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2002年05月 第 1週(4月29日〜 5日迄)
| 2002年04月29日(月) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 18℃〜19℃ |
| 風 向 き | 北東5m | 透 明 度 | 10m〜13m | |
| 気 温 (最高:最低) | 20℃:10℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 有り | |
| 満潮:干潮(大潮) | 19:06 | 12:21 |
| 連休3日目もお天気に恵まれ、海もまずまずのコンディションでした。しかし、透明度が落ちてきそうな雰囲気です。ここ数年は比較的良かったのですが、以前は必ず連休の前後どちらかが最悪の透明度(大島の場合は4m〜5m)になり、ガイドの時にチリチリしながら潜った事がよくありました。西側・東側共に今日の午後は10m前後しかなく、ちょっと連休後半が心配です。良い海が続いてくれればいいのですが・・・。さて今日は、右の−30mの岩から正面の際へと回ってきました。−30の岩にあるヤギに、綺麗なケボリガイの仲間?が付いています。よく見ると外套膜に長い皮弁が有り、全体にトゲトゲした感じがします。トサカ林の入り口には、ソウシイザリウオが2個体居たそうです。正面では、お客様がヒレナガネジリンボウを確認しました。水温が上がってきたので、ハゼ類も色々と出てきそうな雰囲気です。左の砂地では、ハチマキダテハゼも確認されました。イトヒキベラの♂に婚姻色が出てきました。キンギョハナダイの♂も♀を間をヒラヒラと怪しい動きをしています。あちらこちらでオハグロベラの♂同士が牽制しあってるのも、よく観察されます。カップル(死語?)になったネンブツダイも岩陰でよく見掛けるようになりました。今年は水温の上がりが早い様なので、産卵行動も早まるかもしれません。楽しい季節がやってきますね。浅場には1〜2cm前後のキタマクラの子供達が沢山います。よく見ると、目がグリーンでとても可愛いです。 |
| 2002年04月30日(火) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 17℃〜18℃ |
| 風 向 き | 南南西10m | 透 明 度 | 10m〜13m | |
| 気 温 (最高:最低) | 21℃:18℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 有り | |
| 満潮:干潮(中潮) | 19:54 | 12:58 |
| 西側は波立っていましたが、秋の浜はベタ凪ぎでとても良いコンディションでした。昨日のログに書いた貝の名前が、秋の浜の仙人事、大沼氏の調べでは、コボレバケボリタカラガイではないだろうか?との事でした。試しに外套膜を少し刺激し、貝本体を確認したところ、紋様とコボレバと言う名前の由来がほぼ一致したので、間違いなさそうです。しかしコボレバとは面白いネーミングですね。魚の名前も含め人間が勝手に付けた訳ですが、ヨゴレとかニセまたはモドキ・ダマシ等本人が聞いたら気を悪くしそうなものも沢山有ります。どうしてこんな名前を付けたんだろう?と、以前から気になっていた名前を幾つか挙げてみました。アバチャン・アラハダカ・オトメハダカ・ウッカリカサゴ・オヒョウ・カッポレ・カマベロ・ガンコ・ゲンコ・サブロウ・シロウ・スベスベカスベ・・・。 |
| 2002年05月01日(水) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 18℃ |
| 風 向 き | 南西5m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 22℃:12℃ | 波 高 | 2、5m | |
| 日中の降水確率 | 50% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 06:25 | 13:37 |
| 今日も穏やかな良い海でした。透明度が良いためか、曇っている割に海中は明るく、うねりも殆ど無いので水深2−3mでもゆっくり遊ぶことが出来ました。現在産卵シーズン真っ只中のアメフラシにとっても、ベストなコンディションだったのでしょうか?今日は7匹も固まって頑張っていました。3匹の数珠つなぎと、4匹の数珠つなぎがぴったり寄り添い、黒い塊になっています。あわれなナマコが下敷きになっていましたがアメフラシはお構いなしにナマコの上を這いまわっています。先頭の2匹が岩に卵を産み付けているようなのですが、その頭の先には黄色い花びらのようなウミウシの卵が先に産み付けられています。「どうなるのかな?」と思って見ていたら、何も考えていない(?)アメフラシは、可憐なウミウシの卵に覆いかぶさっていってしまいました。「この先どうなるのだろう?」と思いながらその場を離れたのですが、あのウミウシの卵の運命やいかに???・・・気になるところです。さて、浅場での遊びはこのぐらいにして・・・どの水深でもそれぞれに楽しめる海です。正面の根にはキシマハナダイの子供、ケラマハナダイ、カシワハナダイ、アサヒハナゴイ、右のトサカ林にはクダゴンベ、正面の根の上から浅場にかけてオグロベラの雄、シマアジの子供達、ムツの子供達、ベニイザリウオなどが観察されました。 |
| 2002年05月02日(木) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 18℃〜19℃ |
| 風 向 き | 北東7m | 透 明 度 | 13m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 20℃:15℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 06:52 | 14:19 |
| 数日前に落ちた透明度も回復し、良い海が戻ってきました。相変わらず水温は高めで気持ちがいいです。相変わらず浅い所にはタカベの子供達やムツの子供達が群れ、時折その中にシマアジの子供達も混ざってなかなか賑やかです。キタマクラの2cmサイズも沢山居てとても可愛いです。春を感じさせますね。正面のクマノミ畑に、ミツボシクロスズメの1cm程のbabyが居ました。つい最近流れ着いたものと思われるのですが、例年よりずい分早い出現です。”25の岩”周辺で、コバンザメbabyを乗せたウミスズメ(ハコフグの仲間)が確認されました。昨日ニラミアマダイ(ジョーフィッシュ)が巣作り(リフォーム??)をしている所を、H/Kさんがビデオに納めました。少しすり鉢状になった所で、全身出したジョー君が一生懸命石積みをしている映像でした。徹夜で巣作りに励んだのか?今日は立派な新居が完成していました。一昼夜で作り上げてしまうとは、大したものですね。以前から観察していたウミトサカに産み付けられたコウイカの卵がハッチアウトしてしまいました。昨夜の出来事だと思われるのですが、映像に残す機会を失い一寸ガッカリです。浅場のミミイカの卵も昨晩、大部分がハッチアウトしてしまった様です。babyの入った卵は、4〜5個位しか残っていませんでした。左の砂地で久々にメガネウオを確認しました。近くにはアサヒガニも居るそうです。さて、明日から連休後半に突入しますね。お天気と海が良い事、楽しくこの連休が過ごせる様、願っています。 |
| 2002年05月03日(金) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜/野田 | 水 温 | 18℃〜19℃ |
| 風 向 き | 北西3m | 透 明 度 | 13m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 22℃:10℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 07:24 | 15:11 |
| お天気・海況共に恵まれました。透明度がもう少しあれば言う事無しなのですが、それは欲張りすぎでしょうか?(笑) 1本目、秋の浜に降りて行くと、”秋の浜の仙人”こと大沼氏が目を輝かせながら近付いてきました。彼曰く、「正面の水深25付近に種類は判らないけど、サメが居るよ!」との事、「今すぐ行けば見られるから早く行ってみて・・・」 おおぉぉ!!連休初日の1本目からサメが見られる・・・これはラッキー!! お客さんをせっついて早々にエントリー、目指すは水深25・・・・・。目的の岩に近付いた所で目を凝らすと、確かに岩陰に白い物体が、更に近付くと何と!!其処には1m程のホシザメと思われる死体が横たわっていたのでした。チャンチャン!!昨日の海老網に掛かったのを漁師が捨てたのでしょうか?体色こそ白くなっているものの、まだ目はしっかりしていて、手にとって見ると死後硬直が始まったばかりという感じでした。しかし流石に海の中は、弱肉強食の世界?すでに周囲にはヤドカリやカニ、死体を食らう貝の仲間等が集まっていました。今日のダイビングでグローバルスタッフがお客様にお見せしたものです。タカベの子供達・ニラミアマダイ・オキゴンベ・キシマハナダイbaby・コウイカ・カイエビス・スジハナダイ・ワニゴチ・レンテンヤッコ・クロイトハゼ・フクイカムリ・ハナハゼ・ベニイザリウオ・ベンケイハゼ・トウシマコケギンポ・ミミイカbaby・黄ハナタツ・ムツ子供達・ホウズキフシエラガイ・オキナワベニハゼ・マトダイ・フタホシキツネベラ・ムスメベラ・タヌキベラ・ウイゴンベ・ビシャモンエビ・マダコ・オビアナハゼ・ミツボシクロスズメ・ヒョウモンダコ・黄コケギンポSP・ナカハラタナバタウオ・カンザシウミウシ・ハマフエフキ・イタチウオ・ハオコゼ・トサカガザミ・アマミスズメダイ・バライロマツカサウミウシ・ヨメヒメジ・ホソウミヤッコ・イシヨウジ・コブダイ幼魚・サツマカサゴ・ハナアナゴ・クツワハゼの婚姻色・アオリイカ・アオウミウシ・コバンザメを付けたウミスズメ・タツノイトコ・アケウス・イワアナコケギンポ・マンリョウウミウシ・トラフケボリタカラガイ・ソウシイザリウオ・クダゴンベ・コボレバケボリタカラガイ・アカホシカクレエビ・イシガキフグ・ボラ・ハナキンチャクフグ・コクテンベンケイハゼ等など・・・・・。 |
| 2002年05月04日(土) | ||||
| 天 候 | 薄曇 | ポイント:秋の/野田 | 水 温 | 18℃〜19℃ |
| 風 向 き | 南南西6m | 透 明 度 | 10m〜13m | |
| 気 温 (最高:最低) | 23℃:14℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮 (小潮) | 08:07 | 16:27 |
| 曇り空でしたが、時折薄日も射し、まずまずのお天気でした。海の方も西側・東側共に凪いで、とても良いコンディションでした。水温は相変わらず高めですが、昨日から透明度があまり良くないのがちょっと気になります。今日は秋の浜2DIVE、野田浜1DIVE合計3本潜ってきました。比較的浅い所の紅藻(テングサ等の海藻)類に、オビアナハゼの子供が目立ちます。特に変わった魚ではありませんが、目がクリクリしていて、とても可愛いです。子供と言えば、砂地のあちらこちらにコウベダルマガレイ?の子供(体長3cm程)が居ます。砂の表面を手のひらでなぞると、ピッ!ピッ!と砂煙を巻き上げて逃げます。野田浜では同じサイズのムスメウシノシタが一ヶ所に5個体固まっていました。昨日のホシザメの死体は、大分食い荒らされてきました。野田浜の”鉄板の岩”に大きなアオブダイが居ました。”タカノハハイツ”には、テングダイも2個体居ます。”小アーチ”に行く手前にある大きなえぐれにはキンメモドキがグチャっと入っていました。相変わらず大きなハマフエフキが、何個体もあちらこちらでたむろっていました。今浅場の海底は、小さなアミで覆い尽くされています。それをアナハゼやエソの子供達がパクパク引っ切り無しに食べていました。そこらじゅうが餌に満ち溢れ、海の豊かさを感じました。きっとこの時期幼魚が増えるのは、この様なアミや餌となるプランクトンが豊富だからでしょうね。実に自然のサイクルは良く出来ているものですね。今更ながら、感心してしまいました。 |
| 2002年05月05日(日) | ||||
| 天 候 | 晴天 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 16℃〜19℃ |
| 風 向 き | 南南西9m | 透 明 度 | 10m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 23℃:18℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (小潮) | 09:32 | 06:03 |
| とても良いお天気に恵まれましたが、西側は多少南からの波が回り込んでバシャバシャしていました。反対に秋の浜は凪ぎで、最高のコンディションでした。1本目、正面のキシマハナダイbabyを見て、左砂地を上がってきました。左砂地の転石地帯で、つい最近までに3〜4cmのニシキハゼが泳ぎ回っていたのですが、今日は倍位に成長した個体が着底して、一生懸命巣作りに励んでいました。水深16m付近では、ネジリンボウも観察されました。右のトサカ林のテングダイは26匹固まっていました。殆どが手のひらを一回り位大きくした個体で、とても可愛いです。暖かい水と冷たい水が混ざり合う付近のゴロタの斜面には、ムツが凄い数で群れていました。トサカ林入り口に、ソウシイザリウオが出現しています。2個体居るのですが、1匹は13cm位で今まで見た中では一番小さいサイズでした。正面のカナアミカラマツに付いているホシベニサンゴガニの爪が、2個体とも取れていました。間違いなく人為的なものと思われるので、一寸悲しくなりました。生物を観察する時は、最小限のインパクトで絶対に傷付けない様にしたいものですね。 (`へ´) |