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2001年05月 第 3週(14〜20日迄)

 2001年05月14日(月)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜/ケイカイ 水 温 17℃〜18℃
風 向 き 南南西6m 透 明 度  7m〜10m
気 温 (最高:最低) 24℃:15℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率     0% 流 れ 少々
満潮:干潮(中潮)  7:43  15:09
 各ポイント共、波も無く穏やかなのですが、透明度は相変わらず良くありません。それでも秋の浜と比べると多少西側の方が良いようです。何の稚魚なのか判りませんが、海底から1m位までが雲の絨毯を敷き詰めたようです。場所に拠ってはもの凄い密度で固まっています。昨日は左の砂地でヒレナガネジリンボウを確認しましたが、今日はササハゼも出ていたそうです。ケイカイは流れが多少掛かっていたせいか、メジナホウライヒメジイサキ等が群れ、とても魚影が濃かったです。アサヒハナゴイニラミハナダイも、潮に向かって元気にホバーリングしていました。ドングリガヤにはまだ沢山バライロマツカサウミウシが付いています。一本のガヤに平均3〜4個体付いていました。膝ぐらいの波打ち際に、1cm弱のカゴカキダイの幼魚が沢山群れています。黄色に黒の可愛い奴です。


 2001年05月15日(火)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 16℃〜17℃
風 向 き 南西4m 透 明 度 10m〜13m
気 温 (最高:最低) 25℃:17℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率  10% 流 れ 無し
満潮:干潮(小潮)  8:36 11:26
 今日も波一つ無く穏やかな良い海です。透明度が少し回復しました。秋の浜を正面から回るコース1DIVEで観察した生物を、ご紹介します。ハナタツ(今までタツノオトシゴと呼んでいたものが、殆どハナタツになってしまいました)ニラミアマダイ(おはぎの岩周辺に4個体居ます)白黒のウミシダにコマチテッポウエビイズカサゴ(比較的深場に棲息するカサゴで高級魚らしい。卵を持っているのか?お腹がパンパンでした)アカエイスジハナダイ(水深30m前後から観察されます)レンテンヤッコ(日本固有種、海外のアクアリストの間では、高値で取引されるらしい)マツバガニ(甲長20cm程の大きな個体でした。足を伸ばすと50cm近いと思われます)アヤメカサゴ(大島では水深5m前後から観察される、やや深めに棲息するカサゴ)オオモンイザリウオ(クリーム色の可愛い奴)白いベニイザリオレンジのベニイザリ(2匹並んで居ました?やらせ??)タツノイトコカスザメアカシマシラヒゲエビ(前はアカスジモエビと呼んでいたのですが、、、、)イシヨウジベンケイハゼオキナワベニハゼイチモンジハゼトウシマコケギンポ(先日、荻島が♀を誘うような行動を見たそうです。そう言えば、今日のギンポも何故か落ち着きがなかったような気がしますが、、、)ソメンヤドカリベニヒモイソギンチャクと言うのを付けています)水深20位の左の砂地でイトタマガシラが追いかけっこをしていました。かなり執拗に追い回していましたが、繁殖と関係するのか一寸気になるところです。


 2001年05月16日(水)
天 候 ポイント:野田/秋 水 温 17℃〜20℃
風 向 き 北北西3m 透 明 度 10m〜20m
気 温 (最高:最低) 21℃:16℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率  70% 流 れ 無し
満潮:干潮 (小潮) 10:13 17:50
 朝から小雨がパラつくどんよりしたお天気でしたが、海のほうは波も無くまあまあのコンディションでした。秋の浜は水面から25m位までが異常に暖かく、20℃近く有りました。25mから下は17℃位に落ち、その代わり透明度が20m位になります。野田浜は全体に濁っていて透明度10m位でした。野田浜のアーチの中に大きなアオブダイと60cm程のコブダイがいました。その近くには40cm近いイラも3個体居て、何故か?追いかけっこをしていました。野田浜名物”追っかけハマフエフキ”も久し振りに登場しました。しかし、このハマフエフキ水温が16℃を切るとパタっと姿が見えなくなります。水温が17℃〜18℃になると何処からとも無く姿を現します。水温が低い時は何処に隠れているのでしょうね。アーチを越えた砂地にはカスザメも3個体居ました。今日は全体的に大物が多い野田浜でした。最近オハグロベラが活発です。今日も♂同士喧嘩をしていました。ホシノハゼも婚姻色が出ています。そろそろ伊豆の海にも産卵シーズンがやってきますね。今年はどんなシーンが見られるのか楽しみです。


 2001年05月17日(木)
天 候 晴天 ポイント:秋の浜 水 温 18℃〜20℃
風 向 き 西南西3m 透 明 度 10m〜12m
気 温 (最高:最低) 23℃:16℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (小潮) 12:27 19:09
 朝から良いお天気に恵まれ、風も穏やかな一日でした。秋の浜は相変わらず水温が高めです。お陰で、ホタテツノハゼヤシャハゼネジリンボウヒレナガネジリンボウ全て確認する事ができました。もうこれからは極端に水温が下がる事は無いと思われるので、皆、無事に冬を越せたのではないかと少し安心しました。(BY有馬ログ)


 2001年05月18日(金)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜 水 温 18℃〜19℃
風 向 き 南西6m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 23℃:16℃ 波 高  2,0m
日中の降水確率  0% 流 れ 少々
満潮:干潮 (長潮) 13:57   8:20
 今日の秋の浜は、透明度も回復し、水温も高く、なかなか快適なコンディションでした。今日もハゼ地帯を回ってきたのですが、ヤシャハゼヒレナガネジリンボウ2個体は健在でした。グローバルで”一本ムチヤギ”と呼んでいる場所の近くにジョーフィッシュ(多分、ヒメアマダイ)の巣穴が有ります。3個所確認しているのですが、今日はそのうちの、2個体が出ていました。小指の半分程の大きさしかなく、かなり敏感で近付くのも容易では無いのですが、上目遣いで周囲をキョロキョロ見回す仕草はなかなか愛嬌が有り可愛いです。このジョーを見ていた時、周囲に異様な気配を感じたのですが、、、、顔を上げると私の周囲をヒレナガカンパチが20匹程で回っていました。6〜70cm有る個体だったので、結構迫力がありました。正面の水深30mでは、久し振りにウミテングを確認しました。とても元気な個体で近付くと、いきなり泳ぎだしてしまいました。この魚は普段、海底を這いずり回るように移動し、滅多に泳ぐ事は無い魚なのでビックリしてしまいました。結局このウミテング、10m以上も泳いでしまったのですが、余程私の事が嫌だったのでしょうね。(苦笑) 浅い所に群れているメバルの子供達が大分増えてきました。場所に拠っては、数100匹の塊になっています。


 2001年05月19日(土)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜/ケイカイ 水 温 17℃〜18℃
風 向 き 南西9m 透 明 度 12m〜15m
気 温 (最高:最低) 24℃:15℃ 波 高  2,0m 
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (若潮) 14:54    8:56 
 秋の浜は多少透明度が落ちていますが、波も無くまずまずのコンディションでした。午後から西側は波だってきましたが、ケイカイも何とか潜る事ができました。秋の浜の”右ゴロタ斜面”ソウシイザリウオが居ます。40cm近い大きな個体で、もう一ヶ月近く同じ場所で観察されています。お客様にはお見せできなかったのですが、久し振りにニシキアナゴを確認しました。今日は潜ったタイミングが悪かったのか?共生ハゼは全て外してしまいました。二本目ケイカイに潜ったのですが、”18の壁”の前に1,6m位のコロザメが居ました。今年に入って2度目の遭遇です。まだコガネマツカサウミウシは産卵をしています。数週間前まで、ドングリガヤに沢山付いていたバライロマツカサウミウシは大分数が減りました。今は卵と1cmに満たない位の小さな個体が幾つか付いている程度です。


 2001年05月20日(日)
天 候 晴天 ポイント:秋の浜/ケイカイ 水 温 16℃〜19℃
風 向 き 南風7m 透 明 度 10m〜15m
気 温 (最高:最低) 25℃:16℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 15:39    9:29 
 日差しが強く、一日でTシャツの跡が付いてしまいました。海の方も、相変わらず良いコンディションです。今日は秋の浜2本、ケイカイ1本と久し振りに3DIVEしてきました。特に変わった生物や珍しい生態は見れませんでしたが、そこそこに魚影も濃く楽しかったです。今日観察されたものをご紹介します。イトヒキキシマサクラスジナガカイエビスレンテンヤッコタツノイトココノハガニミズヒキガニコクテンベンケイハゼオキナワベニハゼタナバタウオウバウオヒラメオキゴンベウイゴンベクロイトハゼムスメベラヤリイトヒキベラハナハゼハナタツアカオビコテグリヤマドリムツの子供アマジの子供達イサキイシヨウジアオヤガラbabyヨコシマエビイワアナコケギンポトウシマコケギンポコケギンポハマフエフキカスザメバライロマツカサウミウシミレニアムマツカサウミウシコガネマツカサウミウシボブサンウミウシ(ロボイ)ニシキウミウシアオウミウシキイボウミウシニラミハナダイアサヒハナゴイイシガキフグテングダイトラフケボリタカラガイホウライヒメジベニイザリウオメジナフトユビシャコモドキ?等など・・・。昨日、”ノリノリノーリダイビングチーム”がニタリと遭遇したそうです。アオリイカの産卵がかなり活発になり、多い時には20匹以上が集まっているようです。