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2002年05月 第 4週(20日〜26日迄)
| 2002年05月20日(月) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 18℃〜19℃ |
| 風 向 き | 北東8m | 透 明 度 | 10m〜18m | |
| 気 温 (最高:最低) | 21℃:15℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(小潮) | 10:01 | 17:29 |
| 秋の浜には現在”左の砂地”だけで4ペアのタツノイトコが居ますが、今が繁殖の最盛期とみえ、♂♀共にお腹がパンパンに膨れています。昨日、ここ暫く定点観察を続けているお客様に触発され、ハッチアウトを映像に収めるべくseminightに行ってきました。日没直後にエントリーした先発チームと入れ替わりで、減圧が出るギリギリまで1時間近く粘ったのですが、残念ながら決定的瞬間を目撃する事はできませんでした。しかし、ビデオライトの光量を落とし水中で息をひそめていると、実に様々な面白い光景に遭遇します。まず感動したのは、夜の水中の華やかな事。私の周囲全てが、夜光虫でキラキラ光輝いているのです。あまりの賑やかさに水中ライトを付けて見ると、周りは全て10cm前後のイサキの群れに囲まれていました。海底近くを不規則に泳ぎまわる数えきれないイサキの子供達の刺激で、夜光虫が光っていたのでした。またかすかな光の中を2匹のヤドカリがもつれ合いながら通り過ぎたり、大きなイセエビが腹這いになった私のマスクにぶつかりそうな程近付いてきたりしました。近くの岩の傍で気配を感じライトで照らすと、砂煙の中、ウツボが捕食したガザミの仲間をバリバリと噛み砕いているところまで目撃しました。しかし私の目線で真っ直ぐに向かってくるイセエビは、なかなか迫力がありました。さて問題のタツノイトコは・・・今日午前中にお客さんが確認した時には、夕べの個体はすでにハッチアウトしてしまった様でした。おそらくエキジット後の昨晩か?朝方生まれ出てしまったようです。更に、他の個体もハッチ間近の様子で期待を掛けていたらしいのですが、インターバルの間に昼間だと言うのにハッチしてしまったそうです。私の思い込みかも知れませんが、ハッチアウトは必ず薄暮時もしくは日の出前と思っていました。しかし実際には、あまり時間も潮も関係ないのかも知れませんね。案外、機が熟せば何時でもOKなのかも知れません。ますます生態を追うのが難しくなるぅ・・・・・。 |
| 2002年05月21日(火) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 18℃〜19℃ |
| 風 向 き | 南西3m | 透 明 度 | 13m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 21℃:13℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(長潮) | 12:19 | 07:06 |
| まず初めに昨日のログに誤りが有りましたので、訂正致します。インターバルの間にハッチと書いたのは、産卵の間違いだそうです。私の聞き違いの為に、誤った情報を流してしまい申し訳ありませんでした。子孫を残すと言う観点からして、捕食者に狙われやすい日中のハッチアウトは不自然ですよね。産卵に関しては、日中、夕方、朝方、潮が掛かれば何時でも・・・と、種によってマチマチですが、やはり無防備な稚魚が産まれ出る時は、一番安全な時間帯を選ぶのだと思います。さて今日の海ですが、浅い所は多少白濁りが有りましたが、凪ぎで明るくまずまずのコンディションでした。水深15m付近は孵化したての稚魚で満ち溢れています。水深25m付近では、あちらこちらでヒラヒラと♂のイトヒキベラが♀を誘っていました。左の砂地では、歯科技工士のT・Kさんにメガネウオを教えてもらいました。ヒレナガネジリンボウも2箇所で確認できました。今日は荻島が、m近いブリorヒラマサ20匹程に囲まれたそうです。最近、めっきりアオリイカの姿を見なくなってしまいました。先月、協議会でサカキの枝を沈めたのですが、産卵に来てくれるのでしょうか?昨年はすでに産み付けが始まっていたのですが、チョット心配です。 |
| 2002年05月22日(水) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 19℃〜20℃ |
| 風 向 き | 南西4m | 透 明 度 | 13m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 24℃:15℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (若潮) | 13:54 | 08:02 |
| 穏やかなとても良い一日でした。海も凪いで最高のコンディションです。水中もプヨプヨの浮遊物は有りますが、その割には明るくて青く抜けた潮でした。今日は正面の際から左砂地を潜ってきました。際には相変わらず、キシマ・アサヒ・フタイロ・ケラマ等の幼魚が居て、とても楽しいです。以前にもお伝えしていますが、左砂地の水深18m付近に、ヒメコウイカの仲間が沢山居ます。みんなペアになっていて、今日は7組も確認しました。浅場のゴロタではオオスジイシモチやコスジイシモチ・キンセンイシモチ等も殆どがペアになっています。まだ口内保育は確認できませんでしたが、♀のお腹は大分膨らんでいました。一寸寂しいお知らせが幾つか有ります。砂地で暫く観察していたタツノイトコ達が、忽然と消えてしまいました。合計4ペア確認していたのですが、一組しか居ませんでした。まだ繁殖中なのであまり移動しないだろうと思い、周辺を隈なく探したのですがやはり見付かりませんでした。ここ数週間、タツノイトコに御執心のお客様が居て、毎DIVE観察していたのですが、とても残念がっていました。何処に行ってしまったのでしょうね・・・?正面で時々観察していた大きなザルガイの中身が無くなっていました。私のこぶしと比べると二周り位の大きさが有り、とてもずっしりと重たい貝だったのですが、今日正面に降りて行くとすでに貝殻となって二枚重ねて置いてありました。二枚貝は外靭帯と言う腱でつながってるのですが、其処が傷付いていました。更に左の砂地に大きなタイラギ(おそらく30cm以上・・・普段砂に埋もれた状態で、貝の口だけが開いて砂地から顔を覗かせている)が有ったのですが、昨日真っ二つに割れて生息していた場所の近くに落ちていました。どちらも何か捕食者に襲われたとは思われず、人為的なものを感じます。かなり以前から観察していた物なので、無くなってしまったのはとても残念です。 |
| 2002年05月23日(木) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:野田/秋の | 水 温 | 19℃〜20℃ |
| 風 向 き | 南南東4m | 透 明 度 | 13m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 22℃:17℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 60% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 15:00 | 08:45 |
| 1本目、スクーターを出して、野田浜沖(トンガリ)まで行ってきました。砂地を超えて右手に根を見ながら進むと、ほんの10分足らずで目的地に着いてしまいました。流石に文明の利器(今頃言わない・・・?)は凄いですね〜。途中、イサキ・タカベの群れが凄かったです。特にイサキは型が大きくて、見応えがありました。また砂地では、7〜80cmのネコザメが2個体休んでいました。トンガリに続く根に絡むキンギョハナダイの群れも圧巻でした。トンガリには、大きなヒゲダイやクエ(モロコ)・テングダイ等がたむろし、其処にイサキ・タカベ・メジナ等が絡みます。更に帰りがけには大きなトビエイとも遭遇しました。2本目、秋の浜は、右”−30の岩”から”左砂地”まで一巡してきました。右ゴロタ斜面と砂地の際には、ハナミノのbabyやケラマハナダイのbaby等が居ました。左砂地では、今日もメガネウオを見てきました。今年はシマアジの子供が多い様な気がします。”段落ち”の所で、大きなメジナに10匹程の子供が纏わり付いていました。メジナはとても迷惑そうで、一生懸命振り切ろうとするのですが、必死に付きまとう彼らには敵いませんでした。 |
| 2002年05月24日(金) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 19℃〜20℃ |
| 風 向 き | 南西3m | 透 明 度 | 10m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 23℃:15℃ | 波 高 | 1,5 m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 15:55 | 9:25 |
| 風も弱く、空は青く海はベタ凪ぎ・・・絶好のダイビング日和でした。海の中はこれからの成長が楽しみな幼魚たちが一杯です。アジ、ムツ、イサキ、タカベ、イワシ・・・と言った魚の幼魚達があちらこちらで群れているので、中層をボーっと眺めているのも楽しいです。右のトサカ林の中でセナキルりスズメダイに出会いました。いつも少し深めの暗い所で見るせいでしょうか、ライトをあてると背中の黄色がとても鮮やかに浮き出て見えます。美しい魚ですね。今日は流れてくる餌の量が多かったのか、黄色のコケギンポや、ビッグジョー、ホオジロゴマウミヘビなどが穴から体半分ぐらい出てきていました。なんと縞々ゴカイも砂から1mぐらい身体を出していました。ヒレナガネジリンボウも元気にホバリングしていまいました。海が明るくて自分が気分が良いからかもしれませんが、今日はとりわけ魚達が活発なように感じました。さて、そして今日のビッグニュースです。メガネウオがなんと3匹に増えました!ただでさえ見付けにくいメガネウオが一度に3匹、同時に視界に入るぐらいの距離に見られたのです!もしかしたら繁殖のため集まってきたのでしょうか?(すぐにドラマに結び付けたくなる) そういえば左の砂地のヨメゴチもお腹が大きく、昨日は3匹同時に見られたりしたので、スタッフは産卵に期待してセミナイトに行ってきたそうです。時間が遅すぎたのか暗くてヨメゴチのヨの字も無かったと言っていましたが、もしもあの大きくて派手なヨメゴチの産卵シーンが見れたら、迫力が有るでしょうね。まだまだ当分産卵熱(?)の続きそうなスタッフ達であります。 |
| 2002年05月25日(土) | ||||
| 天 候 | 晴天 | ポイント:ケイカイ/秋 | 水 温 | 19℃〜20℃ |
| 風 向 き | 南南西5m | 透 明 度 | 13m〜18m | |
| 気 温 (最高:最低) | 24℃:15℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 16:46 | 10:05 |
| 爽やかな南風が吹き、昨日に引き続き最高の一日でした。1本目は、お客様のリクエストを受け、ケイカイの”ブラザーズロック”へ行ってきました。この所、毎回行く度に感じるのですが、数年前に比べると本当に華やかになりました。ウミトサカやその他のソフトコーラルが成長した為でしょうか?それとも潮の影響でポリプを開いているからでしょうか?立ち並ぶソフトコーラルの中で乱舞するおびただしい数のキンギョハナダイや、何処からとも無く湧き出してくるイサキ・タカベの群れを見ているだけで、時間を忘れてしまいそうです。まだドチザメも徘徊しています。今日も合計4個体確認しました。相変わらずヒゲダイも多いです。2本目は秋の浜の”正面際”から”左砂地”を潜ってきました。私は見れませんでしたが、水深−37付近にマダラハナダイの幼魚が出現したそうです。当にこの近辺は、ハナダイ天国となりつつあります。左砂地では久々にアサヒガニが確認されました。数ヶ月前から情報は有ったのですが、スタッフが確認したのは初めてです。 |
| 2002年05月26日(日) | ||||
| 天 候 | 晴天 | ポイント:ケイ/秋の | 水 温 | 17℃〜19℃ |
| 風 向 き | 西風3m | 透 明 度 | 15m〜25m | |
| 気 温 (最高:最低) | 26℃:16℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 17:33 | 10:44 |
| 真夏の様な一日でした。海は何処も凪ぎで、最高のコンディションでした。今日も1本目はケイカイ(ブラザーズロック)に行ってきました。水温が2度程低い為か?昨日と比べ、群れは少なかったのですが、透明度は抜群でした。大袈裟ではなく、30m近く見えていたかも知れません。スクーターを股に挟んで、根の周囲を進んでいると、まるで”ニンバス2000に乗ったハリーポッター”になった気分でした。”18の壁”の少し沖にアオウミガメが居ました。昨日も同じ場所に居たので、ケイカイに根付いてるのかも知れません。ソフトコーラルに彩られた”ヒゲダイの根”には、其の名の通りヒゲダイが3個体並んで、佇んでいました。2本目は、秋の浜の”右トサカ林”に行って来ました。秋の浜1DIVEで観察したものをご紹介します。お腹の大きなアイゴ達・ムツとマアジの子供達・イサキの子供達・ブリorヒラマサ・タカベの群れ・テングダイ子供達・ルリハタ・レンテンヤッコ・アヤトリカクレエビ・オキゴンベ・ミナミゴンベ・ソウシイザリウオ・マツカサウオ・ヘラヤガラ・ムスメベラ・タヌキベラ・ケラマハナダイ・ハナハゼ沢山・コウベダルマガレイ・アカホシカクレエビ・黄コケギンポSP・ベニイザリウオ・サガミミノウミウシ・ベンケイハゼ・ミミイカとその卵・カンムリベラ幼魚・ハナタツ・産卵中のヘビギンポ・パイプの中のニジギンポ等など・・・。 |