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2002年06月 第 2週(10日〜16日迄)
| 2002年06月10日(月) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 19℃〜20℃ |
| 風 向 き | 南南西2m | 透 明 度 | 12m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 27℃:18℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(大潮) | 17:20 | 10:37 |
| 例年ならばそろそろ梅雨入りしていてもいい時期なのですが、今年は遅いですね。個人的には嬉しいのですが・・・。台風の動きが気になります。予想進路では、まともに太平洋岸を上がってきそうなのですが、この台風の後に関東地方も梅雨入りとなるのでしょうか・・・。さて今日の海です。秋の浜は凪いで、とても良いコンディションでした。透明度もほぼ回復し、明るいです。右のトサカ林入り口はイサキの群れで前が見えない程でした。周辺を回遊しているのか?時折メートル近いブリかヒラマサが通り過ぎます。今日もソウシイザリウオは3個体健在でした。背びれの模様で気付いたのですが、実際には4個体居るようです。例年に比べ、水温の上がりが早いのですが、その影響か?南方系の魚達も色々と確認されています。以前から居たもの(越冬したと思われるもの)もありますが、今年に入ってから出現が確認された魚達をリストアップしてみました。フタイロハナゴイ・カシワハナダイ・ケラマハナダイ・セナキルリスズメ・ミツボシクロスズメ・アマミスズメダイ・タキベラ・カンムリベラ・ツユベラ・モンツキベラ・スジキツネベラ・キンメモドキ・ニシキカワハギ・ニシキアナゴ・カミソリウオ・ヤシャハゼ・ヒレナガネジリンボウ・ネジリンボウ・ミナミハコフグ・ハナキンチャクフグ等です。(注:選択基準は、繁殖も確認されているが、一般的に南方系のものと認識されている。)色々と増えて、賑やかになってくるといいですね。 |
| 2002年06月11日(火) | ||||
| 天 候 | 曇り時々雨 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 19℃〜20℃ |
| 風 向 き | 南風9m | 透 明 度 | 13m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 25℃:19℃ | 波 高 | 2,5 | |
| 日中の降水確率 | 40% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(大潮) | 17:59 | 11:12 |
| 台風4号は消滅しかかっているのですが、西側には多少ウネリが出ています。しかし、秋の浜はベタ凪ぎで、透明度も殆ど元に戻りました。今日も右のトサカ林に行ったのですが、相変わらずイサキの群れは凄いです。12〜3cmの個体から30cm近い個体まで、サイズの違う群れが途切れません。昨日3個体確認したソウシイザリウオは、1匹も見つかりませんでした。代わりにチビソウシが居た岩には、見慣れないベニイザリウオが付いていました。段落ちの壁の下では、ベンテンコモンエビを1個体確認、同じ穴で週末にコクテンベンケイハゼの卵を確認したお客様がいるのですが、今日はすでにきれいに無くなっていました。浅場のゴロタはヘビギンポが全て占領している・・・・と言ってもいい位、今が産卵の真っ最中です。あちらこちらの岩の上で、真っ黒に婚姻色を出した♂が、忙しなく♀の周囲を回りながら産卵を促しています。♀は岩肌に産卵管を擦り付ける様にして体を震わせます。すかさず♂がにじり寄り、放精していきます。しかし1シーズンにどれだけの卵が産み出されるのでしょうね?魚に限らず自然界に生きる者達の子孫を残す為に費やされるエネルギーと、様々な知恵には何時も感心してしまいます。(その為だけに生きてる・・・って気もしますけどね。) |
| 2002年06月12日(水) | ||||
| 天 候 | 曇り時々雨 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 19℃〜20℃ |
| 風 向 き | 南風5m | 透 明 度 | 13m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 27℃:20℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 50% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 18:40 | 11:50 |
| 遂に梅雨入りしてしまいましたね。うっとうしい季節がやってきました。西側は一見静かなのですが、ゆったりした大きなウネリが入っていました。秋の浜は相変わらず凪ぎで、とてもいいコンディションです。星野チームは右のトサカ林に行ったのですが、途中ソウシイザリウオを見ていると、いきなり目の前に来た口内保育中のネンブツダイが、卵ごと丸呑みされてしまったそうです。一瞬の出来事にお客さん共々唖然としてしまったそうですが、流石40cm近いソウシ・・・15cm位あるネンブツダイを丸呑みしても微動だにせず、何事も無かったかの様な態度が面白かったと語っていました。水深20m前後はマツバスズメダイに占領されています。あちらこちらが擂り鉢状に掘られ、真中にあるゴロタは何時でも卵が産み付けられる様、綺麗に磨かれています。まだ単独で巣作りに励む♂も居れば、すでにペアになり、チュッチュ!チュッチュ!とキスをしながら、産卵に備えて気分を高めるカップル等、アツアツ風景が目に飛び込んできます。さてそれでは、今日の2DIVEでこの他に観察されたものです。ネコザメの新しい卵・イサキの群れ・ムツの若魚達・トラフケボリタカラガイ・アヤトリカクレエビ・テングダイ11匹・ワカヨウジ・オオエラキヌハダウミウシ・ミアミラウミウシ・ケラマハナダイ・アカホシカクレエビ・イガグリウミウシ・カナリイモレイ(ウツボ属SP)・イレズミハゼ・カンムリベラbaby・シロサメハダウミウシ・イソスジエビ・トウシマコケギンポ・産卵中のホラガイの仲間・ビシャモンエビ・オトヒメベラ・オグロベラ・婚姻色バリバリのイトヒキベラ♂達・ワニゴチ・ハナハゼ沢山・ニラミアマダイ・アカオビコテグリ・ムラサキウミコチョウ・シロイバラウミウシ・アヤメカサゴ子供・クロイトハゼ・ヒラメ・イボイソバナガニ・ササハゼ・シマアジの子供達・タカベの子供達・コクテンベンケイハゼ・黄ハナタツ・ウバウオ・ミナミハコフグbaby・お腹の大きなベニイザリウオ・パイプの中のニジギンポ等など・・・・・・。 |
| 2002年06月13日(木) | ||||
| 天 候 | 雨 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 18℃〜19℃ |
| 風 向 き | 北東5m | 透 明 度 | 7m〜10m | |
| 気 温 (最高:最低) | 19℃:16℃ | 波 高 | 2、5 m | |
| 日中の降水確率 | 80% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 05:25 | 12:30 |
| 雨と霧のすっきりしない天気の日で、海の中も暗く、透明度も落ちてしまいました。右ゴロタ〜トサカ林には相変わらず、ムツやイサキが沢山群れていました。丸々と太ったホウキハタの後ろにつきまとうイサキ達や、5m位の間隔をおいて横たわる、大きなヒラメ(合計3匹、!)などを見ながら、ゴロタ地帯でネコザメの卵を探しました。10数個の卵を見つけ、「スベスベしていて新しそうな卵fだなー。」と思って見ていたら、何とそこへ1m以上有りそうなネコザメが現れました。人間から7〜8mの距離を保ちながら、大きなごろ石の合間を縫うように、あちらこちらに泳ぎ回っています。時々岩の間に体を沈めて止まっては、又ゆっくりその近くを泳ぎまわる・・・という行動は、まるで産卵場所を一生懸命探しているかのように見えました。結局は、人間が気になったのか、場所が気に入らなかったのか岩の隙間に入ってしまいましたが、「これから産み始めるのでは!」という期待で、かなり胸が高鳴った1ダイブでした。そういえば3年前スタッフが、ネコザメの産卵シーンに出会ったのもこの時期・・・。もしかしたら日中でも産卵の瞬間に出会えるチャンスがあるかもしれませんね。その他、今日野田浜に潜ったスタッフからはスミゾメミノウミウシとバライロマツカサウミウシの産卵、お腹の大きいイシヨウジとホソウミヤッコとヒラタエイ、見れたら結構ラッキーなオオセ、などが報告されました。 |
| 2002年06月14日(金) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:秋の浜/野田 | 水 温 | 18℃〜19℃ |
| 風 向 き | 南南西4m | 透 明 度 | 8m〜12m | |
| 気 温 (最高:最低) | 24℃:19℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 06:02 | 13:12 |
| 昨日の雨の影響か?多少白濁りが入っていました。野田浜には今日もオオセが居ました。根の上にドテッ!と乗っていたのですが、心なしかお腹が膨らんで見えました。ネコザメは今が産卵の時期ですが、オオセは今が出産の時期なのかも知れませんね。多少砂地に流があったせいか、ベラギンポが沢山出ていました。♂は体中に蛍光ブルーの斑紋が出て、とても綺麗でした。秋の浜の正面には、60cm位ありそうなワニゴチが3個体いました。こちらも1匹はお腹がパンパンに膨らんでいました。夕方、このワニゴチを観察する為に潜ったのですが、昼間の場所にはいませんでした。代わりに大きなネコザメや30匹ほどで群れるテングダイ等、思わぬ収穫がありました。コウライトラギスの放精放卵もあちらこちらで行われていました。海底から10〜15cm程しか上がらず一瞬で終わってしまうのですが、個体数が多いのでかなりの確立で観察できます。段落ちの壁に居るベニイザリウオのペアが、今にも産卵しそうです。♀のお腹がパンパンに膨らみ、すぐ近くには♂がピッタリと寄り添っていました。 |
| 2002年06月15日(土) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 17℃〜19℃ |
| 風 向 き | 北北東6m | 透 明 度 | 8m〜13m | |
| 気 温 (最高:最低) | 24℃:19℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 06:43 | 13:57 |
| 朝からドンヨリとした曇り空でしたが、雨が降らなかっただけ良いのかも知れません。秋の浜は多少波立っていました。私は気付かなかったのですが、朝方凄い雨が降ったらしく、その影響か?透明度も多少落ちていました。今日は”正面の際”を、ハナダイを見に行ってきました。流に向かって泳ぐキンギョハナダイに混じってカシワハナダイが2個体、更に下には大きなアサヒハナゴイ、そして根の壁際には、キシマハナダイのbabyとフタイロハナゴイ、「おぉぉぉ!!ここはハナダイ天国じゃぁ〜、よ〜しマダラbabyも探すぞ〜」と思った矢先・・・いきなり”アサヒの根”方向から物凄い数のブリ群れが出現しました。私達は、次々と現れてくるブリの大群に、しばし呆然!!。皆7〜80cm有りそうな大きな個体で、暫くすると周囲は全てブリの壁になってしまいました。数千匹は居ると思われるブリは暫く私達の周辺を回った後、まるでトルネードが通り過ぎていく様な勢いで、下の方に降りていってしまいました。数分の出来事だったと思うのですが、久々に遭遇したブリ壁はあまりの迫力で、思わず我を忘れてしまいました。しかし、いきなりこの様な場面に出会ってしまうと、全てが霞んでしまいますね。この後、大きなマツバガニやソウシイザリウオ、大島では超レアなスジキツネベラ等も見たのですが、滅茶苦茶印象が薄くなってしまいました。(笑)今日も夕暮れナイトに行ってきました。アカオビコテグリは3箇所で放精放卵をしていました。私が見ていた所では、4個体しか居なかったのですが、他の場所では6〜7匹が活発に産卵行動をしていた様です。昼間目に付かなかった”段落ち”のベニイザリウオ♀が夕方は何時もの場所に戻っていました。しかし、残念ながら産卵してしまった様です。昨日はちきれんばかりに膨らんでいたお腹は、すっかり萎んでいました。次のチャンスには産卵シーンを、是非映像に収めたいものです。 |
| 2002年06月16日(日) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 18℃〜19℃ |
| 風 向 き | 南風5m | 透 明 度 | 12m〜13m | |
| 気 温 (最高:最低) | 24℃:19℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 40% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 07:32 | 14:47 |
| 午前中はガス(霧)が掛かり、AIR1便は、欠航となってしまいました。しかし何とか雨に降られずに週末を過ごす事ができ、ラッキーでした。今日も秋の浜3DIVEです。1本目は正面の際に行ってきました。見たものはほぼ昨日と同じハナダイ達。2本目は、左の砂地をじっくりと潜りました。水深25付近に居るニシキハゼが、大分大きくなっていました。まだ透明感が残る着底前から観察していたので、成長過程が見られるのは、なかなか楽しいです。また親しみも沸きますね。思わず「おぅ、元気か〜?」と声を掛けてしまいます。水深20m付近には、ヒメアマダイ(ジョーフィッシュの仲間)がコロニーを作っています。数年前には、かなり大規模なコロニーがあったのですが、ここ数年数が減少しあまり目に付きませんでした。かなり臆病な奴なので近付くのは容易ではありませんが、増えてくれるといいですね。3本目はまた、セミナイト(結果的にはミッドりナイト?)に行ってきました。今日の狙いは、下から上がってくるオキノスジエビの確認 and ベニイザリウオの産卵・・・・242分間潜った結果、遂に ☆☆☆ グローバルのお客様には、何かの機会に詳しくご報告します。お楽しみに。 |