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2002年09月 第 4週(23日〜29日迄)

 2002年09月23日(
天 候 曇り後雨 ポイント:秋の/野田 水 温 24℃〜26℃
風 向 き 東北東4m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 23℃:18℃ 波 高  3,0m
日中の降水確率     20% 流 れ 少々
満潮:干潮(大潮) 17:58 11:56
 いきなり熱低が台風になってしまったのには、驚きました。しかし東側に逸れて進んだ為に、今日は多少風も落ちて東側にも入る事ができました。水の中は野田浜・秋の浜共に水温も高く快適でした。ただどちらも流が掛かっています。野田浜は体験だったので、アーチを抜けるのを断念した程です。秋の浜は相変わらず、水深に拠って流れの方向が変わります。秋の浜では特にこれと言った出物はありませんでしたが、ダイダイヨウジ・オイランヨウジ・ノコギリヨウジが同じ亀裂に入っていたのには、思わず笑ってしまいました。左砂地の際には何時もイサキが群れているのですが、そのイサキを狙ってか?1m近く有りそうなカンパチが2個体回ってきました。野田浜では、3cm程のミヤケテグリが登場しました。体色が鮮やかでとても可愛いです。ロープエンドから出た水路の所では、ウミウのダイビングも観察できました。私達の存在など、これっぽっちも気に掛ける様子も無く、2度も目の前に潜ってきました。そして、エキジットした時にはすでに岸近くの岩に止まり、水を切るために羽ばたいていました。まるでそれが私達に”さよなら〜”をしているように見え、お客様は、大喜びでした。


 2002年09月24日(火)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 25℃〜26℃
風 向 き 北東5m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 24℃:17℃ 波 高  2,5m
日中の降水確率  10% 流 れ 少々
満潮:干潮(中潮) 06:06 12:21
 「連休中のお天気は、何だったの〜〜〜〜???」と、言いたくなる程、気持ちの良い青空が広がり、午前中はまだ高かった波も、午後には大分治まってきました。水の中は明るくてとても気持ち良かったです。今日は”ハナタツ早朝”を含め、”トサカ林”から”ハゼ地帯””正 面”をゆっくりと、計3DIVEしてきました。ハゼ地帯では、ヤシャハゼ(ペア)の巣穴を確定してきました。近くにはヒレネジネジリンが入った穴も有りました。左砂地では、ウミテングが2匹で追いかけっこをしていました。ハナタツ(タツヤ)のお腹は更に膨らみを増し、2〜3日中にはハッチを迎えるのでは・・・と、思われます。この他に、今日観察されたものです。フタスジコバンハゼヒメサンゴガニの仲間イサキ群れタカベ群れテングダイクダゴンベセナキルリスズメオナガスズメダイクログチニザコクテンカタギミスジスズメダイメガネハギヒレナガカンパチクビアカハゼベニイザリウオゴマチョウフエヤッコダイタテジマヤッコトサヤッコアカオビコテグリツキノワイトヒキベラクジャクベラオグロベラクロフチススキベラセジロノドグロベラブチススキベラヤマシロベラヤセアマダイクロユリハゼオイランヨウジダイダイヨウジノコギリヨウジベンケイハゼ卵持ちのソメンヤドカリキマダラハゼ卵を持ったクシノハカクレエビイソギンチャクモエビ大きなブリナンヨウカイワリ 等など・・・・・。


 2002年09月25日(水)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 24℃〜26℃
風 向 き 西南西4m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 26℃:18℃ 波 高  2,0m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 06:40 12:45
 風も無く、過ごし易い一日でした。秋の浜は、朝のうち多少波が有りましたが、昼頃には収まっていました。透視度は、週末と比べると白濁りして若干落ちていました。
 さて、この所ハナタツの繁殖行動を観察するのに凝っています。元はと言えば、お客様に刺激されて始めた事なのですが、長い期間同一個体を観察するうちに色々な発見があって面白くなり、自分でも嵌ってしまいました。ここ数日は、タツヤと言う♂が持ってる卵がハッチアウトするのを狙って、毎朝(早朝)潜り、観察を続けていました。昨日のログにも書いた通り、ここ数日はかなり膨らみが目立つ様になり、観察にも気合が入っていました。そして・・・・・今日、、、今朝のタツヤはちょっと何時もと違い、伸びをしたり、お腹の割れ目を何度も開いたりと、今にも産み出しそうな雰囲気でした。しかし潜水時間も2時間以上を経過し、明るくなった周辺では、カサゴベラキタマクラ等が活発に動き出し、おまけにエアーも少なくなりかけた私は、”これ以上待っても、この時間にハッチアウトする事は無いだろう・・・”と自分に言い聞かせ、後ろ髪を引かれながらもエキジットしたのでした。そして、午前中は陸仕事をこなし、”夕方再度、膨らみ加減を観察に行こう”と目論んでいたのでした。当然、スタッフが海から戻ると「ハナタツはどうだったぁ??」と一番に聞くのは、言うまでもありません。一番早く出た荻島チームが戻って来た時は、「お腹パンパンのタツヤは♀と、いちゃついてましたよ〜」と聞き、”よしよし”と一安心したのでした。しかし、其の後戻ってきた星野チームに聞くと、「今一膨らみが・・・・・・?」との事、「えっ!ウソだろう!!」と思った私は、自分の目で確かめないと気が済まない衝動に駆られ、時間を早めて秋の浜にかっ飛んだのでした。そして見たものは、何と!お腹が凹んで、すっかりスリムになってしまったタツヤの姿でした。(しばし呆然) 荻島のエキジット(1本目)は、AM10:31・・・星野のエキジットは、PM12:07・・・ タツヤは、この1時間半の間に育児嚢のbabyを産み出してしまったのです。ハッチアウトは当然夕方か早朝と、自分の中で定着していた”定説”が脆くも崩れていきました。
あ〜ぁ、生態観察って難しいですね〜。しかし救いはまだヌマ子(♀)が卵を持っている事・・・。 って事はぁ〜次は産卵かぁ〜???  当分私の寝不足は続きそうです。(爆笑)


 2002年09月26日(木)
天 候 曇り ポイント:野田浜 水 温 25℃
風 向 き 北東5m 透 明 度 13m〜m
気 温 (最高:最低) 23℃:19℃ 波 高  2m
日中の降水確率 20% 流 れ 少々あり
満潮:干潮 (中潮) 07:17 13:08
 爽やかな秋晴れが去り、また天気が悪くなってきました。週末はどうなるのでしょうか?気になるところです。さて、最近スタッフ間では「野田浜が面白くなってきた。」と評判なので、今日は野田浜の報告をすることにします。まず、ここのところの一番人気は、ミヤケテグリの幼魚4cm、コウワンテグリの幼魚3cm等のネズッポ系の魚達。今日はさらにミヤケかコウワンか判断しかねるほど小さい(5mmぐらい!)白い個体が見つかりました。そのそばではクマノミが新しい卵を産み付けていました。タカノハハイツの穴の中には、もう2週間も前から大きなネコザメが入っています。ネコザメを人間に置き換えると、今入っている穴は、四畳半ぐらいの広さのある空間なので、たぶんまあまあ居心地がいいのでしょう。頭を奥の方に向けているので尻尾だけしか見えないのですが、「サメを見た!」という満足感は味わえます?その他、季節のものとしては、アカハラヤッコ、ヌノサラシ2匹、などが観察されました。ベニイザリウオも健在でした。


 2002年09月27日(金)
天 候 ポイント:秋の浜 水 温 24℃〜25℃
風 向 き 北東6m 透 明 度 13m〜18m
気 温 (最高:最低) 22℃:18℃ 波 高  2,5m
日中の降水確率  80% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 07:58 13:30
 昨夜の週間予報を見て、唖然!!お日様マークが一つも無し・・・・・。今週末も又、雨and気温の上がらない肌寒いお天気になりそうですね。トホホホ!! しかし、海の方はまずまずの透明度に、そこそこの水温、魚影は濃く南方系の魚達を中心に色々と出ております。正面のハゼ地帯も賑やかになってきました。ヒレナガネジリンボウはあちらこちらで顔を出し、ヤシャハゼもペアで元気にホバーリングしていました。水深15m付近に沢山居るクビアカハゼミナミダテハゼもかなり成長してきました。左砂地では、ウミテングが3個体連なって行進していたそうです。一時期10個体以上確認していたカミソリウオは、数が減ってしまいました。♀は卵を沢山持っていて、今がピークだと思っていたのですが、何処に消えてしまったのでしょう?水深25のニシキフウライウオは相変わらず健在で、胸鰭には沢山の卵を抱えています。今日は荻島がニタリと遭遇したそうです。しかし一昨年程の当たり年にはなりそうもありませんね。


 2002年09月28日(土)
天 候 ポイント:秋の浜 水 温 24℃〜25℃
風 向 き 南南西2m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 21℃:18℃ 波 高  2,5m 
日中の降水確率  70% 流 れ 無し
満潮:干潮 (小潮) 08:47  13:53
 朝からジトジトと、イヤ〜なお天気になってしまいました。おまけに午前中まで吹いていた北東の風の為、秋の浜にはウネリも残っていました。しかし海の中は透明度も良く、暖かくて陸上に居るよりも快適に感じました。これでもっと明るければ最高なのですが・・・・・。今日も秋の浜、”正面””左砂地”の2DIVE・・・。特にこれといった特別な新顔は出ませんでしたが、常連さんに挨拶をして回るだけでも十分に楽しめる海でした。左砂地のネジリンボウのすぐ隣に、1,5〜2cm程のヒレナガネジリンボウのbabyが居ました。小刻みに体を震わせながら一生懸命ホバーリングする姿には、思わず微笑んでしまいました。


 2002年09月29日(
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 24℃〜25℃
風 向 き 南風5m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 24℃:20℃ 波 高  2,0m
日中の降水確率  30% 流 れ 少々
満潮:干潮 (小潮) 09:54   14:19 
 予報に反して、朝から良いお天気に恵まれ、陸も海も暖かくて快適な一日でした。海中も明るくて、シミジミお日様の有り難さを感じました。今日も秋の浜、”正面”と、”左の砂地”です。左砂地転石地帯に見慣れないアイゴの幼魚が居ます。体高が有り、青み掛かった体色に黄色いマダラ模様が有ります。戻ってから図鑑を調べたのですが、結局名前は判りませんでした。左奥にはムレハタタテダイが5〜6匹で群れていました。左奥に居ると言うカミソリウオのペアを探しながら、フト!顔を上げると大きなニタリが・・・尾の先端まで入れると5m近く有りそうな個体が、目の前をゆっくりと旋回していました。久々に間近で見る巨体は大迫力で、思わず身震いする程でした。浅場のゴロタ地帯ではキマダラハゼ探しをしていたのですが、岩を起こすと3cm位の可愛いタコが出てきました。様々に色を変えながら岩肌に擬態したり、吸盤を外側に向けて丸まったりと、一生懸命魔の手?から逃れようとする様が、とても可愛らしかったです。でも、彼は必死だったんですよね〜。 きっと・・・・・。