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2001年 6月 第 1週(6月04日〜10日迄)

 2001年06月04日(月)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜19℃
風 向 き 西南西2m 透 明 度 10m〜22m
気 温 (最高:最低) 27℃:18℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率     0% 流 れ 無し
満潮:干潮(中潮) 16:35  09:51
 ”のり”です。今日は”歌う水先案内人”さんの代わりに海の報告をします。夏陽気の中、秋の浜に2ダイブしてきました。天気もよく海も穏やかで、絶好のダイビング日和でした。昨日の午後から落ちてきた透明度が今日も悪く、10mくらいしか見えませんでした。1ダイブ目はニラミアマダイを見に行きました。4個体いるうちの1匹が蓋をしていたので、それをそっとどけようとしたら小石が穴の中に落ちてしまいました。すると迷惑そうな顔をしてニラミアマダイが出てきたのですが、なんと口にはいっぱいの卵をくわえていました。まだ産んで間もないらしく卵は真っ白でした。落ちた小石を片付けるために、すぐに卵を巣の中に置いてきてしまったので、あまりゆっくり観察は出来なかったのですが、あれは卵だと思います。ハッチアウトが見られるといいなあ。2本目は下から冷たく綺麗な潮が上がってきたので透明度がかなりよくなりました。アオリイカの産卵床を見に行くと、2ヶ所の産卵床とも4ペアのアオリイカが卵を産みに来ていました。青い水の中、白いイカがゆらゆらとして綺麗でした。観察を終わって泳ぎだすと、となりに私と同じくらいの大きさの物が泳いでいるので見てみると、なんと大きなネコザメでした。しばらく一緒に泳いでいたのですが、ヤツはどんどんスピードを上げて、段落ちの壁を越え、エキジットのはしごの方へ行ってしまいました。なんであんな浅い方へ行っちゃうんだろうと思いながら段落ちの壁でオキナワベニハゼを撮っていると、なんとまたあのネコザメが段を降りて来ました。わー!またでたー!と思いながら一緒に泳いでいったのですが、今度はどんどん深いほうへ行ってしまうので、途中でさよならしました。ヤツはこんな昼間からなんであんなに泳ぎ回っていたのでしょうか?上から見たときお腹が膨らんでいたので、もしかしたら産卵場所を探していたのかな?


 2001年06月05日(火)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜19℃
風 向 き 南南西3m 透 明 度  6m〜20m
気 温 (最高:最低) 25℃:18℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率  30% 流 れ 無し
満潮:干潮(大潮) 17:19 10:29
 昨日の”ノリノリのーり”のスタッフログ、如何でしたか?たまにはタッチを変えて情報をお届けするのも、新鮮だったのではないでしょうか。さて今日はシーガル(熱海からの高速船)にトラブルが発生してしまい、海に出るのが遅くなってしまいました。と言う訳で、秋の浜15:30エントリーの海況情報です。水面は鏡の様に凪いでいましたが、透明度は滅茶苦茶悪いです。水深12m位まで水温が高いのですが5〜6mしか視界がありませんでした。そこから下は突然視界が開け、20m以上見えていました。しかし水温が16℃と極端に冷たくなります。今日も正面のニラミアマダイを観察しに行ってきました。4個体居るうちの3個体はみたのですが、卵は確認できませんでした。残りの1個体が卵を守っているのか、もしくわ卵を下に置いてきてたのかもしれませんね。左のヒレナガネジリンボウはペアで出ていました。その近くには数週間前から観察されているセミホウボウが、今日もウロウロしていました。日曜日にハナオコゼを見つけた流れ藻がまだ岩肌に絡みついたままだったので、もしやと思い丹念に探してみたのですが消えてしまいました。やはり流れ藻は流れていないと彼らにとっては住み難いようですね。オオスジイシモチコスジイシモチの口内保育が始まっています。ホンベラカミナリベラの放精・放卵も始まったようです。イトヒキベラの♂も婚姻色が出てメタリックブルーに輝いています。キンギョハナダイの♂も忙しげに♀の間をヒラヒラと泳ぎまわっています。


 2001年06月06日(水)
天 候 ポイント:秋の浜 水 温 17℃〜20℃
風 向 き 北風2m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 24℃:19℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率  50% 流 れ 無し
満潮:干潮 (大潮) 17:59 11:05
 朝からシトシトと雨が降り、入梅を実感させるようなお天気でした。おまけに、陸上はガスが立ち込め場所に拠っては50m位しか視界がありませんでした。今日は久し振りに”アサヒの根”に行ってきました。陸の天気が悪いので水中もあまり期待していなかったのですが、意外と透明度が良く明るかったです。久々のアサヒの根は一種異様な雰囲気に包まれていました。根全体がマツバスズメダイに占領されているのです。数千匹のマツバスズメダイが入り乱れて岩肌を掃除したり、追いかけっこをしていたりと大変な状況です。いつもならば、ハナダイやベラの仲間達を観察する場所なのですが、皆追い払われてしまったのかマツバスズメダイ以外は目に入りませんでした。ウミウシさえ、1個体も見つけられませんでした。数日前からスタッフ有馬が観察していたカシワハナダイのチビを確認してきました。ちょっとシャイですが、体長3cmぐらいの可愛い個体です。水深10m付近には、5cm位の小アジが凄い数で群れていました。”クマノミ城”の横にある産卵床には6〜7ペアのアオリイカが卵の産み付けに来ていました。♂は必ず決まった♀に寄り添うようにガードしているのですが、時折近くに来る他の♂を威嚇します。体色を瞬時に変えてみたり、鰭や足を大きく広げたりするのですが、体長が5〜60cm以上あり、近くで見るとなかなか迫力があります。


 2001年06月07日(木)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 19℃〜20℃
風 向 き 南南西6m 透 明 度 13m〜15m
気 温 (最高:最低) 25℃:19℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (大潮) 18:36 11:41
 週間予報では雨マークが出ていたのですが、一日中晴れて良いお天気でした。秋の浜情報を、有馬ログからお伝え致します。今日も、波も一つ無くとても穏やかな海でした。ニラミアマダイは口の中一杯に卵を咥えていました。アオリイカも4〜5ペアが産卵に来ていました。その他に見たものです。メバルの子供達(少し数は減りましたが大分育ってきました)・ハナタツ(かなりお腹が大きくなっています)・未記載種のコケギンポヤマドリビシャモンエビシロイバラウミウシテンクロスジギンポイザリウオヒメオニハゼヒレナガネジリンボウコマチテッポウエビカシワハナダイモクズショイキホシスズメダイ(卵を守っています)・トウシマコケギンポヨコシマエビアオヤガラの子供、、、等など。


 2001年06月08日(金)
天 候 曇り後晴れ ポイント:ケイカイ/秋の浜 水 温 17℃〜19℃
風 向 き 南東2m 透 明 度 15m〜18m
気 温 (最高:最低) 22℃:18℃ 波 高  1,5m
日中の降水確率  10% 流 れ 有り
満潮:干潮 (大潮) 19:13  12:16
 久し振りにケイカイの”ブラザーズロック”に行って来ました。多少潮は掛かっていたものの、透明度は良くなかなか綺麗でした。根の周辺にはイサキが沢山回っていました。”ヒゲダイの根”にはその名の通りヒゲダイが2個体いました。”18の壁”の前では、まだコガネマツカサウミウシが産卵をしていました。秋の浜は相変わらずベタなぎです。右のヤシャハゼを見に行ったのですが、今日はとても機嫌が良かったらしく30cm近くまでライトを付けて近付いてもホバーリングしていました。上がり際、ニラミアマダイに寄ったのですが、卵は確認できませんでした。少なくとも4個体居るのですが2個体しか出ていませんでした。卵を持っている個体は警戒心が強く、巣穴に蓋をしているのかもしれませんね。


 2001年06月09日(土)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 19℃〜20℃
風 向 き 北北東5m 透 明 度 10m〜15m
気 温 (最高:最低) 25℃:17℃ 波 高  1,5m 
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 19:49   12:51 
 梅雨に入ったにも関わらず、とても良いお天気でした。今日はスタッフのLogMapから、秋の浜情報をお届けします。(重複するものは省いてあります) ソウシイザリウオテングダイ20匹以上キイロウミウシ交尾中ガラスハゼキンギョハナダイ♂は婚姻色ヤマドリヒメギンポネコザメの卵イサキ若魚群れオキナワベニハゼトウシマコケギンポモンツキハギyg未記載種コケギンポサキシマミノウミウシビシャモンエビニラミアマダイイザリウオミアミラウミウシシロイバラウミウシイガグリウミウシアオリイカ産卵ナカザワイソバナガニアオウミウシアオヤガラyg、、、のりのりのーりログより。 ハナタツコケギンポSPタツナミガイビシャモンエビオグロベラ♂ネジリンボウウミカラマツエビマアジの群れメバルの子供達サバの仲間ヘビギンポSPハリセンボンスミゾメミノウミウシオオエラキヌハダウミウシムラサキウミコチョウタツノイトコオニハゼヒメオニハゼイズカサゴアマミスズメダイイシヨウジムスメウシノシタガンガゼエビイワアナコケギンポ、、、星野ログより。 ノリノリノーリが今日もニタリと遭遇したそうです。 アカオビコテグリの♂が一生懸命背鰭を広げ♀を誘っていました。2個体♀が居たのですが、一匹はかなりお腹が膨らんでしました。もうすぐ産卵が始まるかも知れませんね。アオリイカが10ペア程集まっていました。このぐらい集まると、なかなか迫力があります。


 2001年06月10日(日)
天 候 晴れ ポイント:秋の/ケイ/野 水 温 19℃〜21℃
風 向 き 南南西5m 透 明 度 10m〜15m
気 温 (最高:最低) 24℃:19℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率  10% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 06:19   13:26 
 薄日が差す程度ですが、まずまずのお天気でした。今年は水温が高めで、野田浜は21℃もありました。南からの幼魚が流れ着くのも早そうです。すでにモンツキハギアマミスズメダイの可愛いサイズが、数個体観察されています。野田浜の水路にあるケヤリには、サワラビガイがピンク色の卵をビッシリと産み付けていました。”アオブダイの穴”の前に居るホソウミヤッコも♂が抱卵していました。ネンブツダイの産卵も、そろそろ始まるようです。♂が♀に擦り寄り、しきりに身体を震わせて産卵を促しています。ときおり大きな口を”パクパク”開けて「早く卵を頂戴!!」という様な素振りも見せています。ケイカイのニラミハナダイがますます妖しい色合いになってきました。単独で居るのにも関わらず、♂に変身しようとしているようです。秋の浜では超稀種と言われているクチナシツノザヤウミウシが、数個体観察されています。