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2002年08月 第 3週(12日〜18日迄)

 2002年08月12日(月)
天 候 晴れ ポイント:秋の/野田 水 温 16℃〜22℃
風 向 き 南南西8m 透 明 度 12m〜20m
気 温 (最高:最低) 31℃:25℃ 波 高  1,5m
日中の降水確率     0% 流 れ 有り
満潮:干潮(中潮) 19:46 13:29
 今日も青空が広がり、暑い日差しがガンガンに照り付けていました。秋の浜は多少透明度が回復しましたが、水温は水面から30m付近までが18℃、その下は16℃と、まだまだ冷たいです。逆に西側には暖かな(と言っても、22℃・・・)綺麗な潮が入ってきました。秋の浜の水深20m付近にカミソリウオのペアが出現しました(大島バーディ川口氏情報)。先週末お客様が見つけた♀に、何処からか♂が現れペアになったと言う感じです。何も無い砂地にポツンと居るので、何時まで観察できるか一寸心配です。野田浜は、アーチ周辺がタカベで埋め尽くされていました。水深が浅いので、陽光を浴びた黄色とブルーがとても鮮やかでした。久々に密度の濃い群れに囲まれ、幸せな気分に浸る事ができました。


 2002年08月13日(火)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜19℃
風 向 き 南西6m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 31℃:26℃ 波 高  1,5m
日中の降水確率  10% 流 れ 無し
満潮:干潮(中潮) 20:15 14:05
 久々に、秋の浜に3DIVEです。昨日のカミソリウオは今日も健在でした。周辺にはカスザメが合計4個体も居ました。右のトサカ林は相変わらず、イサキタカベが凄い数で群れています。テングダイも最近、7〜9匹の群れで固まっています。夕方は、久し振りにオキノスジエビを見てきました。シャカシャカと一生懸命泳ぎながら上がって来るエビは、何度見ても感動です。帰り掛け、水深20m付近で一緒に潜っていたお客様がベニイザリウオのペアを見つけました。♀のお腹はプックリと膨れ、♂がしっかりと腹部に張り付いていました。すでに減圧が出ていたので、ゆっくりと観察できなかったのが残念ですが、きっと産卵直前だったと思われます。そしてそのペアのお腹の下から、1,5cm程のbabyベニイザリウオが飛び出してきたのには、ちょっとビックリしました。まさか?と思うのですが、このbabyも実は産卵の隙を狙っていたのでしょうか?浅場のゴロタ周辺には、ミミイカのbabyが沢山居ます。全て1cmにも満たない個体ばかりでした。今日スタッフの有馬が、ショッキングなシーンに遭遇しました。何と!エキジット間際の壁で半年以上観察していた黄色いハナタツが、アナハゼに食べられてしまったのです。有馬が見た時には、体が半分程飲み込まれていたそうです。これからがハナタツの産卵シーズンなので、♂が現れペアになるのを楽しみにしていたのですが、とても残念です。


 2002年08月14日(水)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜20℃
風 向 き 南南西6m 透 明 度 13m〜20m
気 温 (最高:最低) 31℃:26℃ 波 高  1,5m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 08:41 14:41
 潮の入れ替わりが激しく、なかなか透明度も水温も一定しません。特に流が強い訳でもないのですが、時間でコロコロ変わります。最近右ゴロタ斜面で、ヒラメをよく見掛けます。今日は80cm位有りそうな個体が二匹すぐ近くにいました。彼らも産卵シーズンなのでしょうか?1m近い個体の放精放卵・・・さぞかし迫力があるでしょうね。左砂地際で、ムレハタタテダイを確認しました。水温が低いうえに1個体だけだったので、ちょっと可愛そうな気がしました。浅場のオーバーハングの近くでは、大きなナカハラタナバタウオが卵を守っています。小さなゴロタの天井は、ソラスズメダイの産卵床になっています。親が忙しなく石の下を出たり入ったりしながら、卵を守っています。今日の午後、星野チームのお客さんがニタリと遭遇しました。久々の確認です。


 2002年08月15日(木)
天 候 晴れ ポイント:秋の/野田 水 温 15℃〜20℃
風 向 き 南南西7m 透 明 度  3m〜30m
気 温 (最高:最低) 31℃:25℃ 波 高  1,5m
日中の降水確率  10% 流 れ 無し
満潮:干潮 (小潮) 09:50 15:19
 秋の浜は、水深20mを境にくっきりと潮が分かれています。上は多少暖かいのですが、透明度が5〜6mです。下はスコーンと抜けていますが、水温が極端に下がります。あまりにも水温透明度ともに差があるので、その境目を潜っていると妙な感覚に囚われます。早く水が安定しないかと、心底願う今日この頃です。(苦笑)  右トサカ林入り口にソウシイザリウオが居たそうです。かなりお腹が大きく、”まだ産卵しているのでは・・・・”との、荻島意見でした。水温が関係しているのかどうか判りませんが、この所見慣れないウミウシが続々と出現しています。図鑑で調べてもよく判らないのですが、忙しいのでビデオに収める事もできません。消化不良を起こしてしまいそうです。浅場の岩穴で一月程前に見つけたベニイザリウオのbabyに、久々に再会しました。何故か?”ギバコ”と命名された彼女?、発見時よりふた周り程大きくなっていました。星野情報では、正面のニラミアマダイの卵がだいぶ育ち、目がはっきり判る様になってきたそうです。野田浜、左の溜まりにはタカベの子供が沢山群れていました。午前中は、その群れにカンパチの子供達が突っ込み捕食していたそうです。セルフのお客様がニタリと遭遇しました。4m近い個体が”アサヒの根”を横切り、正面の際を駆け上がって行ったそうです。


 2002年08月16日(金)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜23℃
風 向 き 北北東4m 透 明 度  3m〜20m
気 温 (最高:最低) 32℃:25℃ 波 高  2,5m
日中の降水確率  10% 流 れ 無し
満潮:干潮 (小潮) 11:26 16:12
 台風13号の影響が出始めました。西も東もウネリが入ってきます。南部の筆島海岸を初めとして、海水浴場は軒並み遊泳禁止となってしまいました。午前中の秋の浜は、水深15mを境にしてくっきりと潮が分かれていました。下の方の水はとても綺麗だったのですが、7℃の水温差には痺れてしまいます。今日も”アサヒの根”ニタリと遭遇しました。4m近い大きな個体は、燻し銀の様な渋い輝きを残しながら、”淋しい根”の下の方へゆっくりと消えていきました。私は久々の遭遇で、ちょっと嬉しかったです。アサヒに根にはムラサキウミコチョウも2個体居ました。ニラミアマダイの卵が、ハッチアウトした模様です。口内保育中はかなり神経質で、よく蓋をしています。そして穴から出て来る時も周囲に気を配りながら、慎重に顔を出します。ところが今日は、何時もと違いノビノビした感じで、巣穴から身を乗り出していました。ハナタツ♂(沼子の相棒)のお腹がかなりプックリと膨れ、ハッチアウト間近の様です。浅場のナカハラタナバタウオの卵も大分成長し、目がはっきりと判る様になっていました。しかし台風13号の動きが心配です。動きが遅くなったので、影響が長く残りそうです。取り合えず、浅場の生物達があまりダメージを受けない様祈ります。


 2002年08月17日(土)
天 候 晴れ時々曇り ポイント:クローズ 水 温 ℃〜℃
風 向 き 東北東8m 透 明 度 m〜m
気 温 (最高:最低) 29℃:24℃ 波 高  6m 
日中の降水確率  50% 流 れ
満潮:干潮 (小潮) 14:05  17:54
 潮が悪いのと、台風13号の接近と言うWパンチで、今日はダイビング中止としました。スピードが遅いので、何時までも影響が残りそうです。しかしこの台風に、期待も多少有ります。この所、あまりにも潮が悪いので、思いっきり暴れてもらい、この潮が一掃されるのを願っています。今まで何回か経験があるのですが、台風一過、青い暖かい潮が入ってきた事があります。心配は、浅場の生き物達への影響ですが、これは彼らに頑張って貰うしかないでしょう。無事を祈るばかりです。しかし折角の夏休みを楽しみにしていた方も大勢いらっしゃると思います。なにもこの時期に来なくたって・・・と思うのは私だけでしょうか?2〜3日お客様も途切れ、海の情報もお伝えできないかも知れません。取り合えず潜れそうな状況になったら、すぐにリサーチに入ります。台風後の海情報をお楽しみに・・・・・。


 2002年08月18日(日)
天 候 曇り時々雨 ポイント:クローズ 水 温 ℃〜℃
風 向 き 北東7m 透 明 度 m〜m
気 温 (最高:最低) 26℃:23℃ 波 高  6〜10m
日中の降水確率  80% 流 れ
満潮:干潮 (長潮) 15:32   19:42 
 午前の段階で、まだ本格的な台風の影響は出ていませんが、海の方はウネリが入っています。野田浜は、エントリー口から水路辺りまで水が相当動いているのが、上から見ていても判ります。秋の浜は風の影響も有り、梯子5〜6段海面が上下していました。しかしまだ大きく波が崩れ波飛沫が駐車場まで上がってくる程ではありません。台風の動きが遅く、何時まで影響が残るか予想が付かないので困ってしまいます。とっとと!通り過ぎてくれれば良いのですが・・・・・。