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2001年11月 第 1週(10月29日〜11月 4日迄)

 2001年10月29日(月)
天 候 曇り後晴れ ポイント:秋の浜 水 温 21℃〜22℃
風 向 き 東北東7m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 23℃:15℃ 波 高 3,0m
日中の降水確率     20% 流 れ 無し
満潮:干潮(中潮) 15:43   9:20
 夕べから吹き始めた強い南風の為に、西側は大ウネリになってしまいました。秋の浜にも数日前からの大きなウネリが残り、更に午後は東寄りの風に変わって風波まで出てきてしまいました。今年は夏以降、本当に凪いだ日が少ないですね。しかし、海の中は透明度が良く、とても気持がいいです。今日はセルフのお客様と、スタッフ有馬のガイドチームが、ニタリ(しかも、2個体!!)と遭遇しました。相変わらず私は全然見れません。(;_;)ウルウル 最近ヤシャハゼの出ている確率が低い様な気がします。今日も外してしまいました。以前見ていた個体が場所を変えただけかも知れませんが、未記載種の黄コケギンポの2個体目が見つかりました。水深35mのフタイロハナゴイは、今日も健在でした。そこから正面の際に出た所には、立派なアサヒハナゴイキンギョスジハナに混ざって泳いでいます。


 2001年10月30日(火)
天 候 薄曇 ポイント:秋の浜 水 温 21℃〜22℃
風 向 き 北東7m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 19℃:14℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率  10% 流 れ 無し
満潮:干潮(大潮) 16:04  9:54
 北東の風が吹き、秋の浜には大きなウネリが入っていました。透明度は悪くないのですが、水深20m付近までサージが有ります。今日は伊豆半島からお出でになった特別ゲストと共に、”アサヒの根”and ”右トサカ林”を潜ってきました。アサヒの根では、ナガハナダイの♂がもの凄い婚姻色(かなりドギツイ)を出し、活発に♀にアタックしていました。その近くには、3cm位のスミレナガハナダイの幼魚も居ました。根の始まりにあるヤギには、ツリフネキヌヅツミガイが付いています。二本目は右のトサカ林にアヤトリカクレエビを見に行ったのですが、途中、1m以上あると思われるブリと遭遇しました。単体だったのですが、その大きさには一瞬ビックリしてしまい、お客様と顔を見合わせてしまいました。アヤトリカクレエビの居る辺りから右砂地にかけて、もの凄い数のイサキ and タカベが群れていました。その大きな黒い塊を10匹近いブリが捕食のために追いかけていました。視界を埋め尽くす程の魚の群れが、右へ左へと泳ぎ回る光景はちょっと口では言い表せない感動と迫力が有りました。一応今日もヤシャハゼの巣穴を確認に行ったのですが、やはり出ていませんでした。ヤシャハゼの巣穴と思われる所には、ヒレナガネジリンボウが入っていました。これはスタッフ有馬が目撃した光景と状況からの推測ですが、もしかしたらヤシャハゼヒレナガネジリンボウに巣穴を乗っ取られたのではないでしょうか? 以前、グローバルで”1本ムチヤギ”と呼んでいた所にもヤシャハゼが居たのですが、そこも今はヒレネジと入れ替わっています。 有馬は実際にヤシャの巣穴にヒレネジが飛び込む所を目撃した事があるそうです。魚の世界にも力関係があって、ヒレネジの方がヤシャよりも強いのかも知れませんね。それと巣穴が結構潰されるので、意外と砂地の共生ハゼ達も住宅難なのかも知れません。私達も気をつけないといけませんね。


 2001年10月31日(水)
天 候 晴天 ポイント秋の浜/ 水 温 21℃〜22℃
風 向 き 北風3m 透 明 度 13m〜18m
気 温 (最高:最低) 20℃:14℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (大潮) 16:26 10:28
 何処も凪ぎで、とても良いお天気でした。相変わらず秋の浜の右側は、イサキタカベが物凄い数で群れていました。今日も右ゴロタ斜面の入り口で、クエがクリーニングを受けていました。以前この周辺は、”クエのゴロタ”と呼んでいた事があります。当時は、根付きの大きなクエが居て、行けば必ず見る事ができました。最近またよく見掛けるようになってきたので、根付いてくれればよいですね。今日の秋の浜(1DIVE)で観察されたものです。クダゴンベタキゲンロクダイタテジマヤッコ幼魚スジクロユリハゼテングダイアヤトリカクレエビマダラエイヒレナガカンパチハタタテハゼアカホシカクレエビアブラヤッコクビアカハゼモンスズメダイハナタツヒメフエダイナカハラタナバタウオ等など・・・・・。荻島ログより。


 2001年11月01日(木)
天 候 晴れ ポイント:/秋の浜 水 温 21℃〜22℃
風 向 き 南南西5m 透 明 度  8m〜12m
気 温 (最高:最低) 21℃:18℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率  20% 流 れ 少々
満潮:干潮 (大潮) 16:48 10:59
 海はとても静かなのですが、透明度が落ちてしまいました。全体的に白濁りしています。今日は”アサヒの根”に行って来たのですが、相変わらずナガハナダイの婚姻色が凄かったです。滅茶苦茶ど派手なディスプレーでを誘っていました。下の方では、ベニハナダイも婚姻色を出していましたが、こちらは同じディスプレーでもやはり品がありますね(笑)。 中層には、タカベイサキが沢山群れていました。ときおり小さめのブリが数匹で、捕食の為に突っ込んでいきます。”クマノミの岩”の上で、イトヒキアジ3匹と遭遇しました。しかし、水が悪い為にすぐ視界から消えてしまいます。   


 2001年11月02日(金)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 21℃〜22℃
風 向 き 東北東3m 透 明 度 13m〜15m
気 温 (最高:最低) 21℃:14℃ 波 高  1,5m
日中の降水確率  10% 流 れ 無し
満潮:干潮 (大潮) 17:10  11:29
 風も穏やかな、まずまずのお天気でした。透明度は昨日より多少回復した様な気がしますが、まだ白濁りは取れません。明日から週末・・・青い潮が入ってくると良いですね。今日も全員秋の浜でした。各スタッフがそれぞれ見た物をまとめてご紹介します。タカベの群れタマゴイロイボウミウシヤシャハゼガラスハゼクジャクベラヒレナガネジリンボウクシノハカクレエビフタイロハナゴイアカホシカクレエビニラミアマダイルージュミノウミウシベニイザリウオクリアクリーナーシュリンプアオリイカサキシマミノウミウシヨコシマエビクロイトハゼヘラヤガラトゲチョウチョウウオ成魚オナガスズメダイモンツキベラクダゴンベナガハナダイニシキアナゴオグロクロユリハゼオトメハゼスケロクウミタケハゼマルクチヒメジホソウミヤッコハナタツ2個体ナメラヤッコブリ未記載種黄コケギンポアカハチハゼネジリンボウミネミズエビキンチャクダイ幼魚アカスジウミタケハゼ小ニタリホソウミヤッコオシャレカクレエビサツマカサゴトウシマコケギンポカンムリベラアヤトリカクレエビタヌキベラオトメベライソコンペイトウガニサザナミヤッコ等など・・・・・。


 2001年11月03日(土)
天 候 曇り後雨 ポイント:秋の浜 水 温 21℃〜22℃
風 向 き 北風4m 透 明 度 13m〜18m
気 温 (最高:最低) 18℃:14℃ 波 高  1,5m 
日中の降水確率  70% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 17:34   11:59 
 午前中は曇り空でしたが、午後から雨になってしまいました。夕方近くには風も強くなり、3DIVE目をエキジットした時には、海も大荒れになっていました。さて、今日の1本目は、”右トサカ林”に行き、イソコンペイトウからアヤトリカクレエビに降りたのですが、水深30m付近で中層を泳ぐニタリと遭遇しました。また、クダゴンベの近くでは、久し振りにソウシイザリウオも観察する事ができました。更に右砂地の入り口では、カンナツノザヤウミウシも確認しました。数ヶ月ぶりの出現です。3DIVE目(エントリー時間15:30)すでに海の中はナイト状態・・・・・ザラカイメンを覗くと小さな目が???よく見ると中で小さなモンツキベラがお休みしていました。あまりにも周囲が暗いので、早々と寝てしまった様です。水深20m付近の亀裂にトゲミズヒキガニの子供が居ました。身体に合わせてミニチュアの様なウチワ(ヤギの一種)を背負っていたのがとても可愛かったです。


 2001年11月04日(日)
天 候 雨後晴れ ポイント:ケイ/秋の 水 温 19℃〜21℃
風 向 き 東北東4m 透 明 度 13m〜18m
気 温 (最高:最低) 19℃:13℃ 波 高 2,5m
日中の降水確率  10% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 17:59   12:30 
 午前中は雨が残りましたが、午後からは予報通り晴れ間が広がりました。海の方も思いの外回復が早く、午後には秋の浜も気持よく潜る事ができました。1本目潜ったケイカイでは、アサヒハナゴイが婚姻色を出してキンギョハナダイにチョッカイを出しているのが面白かったです。水路の入り口では、相変わらず20cm以上ありそうなカンムリベラがウロウロしていました。”日本庭園”のテーブルサンゴにもホシゴンベのbabyが付いていました。秋の浜は正面のハゼ地帯から左砂地際へと潜ってきました。先日送られてきたIOPニュースに、”共生エビのクリーニング”という記事が載っていました。今までハゼは、危険をいち早く察知する為の見張り役、テッポウエビは巣穴を掘って住まいを提供するという関係が一般的に知られていたのですが、新たな関係として”両者の間では、クリーニング(言い換えれば、ハゼからエビへの餌の提供)も行われている”との内容でした。そして今日、まさしくそのクリーニングと思われる行動を、観察する事ができました。何時ものヒレナガネジリンボウを見に行ったのですが、今日はやたらとランドールズシュリンプが出てくるのです。見ているとエビは巣穴を掘るのではなく、ハゼの体表を撫でなでしているように見えました。肉眼ではなかなか細部まで観察できないので、今度は是非クローズアップでビデオに収めたいと思います。