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2002年 2月 第 4週(25日〜3月3日迄)
| 2002年02月25日(月) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 15℃ |
| 風 向 き | 北東4m | 透 明 度 | 15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 12℃:3℃ | 波 高 | 1.5m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(大潮) | 15:22 | 09:57 |
| 島のあちらこちらで、植物達が春を告げています。タンポポが道端で黄色い花をつけ、早咲きのサクラもチラホラと咲き始めました。海の中も15℃に上がったまま安定し、天気も良くていい一日でした。今日スタッフはガイドで3ダイブ・・・全て秋の浜で、右から正面にかけての範囲を潜ってきました。右のトサカ林のザラカイメンの中に、ミナミゴンベの子供が入っていました。全長3cm。まだあどけなくとても可愛い個体でした。ネコザメの子供も見かけました。全長25cm。こちらもまだハッチアウトしたばかり・・でしょうか。ベニイザリウオも3匹いたし、正面の根の、体が黄色で背中に赤ライン、さらに皮弁付き・・という、格好良いハナタツも戻ってきていたし、なかなか楽しい海でした。ウミウシも、普段はあまり見かけないミズタマウミウシが現れ、そのキュ−トな姿が本日のダイビングを盛り上げてくれました。 その他、ニセイガグリウミウシ、コガネミノウミウシなども見かけました。 |
| 2002年02月26日(火) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 13℃〜14℃ |
| 風 向 き | 南南西5m | 透 明 度 | 15m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 12℃: 7℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 30% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮(大潮) | 16:11 | 10:37 |
| 朝から薄曇のすっきりしないお天気でしたが、海の方は凪いで透明度も良く気持ちが良かったです。今日は”右の浅場”から”トサカ林”に降り、正面を横切って”左砂地”を上がってきました。浅場では2〜3cmに成長したムツの子供達が、あちらこちらに固まって群れていました。トサカ林の水深27m付近には、手の平サイズの可愛いテングダイが11匹群れていました。昨年から観察しているクダゴンベは、水温が低いにも関わらず、元気にヤギの周辺を泳ぎ回っていました。正面では、30cm近いコウイカが2個体寄り添っていました。繁殖時期なのかも知れませんね。左砂地では胴回りが5〜6cm(おそらく体長は1,5m位)は有りそうな、大きなミナミホタテウミヘビが砂から顔を出していました。エキジット間際の浅場では、アヤアナハゼ??がカイメンの中に産卵をしていました。一時期、観察していた卵が全てハッチアウトしてしまい、今シーズンの産卵時期は終わったと思い込んでいたのですが、あちらこちらのカイメンに新たな卵が産み付けられていました。 |
| 2002年02月27日(水) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 12℃〜13℃ |
| 風 向 き | 北東4m | 透 明 度 | 15m〜18m | |
| 気 温 (最高:最低) | 13℃:7℃ | 波 高 | 1、5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 16:56 | 11:15 |
| 水温がまた下がってしまいました。2日前は、このまま暖かくなるのでは・・・と期待したのですが、考えてみればまだ2月・・そう急に暖かくなるはずはありませんね。でも、海から上がってからが暖かいので身体は楽です。今日は皆、正面から左の砂地を中心に潜りました。左の砂地には、2cm前後の大きさで中が空洞の球形の白い物が、いっぱい付着していました。毎年観察しているのですが、一体何なのかハッキリしません。スタッフ間では、ゴカイか何かの卵かも・・・と話しているのですが。どなたか正体を知っている方は、ぜひ教えて下さい。それから、午前10時頃のことなのですが、普段はぼーっと中層に浮いているイトフエフキが100匹ほど、正面の根の上を長い整然とした列を作って、一方向に向かって移動していました。その列の中に10匹程のホウライヒメジも混ざり、やはりまじめに行進していました。「何か有ったのかな?」と思わせるような光景でした。左の砂地では、アヤニシキという紫色の海藻を、フリルのように綺麗に身体に付着させたカニに会いました。あまりにも見事にその紫色の織物のような海藻を身にまとっているので、とてもカニには見えないのですが、ストロボをたくと怒って(?)鋏を振り上げて、カニである事を主張していました。また、図鑑に載っていないミノウミウシにも出会いました。身体がグレーのようなベージュのような色、ミノ状突起は白で、丸まっていました。その他、カニの鋏を背中に乗っけたまま、頭を岩穴に突っ込んでいる大きなアカエイの仲間や、ミナミホタテウミヘビ、2cmぐらいの小さなオニゴチ、ダルマガレイの子供、シマヒメヤマノカミ、アナハゼbaby,ウツボbaby,オキゴンベbaby、コクテンベンケイハゼの子供、ウミウシ様々(本日は9種類)・・・・これ以外にも色々いて、寒いながらも楽しい海でした。 |
| 2002年02月28日(木) | ||||
| 天 候 | 雨 | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 12℃〜13℃ |
| 風 向 き | 北東4m | 透 明 度 | 13m〜15m | |
| 気 温 (最高:最低) | 11℃:8℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 50% | 流 れ | 無し | |
| 満潮:干潮 (大潮) | 17:40 | 11:52 |
| 朝からシトシトと雨が降り、早くも菜種梅雨を思わせる様なお天気でした。海の方は比較的穏やかで透明度もまずまずです。しかし、水温が一部13℃を割ってしまい、とても冷たかったです。 と・・・言いつつも、”1DIVE 70分”以上潜っているのですが・・・(笑) 昨日・今日と海底を舐めるようなダイビングをしています。ジックリ見ると、今まで気付かなかった様なモノが、色々目に入ってきます。「オッ!!こんな所にこんな者が・・・」とか「これって?意外と色綺麗じゃん!!」なんて発見が有り、寒さも忘れてしまいます。かと言って、ここに載せられる様な情報では有りませんが・・・。今日も色々なウミウシを確認してきました。中でも、ゴクラクミドリガイ科の若い個体が多いです。ミノウミウシ系の小さな個体も良く目に付きます。この時期、インナーをタップリ着込み、ウエイトも多目にしてあまり動かないダイビングをしてみませんか?魚が少ない分だけ集中できて、面白い発見も有りますよ。お勧めで〜す。 |
| 2002年03月01日(金) | ||||
| 天 候 | 曇り後晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 14℃〜15℃ |
| 風 向 き | 東北東5m | 透 明 度 | 15m〜18m | |
| 気 温 (最高:最低) | 15℃:10℃ | 波 高 | 1,5m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | 少々 | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 06:32 | 12:28 |
| 昼過ぎから青空が広がり、とても良いお天気になりました。気温も高く”春も、もう其処まで”と言う感じです。何時も秋の浜方面へ行く時にチェックしている飛行場の”吹流し”がかなり棚引いていたので、一寸海の状態が心配だったのですが、思いの外、穏やかで透明度も良く水温も少し上がってとても快適な海でした。今日からダイビングフォトグラフィー(月刊ダイビングワルード)の取材の為、水中カメラマン吉野雄輔氏が大島入りしました。と、言う事で今日は撮影のガイドで2DIVEしてきました。1本目は、”右トサカ林”へ、2本目は”左の砂地”を攻めてきました。見たものは???内容は、フォトグラフィーの5月号を見てね。(・_*)\ペチ 午後は左〜右へ流れが掛かっていました。この流れに乗って沢山のクラゲが漂っていました。有馬の話では、水深20m付近でモンハナシャコが死んでいたそうです。寒くて弱ってしまったのでしょうか?その近くには、ハナショウジョウウミウシが居たそうです。このウミウシ、あまり出現した事が無いかなりレアな種類なのですが、突っつくとミノがブアァ〜っと広がりかなり気持ち悪かったそうです。(笑) |
| 2002年03月02日(土) | ||||
| 天 候 | 晴れ | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 14℃〜15℃ |
| 風 向 き | 北4m | 透 明 度 | 20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 16℃:6℃ | 波 高 | 1.5 m | |
| 日中の降水確率 | 0% | 流 れ | やや有り | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 06:58 | 13:04 |
| 朝は曇っていたものの次第に太陽が顔を出し、絶好のダイビング日和となりました。秋の浜では焚き火を囲むダイバーや、波打ち際で海藻取りをしている家族連れ、素潜り漁をしている漁師といった面々が、明るい日差しの中で時を過ごしていました。そして、その日差しは海の中にも差し込み、明るくて青くて、気持のいい海でした。さて今日は、秋の浜をまんべんなく潜りました。まず右のトサカ林ではウミトサカにイサキとムツ若魚の群れが絡み、手のひらサイズのテングダイが群れ、美しい光景でした。やっぱりワイドなら右ですね!近くにはハッチアウトしたてと思われるネコザメbabyも居て、とてもプリティーでした。左の飛び根には巨大クエがいました。胴周りが太く堂々とした個体で、そいつが深い海の中にボーっと浮いている姿はかなり迫力がありました。一体何年ぐらい生きてきたら、あんなに大きくなるのでしょう?また正面の根の付け根のあたりで、ヘラヤガラの姿も見かけました。身体に多少傷はあるものの目も濁っていないし、こちらも胴回りは立派なもの・・・このまま冬を越せそうな感じです。 そして、マクロに目を転じてみると・・・ミノカサゴyg、イボイソバナガニ、ベニイザリウオ、コケギンポウミウシ各種・・・といった生物達が観察できました。”段落ちの壁”を上がった所に居るカサゴのお腹がパンパンに膨れていました。産卵管と思われるアノ部分もプックリと膨れ、出産間近の様です。以前から観察している同一個体と思われますが、2週間おき位に3ヶ月近く繁殖行動?(パンパンになっては萎む状態)が続いています。一体どの位の子供を産むのでしょうね? |
| 2002年03月03日(日) | ||||
| 天 候 | 曇り | ポイント:秋の浜 | 水 温 | 15℃〜16℃ |
| 風 向 き | 北東4m | 透 明 度 | 15m〜20m | |
| 気 温 (最高:最低) | 9℃:5℃ | 波 高 | 2、5m | |
| 日中の降水確率 | 10% | 流 れ | 有り | |
| 満潮:干潮 (中潮) | 07:23 | 13:42 |
| 昨日から水温が上がって、水中に長居しても全然つらく感じなくなりました。午前中は、流れもかなり強かったので、もしかしたら黒潮の支流が近づいているのかもしれませんね。海の中では、2週間程前から、体長1mmぐらいの何かの稚魚達が増え始めていましたが、今日はその数がますます多くなり、まるで雲海のように其処かしこを覆い尽くしていました。ものすごい数でした。右のトサカ林の水深40mでは深場に向かう強い流れの中をウメイロが30匹以上群れ、輝くようなブルーと黄色がとても美しかったそうです。また,正面の根水深25mには、足を広げると30cmは有りそうなトゲミズヒキガニが、 ハネウチワを背負って隠れていたようです。ハネウチワが穴の中に入り込むはずは無いので、逆に目立ってしまうのではと思うのですが、よほどお気に入りなのでしょう、ずっと同じものを背負って移動しているようです。稀種と言われているハナショウジョウウミウシもまた現れました。綺麗なような、ちょっとグロいような、何とも言えないウミウシです。春の訪れを告げるクロヘリアメフラシも数が増え、あちこちで目に付き、中には交接している個体もいました。その他今日観察した生物達は・・・ニラミアマダイ(大・小)ハナハゼ、ワカヨウジ、キタマクラの子供、イレズミハゼの子供、サツマカサゴ、アカオビコテグリ、ベニイザリウオ2匹、イシヨウジ7匹、オキナワベニハゼ、ホウボウ、セミホウボウ、イサキの群れ、シマキツネベラの子供、マダラハナダイ、クロオビスズキ、アオリイカの群れ、アカホシカクレエビ、フクイカムリ、ウミエラカニダマシ、ナカザワイソバナガニ、ムラサキゴカクガニ、ビシャモンエビ、ウミカラマツエビ、イボイソバナガニ、ヨツバネジレカニダマシ、ニシキウミウシ3cm、シロウミウシ、アメフラシ、マハタ幼魚、ウイゴンベ、オキゴンベ、タヌキベラ等です。 |