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2002年04月 第 3週(15日〜21日迄)
| 2002年04月15日(月) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 16℃〜17℃ |
| 風 向 き | 南西7m | 透 明 度 | 15m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 24℃:10℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 20% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(中潮) | 18:44 | 12:27 |
| 南っ気の風で暖かく、Tシャツ一枚で過ごせる陽気でした。秋の浜は相変わらず凪ぎで、透明度も良く魚影が濃いです。今日もスクーターで右から左までカッ飛んできました。眼下に”トサカ林”や”ハナダイの根””アサヒの根””飛び根”等を見下ろしながら走る?飛ぶ・・・・のは、本当に爽快です。まさに鳥に成った気分とは、この事でしょうか・・・?透明度が良い時、皆さんも是非体験してみてください。トサカ林、アサヒの根周辺はイサキとタカベの群れが凄かったです。今までの経験では、これらの群れは初夏から秋にかけてと言うイメージがあったのですが、兎に角、魚が多いのは嬉しい事です。正面で昨日見つけたコウイカの卵は13粒でした。一度に産み付けられる数は、こんなものなのでしょうね。左の砂地で、生まれたてと思える1cm足らずのコウイカbabyに遭遇しました。もうハッチアウトも始まっているようです。イカ情報ばかりで申し訳ありませんが・・・、ミミイカの新たな産卵場所を発見しました。小さな穴ですが、天井にはビッシリと産み付けられていました。左の砂地にカスザメが合計5個体も居ました。毎年この時期。個体数が増えるような気がするのですが、繁殖と関係あるのかも知れませんね。 |
| 2002年04月16日(火) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 16℃〜17℃ |
| 風 向 き | 南西10m | 透 明 度 | 13m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 23℃:17℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 30% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(中潮) | 06:14 | 12:56 |
| 透明度が多少落ちてしまいましたが、静かないい海でした。浅場には相変わらずサッパやタカベの子供達が、あちらこちらで群れを作っていました。”正面の際”水深30m付近にテングダイが1匹ポツンと居ました。近付いて良く見ると背骨にそった肉は殆ど無く、ガリガリに痩せ細った個体でした。目はまだしっかりしていましたが、だいぶ弱っている様子で近付いても体の向きを変えるだけで逃げようともしませんでした。”右トサカ林”の若い個体の群れを思い浮かべ、一抹の寂しさを感じてしまいました。近くに60cm程のヒラメが居たのですが、背中に何やら青い物が・・・何と!大きなムカデミノウミウシが這っていました。私が近付きすぎた為にヒラメは身を翻して逃げてしまったのですが、いきなり水中に投げ出されてしまったウミウシはさぞかし迷惑だった事でしょうね。 |
| 2002年04月17日(水) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 14℃〜17℃ |
| 風 向 き | 南南西11m | 透 明 度 | 15m〜22m | |
| 気 温 (最高:最低) | 23℃:17℃ | 波 高 | 3,0m | |
| 日中の降水確率 | 50% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 06:36 | 13:27 |
| 西側は相変わらず南ッ気の強風の為、大波が打ち寄せていました。反面、秋の浜は鏡の様な静かな海で、水深30m付近からは水温が極端に落ちますが、素晴らしい透明度でした。大袈裟ではなく、”淋しい根”の上から右ゴロタ斜面と左砂地の際が見える程でした。”アサヒの根”のナガハダイ属の一種は、相変わらず2個体で同じ岩に付いていました。同居人のイズハナダイ属の一種も一緒です。その近くにはベニハナダイが5個体、シマキツネベラのygが2個体ヒラヒラしていました。根の上の中層には、イサキの若魚がまるで一塊の雲の様に群れ固まっていました。ところで、今年もヒロメ(アントクメ)の付きが悪いようです。ここ数年の傾向なのですが、浅場の岩肌は早くもフクロノリに占領され始めています。最近、左に砂地にカスザメが多いのはお伝えしていますが、今日スタッフがガイド中に咬まれてしまいました。ただ砂を払おうとしただけらしいのですが、いきなり”ガッブゥ!!”とやられ、かなり重症です。もしかするとこの時期、繁殖でこの一帯に集まっていて、♀にあぶれて気のたった♂が居るのかも知れません。皆さん、カスザメを見たら十分注意してください。取あえず近付き過ぎず観察しましょうね。 |
| 2002年04月18日(木) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 17℃ |
| 風 向 き | 南西3m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 19℃:10℃ | 波 高 | 2、5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 06:59 | 14:05 |
| 薄曇の一日。雨が降らなかったので、スタッフは海に行く傍ら、機材干しの棚作りにいそしみました。秋の浜は昨日よりも少しうねっていましたが、十分楽しめる海でした。正面の根のコウイカの卵のそばにインターネットウミウシと、ウデフリツノザヤウミウシがいました。その少し上ではアヤニシキという紫色の海藻の陰に、手が長くてモジャモジャのクモガニの仲間が隠れていました。この近くをねぐらにしているトゲミズヒキガニも、相変わらず大きなハネウチワを穴の中に引きずり込んで、隠れていました。帰り道左の砂地でイバラタツを見ていたら、砂地を横断して小さなハナタツが近付いてきました。 「どうしたのかな?」と思って見ていたら、イバラタツの前の海藻にからみつき、暫くお互いに見詰め合っていました。そして次には同じ海藻に絡まり、2匹は同じ方向を向いて身体を寄せ合っている・・・という感じでした。「おお!これは!イバラタツとハナタツのペア誕生か!!」と固唾を呑んで見守っていると、あらら残念。2匹はスーと離れ、同じ岩の反対側でそれぞれが別方向を向き、落ち着いてしまいました。「素敵!」と思って近付いたものの、そばでよく見たら相手にならなかった・・・という感じなのかなあと、あれこれ想像してしまいました。そういえば別のスタッフは昨日、移動してきたタツノイトコが海藻と勘違いしてか、べつのタツノイトコの頭に絡みつくのを見たそうです。2匹のタツノイトコは連なったまま移動していってしまったようですが、海の中には一寸笑えるような楽しいシーンがいろいろありますね。そして最後に、エキジットするハシゴのそばで、大沼氏にカンザシウミウシを見せてもらいました。指差された場所を見ると、10cmぐらいの小石に1cmほどの楕円形の物体が張り付いています。よーく目を凝らすと周囲にツブツブが見えますが・・・「こ、これがウミウシ〜!!」と叫んでしまいました。とても楽しいダイビングでした。 |
| 2002年04月19日(金) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 17℃ |
| 風 向 き | 北東5m | 透 明 度 | 10m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 17℃:10℃ | 波 高 | 2m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (小潮) | 07:24 | 14:57 |
| 天気のいい、春らしい日でした。オオシマツツジをはじめとする春を彩る花たちが、日一日と増え始め、 犬の散歩が楽しい季節です。足元に、数ヶ月ぶりに出会う野の花を見つけると、思わず足を止めて見入ってしまいます。さて、海の中です。今日もうねりはあるものの、いい海でした。右の水深30mにあるフトヤギの仲間に、ヤギのポリプそっくりの突起がある外套膜を持つ小さな貝が、合計7匹ついていました。ウミウサギガイの仲間と思われますが、近くにツブツブが固まって付いていたので、もしかしたら卵を産んでいるのかもしれません。また、あちらこちらでウミウシが目に付きました。右の岩場でサガミリュウグウウミウシ、ヒブサミノウミウシ、ミアミラウミウシ、アサヒの根の少し上では、クロスジウミウシを食べているキイボキヌハダウミウシ、ハシゴの側でカンザシウミウシに出会いました。甲殻類も多く、1ダイブでミズヒキガニ5匹、アケウスの小さいの、コノハガニ2匹、コワタクズガニなどを見かけました。特に甲長2cm程のりっぱなコノハガニが、自分の体の倍ぐらいある海藻を掲げて、砂地の真ん中に鎮座していたのには驚きました。普通、手持ちの海藻が生えている岩の中に、隠れているものなのに・・。よほど自分に自信があったのでしょうね。かわいい魚系では、ハナキンチャクフグの幼魚の姿が目に付きます。ちょうど今一杯いるキタマクラの子と同じサイズ。目が大きくてかわいいですよ。 |
| 2002年04月20日(土) | ||||
| 天 候 | 薄曇 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 17℃〜18℃ |
| 風 向 き | 東北東4m | 透 明 度 | 10m〜18m | |
| 気 温 (最高:最低) | 17℃:13℃ | 波 高 | 2,0m | |
| 日中の降水確率 | 50% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮 (小潮) | 07:57 | 16:21 |
| 日中は、薄日が射す程度のお天気でしたが、比較的風は穏やかで過ごしやすい一日でした。今日は西側も秋の浜も問題なく潜る事ができました。ケイカイの”正面の壁”に大きなクエが居たそうです。以前ニラミハナダイが出た場所では、ヒゲダイも確認されました。多少流が掛かっていた様ですが、久々に西側に潜ったスタッフは、「透明度が良く魚影も濃くて楽しかった」と満足げに戻ってきました。秋の浜は、透明度が落ちてしまいました。しかし、相変わらず浅場はタカベの子供達が群れ、少し沖に出るとイサキ・タカベの成魚が群れ、魚影は濃くて楽しい海でした。昨日のログにも出てきたカンザシウミウシは産卵をしていました。岩肌に白く細かい卵を産み付けています。荻島がハナショウジョウウミウシを見付けたのですが、刺激を与えると体色が変わる・・・と語っていました。イカやタコの様に体色の変わるウミウシって面白いですね。皆さんは見た事があるでしょうか?水温が上がってきたのでハナハゼも活発になってきました。あちらこちらでヒラヒラと舞っています。 |
| 2002年04月21日(日) | ||||
| 天 候 | 雨 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 16℃〜18℃ |
| 風 向 き | 東風8m | 透 明 度 | 10m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 18℃:11℃ | 波 高 | 2,5m | |
| 日中の降水確率 | 70% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (小潮) | 09:14 | 18:06 |
| 朝から雨降りで、午後からは風も強まってきました。今日は久し振りにbigジョーを見てきました。何時もはシャイな彼or彼女(2個体居るのでどちらでも良いのですが・・・)が今日はやけにサービス満点でした。ターゲットを当ててかなり近付いたのですが、背伸びをしたり、周囲を見渡すように360度回転してみたりと、なかなか面白かったです。この夏は是非とも口内保育を観察したいものですね。”淋しい根”と”アサヒの根”の間にダルマカサゴが居ました。以前から居るとは聞いていて、一度だけ確認していたのですが、ここ暫く目に付きませんでした。普通は余り動かない魚なので、体中に藻が付いたりして薄汚く汚れているのですが(失礼)、今日は頭部分が真っ白になっていました。しかし、頭でっかちで厳つい顔にズリズリ海底を歩く様は一見の価値ありです。星野情報では”25の岩”の下に、鰭を広げると50cm以上有りそうなセミホウボウが居たそうです。「余りの大きさに思わず水中で笑ってしまった」と語っていました。育つものですね。アカオビコテグリが、早くも集まり始めているようです。例年産卵行動をしている場所で4個体確認しました。今年も期待できそうですね。 |