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2002年08月 第 5週(26日〜9月1日迄)

 2002年08月26日(月)
天 候 晴れ ポイント:野田/秋の浜 水 温 24℃〜25℃
風 向 き 北東5m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 28℃:24℃ 波 高  1,5m
日中の降水確率     0% 流 れ 少々
満潮:干潮(中潮) 19:03 12:50
 西も東も凪いで、とても良い海です。野田浜は、浅い所まで小さなタカベの群れが入ってきて、とても綺麗でした。腰ぐらいの所には、10cm位に成長したアオリイカの子供達が沢山群れていました。相変わらず大きなハマフエフキは、ストーカーの様に後を付いてきます。秋の浜ではあまり目に付かないのですが、クマノミが三箇所で産卵していました。その内の一箇所は、銀色の目がしっかり出来ていてハッチアウトが間近のようです。秋の浜は、”右トサカ林”へ行ってきました。テングダイは2個体しか目に入りませんでしたが、イサキマアジムツ等の群れは相変わらず多く、魚影はとても濃かったです。まだ砂地際のケラマハナダイも健在でした。私達がこのケラマを見ている時、中層にニタリが居たそうです。ニタリを見たお客さんは、一生懸命教えようとタンクを叩いたそうですが、私達は気付きませんでした。オキノスジエビが、もしかしたら消えてしまったかも知れません。私は確認に行って無いのですが、このところ3回連続で、エビが1匹も見当たらなかったそうです。何処かに集団移動してしまったのでしょうか?あの大移動が見れないのは、ちょっと淋しいですね。


 2002年08月27日(火)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 19℃〜26℃
風 向 き 北東4m 透 明 度 10m〜20m
気 温 (最高:最低) 30℃:24℃ 波 高 2、5m
日中の降水確率  40% 流 れ 無し
満潮:干潮(中潮) 19:24 13:14
 曇りのち雨の予報に反し、青空が広がりました。海も青く、暖かいのですが、台風のウネリのせいで浅場は白濁りしていました。20mの砂地でも海藻が舞っているので、カミソリウオが見つけにくくなっています。左の砂地のペアはちぎれた海藻にまぎれてフラフラ移動していました。1昨日お客様が見つけたカミソリウオは本日めでたくペアになりました。これで2ペア目が誕生した訳ですが、ウネリがこれ以上強くなってくると両方とも消えてしまうかもしれず、少々心配です。昨日まで1匹だった砂地のムレハタタテダイの数が3匹に増えていました。この先何匹まで増えるでしょうか?沢山流れ着いて、賑やかな秋の海を演出してくれると良いのですが・・・。ところで、ニタリは今日も回ってきたようです。ニタリ狙いで大島にいらっしゃったお客様が、嬉しそうに報告してくれました。ネッタイミノbaby、ヒレグロコショウダイbaby等のアイドル系も、それぞれ元気に過ごしていました。


 2002年08月28日(水)
天 候 晴れ時々雨 ポイント:野田/秋の浜 水 温 24℃〜26℃
風 向 き 西南西3m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 30℃:25℃ 波 高  4,0m
日中の降水確率  30% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 19:46 13:38
 一時涼しくなった気がしましたが、今日はとても蒸し暑い一日でした。海は台風15号の影響か?周期の長いウネリが入ってきます。野田浜では、イワシを追ったショッパチ(カンパチの子供)が20匹位で、腰ぐらいの所まできていました。アーチ周辺では、ナンヨウカイワリも10匹程でイワシを追っていました。アーチの中と、ロープの溜まりの沖側で、大きなアオブダイと遭遇しました。二匹目の個体はホンソメワケベラにクリーニングを受けており、かなり近付いてゆっくり観察する事ができました。秋の浜では40cmぐらいのかわいいトビエイに出会いました。そして、ハシゴの下にはまだ真っ白なコウワンテグリの子どもがチョロチョロしていました。シマウミスズメの子どももあちらこちらから報告があります。1ヶ所に留まらず動いてしまうので、「会えればラッキー」と言うタイプの魚なのですが、1cmほどのトゲトゲした四角い体に、おちょぼ口・・・という姿は、とてもとても可愛いです。その他南の海から流れ着いた魚達も増えてきました。今日のスタッフからの情報を総合すると・・・アブラヤッコ、フエヤッコダイ、キツネベラ、オグロベラ、ヤセアマダイ、アジアコショウダイ、アカスジウミタケハゼ、クビアカハゼ、フタイロコバンハゼ、ツユベラ、モンツキハギ、ブチススキベラ、コクテンサザナミハギ、ハクセンスズメダイ、ニシキイトヒキベラ、ヒレグロコショウダイ、シロタスキベラ、メガネハギ、ヨスジフエダイ、ネッタイミノカサゴ、セジロノドグロベラ、等の幼魚達が観察されました。賑やかな楽しい海ですよ!


 2002年08月29日(木)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 25℃〜26℃
風 向 き 西北西3m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 30℃:24℃ 波 高  3,0m
日中の降水確率  10% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 20:10 14:00
 まだ台風15号のウネリが有ります。しかし、水は温かく気持ちが良いです。今日は早朝を含め、秋の浜に3DIVEしてきました。朝はニタリの捕食シーン(かなり無理を承知で・・・・・)狙い。イサキタカベ等、群れは多いもののニタリは現れず目論見は外れてしまいました。一昨年のこの時期目撃した光景が忘れられず行ってみたのですが、簡単に見られるものではありませんね。(苦笑)  正面の水深18m付近の砂溜まりにミナミダテハゼのBabyが沢山います。小さいのですが、まだ警戒心が薄いのか?結構近づけます。近くにはキンチャクダイygも居ました。通常潜るポイントで、しっかり縦縞が入った個体に出会うのはとても貴重です。水深32mの際には、数日前にも確認した、大きなソウシイザリウオがまだ入っていました。並びの壁には何故か?フタイロニシキウミウシが4個体も集まっていました。皆、2〜3cmの個体でとても綺麗でした。”アサヒの根”トップに、親指大のタテジマヤッコBabyが居たそうです。梯子の傍のコウワンテグリも相変わらず健在でした。右砂地際にも、カミソリウオのペアが出現しました。正面の水深20m付近にあるカイメンに、ベニイザリウオがペアで入っていました。入り口付近に♀が居たのですが、お腹が大きく♂がすぐ傍に居た事から、今晩辺り産卵するものと思われます。浅場に居たペアは、数日前のオーバーハングでの目撃を最後に、殆ど姿を消してしまいました。タツヤ(ハナタツの♂)は昨日の朝方、抱卵した模様です。出産後しばらく張りの無かったお腹が、膨らみを取り戻していました。出産から丁度1週間後に、産卵が行われた事になります。前回は惜しくも逃してしまいましたが、次は是非ハッチアウトを狙いたいと思っています。


 2002年08月30日(金)
天 候 晴天 ポイント:野田/秋の浜 水 温 24℃〜26℃
風 向 き 南西5m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 31℃:23℃ 波 高  3,0m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (小潮) 09:07 14:24
 速度の遅い台風15号が九州付近に有る為、まだ西側にはウネリが入ってきます。浅い所は白濁りしてかなり強いサージが有りました。秋の浜は多少ウネリが回ってきますが、殆ど問題はありません。今日は”右砂地”から”正面””正面際”から”左砂地”と2DIVEしてきました。特に変わったモノは出ませんでしたが、南方系の魚がかなり増えた様に思えます。浅場のゴロタの上や、砂溜まりにはヒメテグリが沢山います。壁のウチワにはベニイザリウオ(フクちゃんとその相棒)がペアで戻っていました。♀のお腹は膨らんでいませんが、まだ産卵するのでしょうか?気になるところです。オーバーハングには、先日見つけたチビベニイザリウオが戻っていました。昨日の出来事ですが、面白い光景を目撃しましたのでご紹介します。水深8m程の海藻地帯まで戻って来た時、ふと前を見ると、ヒメイトマキボラ?が他の巻貝を捕食していました。そしてその周辺にはワラワラとヤドカリ(6個体)が群がっていたのです。あれ!と不審に思った私は、お客さんを集め、暫く観察を続けました。初めは、ヒメイトマキが食べているそのご馳走のおこぼれに群がっているのかな?と思いました。しかし、すぐにヤドカリには違う目的がある事に気付いたのです。私は、貝がどの程度食べられているのかと、その推測が正しいか?確認したくなりました。そっと手を伸ばして食べられている貝に触れると、すでに中身は無くポロリと貝殻だけが転がり落ちました。すると!!アッと言う間に!一番近くに居たヤドカリが自分の貝殻を脱ぎ捨てて、その新しい貝殻に潜り込んだのです。遅れを取ってしまった他のヤドカリ達は大騒ぎ、ハサミをブンブン振り回して皆、組んず解れつの大乱闘になってしまいました。しかし新居に引っ越したヤドカリはすまし顔、「もう誰にも渡さんもんね〜」てな感じで、中で身をすぼめ、爪でしっかり入り口をガードしていました。しかし彼らはどの様にして、この新築物件の情報を得たのでしょうね?彼らの不思議な能力には、本当に感心してしまいます。


 2002年08月31日(土)
天 候 晴天 ポイント:秋の浜/ケイカイ 水 温 23℃〜27℃
風 向 き 南風3m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 31℃:24℃ 波 高  2,0m 
日中の降水確率  0% 流 れ 少々
満潮:干潮 (小潮) 10:16  14:51
 暑い一日でした。台風13号の後少し涼しくなって、「もう夏も終わりか〜〜〜・・・」等と思っていたのですが、とんでもない間違いでした。さて西側にはまだウネリが入ってきます。しかし周期があるのでタイミングを計れば、入れない事もありません。と言う訳で、今日は久々にケイカイに潜ってきました。透明度はとても良く、水温も27℃有りました。しかしその割には、魚が少なかったです。流があまり無かった為でしょうか?秋の浜は、水深20m付近から少し水温(23℃)が下がります。アカホシカクレエビクシノハカクレエビが、お腹一杯に卵を持っていました。浅場のカミソリウオも遂にペアとなり、現在確認されているペアが4組となりました。更にお客様(miwaさん)が、ニシキフウライウオのペアも見つけました。こちらは黒い地に黄色が入り、とてもシックな魅力的な奴です。すでに♀の胸鰭には、卵を持っているようです。ウチワのベニ♀のお腹が、又膨らんできました。膨らみは以前の半分ほどしか有りませんが、間違いなく卵を持っているようです。何時まで産卵が続くのでしょう?正面の水深25m付近にクジャクベラ(ピンクフラッシャー)が増えてきました。今日はツキノワイトヒキベラも確認されたそうです。エントリーしてすぐの所には、10cm以上有りそうなブチススキベラも居ました。


 2002年09月01日(日)
天 候 晴天 ポイント:秋の浜 水 温 24℃〜26℃
風 向 き 南西4m 透 明 度 18m〜20m
気 温 (最高:最低) 31℃:24℃ 波 高  2,0m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (小潮) 12:09   15:52 
 昨日に引き続き、暑い一日でした。まだ大きくはありませんが、秋の浜に嫌なウネリが入ってきます。午後には、浅場の海藻が舞い上がっていました。台風16号の影響でしょうか?ちょっと心配です。さて、秋の浜は続々と南方系の魚達が増えています。今日新たに確認されたのは、カガミチョウチョウウオブチブダイヨコシマクロダイニシキオオメワラスボクレナイイトヒキベラミカヅキツバメウオナンヨウツバメウオ・等です。お客様からの情報でまだ未確認ですが、ハタタテシノビハゼも目撃されたそうです。まだまだこれから何が出てくるか判らない大島の海、期待が膨らみますね。ウチワのベニイザリウオが姿を消しました。昨日の夕方、かなり♂♀が接近してたとの情報があり、産卵したのかも知れません。早朝ニシキフウライウオを観察に行ったお客様は、産卵行動を確認したそうです。このペア以外に、ニシキフウライウオの♂が1個体出現しました。水深が浅いので観察し易そうです。早く♀が現れるといいですね。