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2002年10月 第 4週(21日〜27日迄)

 2002年10月21日(月)
天 候 ポイント:秋の浜 水 温 22℃〜23℃
風 向 き 北東8m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 19℃:16℃ 波 高  3,0m
日中の降水確率     50% 流 れ 無し
満潮:干潮(大潮) 16:55 11:00
 朝から雨が降り、おまけに北東の風が吹いて日中も一向に気温が上がりませんでした。午前中から秋の浜は、多少波立っていたのですが、時間と共に更に波が高くなり、午後には大きなウネリになってしまいました。私は昼過ぎに入ったのですが、エキジットの頃には梯子の下が真っ白に成る程、大荒れの状態でした。梯子にしがみ付いていないと、とても減圧停止(安全停止?)等できず、時折頭上が真っ暗になり、まるで入道雲をひっくり返した様な泡の塊が目の前に迫ってきます。しかし風の力は凄いですね。あれほど大量の水を動かすのですから・・・・・。梯子に掴まりながらシミジミと、人間のちっぽけさを感じました。 さて、今日はスタッフ星野の情報でニシキアナゴを見てきました。お客様が3年前に見付けたのですが、まさかこれ程長く棲息していられるとは、思いもしませんでした。発見当時と比べるとかなり成長して、離れた場所からでも認識できるようになりました。出来ればもう少し、大胆な性格になると良いのですが・・・。しかし、その警戒心の強い事が、彼を生き延びさせているのでしょうね。


 2002年10月22日(火)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 23℃〜24℃
風 向 き 南西1m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 23℃:14℃ 波 高 2、5 m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮(大潮) 17:14 11:28
 今日は風の無い爽やかなお天気でしたが、海には周期の長い大きなウネリが入ってきていました。海の中は水深30mでも揺れを感じるほどでしたが、砂地のハゼ達は良く観察できました。ヤシャハゼ、ヤノダテハゼ、ハタタテハゼなどが元気に泳いでいました。ちょっと深いのですが、一昨日から情報が入っていた、ブルーイエローのストライプが美しいキツネウオの仲間(3cm)も、スタッフが確認して来ました。今日は砂地が面白かったようで、星野は「右の砂地に居るホタテウミヘビは、頭をなでても引っ込まなくて、すごくかわいいんですよー。」と語り、有馬は「左の砂地に、イシガキダイの25cmぐらいのサイズが、30匹ぐらいで群れになって泳いでいきました。イシガキダイがあんなに群れてるのを見た事が無かったんで、びっくりしましたよー。」と語っていました。そして夕方には大沼氏からビッグニュースが届きました。フリソデエビ出現!!のニュースです。1cmほどの大きさでアカヒトデについているそうです。今週末の人気者になりそうですね。


 2002年10月23日(水)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 23℃〜24℃
風 向 き 北東3m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 19℃:13℃ 波 高  2、5m
日中の降水確率 20% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 17:34 11:54
 この所ウネリ続きの秋の浜・・・今日も決して静かとはいえませんでしたが、潜るのにためらいを感じない程度の(?)波でした。水はまだまだ暖かく、透明度もまあまあです。右のゴロタ斜面には相変わらずイサキが一杯群れていて大きなブリが追い掛け回していました。砂地ホタテウミヘビ、ニシキアナゴはそれぞれ絶好調。ホタテウミヘビは相変わらず堂々と構えていて引っ込まないし、ニシキアナゴはニョキニョキ伸びて頭を動かしていました。ダンダラ、ヤノ、ミナミ、クビアカ・・・といったダテハゼの仲間たちもいっぱい出ていました。ハタタテハゼの新しい個体、1、5cmのシロタスキベラ、大きさの違うノドグロベラが仲良く並んで泳ぐ様子・・・などが今日、出会って嬉しかったものたちです。また、大沼氏からの情報では、ニシキフウライウオの下の赤いカミソリウオが、ペアになったそうです。このところ、ペアのカミソリウオが全く見つからなくなってしまったので、これは嬉しいニュースです。そうそう、昨日見つかった浅場のフリソデエビを確認してきました。小さな岩の下に潜りこんでいるためとても見にくく、引きずり込んでいるヒトデはアカヒトデではなく、オオアカヒトデのbabyのような感じで、色も目立ちません。ウネリの影響もあるところに居るので明日また見られるかどうか・・・・はなはだ心もとないです。


 2002年10月24日(木)
天 候 曇り ポイント:秋の浜 水 温 23℃〜24℃
風 向 き 北東5m 透 明 度 10m〜15m
気 温 (最高:最低) 16℃:13℃ 波 高 2、5 m
日中の降水確率 20% 流 れ ややあり
満潮:干潮 (中潮) 17:54 12:20
 今にも雨が降り出しそうなドンヨリとした空で、気温も上がらず、グローバルでは今年初のストーブが登場しました。海の中のほうがずっと暖かく感じます。今日は秋の浜にカミソリウオのペアを探しに行ってきました。結構時間を掛けて探したのですが見つからず、陸に上がってから発見者の大沼氏に確認したところどうやら探す水深が深すぎたようです。残念。ニシキフウライウオのアイボリー系の個体は情報どおりの場所で確認できました。水深20mで、またまた別個体のハタタテハゼに出会いました。クビアカハゼ地帯の砂地の上で一生懸命泳いでいるのですが、周囲にすぐに隠れられる岩陰が無い場所だったので、エソにでも食べられてしまうのではないかと少々心配です。右の浅場水深5−10m地帯では以前から見ている季節来遊魚たちがずいぶん成長していました。ゴマチョウチョウウオ、トゲチョウチョウウオ、大中小と揃ったノドグロベラの子供達・・・以前見ていた魚達が元気に泳いでいる姿を見ると、心和むものが有ります。この浅場にはアオリイカも一杯居ました。少し暗めの水中にボーッと浮かんで50匹ぐらいの群れがこちらを見ていました。また、段落ちの上ではサキシマミノウミウシの姿が目立ち始めました。1ダイブで4匹確認しましたが、時間を掛けて探せばもっと見つかるのではないでしょうか。さて、週末が近づき、ニタリ情報が気になるところです。今日は星野が右のトサカ林ニタリの姿を見かけたそうです。通り過ぎただけだったので、お客様は見れなかったとの事でした。週末には、ゆっくりまわってくれるといいのですが・・・。


 2002年10月25日(金)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 23℃〜24℃
風 向 き 北北東4m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 20℃:15℃ 波 高  2,0m
日中の降水確率  10% 流 れ 少々
満潮:干潮 (中潮) 07:08 12:45
 風も無く、穏やかな一日でした。秋の浜も凪いでとても良い状態です。今日は明日からの週末に備え、秋の浜全域を一通りリサーチしてきました。水温が高めなので南方系の魚達は皆、とても活発です。共生ハゼは至る所で潮に向かい、元気にホバーリングしていました。左の砂地では、新たに2箇所ヒレナガネジリンボウの巣穴を確認しました。またその近くでは、15cm程のセミホウボウが2個体で追いかけっこをしていました。すぐ横には、ウミテングも2個体で居て、相変わらずズリズリ砂地を並んで這いずっていました。大きさこそかなり違いますが、何となく形が似たもの同士が側に居たので、一寸可笑しかったです。正面の新たに見つかったニシキフウライウオ(アイボリー?)やカミソリウオのペアも健在でした。ダイビングも中盤に差し掛かった頃、”淋しい根”の上で、ヤシャハゼを観察していると、突然周辺にざわめきを感じました。おや!!っと思って振り返ると、右肩後方に数百匹のブリが回っていました。ここしばらく大きな群れと出会ってなかった私は、思わず驚きの声を上げてしまいました。そして、当然のごとく群れの中に突入です。群れは大きな弧を描きながら私を中心に回り始めました。群れの移動と共にしばらくブリに囲まれていたのですが、ふと!気付くと足元には、アサヒの根の下の縁が見えていました。水深計を見ると、中層に浮いているにも関わらず針は○○を指していました。つい群れに見とれているうちに、沖の方へ引き出されていたのですね。ちょっとドッキリ!!した一瞬でした。段落ちには1,5cm程のフタスジタマガシラの幼魚が居ました。浅場のゴロタには、5mm程のブチススキベラのbabyもよく見かけられます。まだまだ南方系の魚達は増えてきそうな雰囲気ですね。


 2002年10月26日(土)
天 候 ポイント:秋の浜 水 温 23℃〜24℃
風 向 き 北北東5m 透 明 度 13m〜15m
気 温 (最高:最低) 16℃:15℃ 波 高  2,0m 
日中の降水確率  70% 流 れ 少々
満潮:干潮 (中潮) 07:50  13:11
 朝から小雨交じりのどんよりしたお天気でした。今シーズンは何故か週末になるとお天気が崩れる様な気がするのですが・・・・・。午前中の秋の浜は、昨日から吹いている北東の風の為、大荒れの状態でした。時折梯子まで被る大波が来て、エントリーを一瞬ためらってしまうほどでした。潜降してしまえば左程影響は有りませんでしたが、水中は予想通り暗かったです。”段落ちの壁”で繁殖を観察していたハナタツは、♂(タツヤ)に続き、♀(ヌマコ)も姿を消してしまいました。個人的にかなり思い入れがあったので2個体とも居なくなってしまったのは、一寸淋しいですね。正面で新たに見つかったニシキフウライウオ♂の近くに、もう1個体(どうやら♀らしい・・・)居るそうです。ペアにならないかと期待しているのですが、これからの展開が楽しみです。


 2002年10月27日(日)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 22℃〜23℃
風 向 き 西南西14m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 20℃:15℃ 波 高  3,0m
日中の降水確率  0% 流 れ 少々
満潮:干潮 (小潮) 08:40   10:30 
 朝から強風が吹き、西側の海は大荒れの状態でした。あまりにも風が強いので秋の浜にまで回り込み、左側の海面はザワザワと風波が立っていました。しかし海の中は昨日と打って変わって明るく、なかなか快適でした。相変わらず水深10m〜20m付近の中層にはイサキタカベが沢山群れ、時折1m以上有りそうなブリ(ヒラマサ?)が捕食の為か?その群れの中に入っていきます。浅場には、透明な白魚の様な魚が沢山群れ、それを追ってナンヨウカイワリも10匹程回ってきました。また”アサヒの根”では、4年越しでニタリに情熱を燃やしていたお客様が、遂に遭遇する事ができました。このシーズンを狙って毎週の様に通って下さるのですが、何故か今日まで見る事ができませんでした。少し遠かったようですが、ニタリを見た後、思わず”ガッツポーズ”をしたそうです。(Kさん、おめでとうございま〜す。)さて大沼氏からヤイトヤッコ出現の報告がありました。今年は、ヤッコ類も種類が多いのですが、ヤイトは大島初記録と思われます。有馬からはコンシボリガイ発見の報告もありました。毎日少しづつですが、新しい発見がある楽しい海が続いています。