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2002年07月 第 2週( 8日〜14日迄)

 2002年07月08日(月)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 18℃〜19℃
風 向 き 南南西6m 透 明 度 10m〜13m
気 温 (最高:最低) 29℃:24℃ 波 高  2,5m
日中の降水確率     20% 流 れ 無し
満潮:干潮(中潮) 16:36 09:34
 午前中は曇り空だったのですが、昼過ぎからは雲ひとつ無い青空が広がり、気温もドンドン上がってきました。水温は特に下がっていないのですが、陸上が暑い為に飛び込んだ瞬間、とても冷たく感じます。今日はベニイザリウオのデーター集めを主な目的に潜ってきました。しかし、この所立て続けに産卵をしてしまった為か?ばらけてしまったペアも居り、合計5個体しか確認できませんでした。個体識別のデーター集めは、次回に繰越となりました。段落ちのセホシサンカクハゼの卵が銀色に輝いています。今日明日中にハッチアウトしそうです。すぐ近くにやはり銀色に輝く卵を口に咥えたネンブツダイも居ました。昨年、産卵ショーのステージとなった所に、今年もヒメテグリが集まっています。今日は3個体確認しました。毎年同じ場所で産卵行動が繰り返されると言うのも、なかなか興味深いですね。


 2002年07月09日(火)
天 候 晴天 ポイント:野田/秋の浜 水 温 16℃〜19℃
風 向 き 南南西5m 透 明 度 13m〜15m
気 温 (最高:最低) 31℃:25℃ 波 高  2,5m
日中の降水確率  10% 流 れ 少々
満潮:干潮(大潮) 17:15 10:15
 西側にはすでに台風6号のウネリが入ってきました。野田浜の水路は海藻が舞い、かなりのサージが有りました。秋の浜は、まだ殆ど影響ありません。正面のニラミアマダイ(ジョーフィッシュ)が咥えている卵に、目が見えてきました。最近、子育て中で神経質なのか?巣穴に蓋をしている事が多いのですが、今日はタイミング良く観察する事ができました。水深20m付近には、お腹がパンパンに膨れた大きなオニカサゴが居ました。オニカサゴもイザリオウ同様、膜に包まれた浮遊卵を産むのですが、体の大きさからして卵塊もかなり大きいのでしょうね。機会があれば、産卵シーンを是非とも見てみたいものです。セホシサンカクハゼの卵が、数個体ハッチアウトするのを確認できました。1mm程しかない卵ですが、マクロレンズを通して覗くと、中で稚魚が一生懸命動いているのが見えました。これは!!と思い見ていると、中から稚魚が泳ぎ出てきました。これが引き金になって、一斉にハッチアウトが始まるかとかなり期待したのですが、まだ時間が早かったとみえその後は確認できませんでした。正面のクマノミも産卵を始めました。しかしまだ産み付けられた卵はピーク時の2割程です。さて大型台風上陸の恐れが出てきました。陸上の被害も心配ですが、海の中も今が繁殖の真っ最中・・・・あまり荒れない事を願いたいですね。


 2002年07月10日(水)
天 候 ポイント:秋の浜 水 温 18℃〜20℃
風 向 き 南南東8m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 28℃:25℃ 波 高  4,0m
日中の降水確率  90% 流 れ 無し
満潮:干潮 (大潮) 17:54 10:57
 台風6号の影響で船も繰り上げ出帆となり、西側には大きなウネリが入ってきました。しかし秋の浜はベタ凪ぎです。と、言う訳で本日も午前中、秋の浜に潜ってきました。雨なので水中は暗いですが、透明度はそこそこあります。エントリー口の石に付いたウミフクロウが、3個体になっていました。昨日お腹が大きかった個体と同一と思われるオニカサゴは、お腹が凹んでしまいました。昨日夕方見た時には単体だったので、産卵行動の観察は諦めたのですが、きっと近くに♂がいたのでしょうね。惜しいチャンスを逃してしまいました。砂地のウミテングbabyは健在でした。台風の後も居てくれるか、ちょっと気掛かりです。セホシサンカクハゼの卵は半分程がハッチアウトし、白い新しい卵が産み付けられていました。段落ち壁ベニイザリウオ♀のお腹が、大分目立ってきました。台風で飛ばされない事(消えてしまわない様)を、祈ってます。   
 PM2:00現在、かなり風雨が強まってきました。窓から見える木々の枝も大きく揺れています。今回の台風はかなりの雨量が予想されるので、海への土砂の流入も気掛かりです。週末には回復してくれれば良いのですが・・・・・。それでは、台風後のスタッフログをお見逃し無く・・・・・。


 2002年07月11日(木)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜20℃
風 向 き 南西8m 透 明 度 6m〜20m
気 温 (最高:最低) 29℃:23℃ 波 高  4m
日中の降水確率 0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (大潮) 18:33 11:40
 昨日台風が通り過ぎたとは思えないほど静かな秋の浜でした。大雨の影響で浅い所には土砂の濁りが残っていましたが、これはじきに綺麗になるでしょう。ただ段落ちのあたりはかなり荒れたのでしょうか、お腹が膨れ始めていたベニイザリウオは、ペアのオスと共に消えてしまいました。残っていたベニイザリウオは、穴の奥の窪みにスッポリはまって隠れているもの達だけでした。水深3mで観察していたムラサキウミコチョウもいなくなってしまいました。砂地の生物達は殆ど台風前と変わらず、ウミテングbaby、アカオビコテグリbaby、タツノイトコbabyなど、それぞれ健在でした。水深32mにはセトミノカサゴが現れました。大島では珍しい魚なので、このまま居てくれればアイドルになりそうです。また、アサヒの根にはチカメキントキが4匹、出現したそうです。大沼氏からの情報なので、近々確認に行ってくるつもりです。


 2002年07月12日(金)
天 候 晴天 ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜19℃
風 向 き 南西7m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 30℃:24℃ 波 高  3,0m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 19:11 12;23
 今日も最高のお天気です。おまけに秋の浜は、凪ぎのうえに透明度が20m以上有りました。下の方はちょっと冷たいのですが、明るいのでとても気持ちが良いです。さて今日は”右トサカ林””正面〜左砂地”を潜ってきました。エントリーした足元の石にウミフクロウが以前から付いているのですが、今日は其処に、ヒマワリリュウグウウミウシと言う、始めて見るウミウシが居ました。トサカ林にはテングダイが24匹の塊、その他に3+2と、合計29匹居ました。砂地際のカミソリウオ♂も健在でした。正面のウミトサカには、30cm弱のヘラヤガラの子供も付いていました。一生懸命隠れようと私達の動きに合わせ、ウミトサカの周囲をグルグル回っているのが可愛かったです。正面のクマノミの卵は、イソギンチャクの動きで擦られたと見え、だいぶ岩肌から剥げ落ちていました。1回目の産み付けなので、量も少なかったのですが、更に淋しくなってしまいました。左の砂地には、8cm弱のセミホウボウが居ました。立てた第一背鰭が、まるでラジコンのアンテナに見え、オモチャの様でとても可愛いです。セホシサンカクハゼの卵は、全て新しくなっていました。セミナイトに行ってきました。相変わらずオキノスジエビの行進は凄いです。帰りがけ怪しい雰囲気のベニイザリウオが3ペア居ました。結局タンクを交換して又潜り直し、22:00まで観察を続けました。2組はまだ少し時間が掛かりそうでしたが、1組は今日中にハッチするかも知れません。しかし週末前夜という事もあり、最後まで確認するのは断念しました。段落ちで1,5cmのベニイザリウオbabyも確認しました。なかなか可愛いです。暫く観察できると良いのですが・・・・・。


 2002年07月13日(土)
天 候 曇り時々雨 ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜17℃
風 向 き 南西8m 透 明 度 13m〜15m
気 温 (最高:最低) 28℃:26℃ 波 高  2,5m 
日中の降水確率  30% 流 れ 少々
満潮:干潮 (中潮) 19:50  13:06
 台風一過の晴天は何処へやら、雨交じりのお天気になってしまいました。おまけに水温も下がって、とても冷たいです。相変わらず浅場は、マアジの子供達が沢山群れています。昨日観察していたベニイザリウオは2組が健在です。又、一時♀が見えなかったペアも、今日は縒りが戻っていました。右ゴロタのソウシイザリウオも定位置に戻っていました。やはりお腹が大きく、3回目?の出産に備えているようです。しかし、毎回同じ場所に戻ってくるというのも不思議ですね。有馬チームがニタリにヒットしたそうです。先週も目撃情報があったので、結構回っているのかも知れませんね。一昨年の様なニタリの当たり年になれば楽しいのですが・・・・・。


 2002年07月14日(日)
天 候 晴天 ポイント:秋の浜 水 温 17℃〜20℃
風 向 き 南西8m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 30℃:26℃ 波 高  2,5m
日中の降水確率  0% 流 れ 少々
満潮:干潮 (中潮) 20:27   13:48 
 昨日と打って変わって、とても良い晴天に恵まれました。多少波は有りましたが、水温も上がり透明度も最高です。今日も秋の浜に4DIVE潜ってきました。右砂地の際でソウシイザリウオがペアになっていました。グローバルで”オーバーハングの壁”と呼んでいる所のベニイザリウオはどうやら産卵してしまった様です。お客様の話に依ると、♀のお腹が凹んでいたそうです。昨日ニタリにヒットしたチームが、今日も遭遇したそうです。しかし、お客様は全員見たそうですが、何故か?K・Oガイドだけが見れなかったらしく、しきりに悔しがっていました。さて又台風が近付いています。夕方すでに秋の浜にはウネリが入っていました。あまり荒れない事を願っています。