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2001年 8月 第 1週(7月30日〜8月 5日迄)

 2001年07月30日(月)
天 候 晴天 ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜23℃
風 向 き 南南西6m 透 明 度 12m〜18m
気 温 (最高:最低) 31℃:24℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率     0% 流 れ 無し
満潮:干潮(長潮) 14:59  19:19
 台風6号の影響で、野田浜・秋の浜共に岸近くはサージが残っていました。浅い所は暖かい潮ですが、水深25m付近から冷たくなり透明度が若干良くなります。久々にエリマキエビを確認してきました。先日、”フィンで蹴られてた”との情報が有り、もしや?と心配していたのですが、元気だったので安心しました。19日に産み付けられたクマノミの卵がハッチアウト寸前です。今日は野田浜でも3箇所、卵を確認してきました。正面の水深25付近に、2cm程のフルーツポンチウミウシが居ました。


 2001年07月31日(火)
天 候 晴天 ポイント:秋の浜 水 温 22℃〜23℃
風 向 き 南南西6m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 31℃:23℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率  0% 流 れ 少々
満潮:干潮(若潮) 15:56 08:23
 まだ多少台風のウネリが残っています。水温は高めで、下の方に降りても殆ど変わりませんでした。相変わらず岸近くは、マアジタカベの子供が沢山います。時折凄い数の群れが通り過ぎ、何事かと一瞬周囲を見渡す事もあるぐらいです。繁殖の為に集まっているのか?最近砂地にヒラタエイが目立ちます。あちらこちらでクロイトハゼの2cm程の個体も見かけるようになってきました。正面にあるグリーンのサンゴにも、1cm程のアカスジウミタケハゼが付いていました。ニラミアマダイの卵はハッチアウトしてしまった様です。19日の産卵からず〜っと観察していたクマノミの卵が、今日ハッチアウトしました。夕暮れDIVEの上がり際に、ベニイザリウオの妖しい行動を目撃しました。もしかしたら産卵の前兆だったのかも知れないのですが、最後まで確認できなかったのがちょっと残念です。


 2001年08月01日(水)
天 候 晴天 ポイント:秋の浜 水 温 22℃〜24℃
風 向 き 南西3m 透 明 度 13m〜15m
気 温 (最高:最低) 32℃:25℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 16:34 09:12
 今日も暑い一日でした。ケイカイはウネリが入っています。秋の浜は大分静かになりました。午前中西側は、沖に赤潮が帯になって発生していました。午後は秋の浜の岸近くに赤潮が溜まっていました。夕べ妖しい行動をしていたベニイザリウオは、昨日の場所には居なくなってしまいました。おそらく、産卵が行われ後、バラバラになったものと思われます。(あくまでも状況からの推測ですが・・・) 壁に付いているハナタツ(タツノオトシゴ)も、産卵が近いようです。♀のお仲がパンパンに膨れ、ぺっしゃんこに凹んだお腹の♂が側で寄り添っていました。(タツノオトシゴの仲間は、皆さんご存知の様に、♀が♂の育児嚢に卵を産み付ける)  今日の秋の浜2DIVEで観察されたものをご紹介します。マアジの大群朱色のイロイザリウオオキナワベニハゼベンケイハゼセホシサンカクハゼテングダイクロイトハゼbabyフタイロニシキウミウシヒラタエイヒレナガネジリンボウガラスハゼアヤメカサゴ子供シロイバラウミウシコマチコシオリエビニラミアマダイコガネミノウミウシアカオビコテグリ♂2個体イシヨウジハナタツモクズショイオグロベラカイメンガニフルーツポンチウミウシ2個体ヤマドリ♀イソギンチャクモエビイガグリウミウシハナハゼフクイカムリワニゴチ子供ベニイザリウオ♂♀ムラサキウミコチョウミツイラメリウミウシタツナミガイヨコシマエビ黄コケギンポ(未記載種)オキゴンベタヌキベラアカオビコテグリbabyオニハゼヒラメササハゼカスザメノコギリヨウジコクテンベンケイハゼ等など・・・・・。


 2001年08月02日(木)
天 候 晴天 ポイント:秋の浜 水 温 18℃〜25℃
風 向 き 北北東4m 透 明 度 12m〜20m
気 温 (最高:最低) 30℃:25℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 17:06 09:56
 西側のウネリもやっと収まり、いつものコンディションに戻りました。秋の浜は水深20mを境にして、暖かいドンよりした潮から、ヒヤッ!!とした青く抜けた潮に変わります。水温は18℃と左程低い訳ではありませんが、浅場との水温差が大きいので体感的にはかなり冷たく感じました。今日は、”右30の岩”から”正面”〜”左の砂地”へとリサーチを兼ねて潜ってきました。30の岩には一ヶ月近く、2cm程のフタイロニシキウミウシが付いています。共生ハゼはヤシャハゼ2個体ネジリンボウ1個体ヒレナガネジリンボウ2個体ヒメオニハゼオニハゼ属SP等を確認しました。ニラミアマダイの卵は孵化したと見え、♂(2個体)はどちらも卵を持っていませんでした。左砂地際には、ペアのベニイザリウオが居ます。♀のお腹は卵でパンパンに膨れていました。この岩の近くには、スタッフの有馬が一ヶ月程前に見つけたフクイカムリがペアで居ます。身体の数倍もあるカイメンを背負った面白いカニです。際から少し離れた、転石には、1cm足らずのアカオビコテグリのbabyが居ます。今年6月頃の産卵で産まれた個体だと思われます。(あくまでも推測) 正面のハナタツは相変わらず昼間は離れ離れで海藻の間に隠れているのですが、薄暗くなってくると2個体で寄り添い何時もの海藻にくっ付いています。火曜日にbabyを送り出したクマノミの夫婦は、一段落して”ホッ”としているのか?はたまた、次の卵が熟していないのか?まだ産卵床の掃除も始めていません。孵化から中一日で次の卵を産み付けるという、私の”定説”は崩れそうです。(笑) ”段落ち”にベニイザリウオのペアが戻ってきました。こころなしか、♀のお腹が一回り小さくなった様に見えました。近くに居るハナタツは、やはり産卵をした様です。昨日の観察では♂のお腹に皺が寄っていたのですが、今日はプックリと膨らんでいました。


 2001年08月03日(金)
天 候 晴天 ポイント:野田/秋の浜 水 温 21℃〜25℃
風 向 き 北西4m 透 明 度 12m〜18m
気 温 (最高:最低) 30℃:25℃ 波 高  1,5m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (大潮) 17:34  10:36
 午前中体験DIVEで野田浜2本、午後サンセットDIVEで秋の浜と、合計3DIVEしてきました。野田浜はフィンを着ける足元にカゴカキダイの子供達が数十匹で群れ、オヤビッチャも数個体混ざっていました。ガイドロープの辺りにはアオリイカの7〜8cmの子供が50匹以上居ました。アーチ周辺のゴロタは孵化したての稚魚に埋もれてしまい、まるで中国桂林の水墨画の様な雰囲気を醸し出していました。アーチを抜けた根の上では、ホンベラが100匹近く集まり、放精放卵を繰り返し、その卵を狙ってメジナシラコダイも沢山集まっていました。”アオブダイの穴”の前には、80cm位のコロダイの成魚もいました。各ポイントでツノダシが目に付くようになってきました。まだ見るからに若い個体です。例年より少ない気がするのですが、死滅回遊魚(季節来遊魚)の種類も増えてきました。秋の浜ではフエヤッコキツネベラが出たそうです。浅い所には、まだ透明なクロユリハゼの稚魚が沢山群れています。午後スタッフが、秋の浜正面で今シーズン3回目のクマノミの産卵を確認しました。相変わらずアカオビコテグリは沢山集まっています。今日は1箇所で♂3個体に♀4個体を確認しました。殆ど同じ♂が周囲に居る♀を相手にして産卵行動を繰り返していました。たまに他の♂が邪魔をするのですが、すぐに追い払われてしまいます。♀に産卵を促す時は、前に回り込んでは大きな背鰭を広げ、自分の力強さをアピールしています。この産卵行動は、後2週間程観察できると思います。興味のある方は、スタッフにリクエストして下さいね。状況が許せば、ガイドも致します。


 2001年08月04日(土)
天 候 曇り後雨 ポイント:秋の浜/ケイカイ 水 温 19℃〜23℃
風 向 き 南風5m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 29℃:23℃ 波 高  1,5m 
日中の降水確率  10% 流 れ 無し
満潮:干潮 (大潮) 18:01   11:13 
 久し振りに薄曇のお天気となり、夕方には雨も降りました。海は西側・東側共に静かです。水温は高めで透明度もまずまずのコンディションでした。秋の浜は相変わらずマアジタカベの群れが凄いです。様々な稚魚も沢山見られ、”豊な海だな〜”と潜りながら、しみじみ感じました。ケイカイは水路の入り口から沖まで、イサキタカベの群れが途切れませんでした。壁に囲まれた所を通っていると、両側から滝の様に魚が降ってきます。所々に群れて固まるので何かと思い注意してみると、其処はホンソメワケベラのクリーニングステーションでした。2〜30匹の団体さんが次から次へと訪れるので、ホンソメワケベラも大忙しです。水路の入り口では、20匹程カンパチの子供とも遭遇しました。今日も夕暮れダイビングに行ってきたのですが、面白い光景に遭遇しました。何と!ニラミアマダイがお引越しをしていたのです。何時も見ている♂・♀の巣穴の間に真新しい巣穴が有り、ぉや!!と思い覗いてみました。ところが何も入っていません。何時ものニラミは?と思い♀の方を見ると、40cm程離れた元の巣穴の場所で4cm程、身を乗り出していました。何をしているのだろう?と思い見ていると、彼女はソロリソロリと巣穴から出てきたのです。そして這うようにして新しい巣穴の所まで来たかと思うと、頭から新居に潜り込んでしまったのです。この魚、時折潮が掛かった時に流れてくる餌を捕食する為に飛び出すのですが、何時も一瞬なのでどんな胴体をしているのか、ゆっくり見た事がありませんでした。しかし今日始めて念願叶い、全身をしっかり見る事ができました。どんな魚だったかは、後日ご報告したいと思っています。


 2001年08月05日(日)
天 候 薄曇り ポイント:ケイカイ/秋の浜 水 温 19℃〜23℃
風 向 き 北東7m 透 明 度 13m〜18m
気 温 (最高:最低) 29℃:22℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率  10% 流 れ 有り
満潮:干潮 (大潮) 18:27   11:47 
 久々に、ケイカイの”ヒゲダイの根”に行ってきました。沖のほうは多少流れが掛かっていましたが、相変わらずイサキタカベが沢山群れ、比較的水も綺麗で気持ちよかったです。ヒゲダイに行く途中の”24の壁”の縁では、百匹単位のニシキベラがあちらこちらで放精放卵をしていました。数十匹単位のベラが、根のトップから中層へ3〜4m程飛び上がり、同時に放精放卵をします。まるで打ち上げ花火の様にも見えます。しかし、自然は厳しいものですね。すかさず他の魚達がその放出された卵に群がり、パクパクと食べてしまいます。今日は60cm近いカンパチまで2匹で捕食に現れ、私は思わず心の中で「君達には回遊魚としての誇りは無いのか〜?」と、叫んでしまいました。ベラも少しでも子孫を残す為に必死です。捕食者の隙を付いたり、フェイントを掛けたりと様々な手段を駆使している様に見えました。”18の砂地”入り口と、”ヒゲダイの根”で2匹のウミガメと遭遇しました。最近ケイカイでは、ウミガメの出現回数が増えています。