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2002年 1月 第 3週(14日〜20日迄)

 2002年01月14日(
天 候 晴れ ポイント:野田沖/秋の浜 水 温 13℃〜15℃
風 向 き 北風5m 透 明 度 13m〜15m
気 温 (最高:最低) ℃:℃ 波 高  2,0m
日中の降水確率     10% 流 れ 少々
満潮:干潮(大潮) 06:16  11:30
 連休もまずまずのお天気に恵まれ、ホッとしました。しかし、水温が低いのには、参ってしまいます。ここ数年、比較的水温が高めで、13℃まで落ちたのは久し振りです。この水温があまり長く続くと、折角ペアになっている成魚のクマノミも死んでしまうかも知れません。毎年産卵を楽しみにしているので、そんな事にならない様祈っているのですが・・・・・。そんな中、秋の浜にツバメウオが2個体出現したとの情報が入りました。しかも成魚らしいのです。今頃?何処から来たのでしょうね?きっとダイビングポイント以外の島周りに居たのだと思われますが、ビックリです。さて今日の午前中は、”野田浜沖”にボートダイビングをしてきました。昨年のスタッフ研修以来です。昨秋よりは流石に魚は減っていましたが、大きなクエヒゲダイテングダイタカベの群れ等がダイナミックな地形に絡み、なかなか迫力があって楽しかったです。前回見つけたアカネキンチャクダイアサヒハナゴイフタイロハナゴイの群れ(群れと言っても5〜6匹ですが・・・(笑))は、残念ながら見る事が出来ませんでした。


 2002年01月15日(火)
天 候 薄曇 ポイント:秋の浜 水 温 14℃〜15℃
風 向 き 南南西6m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 14℃:6℃ 波 高  2,0m
日中の降水確率  40% 流 れ 少々
満潮:干潮(中潮) 06:45 12:05
 南西の風に変わり、野田浜・ケイカイは波立ってきました。秋の浜は静かですが、多少左から右へ流れが入っています。岸近くには、その潮に乗って流れてきたツノクラゲが沢山漂っていました。中にはウリクラゲ?の仲間も何個体か混じっていました。このクラゲ大きな口(開口部)を持ち、パクパクしながら水中を滑るように泳ぎます。透き通った身体で目も鼻も無いのですが、何か?自分の意志で泳いでるようにも見えて、なかなか面白い奴です。さて今日は、「アデイトベラが出ているよ!!」との情報を得て、”アサヒの根”に行ってきました。しかし結果は×・・・。下の方はベニハナダイがとても多く、大小合わせて10個体近く確認しました。イズハナダイ属の一種も居たのですが、すぐに亀裂の中に隠れられてしまいました。水深10m付近の海底に、孵化したての稚魚が沢山群れていました。こんなに冷たい水温でも、しっかり命は育まれていくのですね。”海は偉大だぁ〜〜”と、思わず叫んでしまいました。(笑)


 2002年01月16日(水)
天 候 曇り時々雨 ポイント:秋の浜 水 温 14℃〜15℃
風 向 き 南西5m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 15℃:11℃ 波 高  2,5m
日中の降水確率  60% 流 れ 少々
満潮:干潮 (中潮) 07:12 12:38
 朝からドンよりとした、スッキリしないお天気でした。秋の浜は波も無く、コンディションは良いのですが、お陽様が無い分、水中は少し暗く感じました。今日は”右ゴロタ斜面”から降りて”正面””左砂地”へと潜ってきました。右砂地に降りたゴロタの縁に、15cm程のネコザメbabyが居ました。おそらく卵から出たばかりの個体だと思われますが、滅茶苦茶可愛かったです。ゴロタ斜面縁には、メジナが凄い数で群れていました。黒くて地味ですが、数の多さに圧倒されました。相変わらずイズカサゴがよく目に付きます。今日も4個体確認しました。カスザメも大小2個体、左の砂地に居ました。今月の5日に発見された”五郎君”(5mmのイロイザリウオ?)は順調に育っているようです。今日観察した感じでは、多少背鰭が色付いてきた様に思えました。浅場のカイメンの中に産み付けられているオビアナハゼの卵が大分成長してきました。上から覗くと大きなクリクリ目玉が銀色に光って、まるでこちらを見つめ返しているようです。


 2002年01月17日(木)
天 候 ポイント:秋の浜 水 温 14℃〜16℃
風 向 き 西南西4m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 11℃: 9℃ 波 高  2,0m
日中の降水確率  60% 流 れ 少々
満潮:干潮 (中潮) 07:38 13:11
 朝から小雨が降り、ドンよりとした一日でした。海の方は、ほんの少し水温が上り、透明度も15m以上見えてとても気持ちが良かったです。今日は、右から左へ流れが掛かり、そのお陰か?右の駆け下りは、イサキの大群が埋め尽くしていました。右の赤いサンゴの下には、縞々ソウシイザリウオも入っていました。久し振りの登場です。大島でも何個体か出現している、通称ロボコンに和名が付きました。今日グローバルに届いた”IOPニュース”で見たのですが、新和名が”アナモリチュウコシオリエビ”となっていました。この他に今日観察したものです。ミズクラゲに寄添うカイワリの子供ホシゴンベイソコンペイトウガニクダゴンベアカホシカクレエビクシノハカクレエビニラミアマダイクロイトハゼホソウミヤッコベニイザリウオクリアクリーナーシュリンプカイメンガニハリセンボンカンムリベラ等など・・・。(有馬ログより)


 2002年01月18日(金)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜/ケイカイ 水 温 16℃〜17℃
風 向 き 東北東6m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低)  9℃: 5℃ 波 高  2,0m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 08:05  13:45
 日中も気温が上がらず肌寒い一日でした。反面、海の中は水温が多少上がって、透明度も良く気持ちよかったそうです。午後、ケイカイに潜った有馬からの報告です。スジコウイカ(もしくはヒメ??)がカイメンの中に産卵をしていました。”日本庭園”付近では、オビアナハゼも産卵場所をさがしてウロウロしていました。輸卵管を2cm程伸ばして1回だけカイメンの中に差し込むのを目撃しました。多分産卵をしたのだと思われますが、その後は、またウロウロし始めすぐに姿を消してしまいました。昨日の情報ですが、秋の浜の水深25m付近に、ヤリイカの卵が産み付けられていたそうです。その他に、今日観察されたものです。ササノハベラムナテンベラネコザメシラコダイトラフケボリタカラガイハシナガウバウオイシガキフグシマウミスズメスケロクウミタケハゼムチカラマツエビアオブダイカスザメメジナアカエイアオヤガラトウシマコケギンポキンメモドキウミスズメカゴカキダイ等・・・。(荻島ログより)コブヌメリイソコンペイトウガニテングダイイサキの群れマツカサウオクダゴンベクシノハカクレエビウデフリツノザヤウミウシアカホシカクレエビフタホシキツネベラコケギンポSPナカザワイソバナガニベニイザリウオヒメギンポ等など・・・・・。


 2002年01月19日(土)
天 候 ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜17℃
風 向 き 北東7m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低)  8℃: 5℃ 波 高  2,5m 
日中の降水確率  0% 流 れ 少々
満潮:干潮 (小潮) 08:33   14:22 
 まずまずのお天気でしたが、風が北風に変わってしまった為に気温も上がらず、秋の浜はかなりの波が立っていました。水中も浅い所は、前後に2〜3mのサージが有りました。しかしその海況の割りに透明度は良く、水温も高くて、楽しい海でした。岸近くはイワシの子供達が沢山群れ、キラキラ輝いてとても綺麗でした。今日は”正面”から”際”に降りて、”左砂地”を上がってきました。水温が高いせいか水深35m前後では、オグロベラクジャクベラの幼魚が目立ちました。水深38mの亀裂に居るベニハゼSPも健在でした。相変わらずこの付近には、手の平サイズのテングダイ幼魚が数個体群れていて、とても可愛いです。スジハナダイの♂が婚姻色をバリバリ出して、♀を追い掛けていました。イロイザリウオの”五郎君”はかなり目鼻立ちがしっかりしてきました。”六郎君”位に成長しているかも知れません。”段落ち”を上がった所に居るカサゴのお腹が、大分大きくなってきました。また出産シーンを狙って見たいのですが・・・無理でしょうね〜〜・・・?(弱気)”オーバーハングの壁”の所で、面白いシーンを目撃しました。岩壁の亀裂に60cm程のウツボが顔を出していたのですが、いきなり物凄い勢いで暴れだしたと思ったら、何と!!!口にヒョウモンダコを咥えていました。タコは必死でウツボの口周辺に足を巻き付け逃げようともがいていたのですが、1分もしない内に丸呑みされてしまいました。しかし、ヒョウモンダコは人間さえも殺してしまうほどの毒を持っているのに、ウツボには敵わないのですね。ウツボは、噛まれなければ丸呑みしても大丈夫なのでしょうか?う〜ん疑問が残ってしまった・・・。


 2002年01月20日(日)
天 候 ポイント:秋の浜/野田浜 水 温 16℃〜17℃
風 向 き 北東7m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低)  9℃: 4℃ 波 高  2,0m
日中の降水確率  10% 流 れ 無し
満潮:干潮 (小潮) 09:02   15:06 
 多少薄雲も有りますが、まずまずのお天気でした。海の方は相変わらずナライが吹いて、秋の浜は大荒れでした。しかし潜ってしまえば左程問題ありません。透明度も良く、本来の水温に戻ったと言う感じで、水中はなかなか快適でした。暖かくなったので、もしかしたら共生ハゼも出ているのでは・・・と、淡い期待をしながら”右砂地”へ行ったのですが、残念な事にオニハゼダテハゼしか目に入りませんでした。このところ、ツノダシの数もめっきり減ってきました。沢山群れていると南の海っぽくて好きだったのですが・・・。しかし何処に行ってしまうのでしょう?弱ってしまい、他の魚の餌食になってしまうのでしょうか?毎回潜るたびにチェックしていたオビアナハゼ?の卵が、昨日ハッチアウトしてしまいました。孵化の瞬間を記録しようと狙っていたのですが、3度目の正直・・・ならずです。残念!!