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2002年 2月 第 2週(11日〜17日迄)

 2002年02月11日(
天 候 晴天 ポイント:秋の浜 水 温 13℃〜14℃
風 向 き 西南西6m 透 明 度 13m〜18m
気 温 (最高:最低)  9℃:−1℃ 波 高  2,5m
日中の降水確率     0% 流 れ 無し
満潮:干潮(大潮) 16:12  10:44
 連休3日目もきれいな青空が広がり、久々に風に悩まされない週末を過ごす事ができました。今日も午前中はスクーターを出し、”右のトサカ林”へ行ってきました。お天気が良いので明るい海を期待してたのですが、昨日より透明度が落ちてしまい、一寸残念でした。しかし、ウミトサカ林に絡むイサキの大群は、なかなか見応えがありました。”キビレの根”では、トゴットメバルキンギョスジハナダイに混ざって数個体泳いでいました。伊豆半島では浅い水深で幾らでも観察されるので、特に珍しい魚では有りませんが、大島での生息域は深く、成魚にはなかなかお目に掛かる機会が有りません。お客様が、モシャモシャしたクモガニの仲間を見付けました。色は茶色ですが、全身毛に覆われています。T・加藤さんが、”左の砂地”メガネウオを見付けました。水温が低い時に良く出現しますが、この時期・・・深い所から上がって来るのでしょうか?


 2002年02月12日(火)
天 候 晴天 ポイント:秋の浜 水 温 13℃〜14℃
風 向 き 西南西7m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低)  10℃: 4℃ 波 高  2,0m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮(大潮) 16:47 11:18
 今日も気持ちの良い青空が広がりました。数日前から都道沿いの島桜が、早くも開花しています。花壇に植えたチューリップの球根も、5cm程芽が出てきました。春を身近に感じさせる、今日この頃です。さて、海の中は・・・・相変わらず冷たいです。つい最近まで頑張っていたミツボシクロスズメもめっきり数が減ってしまいました。クマノミイソギンチャクの中からあまり出てきません。陸上の陽気とは裏腹に、正に冬真っ盛りという感じです。今日は、”左の飛び根”から砂地を真っ直ぐに駆け上がってきました。飛び根の中程に、巨大なクエが居ました。卵でも持っているのか?お腹がパンパンに膨れ、丸々としていました。根の周辺はイサキが沢山群れ、テングダイの子供達も10匹程群れていました。水深25付近で昨日のメガネウオを確認してきました。しかし何回見ても面白い、ユニークな顔をしています。お客様が潜っている時、頭上をコロザメ(2m近くなるカスザメの仲間)が通り過ぎたそうです。この季節砂地で時折観察されますが、泳ぐ姿はあまりお目に掛かれません。お客様の話では、白い大きなお腹しか見えなかったそうですが、きっと凄い迫力があったでしょうね。見てみたいものです。


 2002年02月13日(水)
天 候 晴天 ポイント:秋の浜 水 温 13℃〜14℃
風 向 き 北北西3m 透 明 度 10m〜15m
気 温 (最高:最低) 10℃: 0℃ 波 高  2,0m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (大潮) 17:19 11:49
 風も穏やかな気持ちの良い一日でした。しかし、秋の浜は多少ウネリが有り、浅い所で写真を撮るのは一寸厳しい感じでした。今日は”30の岩”からゆっくり”右砂地”を掛けあがってきました。”30の岩”には、アナモリチュウコシオリエビ(以前ロボコンと呼んでた)が数個体、ミツイラメリウミウシが2個体、外套膜に長い皮弁が有るツグチガイの仲間?が2個体付いていました。砂地には大きなイズカサゴ、ハッチアウトしたばかりと思われるネコザメbaby等が居ました。


 2002年02月14日(木)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 12℃〜13℃
風 向 き 北北東5m 透 明 度 5m〜8m
気 温 (最高:最低)  9℃: 1℃ 波 高  2m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 06:38 12:19
  水温が下がり、さらに透明度もおちてしまい、春濁りを思わせるような海でした。左の砂地に潜ったところ、2cmぐらいのミズタマウミウシをみつけました。まだグローバルビデオに入れていなかったので、撮りに行ってきました。活発に砂地を動きまわっていたので明日には見付けにくくなってしまうかもしれませんが・・・。その他、海藻を一杯つけたクモガニケブカガニなど小系形をじっくり探して楽しみました。一方野田浜は透明度12m。寒くて動きが鈍くなったアオブダイがいつもの穴に入っていました。真っ白くて綺麗なトサカガザミが3匹ほどみつかりました。まだ新しいヤリイカの卵、カスザメ、テングダイとなかなか楽しい海でした。


 2002年02月15日(金)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 13℃〜14℃
風 向 き 北東2m 透 明 度 7m〜8m
気 温 (最高:最低) 11℃:2℃ 波 高  1.5m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 06:59  12:49
 昨日に引き続き、透明度はあまり良くありませんでした。今日は正面を中心に潜り、フクイカムリ、ホシベニサンゴガニ、カイメンガニ、ヨツバネジレカニダマシ(たぶん)といった甲殻類たちと遊んできました。浅いところには沢山の稚魚が泳いでいて、イサキベラなどが口をパクパクさせてそれらの稚魚を捕食しています。今日はヨウジウオが稚魚を食べる瞬間に出会いました。水底から10cmぐらい浮き上がり、まるでストローを吸うようにして吸い込んでいました。一生懸命頭を動かして食事をしている姿は、少し笑えました。ヨウジウオは大島ではあまり頻繁に目につく魚ではないので、貴重なシーンだったのかもしれませんね。 


 2002年02月16日(土)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 13℃
風 向 き 西南西3m 透 明 度 15m
気 温 (最高:最低) 12℃:3℃ 波 高  1.5m 
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 07:20   13:18 
  突然透明度が良くなり、気持ちのいい海でした。”アサヒの根”の上にミツイラメリウミウシが3個体いました。白いタイプと黄色いタイプです。インターネットウミウシも見かけました。一方、左の砂地のウミウシたちは、みんな姿を消してしまいました。1cmのイロイザリウオもついに消えてしまいました・・・・。淋しい。でも、じっくり潜るとチビ達が色々目につきます。 2cmぐらいのトウシマコケギンポ、やはり2cmのサツマカサゴ1.5cmのアナハゼなど・・・。アナハゼは体がまだ少し透明で、目が大きくてとても可愛いです。アミのような小さな生物達をパクパク食べているせいか、小さい体のお腹だけが膨れていました。ちょうど食べ盛りの成長期なのでしょうか?カサゴのお腹もパンパンに張っていました。何時も同じ場所にいるので同じ個体だと思いますが、7〜10日毎にお腹の膨れ具合が激しくなります。今日あたり、出産かもしれません。命であふれかえる春の海が、少しずつ近づいて来ているようです。


 2002年02月17日(日)
天 候 曇りのち雨 ポイント:秋の浜 水 温 13℃〜14℃
風 向 き 北東2m 透 明 度 10m
気 温 (最高:最低) 12℃:5℃ 波 高  1・5m
日中の降水確率 60 % 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 07:42   13:49 
  天気が悪いので、水中も暗く感じました。アサヒの根ではタマゴイロ、サラサ、アオ、イガグリウミウシ等が目につきました。水深25m付近には、大きなアオリイカが20匹程で群れ、なかなか見応えがありました。浅い岩壁では、お腹がパンパンにふくれたアヤアナハゼ?が産卵場所を求めてウロウロしていました。その近くのカイメンには、3段階位に成長した卵が沢山産み付けられていました。その他、下記の生物達を観察しました。アカオビコテグリ・ニラミアマダイ・コロダイ幼魚・タツノイトコ5匹・フクイカムリ・ホソウミヤッコ・ヨウジウオ・ベニイザリウオ3匹・オビアナハゼの子・ヘラヤガラ・ハナタツ・イレズミハゼ・ヒメギンポのペア・ワニゴチ・シマヒメヤマノカミ・イロイザリウオ1,5cm・イズカサゴ・ホオジロゴマウミヘビ・ミノカサゴ・ウミウシ数種類(サガミリュウグウ・インターネット・アオボシミドリガイ・ハナミドリガイ・ルージュミノ(仮)・リュウモン?・ウデフリツノザヤ3匹)等です。