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2001年 1月 第 4週(22日〜28日迄)

 2001年01月22日(月)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜/ 水 温 18℃〜19℃
風 向 き 北北東5m 透 明 度 18m〜20m
気 温 (最高:最低)  9℃: 5℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率     10% 流 れ 有り
満潮:干潮(中潮) 15:14  09:47
 晴れてはいるのですが、雲の多いお天気でした。相変わらず秋の浜は波があります。水温が少し上がり、暖かい所は19℃以上ありました。今日は”正面”を潜ってきました。最近”アサヒの根”の上にセミホウボウがよくいます。荻島はここの近くで3個体集まっているのを先日目撃しました。コガラシエビから上がってきた所で、珍しいウミウシを見つけました。2cm程の個体ですが、蛍光オレンジがとても綺麗でした。午後、有馬にビデオ撮影を頼んだのですが、すでに消えていました。昨日はセルフで潜っていたお客様が”尺取ウミウシ”(柳場呼称)を見つけたようです。これもお客様のビデオでしか見たことが無く、とても珍しいと思います。段々と冬場のウミウシ達が増えてきた、、、そんな予感がする今日この頃です。


 2001年01月23日(火)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜/ 水 温 19℃〜20℃
風 向 き 西北西2m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 11℃: 3℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率  0% 流 れ 有り
満潮:干潮(大潮) 15:54 10:29
 風も無く、海も陸も穏やかなとても良い一日でした。秋の浜の透明度は、浅い所が多少白濁りしているようでしたが、それでも15m以上ありました。多少流れが掛かっているのですが、水温が上がっています。上から下まで安定していて19,5℃ありました。水温が高めの為か魚影も濃かったような気がします。通常この時期にはあまり見ないタカベの群れが、あちらこちらで観察されました。今日は以前このコーナーでお知らせした”ハゼ科の1種 4”(Gobiidae sp.4)をスタッフ3人で捜索に行ってきました。暫らく海底に腹這いになった3人が、ジッと動かずに居る光景はきっと傍目には可笑しかったでしょうね。しかしその甲斐も無く、今日は確認する事ができませんでした。浅場に戻り昨日のウミウシも探してみましたが、やはりこれも判りませんでした。なかなか海の生物探しは手強いですね。浅場の壁にビロードを敷き詰めた様な緑藻が生えています。よく見るとコノハミドリガイハナミドリガイチゴミドリガイ等が見つかります。水温が下がってくると壁面に付着したウミヒドラの仲間達も目立つようになってきます。可憐な花の様で、なかなか美しいですよ。


 2001年01月24日(水)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜/ 水 温 18℃〜19℃
風 向 き 北東5m 透 明 度 15m〜m
気 温 (最高:最低)  9℃: 5℃ 波 高 2,0m
日中の降水確率  0% 流 れ 無し
満潮:干潮 (大潮) 16:29 11:05
 穏やかな陽気ですが、秋の浜は若干ウネリがありました。透明度も下の方は抜けてますが、上は多少白濁りしています。水温は相変わらず高めです。今日はハゼ地帯をゆっくり回ってきたのですが、やはり共生ハゼの出は悪くなっています。目立つのはオニハゼの仲間とダテハゼばかりですが、ハチマキダテハゼだけは2個体確認できました。正面の水深20mの所で100匹近いボラの群れと遭遇しました。1匹が5〜60cmはあるので、かなり迫力がありました。秋にはよく”ボラ壁”と呼ばれる大群を見ることがありますが、この時期に大きな群れに遭遇するのは珍しい事です。浅い所では岩壁の海綿の間にゾウリエビの子供が居ました。5cm程のまだ白っぽい個体でなかなか可愛かったです。相変わらずイワシの子供達は沢山群れています。


 2001年01月25日(木)
天 候 ポイント:秋/ケイカイ 水 温 18℃〜19℃
風 向 き 北東5m 透 明 度 15m〜20m
気 温 (最高:最低) 11℃: 6℃ 波 高 1,5m
日中の降水確率  80% 流 れ 無し
満潮:干潮 (大潮) 17:02 11:39
 今日は朝から雨が降り、ドンヨリとした1日でした。お天気が悪い為に海の中も暗いですが、透明度は相変わらず良いです。水温も高めを維持しています。秋の浜の右ゴロタ斜面にはタカベイサキが群れ、まるで秋の海のようです。いつもの場所にソウシイザリウオも入っていました。水深27位の右砂地にはオトメハゼがペアでいました。ケイカイは流れも無く、透明度抜群でした。ニラミハナダイは元気にホバーリングしていました。アサヒハナゴイも健在ですが、頭の傷が少し大きくなったようで気になります。ギンポ団地には”アライソ?”が2個体になっていました。全体にメジナマフエフキが沢山居て、とても魚影が濃く感じられました。(荻島・有馬ログより)


 2001年01月26日(金)
天 候 ポイント:王の浜/ 水 温 18℃〜19℃
風 向 き 北北東11m 透 明 度 10m〜20m
気 温 (最高:最低)  9℃: 6℃ 波 高  4m⇒3m
日中の降水確率  30% 流 れ 無し
満潮:干潮 (中潮) 17:35  12:11
 昨日に引き続き朝から小雨がパラつく嫌なお天気です。北東の風が強く吹き、秋の浜はとんでもない大波が入っていました。野田浜・ケイカイもウネリが回っていて潜れません。王の浜も正面から波が入ってきてますが、スタッフ3名は潜ってきました。浅い所は真っ白で、透明度は殆ど無いに等しいとの事でした。沖に出ると暗いのですが水は良くて、20m位は見えたようです。モロコネコザメはいつもの所に居たそうです。カスザメも3個体、確認したとの事でした。明日は西風に変わるとの予報ですが、かなり風は強そうです。 週末の海はどうなるのでしょう?早いうちに風が変われば秋の浜は潜れると思いますが、、、、、ちょっと心配です。


 2001年01月27日(土) 全面クローズ
天 候 大嵐 ポイント:/ 水 温
風 向 き 北北東9m 透 明 度
気 温 (最高:最低)  4℃: 6℃ 波 高  4m 
日中の降水確率  70% 流 れ
満潮:干潮 (中潮) 18:07   12:42 
 とんでもないお天気になってしまいました。何処も潜れません。気温が低い為に海面からモウモウと水蒸気が上がり、それが波飛沫と合わさり水面も100m沖が見えない状態です。船も東京行きが13:30(通常14:50)に繰り上げ出帆になり、その他の便は全て欠航となってしまいました。秋の浜の朝の状態を動画でアップしましたので、ご覧ごらん下さい。


 2001年01月28日(日)
天 候 晴れ ポイント:秋の浜/ 水 温 17℃〜18℃
風 向 き 西南西11m 透 明 度  8m〜15m
気 温 (最高:最低) 10℃: 4℃ 波 高 4,0m
日中の降水確率  10% 流 れ 少々
満潮:干潮 (中潮) 07:31   13:14 
 風が変わり、お天気は回復しました。午前中、伊豆半島がとてもよく見えたのですが、伊豆の山々が”うっすら”と雪化粧をしている中、大室山だけが真っ白になっていたのが面白かったです。今日の西側は風波とウネリで潜れませんでした。秋の浜は、多少うねりが残ったものの昨日の状態がウソのようです。しかし、水中には昨日までの傷跡がしっかり残っていました。浅い所の石はかなり転がされたのか、海藻が取れて白くなっていました。直径が1m程のゴロタまでひっくり返っています。水は明るくて綺麗な筈なのですが、白濁りしている為に透明度も落ちていました。全体に魚が少なく、水深30m以上降りても砂紋がしっかり残っていました。まるで京都のお寺の庭のようです。この様な状態なので当然、オニハゼダテハゼ以外の共生ハゼは出ていませんでした。今日潜りながら感じたのは、”海が荒れてもエビ・カニは強いんだな”という事。彼らは魚と比べ足があるので、宿主が無事な間はしがみついて耐える事が出来、居なくならないようです。と言う訳で、今日見たものは甲殻類がメインになってしまいました。 ザラカイメンカクレエビイボイソバナガニアンボンクリノイドシュリンプクリアクリーナーシュリンプコガラシエビヒトデヤドリエビコマチコシオリエビイソギンチャクモエビヨコシマエビイソコンペイトウガニ等です。セルフダイバーのMAKKYさんに教えて頂いたのですが、左の梯子の下にとても立派なハナタツ(旧姓、タツノオトシゴ)が居ました。赤くて皮弁の有る♀でした。彼女は昨日のウネリの中、いったい何処に居たのでしょう?