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2002年08月 第 4週(19日〜25日迄)

 2002年08月19日(月)
天 候 ポイント:クローズ 水 温 ℃〜℃
風 向 き 北東8m 透 明 度 m〜m
気 温 (最高:最低) 30℃:23℃ 波 高  8〜11m
日中の降水確率     100% 流 れ
満潮:干潮(若潮) 16:13 08:30
 ダイビング自粛?3日目です。西側には、とても大きなウネリが入っています。秋の浜は、台風が多少東側に逸れた為でしょうか?昨日より静かな感じがします。(潜って潜れない気はしないのですが、こんな時に潜ったら非難轟々でしょうね(笑))予報では、夕方に最も風雨が強まるとの事でした。直撃は無くなったので、大した事はないだろう・・・と、高をくくっているのですが・・・。さて台風通過後の明日はどうなるでしょう?ウネリが残らなければいいのですが、そろそろ海水に浸からないと、錆びてきそうです。(笑)


 2002年08月20日(火)
天 候 晴れ ポイント:秋の/ケイカイ 水 温 19℃〜26℃
風 向 き 南南東4m 透 明 度 15m〜25m
気 温 (最高:最低) 31℃:24℃ 波 高  4m
日中の降水確率  0% 流 れ 西側有り
満潮:干潮(中潮) 16:44 09:23
 西側・東側共に多少ウネリが残っていますが、潜るのには全然問題ありません。秋の浜は、水深25m付近を境にして、サーモクラインが出来ています。今日はスクーターを駆使して、秋の浜全域andケイカイを1タンク2DIVEリサーチしてきました。秋の浜の”右ゴロタ斜面”は、イサキタカベムツマアジの群れが途切れる事がありません。時折、大きなブリヒラマサが数匹現れては、群れを追っていました。何故か?テングダイが目に付かなかったのが気になりますが、その他にはホウキハタや80cm近いヒラメクダゴンベBigジョー等も健在でした。”アサヒの根”では、大きなニタリと遭遇しました。8月に入って私は3度目ですが、何時もこの周辺で目撃します。”左砂地”では、台風前まで居たカミソリウオのペアを重点的に探したのですが、見付りませんでした。相変わらずササハゼは多く、ネジリンボウも確認する事ができました。生態的にはイトタマガシラが面白かったです。半径20m位でしょうか?かなり広い範囲を行ったり来たりしながらあちらこちらで喧嘩をしていました。またいきなり目の前でスジベラが放精放卵し、それをすかさずイトタマガシラがパクついてる姿も目撃しました。”段落ち”沼タツはペアで健在です。♂のお腹は大きなままで、まだハッチアウトはしていない模様です。”ウチワ”の美人ちゃん(ハナタツ)は姿が見えませんでした。段を上がった所で卵を守っていたナカハラタナバタウオも健在です。卵は半分ぐらいが、ハッチアウトしていました。ケイカイは、水路の中程まで出ると、水温が少し下がり流れ始めます。タカベの群れは少なかったのですが、根と根の間には何処を見ても、イサキが沢山群れ固まっていました。”正面の壁”では、50〜60cmのアオウミガメとも遭遇しました。また、更にその先では、1m以上ありそうなクエが、ホンソメワケベラに気持ち良さそうにクリーニングを受けていました。私は根の上から覗き込むようにして見たのですが、大きなスイカが丸ごと入りそうな真っ白な口の中を、ホンソメワケベラが一生懸命掃除しているのをすぐ間近で観察でき、なかなか面白かったです。ビデオを持っていなかったのが、ちょと悔やまれましたが・・・。西も東も全体的にとても良い潮が入ってきました。このまま秋の海に突入すれば良いのですが・・・期待したいですね。


 2002年08月21日(水)
天 候 薄曇 ポイント:秋の浜 水 温 23℃〜25℃
風 向 き 西風2m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 28℃:23℃ 波 高  2,0m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 17:11 10:08
 朝晩はだいぶ過ごし易くなってきました。秋も、すぐ其処まで・・・と言う感じですね。さて今日も、海は暖かくとても良い状態でした。1本目は、秋の浜”左の砂地”をゆっくりと潜ってきました。コウベダルマガレイが、あちらこちらで追いかけっこをしていました。ササハゼのペアは一生懸命巣穴の補修をしています。♀と思われる個体は、かなりお腹が膨らんでいました。秋の浜は、ハナハゼも多いのですが、やはり♀のお腹が大きく、卵を持っているのだと思われます。巣穴に住む彼らはどんな方法で卵を産むのでしょう?沢山居るのに観察できないのが、ちょっと残念です。今日はヒレナガネジリンボウも元気良くホバーリングしていました。砂地に点在するゴロタ周辺を見ると、イトタマガシラの子供達が沢山居ます。まだ2cmにも満たない大きさで、とても可愛いです。スタッフが”右トサカ林”ニタリ2個体と遭遇したそうです。比較的大きな個体で、かなり近づけたと大喜びしていました。タツヤ君(ハナタツの名前)のお腹がパンパンです。ハッチアウト間近のようです。この他に、今日の2DIVEで観察されたものをご紹介します。タツナミガイ・ノコギリヨウジ・モクズショイ・イソギンチャクカクレエビ・サキシマミノウミウシ・イラ・マダイ・メイチダイbaby・アカエイbaby・ランドールズピストルシュリンプ・ムツの子供達・ベニイザリウオ・ハリセンボン・オヤビッチャ・アオヤガラ子供達・クロスジギンポ・テンクロスジギンポ・アカホシカクレエビ・イソギンチャクエビ・ホシベニサンゴガニ・カシワハナダイ・スジハナダイ・カイエビス・フタイロハナゴイ・キシマハナダイyg・アサヒハナゴイ・ヤセアマダイ・アケウス・シロイソハゼ・シコクスズメダイ・クロヘリイトヒキベラ・オキナワベニハゼ・カナリイモレイ・ハナキンチャクフグ・ヒメテグリ♂♀・オシャレカクレエビ・タカベの群れ・ナガサキスズメダイ・コガネキュウセンbaby など等・・・・・。


 2002年08月22日(木)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 24℃〜25℃
風 向 き 東北東4m 透 明 度 13m〜18m
気 温 (最高:最低) 26℃:19℃ 波 高  1,5m
日中の降水確率  10% 流 れ 少々
満潮:干潮 (大潮) 17:36 10:47
 天気も良く海も良く、気分のいい1日でした。秋の浜は午前中の方が透明度がいいようです。午前中に右のトサカ林に行ったスタッフからはタカベ、イサキ、ムツ、アジが物凄い数で群れていて前が見えないほどだったとの報告を受けました。昼頃にはカメにも遭遇しました。左の砂地では人差し指の爪サイズのネッタイミノの子どもに出会いました。岩の隙間に張りついているとまるで小さなケヤリかシロガヤのように見えます。動いて初めてそれとわかるような小ささです。個体数の増えたササハゼは、ペアもいればハグレもいます。今日はハグレササハゼが、産卵する気満々のイトベラと鉢合わせして、戦っていました。クネクネ系も増えてきました。スタッフの情報を合わせるとコロダイ幼魚は大小取り混ぜて3個体はいそうですし、昨日見つかったヒレグロコショウダイの幼魚も、元気にクネクネしていました。台風で行方不明となっていたカミソリウオのペアも少し離れた場所で見つかりました。また、浅いところにも単体のカミソリウオが現れました。左のハシゴにはモンツキハギ幼魚3匹、ツマジロモンガラ幼魚がウロウロしていて一気に南の海がやってきた!!と言う感じです。もう産卵シーズンは終わったと思っていたベニイザリウオ達も2ペア、メスのお腹が膨らんできました(ピーク時程の膨らみではありませんが・・・)。暫くは楽しくて笑の止まらない海が続きそうです。


 2002年08月23日(金)
天 候 ポイント:秋の浜 水 温 24℃〜25℃
風 向 き 東風2m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 26℃:21℃ 波 高  2,0m
日中の降水確率  50% 流 れ 無し
満潮:干潮 (大潮) 17:59 11:22
 朝から雨になってしまいました。海の中は透明度も良く暖かいのですが、ちょっと暗いです。今日はお客様のリクエストも有り、2DIVEともノーマル(温帯種で通年観察できる魚)の魚だけを、ゆっくりと観察してきました。一つ一つに時間を掛けて観察すると、色々な行動が見えてきてなかなか面白いものです。普段ガイドの対象外の様に扱われがちな魚達ですが、これからは生態にも焦点を当ててこれらの魅力をお伝えできたら・・・と、今更ながら感じました。昨夜、2箇所(ウチワと沼タツ)のベニイザリウオが産卵した模様です。1組の♀はしっかりとお腹が凹んでいました。もう一組は♂♀共に定位置から消えてしまいました。間はかなり開いたものの♀のお腹には、まだ卵が残っていたのですね。私達がタツヤ君と呼んでいるハナタツ(♂)のお腹が、はちきれんばかりに膨らんできました。何とかハッチアウト(出産)に立ち会って見たいものですが・・・・・。右ゴロタ斜面に向かう途中のテーブルサンゴに、タスジか?フタイロか?判りませんが、コバンハゼの子供が沢山付いています。まだ5mm程で、とても可愛いです。正面の水深30m付近でも、2箇所ヒレナガネジリンボウを確認しました。有馬情報では、右砂地ゴロタに、ピンクフラッシャー(クジャクベラ)のBabyが出現したそうです。徐々に南方系の魚も増え始め、楽しくなってきました。後はニタリの遭遇率が上がれば、もっと楽しいのですが・・・・・。


 2002年08月24日(土)
天 候 曇り ポイント:秋の浜 水 温 24℃〜25℃
風 向 き 南西5m 透 明 度 13m〜18m
気 温 (最高:最低) 28℃:22℃ 波 高  1,5m 
日中の降水確率  30% 流 れ  有り
満潮:干潮 (大潮) 18:21  11:54
 週間予報を見て雨降りを覚悟していましたが、時折パラつく程度でまずまずのお天気でした。海の方は、お天気のせいか少し暗いのですが、相変わらず暖かいです。今年はやたらとヤセアマダイが目に付きます。今日も3箇所で確認しました。オーバーハングのベニイザリウオ♀のお腹が、だいぶ膨らんでいました。産卵孔を確認しようと”ヒョイ”とお尻を持ち上げたところ、赤茶色の2,5cm程のベニイザリウオが転がり出てきました。近くに何時もの♂が見当たらなかったのですが、このチビが♀ベニのお相手なのでしょうか?まさかとは思いますが、ちょっと怪しい雰囲気もありました。昨夜2時間、ハッチ狙いでお客様とハナタツの観察に行ってきました。タツヤ君は、かなり落ち着きが無く、時折腹部をうっすらと開く様な行動も観察されました。しかし、予想していた時間帯が過ぎてもその瞬間は訪れず、時間切れとなってしまいました。そして今日・・・・・再度、夜明け前に行ってきました。しかし彼は何時もの所に居ませんでした。結局2時間近く周辺を探して私は諦め、エキジット・・・・・。その後、お客様が彼を見付けたのですが、昨夜と比べ明らかにお腹は凹んでいたとの事でした。私も昼間確認しましたが、やはりハッチは終わってしまった様です。そして何と!!昼間、このタツヤ君が産み出したと思われる極小タツBaby(8mm程)を、お客様が確認しました。もうこれは”執念”としか言いようがありませんね。脱帽です。同じくお客様が、うす紫のランドールズフロッグフィッシュを見つけました。今年に入って2個体目の出現です。星野チームがニタリと遭遇したそうです。かなり近くまで寄れたと、みんな大喜びしていました。


 2002年08月25日(日)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 24℃〜25℃
風 向 き 南西4m 透 明 度 15m〜22m
気 温 (最高:最低) 29℃:24℃ 波 高  1,5m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (大潮) 18:42   12:23 
 暖かくて綺麗な、とても良い海でした。中層に浮いているだけで、幸せを感じます。今日も早朝を含め3DIVE、全て秋の浜です。昨日お客様がランドールズを見付けたのですが、すぐ傍にもう1個体居たそうです。色は同じですが、大きさが半分程との事でした。 うっうう!!もしかしたら?ペアか〜?ちょっと期待が膨らむ話しですね〜。”正面際”キシマハナダイBabyフタイロハナゴイが、大分育ちました。しかし相変わらずシャイなのは変わりません。水深30m付近に40cm近い大きなソウシイザリウオが居ました。おそらく”右ゴロタ斜面”で暫く観察していた個体(♀)と思われます。午前中”アサヒの根”の上水深20m付近の中層で、ニタリ2個体と遭遇しました。お互い近い距離で、ゆっくりと旋回していました。この所毎日誰かしら目撃しています。一昨年の様な当たり年になると良いですね。ヒメテングハギ(沢山)の子供やヒラニザ、左ハシゴ近くでは、ミヤコテングハギ等が出現しています。この系統が、今年は当たり年なのでしょうか?出来れば、ヤッコやチョウチョウウオが望ましいのですが・・・・・。(苦笑) 昨日確認したオーバーハングのベニイザリウオが、産卵した模様です。チビベニ共々姿が見えなくなりました。