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2002年05月 第 3週(13日〜19日迄)

 2002年05月13日(月)
天 候 薄曇 ポイント:秋の浜 水 温 18℃〜19℃
風 向 き 北風4m 透 明 度  8m〜12m
気 温 (最高:最低) 22℃:16℃ 波 高  1,5m
日中の降水確率     20% 流 れ 無し
満潮:干潮(大潮) 18:03 11:33
 春濁りでしょうか?海の中は全体的にプヨプヨした浮遊物が漂い、透明度が良くありません。水深15m〜25位に掛けては、孵化したての稚魚で海底が覆われ、更に拍車を掛けています。今日は正面の際から左の砂地を上がってきました。水深25付近で大きなイサキの群れに囲まれたのですが、♀と思われる個体はお腹がプックリと膨らんでいました。イサキ達も今の時期、卵を持っているのですね。イサキの一団が通り過ぎた後に、ふと顔を上げると今度は70〜80cmは有りそうなブリorヒラマサに遭遇しました。20匹程だったのですが、大きな個体だったので中々迫力がありました。砂地のあちらこちらでハナハゼがヒラヒラしています。今日は水深17付近でヒレナガネジリンボウも確認しました。梯子の下で週末に確認されたアサヒハナゴイは、シャイなのか?臆病なのか?なかなか出てきません。エキジット間際なので皆が一応覗くのですが、一人のスタッフを除いて誰も確認できませんでした。


 2002年05月14日(火)
天 候 晴れ ポイント:ケイカイ 水 温 18℃〜19℃
風 向 き 南南西5m 透 明 度 10m〜13m
気 温 (最高:最低) 24℃:16℃ 波 高  1,5m
日中の降水確率  0% 流 れ 少々
満潮:干潮(中潮) 18:41 12:05
 久々にスクーターを出し、ブラザーズ・ロックまで行ってきました。西側も透明度は良くありませんが、多少秋の浜よりプヨプヨが少ない様な気がしました。ブラザーズ・ロック周辺はウミトサカが育ったのか?以前より増してソフトコーラルが目立ち、華やかな雰囲気を醸し出していました。その根周りにはイサキタカベが絡み、おびただしい数のキンギョハナダイが乱舞していました。魚影の濃さと、カラフルな色彩に思わず見とれ、時間を忘れてしまいそうな感じです。久し振りにサカタザメとも遭遇しました。ドチザメも根の周辺で休んでいたり、泳ぎまわったりしています。根の上には大きなヒゲダイが2個体、その近くには7〜80cmは有りそうな大きなマダイが数匹ウロウロしていました。帰りがけには1m以上のモロコにも出会いました。ゆっくり小物探しはできませんが、たまには大物狙いでダイナミックなダイビングも楽しいです。フィッシュウォチングは秋の浜・・・と言う事で、どうしてもポイントが偏ってしまうのですが、是非皆さんも一度、トライしてみて下さい。


 2002年05月15日(水)
天 候 曇り ポイント:秋の浜 水 温 18℃〜19℃
風 向 き 北風5m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 22℃:15℃ 波 高  1,5m
日中の降水確率  20% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 19:23 12:39
 雨の予報だったのですが、日中は薄日が差すお天気でした。海の方も凪ぎで中々良いコンディションでした。相変わらず浮遊物は多いのですが、その割りに透明度は良く水中も明るく感じました。今日は昨日 topics photo にアップした○○スジエビを確認に行ったのですが、一匹残らず消えてしまいました。どうやら昨夜のうちに集団移動してしまった様です。数が増えるのを期待していたのですが、とても残念です。右の−30の岩の近くでは、キンギョハナダイに混ざって3cm程のケラマハナダイが泳いでいました。砂地の際には5cm位のまだ透明感が残るハナミノカサゴのbabyも居ました。左の砂地はあちらこちらにササハゼのペアが居ます。この所、カスザメの個体数が多いのですが、今日も3個体確認しました。その内の一匹のお腹を少し擦ってみたのですが、ゴツゴツした感じで大きく膨らみ、♀はbabyを身篭っているようでした。ネコザメの新しい卵も見つかりました。以前、産卵シーンに偶然遭遇した事が或るのですが、なかなか迫力が有りました。是非又見てみたいものです。


 2002年05月16日(木)
天 候 曇り ポイント:王の浜 水 温 18℃〜19℃
風 向 き 北東10m 透 明 度 5m〜10m
気 温 (最高:最低) 17℃:12℃ 波 高 3m
日中の降水確率 40% 流 れ やや有り
満潮:干潮 (中潮) 20:09 13:16
 昼近くだと言うのにかなり寒く、トレーナーを引っ張り出して着ているほどです。秋の浜は大荒れで、はしごの上まで波をかぶっていて潜れませんでした。代わりに久し振りに、王の浜の情報を集めに行ってきました。水深10mより浅いところにはホンダワラが成長し、黄色い草原・・・というイメージです。何時もクエやネコザメが入る穴の前には、今日もクエがボーっと浮いていました。お腹がプックリと膨れ、出産前のカサゴのような姿です。近付いたら急いで穴の中へ・・・。クエがあまりにも勢い良く穴に入ったためか、中に入っていたハタンポアカマツカサが驚いて(?)飛び出してきました。きっと、彼らにとっては家の中にダンプカーが飛び込んできた位の衝撃が、有ったのではないでしょうか?そのあわてぶりには、思わず笑ってしまいました。タカベ、イサキの群れや、カメにも出会いました。岩陰のオオスジイシモチはもう口内保育を始めていました。湾内には、ヘビギンポが一杯居るのですが、あちらこちらでペアを作り、産卵行動をとっていました。そして波打ち際には、まだ子供の模様の小さなカゴカキダイ達が20匹位で群れていました。秋の浜より一足先に、初夏を思わせるような王の浜の海でした。


 2002年05月17日(金)
天 候 ポイント:秋の浜 水 温 18℃〜19℃
風 向 き 北北東3m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 16℃:14℃ 波 高  3,0m
日中の降水確率  70% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 06:40 13:59
 ジトジトと、梅雨の様な一日でした。朝のうちは大ナライが吹き秋の浜は大荒れでしたが、お昼頃には風も落ちてきました。しかし海にはまだウネリが残り、エントリー口は水面近くまで千切れた海藻が舞っていました。水中は、思いの他サージは弱く透視度も悪くありませんでした。相変わらず浅い所には、タカベの子供達が沢山群れていました。水深10m付近から20mに掛けての海底は、孵化したての稚魚がまるで絨毯を敷き詰めた様に群れていました。正面の根の上では、イトヒキベラの♂がメタリックブルーの婚姻色を輝かせながら、ヒラヒラと上下左右に不規則に泳ぎ、一生懸命近くの♀を誘っていました。左の砂地に居るタツノイトコのお腹がパンパンでした。心なしか、お腹の割れ目が開いている様に見えました。間もなく出産なのかも知れません。この所、砂地にある転石でスジコウイカ?のペアがよく目に付きます。産卵等繁殖に関係するのかも知れませんね。先日野田浜では、ニシキベラの放精放卵が観察され、オオスジイシモチの口内保育も確認されました。


 2002年05月18日(土)
天 候 ポイント:秋の/野田浜 水 温 18℃〜19℃
風 向 き 北東3m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 18℃:14℃ 波 高  2,5m 
日中の降水確率  60% 流 れ 無し
満潮:干潮 (小潮) 07:16  14:53
 昨日に引き続き、雨が降ったり止んだりの冴えないお天気でした。しかし水中はプヨプヨも無くなり、場所に拠っては15m以上見えそうな程透明度も回復しました。今日はスクーターを出して、秋の浜全域を一巡した後、野田浜をゆっくり潜ってきました。野田浜では、綺麗な婚姻色を出したオトヒメベラが執拗に♀を追い回していました。オハグロベラの♂はあちらこちらのゴロタ周辺で、威嚇しあっています。きっと恋の季節に向かって場所取り(縄張り)をしているのでしょうね。アーチの中には、1m弱のクエが一匹入っていました。ダイバーが来るとす〜っと反対側の根の影に回るのですが、人影が無くなると又アーチの中に戻ってきます。暫く根の上から離れて見ていたのですが、かくれんぼをしている様で、面白かったです。秋の浜に2cm弱のカンムリベラbabyが出たそうです。何処から流れて来たのか判りませんが、まだ水温が低いせいか動きが鈍かったそうです。午後荻島チームはブリ200匹(位?)に遭遇したそうです。水温の上がりが早いせいか?群れの出現も早そうですね。この他に今日観察したものです。シマアジの子供達クロイトハゼのペアササハゼのペアキシマハナダイbabyアサヒハナゴイカシワハナダイオオエラキヌハダウミウシニセイガグリウミウシイボイソバナガニオキゴンベygお腹の大きなタツノイトコウミヒゴイアケウス2匹マアジの群れベニイザリウオイシヨウジハナキンチャクフグコクテンベンケイハゼオキナワベニハゼタカベの群れハナタツ(黄色)アオヤガライワアナコケギンポコケギンポSPムツの群れコガネミノウミウシアカオビコテグリタツナミガイホオジロゴマウミヘビマダイの子供達ホシベニサンゴガニニラミアマダイビシャモンエビヒトエガイミミイカとその卵等など・・・・・。


 2002年05月19日(日)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 18℃〜19℃
風 向 き 西南西3m 透 明 度 13m〜18m
気 温 (最高:最低) 24℃:13℃ 波 高  1,5m
日中の降水確率  30% 流 れ 無し
満潮:干潮 (小潮) 08:10   16:04 
 久し振りに朝から青空が広がり、とても気持ちの良い一日でした。秋の浜も凪ぎでなかなかのコンディションでした。海の中は多少プヨプヨした浮遊物が残っていますが、その割りに透視度は良く明るい海でした。正面の際、水深35付近で新顔のアサヒハナゴイ幼魚が確認されました。近くにはフタイロハナゴイキシマハナダイbabyカシワハナダイ等など・・・とても賑やかです。正面では型のいいカンパチの群れ(20匹程)に囲まれました。段落ちの壁には、ニシキカワハギ(8cm程)の幼魚も出現しました。お客様が継続観察していたタツノイトコが、昨日ハッチアウトした様です。パンパンに膨れていた♂のお腹が今日はペッシャンコになっていました。相棒(♀)のお腹が大きいので近々また出産すると思います。相変わらず水深20m前後の転石には、ヒメコウイカの仲間がウロウロしています。今日も3ペアと1個体確認しました。左砂地をよく見ると、1cm前後のネズッポの子供が沢山居ます。殆ど海底の砂と同化しているのですが、砂の表面をなぞると、ピッ!ピッ!と逃げ回ります。周辺には、コウベダルマガレイ?の極小サイズ等も居て、海底を這いながらじっくり潜るのも中々楽しいですよ。