過去のログ

HOMEに戻る → 今日の海へ戻る → 2002過去ログmain 前の週を見る 次の週を見る

2002年09月 第 1週( 2日〜 8日迄)

 2002年09月02日(月)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 25℃〜28℃
風 向 き 東南東2m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 31℃:23℃ 波 高  2,5m
日中の降水確率     10% 流 れ 無し
満潮:干潮(長潮) 15:05 06:44
 日中は、チリチリする様な強烈な日差しでした。厳しい残暑ですね。秋の浜には台風16号のものと思われるウネリが入っています。今の所はまだ、浅場で多少体が振られる程度ですが、これからが心配です。今年は水温が異常に高く、浅い所は28℃と、大島での最高記録を更新しました。水深20m付近から冷たく感じたのですが、それでも25℃ありました。今日は超早朝で、ニシキフウライウオの観察に行ってきました。30分近く見ていたのですが、産卵行動らしき場面は1回だけでした。新たなカミソリウオ♀が登場しました。これで4ペア+1の9個体となりました。今年はカミソリウオの当たり年の様ですね。クダゴンベが2個体になったそうです。もしかしたら♂♀のペア誕生でしょうか?梯子のコウワンテグリも2個体になりました。ウミウシカクレエビも数個体出ている模様です。最近よく目にするジャンボアメフラシ(サガミアメフラシ?)が要注意です。


 2002年09月03日(火)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜/野田 水 温 25℃〜27℃
風 向 き 西風3m 透 明 度 13m〜20m
気 温 (最高:最低) 31℃:24℃ 波 高  2,5m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮(若潮) 15:43 07:55
 午前中は雲が多く時折小雨もぱらつきましたが、昼頃には何時もの様に暑い日差しが戻ってきました。海の方は、相変わらず台風16号のものと思われるウネリが入ってきます。昨日より多少大きくなった様な気がしますが、おそらく今日がピークでしょう。秋の浜では次から次へとカミソリウオが出てきます。今日も新たに1ペア+1♀を確認しました。似たような色合いの個体が多いのは、皆兄弟なのでしょうか?今年は薄黄緑と赤系が多いように思えます。左の砂地際(水深18m)で、ニタリと遭遇しました。フッと頭を上げた時に、10m程先を深場に向かって降りて行く所でした。急いでお客さんに教えたのですが、残念な事に気付いてもらえませんでした。魅力的なサメなので皆に見せたいのですが、タンクを叩くと逃げてしまうし、水中で何かを伝えるのは今更ですが、なかなか難しいですね。


 2002年09月04日(水)
天 候 晴天 ポイント:秋の浜 水 温 23℃〜27℃
風 向 き 南西4m 透 明 度 13m〜20m
気 温 (最高:最低) 31℃:24℃ 波 高  2,0m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 16:13 08:53
 厳しい残暑が続いています。水平線には入道雲(積乱雲)がニョキニョキと立ち上がり、雰囲気的には夏真っ盛りと言う感じでした。台風16号は大分遠ざかりましたが、まだ少し、ウネリが残っています。さて、今日も早朝を含め、4DIVEしてきました。全て秋の浜です。午前中は全体的に透明度が今ひとつでした。午後は、水深20m付近を境にサーモクラインが出来ていました。サーモクラインを抜けるとかなり冷っとします。しかし浅い所が生ぬるいので、私にとっては心地良い冷たさでした。ニシキフウライウオのペアは、元気に繁殖行動をしています。徐々に、抱卵されてる卵の数も増えてきた様です。段落ちの壁に、かなりお腹が膨らんだ♀ベニ(沼タツベニ)が居ました。20cm程離れた所にはその相棒の♂も居ました。しかし驚いた事に♀のすぐお尻の下には、黒い3cm程のベニイザリウオが潜んでいたのです。♀が動いても相棒と思しき♂には動きが無いのですが、このチビクロは♀が動くと必ず後を追います。まるで産卵前の♀に張り付く♂と、同じ行動パターンなのです。もしかしたら、このチビクロは本来相手をするべき♂を出し抜いて、”ナニ・・・”に参加するつもりなのでしょうか?そお言えば、最近、オーバーハングの壁♀にも、2,5cm程のチビアカベニが寄り添っているのですが、♂はすでに世代交代をしてしまったのでしょうか?何とも気になる状況です。南方系の魚情報です。今日はアカハラヤッコヒバシヨウジが新たに確認されました。正面では、ヤシャハゼ出現のニュースも入ってきました。日を追う毎に楽しさが増してくる、大島の海です。い〜ぃ季節がやってきました・・・・・。


 2002年09月05日(木)
天 候 晴れ後曇り ポイント:秋の浜 水 温 23℃〜27℃
風 向 き 北東6m 透 明 度 8m〜20m
気 温 (最高:最低) 24℃:29℃ 波 高 2m
日中の降水確率  40% 流 れ 時々あり
満潮:干潮 (中潮) 16:42 09:43
 晴れたり小雨がぱらついたりの変わりやすいお天気でした。海の中にも24℃、透明度8m位の暗い潮の塊が出現し、午前中はかなり広範囲が濁っていました。午後には少し回復したようですが、これから先が少々心配です。うねりも少々入ってきていました。台風も次々にやってきそうで、こちらも気が抜けません。とは言え、海の中の楽しいニュースは続いています。左右の砂地からは1〜2cmほどの小さなヒレナガネジリンボウが次々に報告されています。ネジリンボウの巣穴に一緒に住んでいたり、ハナハゼの家を間借りしていたり・・・とそれぞれなのですが、一人前にホバリングし、プランクトンを食べている姿はとてもかわいいです。その他、2cmのネッタイミノカサゴ、2cmのツユベラ、1cmのコロダイと2cmのコロダイ、2cmのフタスジタマガシラ・・・と小さな魚達のオンパレードです。右の浅場にはカミソリウオの新たなペアが現れました。尻尾をかじりとられて欠けているのですが、元気に寄り添って泳いでいました。これで今日見たカミソリウオは雌雄取り混ぜて7匹、ニシキフウライウオ3匹・・になります。右のゴロタの斜面には沢山のイサキたちが群れ、今日も1日、楽しい海でした。


 2002年09月06日(金)
天 候 ポイント:野田浜 水 温 23℃〜24℃
風 向 き 北北東7m 透 明 度  6m〜13m
気 温 (最高:最低) 26℃:21℃ 波 高  2,5m
日中の降水確率  50% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 17:11 10:29
 昨夜未明から降り続いた雨で、土砂が相当流れ込みました。午前中は、秋の浜に行ったのですが、大きな波と真茶色に染まったエキジット口の海面を見て、潜るのを断念しました。恐らく段落ちを上がった所は、視界が0に近いでしょう。西側もケイカイと野田浜の間の海域は、沖合い200m位まで真茶色になっていました。この様な土砂の流出は防げないものでしょうか?秋の浜は、トンネル工事の副産物、西側は飛行場建設の影響・・・・と思われます。困ったものですね。幸か不幸か?西側の泥水は風波に押されてケイカイ方向に広がっていました。と言う訳で、唯一潜れた野田浜に2DIVEしてきました。1本目はノーマルコース・・・裏道に大きなアオブダイが居ました。その他には、アーチを抜けた所のアカハラヤッコが、私にとっては唯一の目玉でした。2本目は、人数が減った事もあり、久々に”マツカサの根”(別称サメマチ)に行ってきました。根の入り口には、イサキメジナが凄い数で群れていました。そしてその群れの上の方には、ウミガメのシルエットが・・・・・。根の中には、テングダイが4個体、マツカサウオナマコマルガザミ等など・・・・。帰り際には、マハタの若魚コウイカも観察されました。


 2002年09月07日(土)
天 候 雨時々曇り ポイント:秋の浜 水 温 23℃〜25℃
風 向 き 北北東4m 透 明 度 10m〜15m
気 温 (最高:最低) 27℃:22℃ 波 高  2,0m 
日中の降水確率  60% 流 れ 無し
満潮:干潮 (大潮) 17:40  11:12
 お昼過ぎまで、雨が降ったり止んだりの嫌なお天気でした。秋の浜にはまだウネリも残っていました。全体的に透明度はあまり良くありませんが、昨日の泥の影響は思いの他少なく、ほっとしました。今日の秋の浜で観察されたものです。ニシキフウライウオ♂♀ペアキリンミノbabyクシノハカクレエビクジャクベラbabyツキノワイトヒキベラオグロベラニラミアマダイフタスジタマガシラセホシウミタケハゼイサキ群れタカベ群れオシャレカクレエビツユベラベニイザリウオ5個体ハナタツ赤カミソリウオ♂♀ペアクレナイイトヒキベラアオリイカbaby黄コケギンポSPハタタテハゼイソギンチャクモエビオトヒメベラ♂♀ハナハゼトウシマコケギンポコウベダルマガレイササハゼネジリンボウヒメオニハゼガラスハゼコクテンベンケイハゼオキナワベニハゼハリセンボンタナバタウオマダイヒレグロコショウダイアカホシカクレエビミツボシクロスズメウミウシカクレエビムツの群れブリオルトマンワラエビシコクスズメダイ産卵中のスミゾメミノウミウシヘビギンポヒメギンポミゾレチョウチョウウオニシキイトヒキベラアジアコショウダイタキゲンロクダイスケロクウミタケハゼコロダイygイワアナコケギンポアカヒメジ10匹ウメイロyg5〜6匹ルリハタホソウミヤッコノコギリヨウジヨコシマクロダイミナミダテハゼコガネキュウセン 等など・・・・・。( 注:南方系の魚は全て幼魚です。)


 2002年09月08日(日)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 25℃〜26℃
風 向 き 北東5m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 29℃:22℃ 波 高  2,0m
日中の降水確率  20% 流 れ 有り
満潮:干潮 (大潮) 05:20   11:52 
 週間予報がはずれ、良いお天気に恵まれました。秋の浜はまだウネリが有りましたが、潜ってしまえば問題ありません。水温が上がり、透明度も戻ってきました。しかし午前中は強い流れが掛かり、浅場に帰ってくるのがちょっと辛かったです。他のスタッフがケイカイも激流だったと話していました。日中、口内保育中のニラミアマダイの卵が、大分成長していました。夕方ハッチ狙いで潜ったのですが、何故か?巣穴が潰れていました。以前は、マツバスズメダイが産卵床作りの為に、ジョーの穴の周辺を掘り返してしまった事がありましたが、今回は巣穴の部分だけが崩れて、埋まっていました。一体どうした事でしょう?心無いダイバーの仕業でしょうか?ガッカリしてしまいました。帰り掛け、”段落ち”のベニイザリウオに立ち寄ると、何と!パンパンのお腹をした♀に、オレンジ♂とチビ黒♂が寄り添っていました。ムムムッ!!これは3P・・・??。当然の如く、興味を引かれた私は、それから暫く観察を続ける事になりました。しかし悲しいかな、出産間際の♀に必死で追いすがる♂の映像は撮れたものの、エアー切れで放精放卵までは確認できませんでした。ニラミアマダイの口内保育・ベニの3P産卵共にチャンスを逃してしまったのは、とても残念でした。それにしてもベニイザリウオの繁殖期間が以外に長いのには驚きました。まだ数箇所でペアが確認されているので、これからも追跡調査はやめられそうにありません。(苦笑)