日中の降水確率  0% 流 れ 少々
満潮:干潮 (中潮) 08:31  13:33
 夜半から強風が吹き始め、西側の海は大荒れになってしまいました。昼前には風が落ち、日中は多少快適だったのですが、夕方から又吹き始め、今は遠くでゴー!と言う風の音が聞こえています。と言う訳で、この週末も”秋の浜に全員集合”と言う感じでした。さて海の中は、水温が20℃を割り、お世辞にも透明度が良いとは言えません。しかしそんな中、ツユベラカンムリベラの幼魚が出現しました。共に2〜3cmの可愛い個体です。通常このサイズは秋口に現れる事が多いのですが、随分遅い出現に少し驚きました。これから冬に向かいドンドン水温が下がってきます。一体何時まで生き延びられるのでしょう?気になります。左の梯子のパイプにまたカエルウオが入っています。パイプから親指程の顔を出し、何時もキョロキョロと周囲を見回しています。周辺に危険が無い事を確認するとパイプから出て、菅の周辺に付いている藻を、大きな口を開けてかじり取る様にして食べています。想像以上に大きな口とそのかぶりつく様子には、思わず笑いたくなってしまいます。左の砂地でお腹の大きいタツノイトコを、お客様が確認したそうです。右の砂地では、イズカサゴも出始めました。先日は、カンナツノザヤのHシーンも確認しました。生物層の変化を見ても、冬の海がすぐ其処まで・・・と言う感じですね。これからは、日増しに寒くなってきます。皆さん風などひかない様気をつけましょうね。特に海に行く前は体調を整えて、寒さに負けない様スタミナを付けて来てくださいね〜。 (担当 柳場)


 2002年11月10日(
天 候 晴天 ポイント:秋の浜 水 温 18℃〜19℃
風 向 き 西南西3m 透 明 度 13m〜15m
気 温 (最高:最低) 16℃:11℃ 波 高  4,0m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 中潮) 09:31   14:16 
 爽やかな青空が広がり風も和らいで、とても気持ちの良い一日でした。しかし西側は南からのウネリが入ってきて、今日も殆どのダイバーが秋の浜に集合していました。透明度と水温は相変わらずですが、陽が差し込むので明るく水中も気持ちよかったです。今日は正面と右トサカ林に行ってきました。正面では、2個体目のモンハナシャコを確認しました。また近くのカイメンには、可愛いフクイカムリも付いていました。以前から出ていたのですが、ヘラルドコガネヤッコをやっと確認しました。4cm位の個体ですが、よく見るとうっすら横縞が有ります。ネコザメのbabyが大分成長してきました。卵の口がすでに開く様になって、中で丸まっているのが観察できます。(注: 観察した後は、必ず元の場所にそっと戻しておきましょう。時折とんでもない所に転がっている事が有り、困ってしまいます。)今日はウミトサカに2個体、クダゴンベが付いていました。近くでは蛍光イエローを輝かせながら、キツネウオ属の一種も元気に泳いでいました。上がり掛けに大きなボールの様なウミトサカに寄ったのですが、表面にネッタイミノの子供が乗っていて、とてもフォトジェニックな感じでした。この他にスタッフがお客様にお見せした物です。レンテンヤッコ・タカベの群れ・イサキの群れ・クログチニザ・クジャクベラ・トサヤッコ・ワニゴチ・カンナツノザヤウミウシ・イロイザリウオ・キマダラハゼ・カエルウオ・タナバタウオ・ヒロウミウシ・スミゾメミノウミウシ・ハナタツ・クビアカハゼ・アカスジウミタケハゼ・ミノカサゴ・ガラスハゼ・ツユベラ・コブカラッパ・サツマカサゴ・ツマジロオコゼ・ナンヨウカイワリ・チャイロヤッコ・セホシウミタケハゼ・クロメガネスズメダイ・チビハナダイ・マダイ・コノハガニ・ウミテング・オルトマンワラエビ・コクテンベンケイハゼ・ザラカイメンカクレエビ・サキシマミノウミウシ・シロイソハゼ・ベニイザリウオ・トカラベラ・ホクトベラ・コバンハゼの仲間・スケロクウミタケハゼ・ヤセアマダイ・ホタテウミヘビ・コケギンポSP・イソギンチャクエビ・カンムリベラ・オジロスズメダイ・アカホシカクレエビ・ヒラメ・ヒレナガネジリンボウ・サンゴトラギス・ハワイトラギス・カミソリウオ・イズカサゴ・ミナミダテハゼ・ハチマキダテハゼ・ブリ・シチセンチョウチョウウオ・トサヤッコ・アサヒハナゴイ 等など・・・・・。 (担当 柳場)