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2002年06月 第 4週(24日〜30日迄)
| 2002年06月24日(月) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 17℃〜19℃ |
| 風 向 き | 東北東3m | 透 明 度 | 10m〜12m | |
| 気 温 (最高:最低) | 22℃:17℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮(大潮) | 17:35 | 10:27 |
| 朝から曇り空でしたが比較的空は明るく、過ごし易い一日でした。しかし、秋の浜は相変わらず、透明度が良くありません。さて午前中秋の浜に着くと、丁度海から上がってきた”秋の浜の仙人”こと大沼氏が、例のごとく目を輝かせながら近付いてきました。「どちらに行きますか〜?」と、私達にどのコースを潜るのか尋ねてきたのです。「週末に、お客さんが見つけたハナタツbabyを見に行くんですよ」すると大沼氏、「それは丁度良かった。実はハナタツを探していたら、2,5cm程のタツウミヤッコの子供を見つけちゃったんですよ〜、多分皮弁が見えたんで間違いないと思うんですが、見てきませんか?」との事でした。話を聞くと、水深20m付近をウロウロしていたら、目の前に3cm程のヨウジウオが流れてきたとの事でした。ホソウミヤッコは幾らでも居ますが、タツウミヤッコは今まで数回しか見た記憶がありません。かなりレアな魚の出現に皆、行く気満々。しかし彼曰く、「かなり探すのは難しいですよ。一応マーキングはして来たけど、潮が掛かってて動いてたから、僕も2回目は探せるか自信が無いな〜」・・・何と言うお言葉・・・「エッ!!そんな〜〜、今、見てきませんか?って言ったじゃん!!」内心思いつつ、兎に角マーキングの場所を聞いて、エントリーしたのでした。現場に着いて皆で手分けして探し始めました。マーキングを中心に、ゴミの塊を虱潰しに見て回りました。その内、5m程離れた所で呼ぶ声が・・・・近付くとゴミ溜まり(千切れた海藻等)の中に、15mm程のハナタツが・・・更にそのすぐ隣のゴミにも同じ様なハナタツが・・・そう言えばお客様が見つけた奴は・・・と思い確認に行くと、しっかり其処にも居るではありませんか。結局15mmサイズのハナタツが4個体も5m四方に居たのです。「スゲ〜、、、こいつらみんな兄弟ジャン!!」等と思いながら観察していると、向こうの方で、又、呼ぶ声が・・・マーキングの近くに戻ってみると、其処には先程エキジットしたばかりの大沼氏が、ライトでタツウミヤッコを照らしているではありませんか。「アリャァ〜、まいったね〜・・・」 その溜まりは確か誰かが探してた場所・・・。「流石!大沼氏・・・」と内心思いながら、しっかり皆で取り囲み、見せて頂いたのでありました。週末お客様が見つけた、セホシサンカクハゼの卵を確認してきました。20cm程の石の天井にビッシリと産み付けて有りました。何回かに分けて産むらしく、新しい卵もあれば目の見えてる卵もありました。壁のベニイザリウオ♂♀が、かなり接近していました。産卵間近なのかな〜〜〜?気になるところです。 |
| 2002年06月25日(火) | ||||
| 天 候 | 曇り時々雨 | ポイント:野田/秋の | 水 温 | 18℃〜19℃ |
| 風 向 き | 北北東6m | 透 明 度 | 7m〜13m | |
| 気 温 (最高:最低) | 19℃:17℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 80% | 流 れ | 有り | |
| 満潮:干潮(大潮) | 18:16 | 11:10 |
| 時折、小雨がぱらつくお天気でした。1本目野田浜に入ったのですが、透明度が7〜8mしかなく、おまけに砂地は潮も掛かっていました。しかし、アーチの先の根の上は、ホンベラやニシキベラが数百匹で集合し、次から次へと放精放卵をしていました。周辺では、相変わらずメジナが捕食のチャンスを窺っていました。野田浜で確認していたクマノミの卵は、大分数が減っていました。孵化した訳ではないので、波の影響等でイソギンチャクが触れ、岩壁から剥がれてしまったのでしょう。きっとシーズン最初の卵は粘着力が弱いのか?親の方が、産み付けに慣れてないのかも知れませんね。秋の浜は、ハナダイbaby(キシマ・フタイロ・ナガ・マダラ・カシワ等)達を見て、昨日のタツウミヤッコを探しに行ってきました。大沼氏も居て探していたのですが、動いてしまったらしく残念ながら見付かりませんでした。代わりに2〜3mmのアカオビコテグリを確認しました。殆ど肉眼では赤い点にしか見えませんが、レンズを通して覗くとしっかり背鰭をピコピコさせて口もモグモグしているのが判ります。その可愛い仕草を見ていると、「無事に育てよ〜」と、声を掛けずにはいられません。 |
| 2002年06月26日(水) | ||||
| 天 候 | 雨 | ポイント:野田浜 | 水 温 | 18℃〜20℃ |
| 風 向 き | 北北東6m | 透 明 度 | 7m〜10m | |
| 気 温 (最高:最低) | 20℃:17℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 50% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 18:55 | 11:51 |
| 午前中の秋の浜は、何とか入れたのですがとても楽しめるコンディションではありませんでした。と、言う訳で、今日の午後は全員野田浜に潜りました。しかし野田浜も水路はかなりサージが有り、透明度も良くありません。浅い所では、海底に溜まった海藻が右へ左へと動くので、まるで海底が動いている様な錯覚に囚われます。アーチ近くのオオモンイザリウオは、まだ健在です。アーチを抜けた所には、3cm程のアマミスズメダイの幼魚も居ました。私は見ていないのですが、砂地にはサカタザメも居たそうです。”アオブダイの穴”の前には、ミヤケスズメダイが数百匹で集まっていました。一体何の目的であんなに群れていたのでしょう?穴の中には1m近いマダラエイも休んでいました。そのすぐ隣の穴には、同じく1m程のオオセも入っていました。また、大きなハマフエフキやコロダイ、”タカノハハイツ”のテングダイと言い、コンディションは良くありませんでしたが、結構手軽に大物?が見られる、今日の野田浜でした。 |
| 2002年06月27日(木) | ||||
| 天 候 | 雨 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 19℃ |
| 風 向 き | 北東4m | 透 明 度 | 8m〜10m | |
| 気 温 (最高:最低) | 20℃:16℃ | 波 高 | 2、5 m | |
| 日中の降水確率 | 50% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 19:30 | 12:30 |
| シトシトと雨の降り続く毎日です。今日も北東の風で秋の浜は結構波が高く、ダイバーの姿は殆ど見られませんでした。でも、砂地まで降りると意外に静かで、ゆっくりした気分で潜れました。数日前、同時に3匹も確認して感動したハナタツ赤ちゃんやタツウミヤッコは、とうとう見つかりませんでした。食べられてしまったのか、それとも無事に何処か落ち着ける場所を見つけたのか・・・どちらだろう・・などと考えながら潜っていると突然目の前に白いモヤモヤが・・・。そして2匹の魚がパッと弾けるように飛び散りました。何とトラギスが産卵したようなのです。時間は9時50分ごろ。コウライトラギスは日没前にバンバン産卵していましたが、トラギスはこんな昼間から産卵するのでしょうか?それとも海の中が暗かったから 何時もの時間じゃないけれど、してしまったのでしょうか?うーん、よくわかりません・・。左の砂地では、このトラギスの産卵の他、久し振りにブリの群れに囲まれました。全長60cm、100匹ぐらいの群れでしたが、砂に体を擦り付けたりしながら目の前をゆっくり回ってくれました。また、爪楊枝サイズの真っ赤なホソウミヤッコの幼魚、1cmほどのコウライトラギスの幼魚(これはそこらじゅうにいっぱいいる)、あちこちで跳ねている(はねさせてしまっているのかも・・・)チビヌメリなど、なかなか充実していました。正面の根の上では、ムラサキウミコチョウとミアミラウミウシとリュウモンイロウミウシが一つの岩に同居していたそうです。また、昼頃潜ったスタッフはその近くで、アカオビコテグリのメスがオビアナハゼに食べられている場面に出会ったそうです。「アカオビの尻尾を引っ張ってみたけれど、離してくれなかった。」と言っていました。アカオビコテグリのメスは確かこの前も食べられていたような・・・。やはり卵つきは美味しいのでしょうか?まだまだ産卵シーズンなのに、食べられて数が減ってしまったら困るなーと少々心配になりました。 |
| 2002年06月28日(金) | ||||
| 天 候 | 薄曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 17℃〜19℃ |
| 風 向 き | 北東6m | 透 明 度 | 10m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 22℃:18℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 05:57 | 13:07 |
| 久し振りに薄日の差すお天気でした。透明度が多少回復したのを受けて、水中スクーターを出してみました。右から左へと縦横無尽に駆け回る快感は堪りません。トサカ林の中は、イサキやタカベ・ムツ等が凄い数で群れ、思わず我を忘れ見とれてしまいます。また水深30m付近には、1,5m位有りそうな巨大なクエ(モロコ)も居ました。左の砂地では、ヒメアマダイを確認してきました。砂地のあちらこちらに巣穴が有り、小指程の頭が出ています。かなり敏感ですが、中には度胸の座っている個体も居て、30cm程まで近付く事ができました。警戒しているのか?流れてくる餌を求めているのか?常にキョロキョロ周囲の様子を窺っている仕草がとても可愛いです。段落ちの、セホシサンカクハゼの卵がハッチアウト間近です。全体的にかなり銀色に輝いていました。 |
| 2002年06月29日(土) | ||||
| 天 候 | 雨 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 17℃〜20℃ |
| 風 向 き | 北東5m | 透 明 度 | 7m〜13m | |
| 気 温 (最高:最低) | 22℃:18℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 70% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 06:35 | 13:42 |
| 一日中、雨になってしまいました。比較的風は穏やかで海の方は静かですが、透明度は今ひとつ良くありません。午後は特に濁った暖かい潮が入ってきて、10mを切ってしまいました。昨日のログに書いた、セホシサンカクハゼの卵はやはりハッチアウトしてしまいました。夕べの19:50分には銀々の卵を確認してたので、その直後だったのかも知れません。惜しいチャンスを見逃してしまいました。お客様情報ですが、イチモンジハゼも卵を守っていたそうです。イレズミハゼやオキナワベニハゼのお腹も大きく、きっと産卵しているのでしょうね。セミナイトで、オキノスジエビの大行進を見てきました。昼間は何処に居るのか判らないのですが、毎晩浅場に大挙して上がってきます。夜間、浅場のプランクトンを捕食する為だと思われますが、かなりの距離を移動して来るようです。幅5〜10mの帯になったエビが海底から浮き上がり、泳いで来る姿は感動ものです。興味のある方は、topics photo に写真をアップしましたので、どうぞご覧ください。 |
| 2002年06月30日(日) | ||||
| 天 候 | 曇り時々晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 17℃〜19℃ |
| 風 向 き | 北東6m | 透 明 度 | 4m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 25℃:19℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 60% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 07:16 | 14:17 |
| 夕べから降り続いた雨の影響で秋の浜は泥水が流れ込み、沖合い100m位まで表層は真茶色に染まっていました。水中のゴロタも砂地も沈殿した泥をうっすらと被り、茶色一色です。ちょっとしたフィンの水流でもすぐに巻き上がり、たちまち視界が無くなってしまいます。しばらくこの泥は消えそうもありません。困ったものですね。しかし場所に因りますが、思いの他透視度が良かったのは意外でした。さてそんな今日の秋の浜ですが・・・数日前に見えなくなってしまったハナタツは、どうやら巧妙に隠れていたようです。第一発見者のお客様に教えて頂いたのですが、同じ海藻に2個体付いていたそうです。また少し離れた場所でも同じサイズのハナタツが見つかっています。夕べのセミナイトでカミソリウオが出現しました。私は確認できなかったのですが、今日も居たそうです。右のソウシイザリウオが戻ってきました。お腹が大きいので、また産卵すると思われます。しかし何時も同じ場所に戻ってくるのは不思議ですね。浅場の棚の上には、アオウミガメの”ケメコ”が居たそうです。先日もスタッフが目撃しており、まだ秋の浜に根付いている?様ですね。この他に今日スタッフがお客様にお見せしたものです。ベニイザリウオ・コノハガニ・ニシキハゼ・イボイソバナガニ・ガラスハゼ・ササハゼ・ヒレナガネジリンボウ・ホウボウ・イサキの群れ・オキナワベニハゼ・コクテンベンケイハゼ・ツグチガイ・ヘビギンポSP・マツカサウオ・レンテンヤッコ・インターネットウミウシ・ハナミノカサゴ・ケラマハナダイ・オオエラキヌハダウミウシ・コケギンポSP・ハリセンボン・ミナミハコフグbaby・ヨメゴチ・ワレカラ・コウベダルマガレイ・ヒメアマダイ・ヒラタエイ・コウイカの仲間・カスザメ・ハナアナゴ・オニゴチ・イレズミハゼ・ムラサキウミコチョウ・ソメンヤドカリ・ニラミアマダイ・ワニゴチ・ハナハゼ・トウシマコケギンポ・タマゴイロイボウミウシ・アカホシカクレエビ・セナキルリスズメ・ヒラメ・キミシグレカクレエビ・アカオビコテグリ・イガグリウミウシ・コイボウミウシ・セホシサンカクハゼ・ハナキンチャクフグ・オヤビッチャ等など・・・。 |