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2002年03月 第03週(18日〜24日迄)

 2002年03月18日(月)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温  14℃〜15℃
風 向 き  南南東6m 透 明 度  12m〜15m
気 温 (最高:最低)  19℃:10℃ 波 高  2,0m
日中の降水確率     0% 流 れ 無し
満潮:干潮(中潮) 06:56 13:20
 日中はTシャツ一枚でも充分な程、暖かな一日でした。秋の浜も凪いで最高のコンディションです。昨日のお客様の意志を受け継いで ? スタッフの有馬と、早朝ハナタツ観察に行ってきました。何を観察したか?と言うと”言わずと知れた産卵”です。(この所、色々な産卵に嵌ってます。)エントリー・東の空が白む頃、潜水時間80分と言うダイビングです。始めハナタツがなかなか見付からなくて焦りましたが、直、何時もの3個体を確認、そして結果は・・・? 話しが長くなるので、後はグローバル通信でご紹介しましょう。通信を取って無い方は、ごめんなさい。機会を見てトピックスでお知らせできればと思っております。2本目、正面から左の砂地を上がってきたのですが、”左の飛根”に30cm近いマトダイが居ました。久々の登場です。大沼氏が見つけた左のコウイカ?の卵は合計38粒有りました。産み付けられているヤギが、だんだんと藻の様な海藻に覆われてきたので、卵が見ずらくなってきました。浅い所にある穴の天井に、先のコウイカ?同様、砂を全体に塗し付けた卵が産みつけてありました。こちらは一回り程小さく少し丸みを帯びています。20粒程産みうけてあるのですが、何イカ?(勝手にイカと決め付けている(笑)の卵なのでしょう?コウイカの仲間とは思われるのですが・・・しかし、同じイカの仲間でも、色々な習性があって面白いですね。


 2002年03月19日(火)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温  14℃〜15℃
風 向 き  西南西10m 透 明 度  8m〜12m
気 温 (最高:最低)  16℃:4℃ 波 高  3,0m
日中の降水確率  0% 流 れ 少々
満潮:干潮(中潮) 07:16 13:50
 西風が強いせいか気温が上がらず、お天気の割には肌寒く感じました。西側の海はまるで台風の様な大荒れの状態です。明日から九里浜船が就航する予定ですが、無事初航海はできるのでしょうか?早速、明日利用なさるお客様も居るので、一寸心配です。秋の浜の透明度が、また落ちてしまいました。冷たく濁った潮は嫌ですね。週末までには回復してくれると良いのですが・・・。さて、今日は”正面の際”をゆっくり潜ってきました。相変わらず水深35付近には、前が見えない程のネンブツダイが群れています。亀裂の中には、イズハナダイの仲間が大小2個体、何時もの大きなトゲミズヒキガニサクラテンジクダイ等も入っていました。水深15m付近は、小さなアミがいっぱいです。それを、オビアナハゼが一生懸命捕食していました。


 2002年03月20日(水)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温  13℃〜15℃
風 向 き  南西6m 透 明 度  10m〜13m
気 温 (最高:最低)  17℃:8℃ 波 高  3,0m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮(小潮) 07:38 14:26
 良いお天気でしたが、西側はウネリが残っていました。秋の浜は透明度が今一つでしたが、波は無く最高のコンディションでした。今日は右から正面と正面際から左の砂地と、2DIVEしてきました。特に変わった出物は有りませんでしたが、先日スタッフ有馬が見つけた、黄色いハナタツbabyが可愛かったです。又、正面に居るナカソネカニダマシもとても綺麗でした。月曜日にご紹介した浅場の”砂まぶし卵”の正体が判りました。何と?ミミイカの卵だったのです。卵の下の砂溜まりに4〜5個体のミミイカが潜んでいました。産み付けている所を確認した訳では無いのですが、このイカの習性からして間違い無いと思われます。水深20〜35m位までのあちらこちらに産み付けられている卵は、やはり”ザ・コウイカ”の卵のようです。一昨日と一昨昨日に続けて、キンチャクガニが確認されました。水温が低いせいかあまり元気が無かった様ですが、探せばまだ居るのですね。最近、クマノミさえも縮こまってイソギンチャクから出てきません。南方系の生物にこの水温はかなり厳しいでしょうね。早く陸上同様、暖かくなると良いですね。


 2002年03月21日(
天 候 薄曇り ポイント:秋の浜 水 温  14℃〜15℃
風 向 き  南西11m 透 明 度  12m〜15m
気 温 (最高:最低)  20℃:7℃ 波 高  2,5m
日中の降水確率  20% 流 れ 少々
満潮:干潮(小潮) 08:02 15:17
 相変わらず南っケの強風が吹き、西側は大荒れの状態です。秋の浜は、それに引き換え穏やかな、とても良いコンディションでした。さて、正面の水深12m付近に、未記載種の黄色いコケギンポが居る事は何度もお伝えしていますが、何と!現在同じ岩に3個体、更に向かい側の岩にも1個体合計4個体居ます。以前、西側のポイント野田浜で、ミジンベニハゼを1個体見つけた事があります。砂茶碗(ツメタガイの卵)に隠れていたのですが、一寸洒落のつもりで、空き缶を4個周囲に置いておきました。すると何と!1週間程で7個体に増えたのです。仲間の発するフェロモンに引き寄せられたのでしょうか?理由は判りませんが、仲間を呼び寄せる何かがあるのでしょうね。昨夜と今日の夕方、ミミイカが産卵をしないかと、観察に行ってきました。残念ながら、産卵に結びつくような行動は見られませんでしたが、大・中・小合計6個体を確認、更に穴の中や入り口周辺で6〜7個体のヒメイカも確認されました。しかしヒメイカの卵ってどんなのでしょうね?成体で1cm程しかないイカですから、卵もさぞかし小さいのでしょうね。見つけてみたいものです。


 2002年03月22日(金)
天 候 曇り時々雨 ポイント:秋の浜 水 温  15℃〜16℃
風 向 き  南西8m 透 明 度  10m〜13m
気 温 (最高:最低)  18℃:15℃ 波 高  2,5m
日中の降水確率  60% 流 れ 無し
満潮:干潮(小潮) 08:32 16:49
 朝から降ったり止んだりの、スッキリしないお天気でした。西側はまだウネリガ残っていましたが、秋の浜は静かです。透明度は今一つですが、多少水温が上がった様に感じました。左の砂地際、水深22m付近に”ソウシの岩”(田中君の岩とも言う)と呼んでいる場所があるのですが、その近くで変わったオトヒメエビを確認しました。水温が低い為に弱って動きが鈍いのか?身体中に色々な付着物が付いていました。まず触角にはコケの様な白い物がカビのように付き、胴体には、シロガヤコケムシまで付いていました。元々は紅白のガラス細工の様に綺麗なエビなのですが、まるでインドのサドゥーの様に見えました。いずれ脱皮をして綺麗な身体になると思いますが、寒さを凌ぐ為に色々身に纏ったようにも感じられ笑ってしまいました。今日2DIVEで観察されたものです。トゲトサカテッポウエビビシャモンエビアオリイカコウイカの卵ケラマハナダイホシベニサンゴガニトゲミズヒキガニワニゴチの子供タツノイトココノハガニベニイザリウオハナタツミミイカの卵とミミイカヨツハモガニイシガキフグムカデミノウミウシヒブサミノウミウシ黄コケギンポSPアオボシミドリガイアカオビコテグリニラミアマダイイソコンペイトウガニタツノイトコフクイカムリナカソネカニダマシイレズミハゼコクテンベンケイハゼ等など・・・・・。(有馬・荻島ログより)


 2002年03月23日(土)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温  14℃〜15℃
風 向 き  西南西12m 透 明 度  12m〜15m
気 温 (最高:最低)  15℃:9℃ 波 高  3,0m 
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮(長潮) 09:27  18:41
 西風が強く、秋の浜の沖合いも”ウサギが跳んで”真っ白になっていました。お天気は良いのですが、風に吹かれると上がってからがとても寒いです。今日は”右トサカ林”に2DIVEしてきました。水深20m付近にはテングダイが28匹群れていました。2グループ位に分れているのですが、たまに全部がまとまると、なかなか見応えがあります。これほどまとまった群れが見られるのは、この時期しかないので写真を撮りたい方は、今がチャンスです。斜面中腹の大きなウミトサカにも、ネンブツダイの群れが200匹位で絡み、とても絵になる風景でした。正面の水深10m付近でオビアナハゼの産卵行動を目撃しました。始めカイメンの周りをウロウロと身体を摺り付けるように動き回り、その内、上に乗って産卵管(小指の第1関節位ある)をカイメンの上部の穴に差し込んでいました。以前からカイメンの中の卵は観察し、ハッチアウト寸前まで見ていたのですが、アヤアナハゼだろう?程度で、どの種類が産み付けているのか確定できませんでした。今日産卵行動が見られた事で、一つ謎が解明されたようで少しスッキリしました。うぅ〜!!ビデオに収めたい〜・・・・(笑)


 2002年03月24日(
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温  14℃〜15℃
風 向 き  西南西10m 透 明 度  13m〜18m
気 温 (最高:最低)  13℃:6℃ 波 高  2,5m
日中の降水確率  20% 流 れ 少々
満潮:干潮(若潮) 12:19   08:12 
 お昼近くから西風が強くなり、野田浜やケイカイは大荒れの状態です。秋の浜は波も無く、透明度も幾分回復してきました。セルフのお客様で Y・I さんが昨日見つけた、セトミノカサゴを確認してきました。15cmぐらいの個体で、砂地にホウボウの子供と一緒に居ました。大きな胸鰭をたたんでいると全然目立ちませんが、近付くと威嚇するように鰭を広げ泳ぎ出します。ライトを当てると蛍光ブルーの文様が浮かび上がり、とても綺麗でした。ミノカサゴ類は一般的にあまり逃げないのですが、このセトミノカサゴは例外らしく、ホウボウに良く似た動きで逃げ回ります。正面顔をビデオに収めたかったのですが、なかなか前に回らせてくれませんでした。因みに私の記憶では、大島初確認と思われます。昨日のオビアナハゼは、やはり卵を産み付けていました。今日カイメンを覗いてみた所、薄緑がかった直径2mm位の卵が10粒程入っていました。